北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・05-04  ※今年の桜
 ・05-01  ※躍動する大地
 ・04-30  ※小さな2頭
 ・04-29  ※アプローチ
 ・04-28  ※緑の牧場

 4月26日、午後11時5分に、父ダノンシャンティの牡馬が誕生しました。

4・シャンティ・誕生
 

予定日より8日遅れ。

母は、昨年の初産が難産。

診療センターで胎児を出してもらったものの、前肢に先天的な異常があったため立てず、安楽死処分したという経緯がありました。

「今年は、無事に母になってほしい」という願いが強く、早めに待機。

苦しんで苦しんで、立ったまま、いきんで産もうとするため、気をもみましたが、最後は自分で横たわり、出産に至りました。

牝馬が多い今年のメンバーの中で、貴重な牡馬の誕生です。

母は疲れ切り、しばらく横たわったままでした。

4・シャンティ・横
 

仔馬も、4日前に生まれたテキパキした牝馬に比べると、少しスローモー。

なかなか立てないので起こし、乳が飲めるように補助し・・・と、夜が明けるまで、手はかかりましたが、なんとか自力ですべてのことが出来るようになります。

4・シャンティ・よろよろ
 

朝のシャンティくん。

4・シャンティ・立ったまま
 

まだ、肢をたたんで寝るのが苦手で、気が付くと、立ったまま、うとうと。

特徴が少ないと思っていたら、額に、わずかな差し毛がありました。

4・シャンティ・さしげ
 

やっぱり、うとうと。

4・シャンティ・うとうと
 

生後半日も経っていないので、仕方がありません。

外の、ダノンバラード牝馬は、元気いっぱい。

4・シャンティ・バラード
 

母と近付いてくると、早速、手袋を引っ張っていました。

4・シャンティ・ふがふが
 

日が高く上った頃、再びのぞいてみると、

4・シャンティ・ちら
 

「なあに?また、来たの?」

4・シャンティ・じろ
 

バケツの中に口を入れたり、

4・シャンティ・バケツ
 

シートをいじってみたり、好奇心が強そう。

4・シャンティ・いたずら
 

母と一緒に、

4・シャンティ・さっと
 

散歩を楽しんでいるように見えました。

4・シャンティ・なあに
 

今はおっとりしたシャンティくんと、

4・シャンティ・授乳中
 

いずれは、駆け回る日が来ることでしょう。

4・シャンティ・ぺロ
 



関連タグ : ダノンバラード, ダノンシャンティ,

 4月23日、東京8レースで、生産馬のエンジニアが勝利しました。

SeaTheStarsの4歳牡馬。

2歳で1勝してから、1年と5ヵ月ぶりの勝利です。

後方から徐々に押し上げ、馬群を割って突き抜けて来た時は、大歓声。

1番人気に、しっかり応えてくれました。

ここを出てから、もう2年半以上が経ちます。

あの頃は、仲間たちと一緒に、よく駆け回っていました。

4・祝・エンジニア真ん中
 

両脇の馬たちは、今、地方で走っているようです。

別の道を歩いても、あの頃の思い出が、心の支えになっていると信じて・・・。

4・祝・エンジニア
 

それぞれが、充実の4歳時を迎えてほしいところです。(画像は、1歳9月)

4・祝・エンジニア出発前
 



関連タグ : Sea, The, Stars,

 4月22日、午後0時53分に、父ダノンバラードの牝馬が誕生しました。

予定日から3日遅れ。

雨が降っていたため、厩舎に入っていた母馬は、昼休み頃から馬房内をうろうろし始めました。

初めての出産なので、静かに見守ること、1時間。

寝て、苦しそうにいきんでいた母馬から、最後は、するするっと出て来たのが、この女の仔。

4・バラード・誕生
 

よく動き、とても元気でした。

疲れ切って、しばらく立てなかったお母さん。

4・バラード・母と
 

その横を、立とうと踏ん張り、ずりずりと移動していきます。

4・バラード・動き良く
 

我の強い母なので、我が仔だと認識し、無事に子育てをしてくれるのか、とても心配でしたが・・・。

4・バラード・横から
 

杞憂に終わりました。

すぐに仔馬の体をなめ始め、落ち着いている様子。

4・バラード・正面
 

仔馬が立つ頃には起き上がり、乳を探し始めると静止する、良いお母さんでした。

4・バラード・立つ
 

そして、生後2日目にパドックへ。

4・バラード・2日目
 

初仔ということもあり、大柄な母と比べると、本当にちっちゃな女の仔。

4・バラード・すくっ
 

でも、肢がスッと長く、将来的には大きくなるかもしれません。

4・バラード・きりり
 

動きがキビキビしていて、早速、辺りを駆け回っていました。

4・バラード・跳ねる
 

今は、身軽さが取り柄。

4・バラード・さっ
 

顔には、昇り竜。

4・バラード・昇り竜
 

母にしっかり守られて、

4・バラード・掻き掻き
 

すくすくと大きくなってくれることを願っています。

4・バラード・来る



関連タグ : ダノンバラード,

 生後半月を過ぎたブラックタイド牝馬とキズナ牡馬が、合流。

4・シカ・2組
 

母どうしが顔見知りなので安心していましたが、小さい我が仔を連れていると、やはり緊張が走るようです。

タイドちゃんに、「気を付けるのよ!」と言っているような母。

4・シカ・ダメよ
 

ぴったりと寄り添って、

4・シカ・プリンとタイ
 

常に守っていました。

4・シカ・走る
 

それに対し、ベテランで少し余裕のある、キズナくんの母。

4・シカ・キズ
 

草を食べながら移動を始めると、タイドちゃんたちは、逃げるように離れていきます。

4・シカ・守る
 

「ニンジン持ってる?」

4・シカ・来る
 

「なになに?」

4・シカ・今度は
 

タイドちゃんが、じっと見つめていると、

4・シカ・クロと茶
 

キズナ母さんに怒られてしまいました。

4・シカ・牽制
 

ベテランとはいえ、我が仔に近付く者は敵。

4・シカ・逃げる
 

油断禁物です。

そんなやりとりを見つめている折、急に隣が騒がしくなりました。

「ん?」

雌ジカの小さな群れが、突然放牧地に現れたようです。

「あらあら・・・」と、眺めていると、気付いたスプライトがシカと併走を始め、

4・シカ・併走
 

シカたちもびっくり!大慌て。

4・シカ・わらわら
 

一目散に逃げ出したので、ほかの馬たちも、びっくり!

4・シカ・えー
 

競走となってしまいました。

4・シカ・うわー
 

牧柵まで来ると、左右に曲がる馬たちに対し、シカはくぐることを選択。

4・シカ・くぐる
 

やっと柵の外へ。

4・シカ・びっくり
 

とりあえず、誰も追って来なくなって、一安心のシカたち。

4・シカ・やれやれ
 

この騒ぎを、親子馬たちも、緊張した面持ちで見守っていた様子。

4・シカ・え?
 

3月生まれの2組の親子たちも、「いったい、どうしたの?」と駆け付けていました。

4・シカ・見に
 

夜間に行動することの多いエゾシカが、昼前に現れることは珍しく、時折、こうしたハプニングが起こります。

キタキツネくらいなら、

4・シカ・キツネ
 

動じない馬たち。

4・シカ・きょろきょろ
 

自然と共存するためには、慣れるしかありません。


関連タグ : ブラックタイド, キズナ,

 今日は、晴天ながら強い北風の吹く日となりました。

鯉のぼりが、飛んでいきそうな勢いで、はためいています。

放牧地には、新たにブラックタイド牝馬の姿。

4・タイ・放牧
 

しばらく着ていなかった馬服を再びまとい、母と共に。

4・タイ・母と
 

先日の雨で水たまりが出来ているため、肢や服が泥跳ねだらけでした。

4・タイ・しっぽをピン
 

しっぽをピンと張って、風に負けず、ひょいひょい。

4・タイ・ぎゅん
 

こちらにやって来ると、母がニンジンや草を食べている間、一生懸命、乳を吸っていました。

4・タイ・顔
 

動き出した2頭。

4・タイ・冒険
 

奥の方まで行くと、タイドちゃんが先頭きって、駆け出しました。

4・タイ・ぴょん
 

「待って!」と、お母さん。

夢中で跳ねるタイドとは対照的に、辺りに目を光らせます。

4・タイ・目を光らせ
 

隣の放牧地の牝馬たちが、「なに?なに?」と集まってくると、さらに緊張。

4・タイ・みんなが
 

「行くわよ!」と、しっぽを上げて、我が仔を誘導していました。

4・タイ・逃げろ
 

ひと段落すると、草を食べ始めたタイドちゃん。

4・タイ・草
 

モシャモシャ。

4・タイ・もぐ
 

そして、また出発。

4・タイ・再び
 

母顔負けの先行馬となるのでしょうか。

4・タイ・追う母
 

変わって、3月生まれのキズナ牡馬は、相変わらずのやんちゃぶり。

4・タイ・キズ
 

母の周りをぐるっと回った後、

4・タイ・駆けて
 

手前に飛び出してきました。

4・タイ・キズナ
 

慌てる母。

4・タイ・母も
 

栗毛のオルフェーヴル牝馬とは、なかなか距離が縮まりません。

4・タイ・栗
 

生後1ヵ月を過ぎるこれからに期待。

舌をペロッと出した栗オルちゃん。

4・タイ・ねえ
 

何を思ったのか、寝ているキズナくんではなく、そのお母さんの方へ、すたすた。

4・タイ・とことこ
 

案の定、「何しに来たの!」と、怒られ、びっくり。

4・タイ・うわぁ
 

突飛な行動をとる”不思議ちゃん”に、目が点になりました。

真っ白く連なる、日高山脈のふもと。

4・タイ・白い山
 

あちこちの放牧地で、こうして仔馬たちが跳ね回っていることでしょう。

関連タグ : ブラックタイド, キズナ, オルフェーヴル,