ワークフォース当歳牝馬は、今日で生後9日目になりました。
順調に大きくなっています。(画像は、8日目)
まだ飲んで寝ての繰り返し。
起きている時に触ろうとすると、ゆっくりと近付いてきます。
とても人懐こいわけではないけれど、怖がりでもない様子。
乾草のベッドがお気に入り。
目を細めると、徐々に体が倒れていき、熟睡の体勢へ。
「起こさないように・・・」と、そっと移動しようとすると、氷をバリッと踏む音にすかさず反応して、起きてしまいました。
「結構、敏感だなぁ」
何を思ったのか、こちらを向いて、「ブヒヒヒーン」と3回、連呼。
友達と遊んでいる夢でも見たのでしょうか。
その最初の友達は、まだお母さんのお腹の中。
予定日が近くなった繁殖牝馬は、2頭います。
右の馬が、その1頭。
どんな友達が現れてくれるのでしょうか。
パドックに戻ると、ワーちゃんは起きていました。
お母さんと、無言でやりとりをしています。
フーッと吐く母の息が白く、その横で重なり合うのは、小さな白い息。
2頭の大切な時間。
そして、私も、「遊んでくれないかな・・・」とのぞき込むと、「だあれ?」
少しずつ、周りのものに興味が出始め、行動範囲が広がってきたところ。
今日は、トラクターで小さめの放牧地の除雪をしました。
放牧地デビューももうすぐです。
順調に大きくなっています。(画像は、8日目)
まだ飲んで寝ての繰り返し。
起きている時に触ろうとすると、ゆっくりと近付いてきます。
とても人懐こいわけではないけれど、怖がりでもない様子。
乾草のベッドがお気に入り。
目を細めると、徐々に体が倒れていき、熟睡の体勢へ。
「起こさないように・・・」と、そっと移動しようとすると、氷をバリッと踏む音にすかさず反応して、起きてしまいました。
「結構、敏感だなぁ」
何を思ったのか、こちらを向いて、「ブヒヒヒーン」と3回、連呼。
友達と遊んでいる夢でも見たのでしょうか。
その最初の友達は、まだお母さんのお腹の中。
予定日が近くなった繁殖牝馬は、2頭います。
右の馬が、その1頭。
どんな友達が現れてくれるのでしょうか。
パドックに戻ると、ワーちゃんは起きていました。
お母さんと、無言でやりとりをしています。
フーッと吐く母の息が白く、その横で重なり合うのは、小さな白い息。
2頭の大切な時間。
そして、私も、「遊んでくれないかな・・・」とのぞき込むと、「だあれ?」
少しずつ、周りのものに興味が出始め、行動範囲が広がってきたところ。
今日は、トラクターで小さめの放牧地の除雪をしました。
放牧地デビューももうすぐです。
関連タグ : ワークフォース,
生後4日目となったワークフォース当歳牝馬。
今朝は、午前7時からパドックに出ました。
首を伸ばして、松の木をかじっている母馬。
初仔を産んでもマイペースで、笑ってしまいます。
歩き出した母にぴったりと寄り添う仔馬は、ずいぶんしっかりしてきました。
顔も少しだけ大人びたような・・・。
”猫の日”にちなんだわけではありませんが、薪ストーブ小屋から出てきたミケを呼ぶと、母馬が「ブーブー」と威嚇音。
足の裏は冷たいし、「もう耐えられない!」と、そそくさと帰っていきました。
しっかり者の母と、今日も新しい発見の連続。
心配していた雪の上ではなく、牧草の上にぴょこんと座ったワーちゃん。
こうしていれば、少々雪が舞っても、冷たい風が吹いても、ちゃんと眠れます。
聞こえてくるのは、母の牧草をはむ音と、ものまね好きなミヤマカケスの声だけ。
寒さに耐えられず、私も薪ストーブ小屋に温まりにいくと、ミケは、もうすっかり夢の中でした。
再び、パドックへ。
さて、眠って、起きて、乳をもらったワークフォース牝馬。
ここからは、彼女の独壇場。
立ち上がったり、キックしたり、小さな体をいっぱい動かして。
目の前を勢いよく、走り抜けていきます。
「おっとり牝馬かと思ったら、そうでもないかな・・・・・?」
元気がいいことが一番。日に日に変わる、小さな女の仔から、やっぱり目が離せません。
今朝は、午前7時からパドックに出ました。
首を伸ばして、松の木をかじっている母馬。
初仔を産んでもマイペースで、笑ってしまいます。
歩き出した母にぴったりと寄り添う仔馬は、ずいぶんしっかりしてきました。
顔も少しだけ大人びたような・・・。
”猫の日”にちなんだわけではありませんが、薪ストーブ小屋から出てきたミケを呼ぶと、母馬が「ブーブー」と威嚇音。
足の裏は冷たいし、「もう耐えられない!」と、そそくさと帰っていきました。
しっかり者の母と、今日も新しい発見の連続。
心配していた雪の上ではなく、牧草の上にぴょこんと座ったワーちゃん。
こうしていれば、少々雪が舞っても、冷たい風が吹いても、ちゃんと眠れます。
聞こえてくるのは、母の牧草をはむ音と、ものまね好きなミヤマカケスの声だけ。
寒さに耐えられず、私も薪ストーブ小屋に温まりにいくと、ミケは、もうすっかり夢の中でした。
再び、パドックへ。
さて、眠って、起きて、乳をもらったワークフォース牝馬。
ここからは、彼女の独壇場。
立ち上がったり、キックしたり、小さな体をいっぱい動かして。
目の前を勢いよく、走り抜けていきます。
「おっとり牝馬かと思ったら、そうでもないかな・・・・・?」
元気がいいことが一番。日に日に変わる、小さな女の仔から、やっぱり目が離せません。
関連タグ : ワークフォース,
2月も末に近付いてきたというのに、真冬日が続いています。
昨日からパドック放牧の始まった、ワークフォース当歳牝馬。
今朝も、午前9時過ぎにいったん出されましたが、「後で撮影しよう」と思っているうちに雪が強くなり、 厩舎に入れられてしまいました。
今年は、本当に雪が多い北海道です。
昨日が、生後2日目。初めての外の世界。
真っ白い雪と明るい太陽に照らされた女の仔は、まるで空から舞い降りた天使のように、輝いていました。
おっとりした性格の仔のようで、素直さを表す丸い目が、何とも言えません。
「かわいい!!」
吹き付ける寒風に凍えながらも、ついつい笑顔になってしまいます。
母は、新米とは思えない落ち着き。
ゆったりと構え、優しく我が仔を見守っています。
「こんなにいいお母さん、なかなかいないよ」と、スタッフ中の評判。
「あっ、フレーメンした!」
何をしてもかわいく見える赤ちゃん。「こんなに小さくてもするんだぁ」と、またまた笑顔に。
母の周りをよちよち歩きながら、見せてくれる仕草のすべてが、シャッターチャンス。
「こんな仔がいたら、たまらないよね・・・」
牧草の匂いをかいだり、飛んできたカラスの声に耳を傾けたり。
周りの色々なものに刺激を受けているのが、よくわかります。
牧草を食べている母のもとを離れ、パドックの中央へ出てきた、ワーちゃん。
ちょっとおすまし・・・と思ったら、足踏みをし始め、「こりゃ、大変!」
「そこじゃないよ!そこに寝ちゃだめだよ!」
必死の思いが通じたのか、母が優しく誘導してくれ、牧草のところへ戻りました。
ふわふわな毛。美しい瞳。けがれのない無垢な姿に、思わずうっとり。
山のように積もった雪がまた、彼女を引き立てます。
授乳しながら、仔馬のお尻をなめ、排せつをうながすお母さん。
すべてが立派。
北から南まで各地を走り、たくさんの人に支えられてきた馬だからこそ、でしょうか。
地方でも大事にしてもらいました。
彼女に携わってきたたくさんの方々の顔を思い浮かべながら、良い仔を送り出すことで、恩返しが出来ればいいなと思います。
昨日からパドック放牧の始まった、ワークフォース当歳牝馬。
今朝も、午前9時過ぎにいったん出されましたが、「後で撮影しよう」と思っているうちに雪が強くなり、 厩舎に入れられてしまいました。
今年は、本当に雪が多い北海道です。
昨日が、生後2日目。初めての外の世界。
真っ白い雪と明るい太陽に照らされた女の仔は、まるで空から舞い降りた天使のように、輝いていました。
おっとりした性格の仔のようで、素直さを表す丸い目が、何とも言えません。
「かわいい!!」
吹き付ける寒風に凍えながらも、ついつい笑顔になってしまいます。
母は、新米とは思えない落ち着き。
ゆったりと構え、優しく我が仔を見守っています。
「こんなにいいお母さん、なかなかいないよ」と、スタッフ中の評判。
「あっ、フレーメンした!」
何をしてもかわいく見える赤ちゃん。「こんなに小さくてもするんだぁ」と、またまた笑顔に。
母の周りをよちよち歩きながら、見せてくれる仕草のすべてが、シャッターチャンス。
「こんな仔がいたら、たまらないよね・・・」
牧草の匂いをかいだり、飛んできたカラスの声に耳を傾けたり。
周りの色々なものに刺激を受けているのが、よくわかります。
牧草を食べている母のもとを離れ、パドックの中央へ出てきた、ワーちゃん。
ちょっとおすまし・・・と思ったら、足踏みをし始め、「こりゃ、大変!」
「そこじゃないよ!そこに寝ちゃだめだよ!」
必死の思いが通じたのか、母が優しく誘導してくれ、牧草のところへ戻りました。
ふわふわな毛。美しい瞳。けがれのない無垢な姿に、思わずうっとり。
山のように積もった雪がまた、彼女を引き立てます。
授乳しながら、仔馬のお尻をなめ、排せつをうながすお母さん。
すべてが立派。
北から南まで各地を走り、たくさんの人に支えられてきた馬だからこそ、でしょうか。
地方でも大事にしてもらいました。
彼女に携わってきたたくさんの方々の顔を思い浮かべながら、良い仔を送り出すことで、恩返しが出来ればいいなと思います。
関連タグ : ワークフォース,
2月18日午前2時30分過ぎ、今年初めての仔馬が誕生しました。
母馬は、初めての出産。
数日前から乳ヤニが付き、気を付けていたところ、午前2時頃から動きが活発に。
羊膜に包まれた仔馬の前肢と頭が出たところで、人が軽く介添えし、無事誕生となりました。
父ワークフォースの鹿毛の牝馬。
母馬は、当初ぐったりと寝たままでしたが、そのうち顔をあげると、不思議そうに我が仔を観察。
匂いをかいだ後、ようやく目が覚めたかのように、なめ始めました。
「どうやら大丈夫そう・・・」
初めての出産ばかりは、予想がつかず緊張しますが、ここまで来れば一安心です。
実は、母馬も、6年前の3月に、この”お産馬房”で生まれました。
その仔がもう母になるとは、なんとも月日は早いもの。
英国生まれの父、ワークフォースも、6年前の3月生まれ。
若い両親との間に生まれたこの仔は、どんな馬に成長するのでしょう。
母馬は立ち上がると、誰に教えられたわけでもないのに、仔馬に授乳しようとじっとしていました。
なかなかの賢母ぶり。
逆に仔馬の方は、約1時間後に立ち上がり、2時間経ってもうまく乳にありつけなかった、ちょっぴり”のんびりさん”でしたが、朝日が昇り始めると、そのかわいらしい姿を、全部見せてくれました。
額の星が特徴的。
「ここかなぁ?」
まだ乳を探すのに手間取るけれど、吸い付いたら勢いよく音を立てて飲んでいます。
飲んだら、コトンと眠りの森へ。小さな背中がなんともいえず。
そして、しばらくすると、また「よっこらしょ」と立ち上がります。
母馬は、人間を威嚇することもなく、穏やかに愛娘に寄り添い、新しい生活をスタートさせました。
幸せな日々の始まりであることを祈っています。
母馬は、初めての出産。
数日前から乳ヤニが付き、気を付けていたところ、午前2時頃から動きが活発に。
羊膜に包まれた仔馬の前肢と頭が出たところで、人が軽く介添えし、無事誕生となりました。
父ワークフォースの鹿毛の牝馬。
母馬は、当初ぐったりと寝たままでしたが、そのうち顔をあげると、不思議そうに我が仔を観察。
匂いをかいだ後、ようやく目が覚めたかのように、なめ始めました。
「どうやら大丈夫そう・・・」
初めての出産ばかりは、予想がつかず緊張しますが、ここまで来れば一安心です。
実は、母馬も、6年前の3月に、この”お産馬房”で生まれました。
その仔がもう母になるとは、なんとも月日は早いもの。
英国生まれの父、ワークフォースも、6年前の3月生まれ。
若い両親との間に生まれたこの仔は、どんな馬に成長するのでしょう。
母馬は立ち上がると、誰に教えられたわけでもないのに、仔馬に授乳しようとじっとしていました。
なかなかの賢母ぶり。
逆に仔馬の方は、約1時間後に立ち上がり、2時間経ってもうまく乳にありつけなかった、ちょっぴり”のんびりさん”でしたが、朝日が昇り始めると、そのかわいらしい姿を、全部見せてくれました。
額の星が特徴的。
「ここかなぁ?」
まだ乳を探すのに手間取るけれど、吸い付いたら勢いよく音を立てて飲んでいます。
飲んだら、コトンと眠りの森へ。小さな背中がなんともいえず。
そして、しばらくすると、また「よっこらしょ」と立ち上がります。
母馬は、人間を威嚇することもなく、穏やかに愛娘に寄り添い、新しい生活をスタートさせました。
幸せな日々の始まりであることを祈っています。
関連タグ : ワークフォース,