ワークフォース’13♀

ここでは、「ワークフォース’13♀」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・03-21  ※だるまさんがころんだ
 ・03-20  ※16歳の誕生日
 ・03-19  ※早春の気配
 ・03-18  ※再び大雪
 ・03-15  ※今日の取組

 ワークフォース当歳牝馬は、今日で生後9日目になりました。

8日目・起立
 

順調に大きくなっています。(画像は、8日目)

まだ飲んで寝ての繰り返し。

8日目・顔
 

起きている時に触ろうとすると、ゆっくりと近付いてきます。

とても人懐こいわけではないけれど、怖がりでもない様子。

乾草のベッドがお気に入り。

8日目・眠い
 

目を細めると、徐々に体が倒れていき、熟睡の体勢へ。

8日目・コロン
 

「起こさないように・・・」と、そっと移動しようとすると、氷をバリッと踏む音にすかさず反応して、起きてしまいました。

「結構、敏感だなぁ」

何を思ったのか、こちらを向いて、「ブヒヒヒーン」と3回、連呼。

8日目・いななき
 

友達と遊んでいる夢でも見たのでしょうか。

その最初の友達は、まだお母さんのお腹の中。

予定日が近くなった繁殖牝馬は、2頭います。

8日目・出産間近
 

右の馬が、その1頭。

どんな友達が現れてくれるのでしょうか。

パドックに戻ると、ワーちゃんは起きていました。

8日目・母と
 

お母さんと、無言でやりとりをしています。

8日目・母と2
 

フーッと吐く母の息が白く、その横で重なり合うのは、小さな白い息。

2頭の大切な時間。

そして、私も、「遊んでくれないかな・・・」とのぞき込むと、「だあれ?」

8日目・何かな
 

少しずつ、周りのものに興味が出始め、行動範囲が広がってきたところ。

8日目・こちらに
 

今日は、トラクターで小さめの放牧地の除雪をしました。

放牧地デビューももうすぐです。


関連タグ : ワークフォース,

 生後4日目となったワークフォース当歳牝馬。

今朝は、午前7時からパドックに出ました。

首を伸ばして、松の木をかじっている母馬。

4日目・パドックで
 

初仔を産んでもマイペースで、笑ってしまいます。

歩き出した母にぴったりと寄り添う仔馬は、ずいぶんしっかりしてきました。

4日目・散歩
 

顔も少しだけ大人びたような・・・。

4日目・顔
 

”猫の日”にちなんだわけではありませんが、薪ストーブ小屋から出てきたミケを呼ぶと、母馬が「ブーブー」と威嚇音。

4日目・ミケ
 

足の裏は冷たいし、「もう耐えられない!」と、そそくさと帰っていきました。

しっかり者の母と、今日も新しい発見の連続。

4日目・母と
 

心配していた雪の上ではなく、牧草の上にぴょこんと座ったワーちゃん。

4日目・眠り
 

こうしていれば、少々雪が舞っても、冷たい風が吹いても、ちゃんと眠れます。

聞こえてくるのは、母の牧草をはむ音と、ものまね好きなミヤマカケスの声だけ。

4日目・休憩
 

寒さに耐えられず、私も薪ストーブ小屋に温まりにいくと、ミケは、もうすっかり夢の中でした。

再び、パドックへ。

さて、眠って、起きて、乳をもらったワークフォース牝馬。

ここからは、彼女の独壇場。

立ち上がったり、キックしたり、小さな体をいっぱい動かして。

4日目・ジャンプ
 

目の前を勢いよく、走り抜けていきます。

4日目・駆け抜ける
 

「おっとり牝馬かと思ったら、そうでもないかな・・・・・?」

4日目・元気に
 

元気がいいことが一番。日に日に変わる、小さな女の仔から、やっぱり目が離せません。


関連タグ : ワークフォース,

2月も末に近付いてきたというのに、真冬日が続いています。

昨日からパドック放牧の始まった、ワークフォース当歳牝馬。

今朝も、午前9時過ぎにいったん出されましたが、「後で撮影しよう」と思っているうちに雪が強くなり、 厩舎に入れられてしまいました。

今年は、本当に雪が多い北海道です。

昨日が、生後2日目。初めての外の世界。

真っ白い雪と明るい太陽に照らされた女の仔は、まるで空から舞い降りた天使のように、輝いていました。

2日目・舞い降りた天使
 

おっとりした性格の仔のようで、素直さを表す丸い目が、何とも言えません。

「かわいい!!」

吹き付ける寒風に凍えながらも、ついつい笑顔になってしまいます。

母は、新米とは思えない落ち着き。

2日目・母と仔
 

ゆったりと構え、優しく我が仔を見守っています。

「こんなにいいお母さん、なかなかいないよ」と、スタッフ中の評判。

「あっ、フレーメンした!」

2日目・フレーメン
 

何をしてもかわいく見える赤ちゃん。「こんなに小さくてもするんだぁ」と、またまた笑顔に。

母の周りをよちよち歩きながら、見せてくれる仕草のすべてが、シャッターチャンス。

2日目・触れる喜び
 

「こんな仔がいたら、たまらないよね・・・」

牧草の匂いをかいだり、飛んできたカラスの声に耳を傾けたり。

2日目・牧草
 

周りの色々なものに刺激を受けているのが、よくわかります。

牧草を食べている母のもとを離れ、パドックの中央へ出てきた、ワーちゃん。

2日目・全身
 

ちょっとおすまし・・・と思ったら、足踏みをし始め、「こりゃ、大変!」

「そこじゃないよ!そこに寝ちゃだめだよ!」

必死の思いが通じたのか、母が優しく誘導してくれ、牧草のところへ戻りました。

2日目・おいで
 

ふわふわな毛。美しい瞳。けがれのない無垢な姿に、思わずうっとり。

2日目・無垢な顔
 

山のように積もった雪がまた、彼女を引き立てます。

2日目・雪
 

授乳しながら、仔馬のお尻をなめ、排せつをうながすお母さん。

2日目・授乳
 

すべてが立派。

北から南まで各地を走り、たくさんの人に支えられてきた馬だからこそ、でしょうか。

地方でも大事にしてもらいました。

彼女に携わってきたたくさんの方々の顔を思い浮かべながら、良い仔を送り出すことで、恩返しが出来ればいいなと思います。


関連タグ : ワークフォース,

2月18日午前2時30分過ぎ、今年初めての仔馬が誕生しました。

母馬は、初めての出産。

数日前から乳ヤニが付き、気を付けていたところ、午前2時頃から動きが活発に。

羊膜に包まれた仔馬の前肢と頭が出たところで、人が軽く介添えし、無事誕生となりました。

ワークフォースの鹿毛の牝馬。

母馬は、当初ぐったりと寝たままでしたが、そのうち顔をあげると、不思議そうに我が仔を観察。

匂いをかいだ後、ようやく目が覚めたかのように、なめ始めました。

「どうやら大丈夫そう・・・」

初めての出産ばかりは、予想がつかず緊張しますが、ここまで来れば一安心です。

実は、母馬も、6年前の3月に、この”お産馬房”で生まれました。

その仔がもう母になるとは、なんとも月日は早いもの。

英国生まれの父、ワークフォースも、6年前の3月生まれ。

若い両親との間に生まれたこの仔は、どんな馬に成長するのでしょう。

誕生・いねむり
 

母馬は立ち上がると、誰に教えられたわけでもないのに、仔馬に授乳しようとじっとしていました。

なかなかの賢母ぶり。

逆に仔馬の方は、約1時間後に立ち上がり、2時間経ってもうまく乳にありつけなかった、ちょっぴり”のんびりさん”でしたが、朝日が昇り始めると、そのかわいらしい姿を、全部見せてくれました。

額の星が特徴的。

誕生・夜が明け
 

「ここかなぁ?」

誕生・ここかな
 

まだ乳を探すのに手間取るけれど、吸い付いたら勢いよく音を立てて飲んでいます。

飲んだら、コトンと眠りの森へ。小さな背中がなんともいえず。

誕生・小さな背中
 

そして、しばらくすると、また「よっこらしょ」と立ち上がります。

誕生・よっこら
 

母馬は、人間を威嚇することもなく、穏やかに愛娘に寄り添い、新しい生活をスタートさせました。

誕生・親子
 

幸せな日々の始まりであることを祈っています。


関連タグ : ワークフォース,