不意に、嬉しい知らせが届きました。
2007年に生産した、7歳のフジキセキ牡馬・バトルアステアが、園田で頑張っているとのこと。
明日、笠松で開催される”オッズパークグランプリ”に出走することを、現調教師さんに教えていただきました。
なんでも、現在のオーナーさんから、このブログのことを聞き、幼い頃の経緯などをご存じだとか。
お二人とは、まったく面識がないのですが、ブログを通じてアステアを大事に思ってくださっていることが、とてもありがたく、感謝の思いでいっぱいになりました。
4年前に、京都でデビューしたバトルアステア。(過去記事・2010・1・12)
中央では勝つことが出来ず、地方へ移りました。
そこで念願の2勝を手にし、再び中央へ。
時間をかけていただいたにも関わらず、結果が出ずに、また地方・園田へ。
しかし、それからの戦績は目を見張るものがありました。
昨年1年間で、6勝。
ネットでぽつぽつと情報を得ながら、「居場所が見つかって、良かった」と、胸をなで下ろしていたところでした。
それでも、「勝てなくなれば、いつの間にか消えてしまうんだろうな・・・・」という不安を、いつも抱いています。
決して口に出したくはありませんが、それが、競走馬の宿命。
そんな中届いた、調教師さんからの知らせの中には、今の馬主さんが、「アステアに無理のないように」とおっしゃっていることや、「引退後のことも考えている」ことなど、心がパッと明るくなるような内容ばかりが、とても丁寧に綴られていて・・・・。
正直、体の震えが止まりませんでした。
「ここにも、馬思いの方がいた!」
アステアは、幸せな馬です。
誕生と共に母を亡くし、乳母に育てられましたが、母ゆずりののんびりした性格が、どこへ行っても気に入られ、皆さんに愛されている様子。
お礼のメールを送ったところ、また細かく、現在のアステアの姿を教えていただくことが出来ました。
今でも、本当におとなしく、手のかからない馬であること。
放馬した馬が向かってきても、頭を少し上げただけで、普通に歩いていたこと。
かと思えば、散歩中のポメラニアンの子犬に吠えられて、あわてて速歩で逃げたことなど。
けれども、レースが近付くと、ガラッと雰囲気が変わり、追い切り後などは、気合いが入り過ぎるほどだとか・・・。
私の知らないアステアの顔。
競走馬として生まれてきた彼の、本当の姿なのかもしれません。
添えられていた画像。
そして私が、1歳の5月に撮ったアステアの懐かしい画像。
倒れてしまって、今はない大木が、彼のお気に入りでした。
明日は、相手が格段に強くなりますが、兵庫代表として、仲間たちの分まで頑張ってくれることでしょう。
「うどの大木だねぇ」と、笑っていたあの頃を思い出しながら、7歳になったアステアを心から応援したいと思います。
2007年に生産した、7歳のフジキセキ牡馬・バトルアステアが、園田で頑張っているとのこと。
バトルアステア(左)・1歳時(2008年5月)
明日、笠松で開催される”オッズパークグランプリ”に出走することを、現調教師さんに教えていただきました。
なんでも、現在のオーナーさんから、このブログのことを聞き、幼い頃の経緯などをご存じだとか。
お二人とは、まったく面識がないのですが、ブログを通じてアステアを大事に思ってくださっていることが、とてもありがたく、感謝の思いでいっぱいになりました。
4年前に、京都でデビューしたバトルアステア。(過去記事・2010・1・12)
中央では勝つことが出来ず、地方へ移りました。
そこで念願の2勝を手にし、再び中央へ。
時間をかけていただいたにも関わらず、結果が出ずに、また地方・園田へ。
しかし、それからの戦績は目を見張るものがありました。
昨年1年間で、6勝。
ネットでぽつぽつと情報を得ながら、「居場所が見つかって、良かった」と、胸をなで下ろしていたところでした。
それでも、「勝てなくなれば、いつの間にか消えてしまうんだろうな・・・・」という不安を、いつも抱いています。
決して口に出したくはありませんが、それが、競走馬の宿命。
そんな中届いた、調教師さんからの知らせの中には、今の馬主さんが、「アステアに無理のないように」とおっしゃっていることや、「引退後のことも考えている」ことなど、心がパッと明るくなるような内容ばかりが、とても丁寧に綴られていて・・・・。
正直、体の震えが止まりませんでした。
「ここにも、馬思いの方がいた!」
アステアは、幸せな馬です。
誕生と共に母を亡くし、乳母に育てられましたが、母ゆずりののんびりした性格が、どこへ行っても気に入られ、皆さんに愛されている様子。
お礼のメールを送ったところ、また細かく、現在のアステアの姿を教えていただくことが出来ました。
今でも、本当におとなしく、手のかからない馬であること。
放馬した馬が向かってきても、頭を少し上げただけで、普通に歩いていたこと。
かと思えば、散歩中のポメラニアンの子犬に吠えられて、あわてて速歩で逃げたことなど。
けれども、レースが近付くと、ガラッと雰囲気が変わり、追い切り後などは、気合いが入り過ぎるほどだとか・・・。
私の知らないアステアの顔。
競走馬として生まれてきた彼の、本当の姿なのかもしれません。
添えられていた画像。
そして私が、1歳の5月に撮ったアステアの懐かしい画像。
倒れてしまって、今はない大木が、彼のお気に入りでした。
明日は、相手が格段に強くなりますが、兵庫代表として、仲間たちの分まで頑張ってくれることでしょう。
「うどの大木だねぇ」と、笑っていたあの頃を思い出しながら、7歳になったアステアを心から応援したいと思います。
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この記事へのコメント
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2014/02/27(木) 19:14 | | #[ 編集]
大活躍のアステアくん、好成績で元気に過ごしてくれていることを嬉しく思っていましたが、調教師さんや馬主さんからそんなに大切にされていることを知り、嬉しくて嬉しくて泣いてしまいました
アステアくんのことはずーっと憶えています
yosshieさんが出産で不在だったんですよね
シキナミくんと幼馴染、デビューのこと…
真っ黒で大きな馬体のアステアくんはとても印象的でした
これからも無事に走って、引退するその日まで、どうか無事に走って欲しいと心から願っています
アステアくんのことはずーっと憶えています
yosshieさんが出産で不在だったんですよね
シキナミくんと幼馴染、デビューのこと…
真っ黒で大きな馬体のアステアくんはとても印象的でした
これからも無事に走って、引退するその日まで、どうか無事に走って欲しいと心から願っています
2014/02/27(木) 20:30 | URL | じゅんりん #-[ 編集]
いつも、生産馬のことを気にしていただき、ありがとうございます。
そんなじゅんりんさんに喜んでいただきたくて、記事にしました。
アステアは、おいしい飼い葉にフカフカの寝藁で、毎日を過ごしているそうです。
そして、厩務員さんからも愛されているようですよ。
私にとっては、活躍する馬も活躍できなかった馬も、すべてが”我が子”なので、みんなの幸せを願っています。
これからも、すべての競走馬たちが少しでも幸せになれるよう、ブログを通じて、願っていきたいと思います。
そんなじゅんりんさんに喜んでいただきたくて、記事にしました。
アステアは、おいしい飼い葉にフカフカの寝藁で、毎日を過ごしているそうです。
そして、厩務員さんからも愛されているようですよ。
私にとっては、活躍する馬も活躍できなかった馬も、すべてが”我が子”なので、みんなの幸せを願っています。
これからも、すべての競走馬たちが少しでも幸せになれるよう、ブログを通じて、願っていきたいと思います。

2014/03/02(日) 02:08 | URL | team yosshie #uvrEXygI[ 編集]
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