ゼンノロブロイの牝馬、誕生

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3月27日午前10時50分頃、放牧地でしっぽをあげながら歩いている 馬を、スタッフが見つけました。

出産予定日から1週間が経った馬。明らかに出産の兆候でした。

朝、乳ヤニが付いたばかり。それにしても今年は、明るい時間に生む馬が多く、驚きます。

急いで厩舎へ入れたものの、今回はこれで安心というわけにはいきませんでした。

リーダーは、馬運車で、片道3時間の種馬場まで種付けに行っていて不在。

社長は、役職を務めるある会合に出席していて不在。
 
万全を期すため、急きょ近所の牧場主さんと獣医の叔父さんに助っ人を頼み、見守ることになりました。

立ったり座ったりを繰り返す母馬。しっぽの下から仔馬の前肢が飛び出してきてからが、ずいぶん長く感じました。

彼女は、第2子出産後に体調を崩したことがあり、毎年出産のたびにちょっとした緊張が走ります。

獣医さんが胎児の体位を確認しようと馬房に入ると、すぐに立ち上がり、明らかに”他人だ”と認識している様子。

「わかるんだな・・・」一同が少々不安な気持ちに包まれる中、

「こうなったら、とにかく自然に任せるしかない」と、ひたすら分娩が進むのを待ち、40分。

最後は、横たわったまま、力の限りいきみ始めた母馬が、仔馬の体をほとんど出し切ったところで、リーダーの上着を着た近所の牧場主さんが介助に入り、無事終了。

ほとんどひとりで生んだようなものですが、その直後、後陣痛を痛がり、馬房内で派手にゴロを打ち始めたので、仔馬に危険が及ばないように見守ってくれた助っ人さんには、本当に助けられました。

さて、これは、その緊張もおさまり、落ち着いた頃の仔馬の様子です。

ロブ・誕生 

生まれたのは、午前11時37分。父ゼンノロブロイの黒鹿毛の牝馬。

母親は、一定の時間、痛みに耐えかねて大げさにゴロを打っていましたが、それがおさまると、我に返ったように、仔馬をなめ始めました。

ロブ・後ろ姿 

元気のよい女の仔も、すぐに舌を出して、乳を探します。

ロブ・なめあう 

そのうち、ハービンジャー牝馬とその母を乗せた馬運車も帰ってきて、肩の力が抜ける私たち。

午後2時頃、再び馬房をのぞくと、父親似のかわいい姿がありました。

ロブ・2時間後 

すっかり疲れて座り込んでしまった母に、乳を求めるロブロイちゃん。

ロブ・座ってしまった母に 

あきらめて座ったと思ったら、

ロブ・あきらめて 

またすぐに立ち上がり、母の周りを歩きます。

ロブ・もう一度 

疲れた母も、その姿に、力を振り絞り、立ち上がりました。

しっかりとした足取りで乳を飲む、新しい命。

ロブ・しっかりと 

忙しい中、出産の手助けしてくれた人たちに恩返しできるよう、これからも立派に成長してほしいと思います。

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