海を越えた2頭

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「無事、到着した」という知らせに、胸をなで下ろしました。

フェリーで海を越え、遠い岡山の育成牧場まで移動していったのは、クロフネ牡馬とキャプテンスティーヴ牡馬。

10・海・クロフネ&キャプテン 

出発したのは、土曜の夕方。

夕焼け空が、だんだんと暗くなり、寂しさの増した厩舎。

10・海・いちょう 

遠くから、エゾシカの鳴き声が響き、余計、もの悲しい気分にさせられた時、真っ赤な大型馬運車が、そーっと入ってきました。

中からは、ドタンバタンというすごい音。

いくつかの牧場で、ほかの馬たちを積んだ後、最後にここに寄ると聞いていたので、「暴れん坊がいるな?」と、推察。

車が止まると、冷や汗をかきながら、なまりのある運転手さんが出てきて、「いやぁ、ここに来る前に、ひっくり返っちゃって」と、一頭、手のかかった馬がいることを、教えてくれました。

「でも、1回やったら、もう絶対しませんよ」と、笑いながらリーダー。

プロとはいえ、若い馬を預かり、責任重大の運転手さんにエールを送りながら、今度は、自分の牧場の馬たちの乗車準備に入ります。

先に乗る、キャプテンスティーヴ牡馬。

輸送用の縄もくしを結び、プロテクターを装着。

10・海・縄もくし 

約1年過ごした厩舎の、長い廊下を通って、馬積み場へ。

10・海・廊下 

暴れん坊君の横をすんなり通り、本当に素直に、乗り込みました。

次は、クロフネ牡馬。

見たこともない縄もくしに、少々驚きながらも、馴致のかいあって、こちらも、すんなり。

10・海・馬運車へ 

あっという間に閉められる、電動の扉を見ていると、急に切なさが込み上げてきましたが、ぐっと気持ちを切り替えて・・・。

10・海・扉が 

「暴れた馬、のど渇いてるはずだな・・・」と、横の扉を開け、バケツの水をやろうとする運転手さん。

けげんそうな顔をして、水を飲まなかった黒い馬は、隣に馬が乗ったためか、来た時よりは、落ち着いて。

10・海・車内の馬 

あいさつをして、出発。

小窓からわずかに見える、クロフネくんの頭だけを見つめ、去っていく車に、大きく大きく、手を振りました。

10・海・去る車 

初めての長距離移動。生まれも育ちも当牧場の2頭は、新しい景色を、どんな思いで、眺めているのでしょう。

先週の金曜に、ファンタスティックライトの1歳牝馬も移動しました。

10・海・ファンタ 

こちらは、同じ町内の牧場。早速、初期馴致が始まっていることでしょう。

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コメント
この記事へのコメント
クロフネくんとキャプテンくんは遠く岡山へ集団就職したんですね。

これが噂の大型馬運車なんですね~
窓の感じから9頭積に見えますが、12頭積でしょうか?

「無事、到着した」の知らせを受けるまではさぞ心配されたことでしょう。
馬運車の事故、最近ありましたし。。。
ジャポニズムが後から積み込まれて来た馬に驚いて頭を強打して、メイクデビューはキャンセル。
シャドウクリフがメイクデビューへ向かう途中で馬運車で暴れて即死。
遠距離輸送で心配な上に暴れん坊くんと乗り合わせてるし。
調教師さんの裁量でいろいろな場所の育成牧場に預けられるようですが、フェリーの事故はないだろうか?海は荒れてないだろうか?とか遠距離輸送は何かと心配になりますね。
でも、当のクロフネくんとキャプテンくんはふたり一緒で心強かったと思います。
2009/10/20(火) 02:02 | URL | britney #.Fm3jDY.[ 編集]
お馬さんとの別れは寂しく辛いものがありますね
私はただblogで見ているだけですが、出産からずっと一緒だったyosshieさんの心情を考えると。。。
先日の離乳のblogもそうですが、今までに幾度と離乳のblogを見てきましたが、母親の子供に対する愛情は深いなって思います。
私は小児科病棟に勤めているのですが、最近は色々な母親の方々がおられます。私は子供が居ないので母親の気持ちがわからない部分があるのですが、最近虐待とかすごく多くて、、、お馬さん親子の表情や離乳の際の母親の行動などを見ると、人間が馬に教わることって沢山あるんじゃないかって思います。

私は実は岡山市内に住んでいます。
育成牧場、行って見たいと思うのですが、、、
育成牧場と母馬の名前を教えて頂けないでしょうか?
あつかましくて申し訳ありません。
2009/10/20(火) 08:29 | URL | じゅんりん #-[ 編集]
無事に到着して、本当に良かったです。
最近、そんな馬運車での事故があったとは知りませんでした。
ぎりぎりに仕上げられた競走馬となると、余計、精神的にもピリピリして、事故が起こりやすい状況となるのでしょうね。
幸いにも、当牧場から長距離輸送する際に、事故が起こったことはありません。
業者の方々を信頼していても、やはり、「無事着いた」の知らせは何より嬉しいですね。v-22
2009/10/23(金) 01:27 | URL | team yosshie #uvrEXygI[ 編集]
ありがとうございます。
馬たち・・・、普段はさりげなく生活していても、結びつきは強いですよね。
温かい母と仔の愛情物語を、私もたくさんの人に伝えられたらいいなと思っています。

また、岡山にお住まいとのこと。
「是非、その後のクロフネくんたちを見て来てください」と言いたいところですが・・・。
残念ながら、育成牧場というのは、一般見学者を受け入れていないところが多いんです。
生産牧場や種馬場と違い、常に動きのある空間なので、多くの方が訪れると、思わぬ事故が起こることも十分考えられます。
せっかく興味を持っていただいたのに、たいへん申し訳ないのですが、どうかご理解いただき、これからも、温かく見守っていただければ、と思います。
また、北海道には、B.T.Cという大きな調教場があり、たくさんの育成牧場が利用しているのですが、ここでの見学は一般の方も可能になっています。
機会があれば、見学にいらしてください。v-22
2009/10/23(金) 02:08 | URL | team yosshie #uvrEXygI[ 編集]
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