北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて
 ・06-01  ※ベストパートナー
 ・05-31  ※2歳戦を前にして
 ・05-29  ※綿毛の朝

 ゴールデンウィークに入った晴天の夕方、1歳の放牧地を訪ねました。

北への渡りの途中に、立ち寄ったツグミ。

5・1歳・ツグミ
 

この春は、もう見納めでしょう。無事に海を渡ってほしいと思います。

昼夜放牧中の1歳馬たちは、思い思いに過ごしていました。

まずやって来るのは、ゴールドアリュール牡馬。

5・1歳・アリュ
 

そして、オルフェーヴル牡馬。

5・1歳・オル
 

牝馬のグループからは、ディープインパクト牝馬。

5・1歳・ディープ
 

どの仔も、ニンジン大好きメンバー。

オルフェーヴル牝馬とロードカナロア牝馬は、夢中で草を食べていました。

5・1歳・オル&カナ
 

これは、ダンカーク牡馬。

5・1歳・ダン
 

遠くの方には、栗毛のオルフェーヴル牡馬とスクリーンヒーロー牡馬。

5・1歳・栗2頭
 

気が付いていません。

アリュールとオルフェは、相撲を始めました。

5・1歳・アリュ&オル
 

格闘技が大好きな2頭。

いつの間にか、ダンカークの方へ移動し、3頭でごちゃごちゃ。

5・1歳・ごちゃごちゃ
 

そしてオルフェは、ダンカークに狙いを定め、追いかけ始めます。

5・1歳・オル&ダン
 

疾走し、

5・1歳・オル&ダンに栗
 

絡み合う2頭を、傍観していた栗オルでしたが・・・・。

5・1歳・走る
 

今度は、自分たちのもとへ。

「うわー」とそっぽを向く栗オルと、オルフェに対抗するヒーロー。

5・1歳・オルとヒーロー
 

みんなのやり取りを見ていると、グループ内の力関係がよくわかります。

ハービンジャー牡馬は、ニンジンを食べたくて、行ったり来たり。

5・1歳・ハービン
 

栗オルも、やっと、こちらに気付きました。

5・1歳・栗
 

静かな夕暮れ時、キタキツネも、のんびり餌さがし。

5・1歳・キタキツネ
 

やって来てひと月のエイシンフラッシュ牡馬とハーツクライ牡馬。

5・1歳・2頭
 

この2頭も、元気に駆け回っています。

5・1歳・夕日
 

細く切ったニンジンの味を覚え、人懐こく、やって来るようになりました。

5・1歳・ハーツ&フラッシュ
 

夕日をバックに、たてがみをなびかせて駆ける姿は、「美しい」の一言。

5・1歳・駆ける
 

戻る途中、再び栗毛の2頭が並んでいるのを見つけました。

5・1歳・栗毛の2頭
 

いつ見ても、この2頭は一緒。

仲が良く、まるで兄弟のよう。

心が和みました。

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 2日間、雪がちらつく寒い日が続きましたが、今日から、また春らしい気温になるようです。

朝方冷えていたので、馬服を着た当歳馬たちも、のんびり。

4・1歳・当歳
 

1歳牝馬3頭は、寝ていました。

4・1歳・3頭
 

雨のおかげで、急に草が青々してきた気がします。

気持ち良さそうに目をつぶっているのは、ロードカナロア牝馬。

4・1歳・ん?
 

ぐるっと回ってみても、起きる気配はありません。

4・1歳・すやすや
 

ビロードのような深い光沢の毛皮に、ついつい手を伸ばしたくなります。

隣の放牧地では、ニンジンに目がないゴールドアリュール牡馬が、早速動き出しました。

4・1歳・アリュ
 

栗毛のオルフェーヴル牡馬も。

4・1歳・栗
 

2頭なら、争うことなく、仲良く食べることが出来ます。

4・1歳・アリュ&栗
 

そこへ、スクリーンヒーロー牡馬。

4・1歳・ヒーロー
 

3頭でも、なんとか。

4・1歳・みんなで
 

後ろで、牝馬たちが起き上がったので、みんなにあげようとすると、こちらはオルフェーヴル牝馬が強気。

4・1歳・牝馬たち
 

逃げるディープインパクト牝馬に、急いで渡しました。

4・1歳・ディープ
 

ここで後ろを振り返ると、食いしん坊のハービンジャー牡馬がとうとう気付いて、こちらへ。

4・1歳・ハービン
 

母親のシルエットにも、父親のハービンジャーにも似ています。

4・1歳・ハービン顔
 

彼が来ると、周りの馬たちは、戦々恐々。

4・1歳・ねえ
 

ギロッとにらまれて、いつもヒーローの陰に隠れる栗オル。

4・1歳・ヒーローの陰に
 

そして、やっと、ダンカーク牡馬。

4・1歳・ダン
 

「なんだぁ、みんな来てたの?」と、急いでニンジンをかじります。

4・1歳・ちょうだい
 

最後に、オルフェーヴル牡馬。

4・1歳・やっとオル
 

これで、共に冬を越した5頭が揃いました。

4月から、この5頭に加えて、新たなメンバーを迎えています。

青毛のエイシンフラッシュ牡馬と、栗毛のハーツクライ牡馬。

4・1歳・フラとハーツ
 

それぞれ別の牧場から移って来ましたが、2頭で放牧しているため、2週間で、すっかり仲良くなりました。

4・1歳・顔
 

ニンジンを少しかじってみたり、匂いをかいだりと、人や環境にも慣れて来ています。

4・1歳・フラッシュ
 

1歳メンバーたちは、これから秋まで、のびのびと過ごしてくれることでしょう。

4・1歳・すっかり仲良し


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 所用で3日間、牧場を離れていた間に、1歳エイシンフラッシュ牡馬が、育成牧場へ。

代わって、当歳のディープインパクト牝馬がやって来た、と聞きました。

そのために、紅一点だった、当歳早生まれグループのロードカナロア牝馬を元の群れから分けた、とのこと。

カナロアは、最初、元のグループに戻りたそうに柵沿いを走っていた、ということですが・・・・。

私が、放牧地に見に行った時は、静かに草を食んでいました。

10・異変・放牧地
 

赤いもくしの馬が、新入りのディープインパクト牝馬。

「どんな仔なんだろう?」と、うきうきしながら、接近。

カナロアが先に気付きましたが、歩いて来たのは、ディープでした。

10・異変・カナ
 

人懐こいのか、躊躇せずにやって来ます。

10・異変・ディープ
 

1月生まれの青鹿毛。

10・異変・ディープ来る
 

好奇心旺盛なタイプとみました。

10・異変・新入り
 

彼女と挨拶をしている間に、こちらへ来るのかと思っていたカナちゃんが・・・。

10・異変・カナ来ない
 

来ません。

10・異変・振り返る
 

私がいることはわかっているはずなのに、来ない・・・ということは、「この馬を警戒しているのだろうか?」

10・異変・紅葉とカナ
 

「おとなしい感じの馬なのに、なぜだろう?」

10・異変・戻る
 

立ちつくすカナロアが心配になり、ディープと一緒に、近付いてみると・・・。

10・異変・動かないカナ
 

目がおかしいことに気付きました。

10・異変・目が
 

両目とも、白っぽく濁っているのです。

そして、顔に傷。

「うわっ!どうしたの?」

急いで、報告に行きました。

早朝、放牧した時は、暗くて誰も気付かなかったとのこと。

でも、放牧地に入る際に、嫌がって動かなくなったらしく、「グループをかえたからか」と思っていたということでした。

濁りのせいで、はっきり目が見えないのかもしれません。

私が不在だった3日間で、何かが起こったことだけは確かでした。

「仲間を捜して走った時に、柵にぶつかったんじゃないの?」

色々話しましたが、その現場を誰も見たわけではないので何とも言えず、獣医さんに診てもらうことになります。

その結果は、「思い当たる病気とは違う。怪我なら、普通は片目だけ」ということ。

診療センターに詳しい検査を依頼することになり、こちらは、「すぐにでも!」という思いでしたが、他の手術や検査の予定が詰まっていて、金曜日まで待つこととなりました。

「治療して元に戻れば」という期待と、「治らなかったら」という不安が交錯します。

新しい馬を迎えて弾んでいた心が、急にずんと重くなりました。

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 早朝5時前、オルフェーヴル牝馬が、育成牧場へ向けて、出発。

10・フラ・オル
 

そして、折り返し戻って来た馬運車に、ハーツクライ牝馬が乗車していきました。

10・フラ・ハーツ
 

どちらも、誕生から1年と7ヵ月。

あっという間の出来事だったように思います。

10・フラ・馬運車
 

しとしとと雨が降る牧場。

1歳で残っているのは、牡馬3頭だけになりました。

その中で、明日出発するのが、エイシンフラッシュ牡馬。

当日立ち会えないため、放牧地をのぞきに行くと・・・・。

10・フラ・ノヴェと
 

フラッシュは、幼馴染みのノヴェリスト牡馬と、対面中。

いえいえ、激しく戦っている最中でした。

10・フラ・がお
 

「こらっ!待てぇ!」

10・フラ・走る
 

傍観者の青鹿毛のノヴェリスト牡馬の横で、かなり本気モード。

10・フラ・3頭
 

飛んだり跳ねたり、

10・フラ・大暴れ
 

立ち上がったり!

10・フラ・立つ
 

濡れた体がかゆいためか、全身を動かしています。

10・フラ・わさわさ
 

青ノヴェにいたずらをし始めたノヴェを見ると、飛んできて仲間入り。

10・フラ・なになに
 

「おりゃおりゃー!」

10・フラ・おりゃ
 

「こっちだぞー!」

10・フラ・待て
 

今度は体当たり。

10・フラ・戦い
 

相手をころころ変えながら、のびのびと、生き生きと。

10・フラ・のびのび
 

出発前に、楽しそうで、力強いフラッシュの姿が見られ、本当に良かったです。

10・フラ・いきいき
 

「ねえねえ!あいつ、しつこいんだよ。助けて!」

10・フラ・助けてよ
 

とばかりに、走ってくる青ノヴェ。

「なんだよ!先に、ニンジンもらってるのか?」

10・フラ・来た
 

亡き母に、優勝の報告が出来るよう、今後も立派に成長を続けてほしいと思います。

2日前に離乳した、栗毛のオルフェーヴル牡馬の母は、元のメンバーたちと放れていました。

10・フラ・繁殖
 

やっと落ち着いたようです。

10・フラ・栗オル母
 

栗オルも、静かになって、仲間との新たな生活開始。

10・フラ・栗オル
 

早生まれ組は、雨の中、一団となって。

10・フラ・早生まれ
 

黄葉した景色の中、

10・フラ・黄葉
 

オルフェーヴル牡馬をかじっているのは、ハービンジャー牡馬。

10・フラ・ハービンオルフェ
 

変わっていく環境の中、それぞれが頑張っています。


関連タグ : オルフェーヴル, ハーツクライ, エイシンフラッシュ, ノヴェリスト, ハービンジャー,

 昨日の夕方、1歳牝馬の放牧地を訪ねました。

10・1歳・牝3頭
 

3頭になった仲間たちも、今日・明日ですべて移動してしまいます。

1年半かけて大きく成長した姿を、出来るだけ残しておきたいと思いました。

移動に備えて、厩舎で手入れを受けるダイワメジャー牝馬。

10・1歳・メジャ
 

馬体重は500㎏を超す巨体。1頭だけ、「2歳馬が混じっているようだ」と、よく言われました。

オルフェーヴル牝馬。

10・1歳・オルフェ
 

こちらは、小柄で400㎏前後。それでも、ふっくらして、大人びてきました。

1歳馬の後に、当歳馬を見ると、1年の差を感じます。

10・1歳・ハービン
 

「大きくなったなぁ」と思っていた早生まれ組も、まだまだ子ども。

体重は、だいたい250㎏から300㎏台の間です。

10・1歳・アリュー
 

どことなく、あどけなさが残っています。

10・1歳・カナ
 

ゆったりと厩舎で過ごす馬たちの顔は、いつも穏やか。

10・1歳・オルフェちゃん
 

ハーツクライ牝馬は、口をもごもごさせながら、顔を出して来ます。

10・1歳・ハーちゃん
 

みんなと違って、頭が窓枠につかえそうなメジャー。

10・1歳・メーちゃん
 

ここで、何度、ニンジンをあげたことでしょう。

昼夜放牧中の1歳牡馬グループも、3頭となりました。

10・1歳・フラ
 

エイシンフラッシュ牡馬と青鹿毛のノヴェリスト牡馬。

10・1歳・青ノヴェと
 

ノヴェリスト牡馬は、仲良しの栗毛のノヴェが出発してしまい、しょんぼり。

10・1歳・ノヴェ
 

でも、思い返せば、この2頭は幼馴染みでした。

10・1歳・幼馴染
 

小さい頃に、母どうしが威嚇し合い、なかなか交われなかったことを思い出します。

広い放牧地に、3頭がポツンポツンと散らばり、夜は更けていきました。

10・1歳・日暮れ
 

そして今朝、午前5時前から、出発準備が始まったメジャーでしたが・・・・。

10・1歳・メジャちゃん
 

頑固な性格は、暗闇をものともせず、「乗らない!」の一点張り。

体が大きいため、暴れ方も半端なく、あの手この手でなんとか乗車させた時には、15分以上が経過していました。

恐るべし、メジャーちゃん!

明るくなり始めた東の空に向かって、出発。

10・1歳・格闘の末
 

さて、離乳2日目を迎えた栗毛のオルフェーヴル牡馬はといえば・・・。

10・1歳・2日目の栗
 

ヒョロロロロ・・・と、高い声で鳴きながら、早朝から母を捜していました。

10・1歳・3頭
 

落ち着いている仲間たちのそばで、「どこに行ったのかなあ」と、背伸び。

10・1歳・のぞく栗
 

大好きなオルフェちゃんがいるから

10・1歳・アップ
 

心強いものの、

10・1歳・ちょっと安心
 

お母さんのことが忘れられません。

10・1歳・やっぱり
 

寂しそうな後ろ姿。

10・1歳・背中
 

「あ!今、母さんの声が聞こえた!」

10・1歳・顔
 

「どこー?」

10・1歳・鳴く
 

オルフェとカナロアの牝馬2頭は、離乳後6日目。

10・1歳・オル
 

人と遊ぶ余裕も出てきて、もう心配はいりません。

「あの仔の母さんもいなくなっちゃったね・・・」

10・1歳・オル立つ
 

なんとか耐えるしかない、栗オルくん。

10・1歳・栗来る
 

夕暮れ時まで、こんな調子。

メジャーが去った後、1歳牝馬は、いよいよ2頭となり、

10・1歳・2頭で
 

最後の放牧を楽しんでいました。

10・1歳・光
 

駆けてくるオルフェ。

10・1歳・のびのび
 

暖かそうな冬毛をまとったキタキツネを興味深く見つめていた2頭は、

10・1歳・キツネ
 

並んで歩き出しました。

10・1歳・後ろ姿
 

1年と7ヵ月を過ごしたこの場所を、明日離れます。

10・1歳・ハーツ
 

名残りは尽きません。

ついつい、1歳牡馬のところへも。

青鹿毛のノヴェリスト牡馬。

10・1歳・青
 

鹿毛のノヴェリスト牡馬。

10・1歳・ノヴェちん
 

エイシンフラッシュ牡馬。

10・1歳・フラッシュ
 

ユスリカの大群の向こうに、3頭の仲間たち。

10・1歳・虫
 

どんな景色も、しみじみと感じられる秋です。

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