忙しさに加え、カメラの故障という不運が重なり、ひと月もの間、更新がストップしてしまいました。
日々が経過するうちに、心配して連絡をくださる方が増え、続けることの大切さを痛感。
たった一人でひっそり始めたブログですが、いつの間にかたくさんの方々に支えられていることに改めて感謝して、また始めていきたいと思います。
この一ヵ月は、とても暑い夏でした。
7月下旬、暑さと共に始めた当歳馬の昼夜放牧。
最初の頃は、夕方になると、いつものくせで、出入り口に集結していた馬たち。
元気いっぱいだった栗毛のオルフェーヴル牡馬も、大あくび。
「厩舎で、休みたーい・・・」
みんな、アブを払いながら、憂鬱そうな顔をしています。
あきらめの早い、遅生まれ組の写真を撮っていると、やっと誰かが動き出し、放牧地の奥へと戻っていった面々。
次に、早生まれの仲良しグループを写していると・・・。
いつの間にか、また出入り口に集合している、中生まれ組。
「ねえねえ」と、栗オルくん。
気休めに水遊びを始める、エイシンフラッシュ牡馬の母。
しばらくすると、またあきらめたように、放牧地の奥の方へ。
気付いた栗オルくんも、
遅れまいと、猛ダッシュ。
今年は、本州の夏を思わせる、こうした蒸し暑い日が何日も続きましたが、ここ一週間で、急に朝晩冷え込むようになりました。
夜は、窓を閉めなければ、寒いほど。
このまま、秋が来るのでしょうか。
そして、現役の競走馬たちは、この1ヵ月、毎週、誰かが勝ち星をあげてくれました。
8月2日、小倉7レース・ダート1700mのサクセスグローリー。
父シンボリクリスエスの4歳牡馬。
携わった馬たちが、ゴール板を1着で駆け抜ける姿は、本当に嬉しいものです。
それぞれの馬たちの、あの頃の性格を振り返りながら、今、どんなふうに過ごしているのかと、思いをはせる日々。
秋の気配の牧場は、これから当歳馬の離乳や1歳馬の移動が始まっていきます。
新たな思いで、彼らの記録を残していきます。
日々が経過するうちに、心配して連絡をくださる方が増え、続けることの大切さを痛感。
たった一人でひっそり始めたブログですが、いつの間にかたくさんの方々に支えられていることに改めて感謝して、また始めていきたいと思います。
この一ヵ月は、とても暑い夏でした。
7月下旬、暑さと共に始めた当歳馬の昼夜放牧。
最初の頃は、夕方になると、いつものくせで、出入り口に集結していた馬たち。
元気いっぱいだった栗毛のオルフェーヴル牡馬も、大あくび。
「厩舎で、休みたーい・・・」
みんな、アブを払いながら、憂鬱そうな顔をしています。
あきらめの早い、遅生まれ組の写真を撮っていると、やっと誰かが動き出し、放牧地の奥へと戻っていった面々。
次に、早生まれの仲良しグループを写していると・・・。
いつの間にか、また出入り口に集合している、中生まれ組。
「ねえねえ」と、栗オルくん。
気休めに水遊びを始める、エイシンフラッシュ牡馬の母。
しばらくすると、またあきらめたように、放牧地の奥の方へ。
気付いた栗オルくんも、
遅れまいと、猛ダッシュ。
今年は、本州の夏を思わせる、こうした蒸し暑い日が何日も続きましたが、ここ一週間で、急に朝晩冷え込むようになりました。
夜は、窓を閉めなければ、寒いほど。
このまま、秋が来るのでしょうか。
そして、現役の競走馬たちは、この1ヵ月、毎週、誰かが勝ち星をあげてくれました。
8月2日、小倉7レース・ダート1700mのサクセスグローリー。
父シンボリクリスエスの4歳牡馬。
携わった馬たちが、ゴール板を1着で駆け抜ける姿は、本当に嬉しいものです。
それぞれの馬たちの、あの頃の性格を振り返りながら、今、どんなふうに過ごしているのかと、思いをはせる日々。
秋の気配の牧場は、これから当歳馬の離乳や1歳馬の移動が始まっていきます。
新たな思いで、彼らの記録を残していきます。
キングカメハメハ牝馬が育成牧場に移った後、残っている1歳牝馬たちをすべて一緒に放しました。
その時の騒ぎといったら・・・・。
黒鹿毛のステイゴールド牝馬と5月生まれハービンジャー牝馬。
この2頭に、3月生まれハービンジャー牝馬と育成中のディープインパクト牝馬、メイショウサムソン牝馬がおそいかかります。
数で有利なためか、強気な性格だからか・・・。
隅の方で、静かに草を食もうとしている2頭。
「誰?あの仔たち!」
と、興奮気味のサムソンとディープ。
彼女たちも、来た当初は、仲間外れにされ、辛酸をなめたはずなのに、今ではすっかり一致団結。
3月生まれハービンと共に、
わざわざ攻撃しに向かっていきました。
「何してるの!」
争いを避けようと、逃げる黒ステイ。全力疾走。
どこまでも追いかける、ディープにハービン、サムソン。
黒ステイと5月生まれハービンの2頭は、これまでそんなに仲が良いわけではありませんでした。
でも、キンカメ牝馬やバゴ牝馬がいなくなった今、頼れる仲間は互いに1頭のみ。
どこまでも、一緒に逃げ回ります。
「あー、疲れたぁ」
元気の良い3頭は、まだ興奮気味。
ちらっと、相手の方を見ながら、しばらくは緊張状態。
ディープが、水たまりで泥遊びを始めたので、なんとか落ち着きました。
そして、その日の午後、4月から5ヵ月間預かった、ディープインパクト牡馬が町内の育成牧場へ出発。
ワークフォース牡馬が移動してから、最近は、もう1頭のディープインパクト牡馬と2頭で放れていました。
すっかり馴れましたが、ちょっと敏感なところがあります。
馬体重は、450㎏台。
彼を送り出した夕方、再び1歳牝馬たちの様子を見に行くと、互いにお尻を向けながらも、徐々に距離は縮まっているようで、一安心。
馬たちの仲間意識の強さには、毎回、”脱帽”です。
その時の騒ぎといったら・・・・。
黒鹿毛のステイゴールド牝馬と5月生まれハービンジャー牝馬。
この2頭に、3月生まれハービンジャー牝馬と育成中のディープインパクト牝馬、メイショウサムソン牝馬がおそいかかります。
数で有利なためか、強気な性格だからか・・・。
隅の方で、静かに草を食もうとしている2頭。
「誰?あの仔たち!」
と、興奮気味のサムソンとディープ。
彼女たちも、来た当初は、仲間外れにされ、辛酸をなめたはずなのに、今ではすっかり一致団結。
3月生まれハービンと共に、
わざわざ攻撃しに向かっていきました。
「何してるの!」
争いを避けようと、逃げる黒ステイ。全力疾走。
どこまでも追いかける、ディープにハービン、サムソン。
黒ステイと5月生まれハービンの2頭は、これまでそんなに仲が良いわけではありませんでした。
でも、キンカメ牝馬やバゴ牝馬がいなくなった今、頼れる仲間は互いに1頭のみ。
どこまでも、一緒に逃げ回ります。
「あー、疲れたぁ」
元気の良い3頭は、まだ興奮気味。
ちらっと、相手の方を見ながら、しばらくは緊張状態。
ディープが、水たまりで泥遊びを始めたので、なんとか落ち着きました。
そして、その日の午後、4月から5ヵ月間預かった、ディープインパクト牡馬が町内の育成牧場へ出発。
ワークフォース牡馬が移動してから、最近は、もう1頭のディープインパクト牡馬と2頭で放れていました。
すっかり馴れましたが、ちょっと敏感なところがあります。
馬体重は、450㎏台。
彼を送り出した夕方、再び1歳牝馬たちの様子を見に行くと、互いにお尻を向けながらも、徐々に距離は縮まっているようで、一安心。
馬たちの仲間意識の強さには、毎回、”脱帽”です。
1歳バゴ牝馬が、育成牧場へ出発することになりました。
遅生まれ牝馬グループからの、最初の旅立ちです。
前日の夕刻、放牧地へ。
仲良し4頭は、一番奥で、草を食べていました。
「あれ?」と、気付いたのは、バゴ。
「どうかしたの?」と、先頭を歩いてきます。
小さい時は、引っ込み思案だったバゴちゃん。
大きくなるにつれ、我が強くなり、積極性が増してきました。
お転婆ぞろいの仲間たちに囲まれてきたせいでしょうか。
角度を変えて撮ろうと、土手の上へ上がった私を見て、「誰?」と警戒する4頭。
いつでも、どんな時も、一緒。
夜、シカか何かに驚いて、みんなで逃げ回ったこともあります。
下りてきた私に、「なんだ!驚かさないでよ!」と、ステイゴールド牝馬を先頭に、駆け寄る仲間たち。
個性派のキングカメハメハ牝馬。
頑丈な体つきのハービンジャー牝馬。
小さい頃から共に過ごした彼女たちとは、特に強い絆で結ばれていました。
涼しくなって、アブや蜂はいなくなったけれど、雨が多く水たまりが増えたことで、蚊が大発生。
常にしっぽを動かしながら、夕日の当たる放牧地を行進しています。
時には、走り、時には、立ち止まりながら。
仲が良かった牝馬たちの最後の放牧風景。
すると、隣の放牧地で、疾走する馬を発見。
離乳したヴィクトワールピサ牝馬のお母さんでした。
時が経つにつれ、乳が張り出したのか、ひとり、我が仔を捜していました。
「どうしたんですか?」
びっくりして、集まる1歳牝馬たち。
夜が明けても、星ピサ母さんは、我が仔を捜していました。
厩舎から顔を出すのは、ダイワメジャー牡馬。
彼女が、昨年産んだ初仔。
そして廊下では、バゴ牝馬が、いよいよ出発の準備です。
幼馴染みのキンカメとハービンが見守る中、写真を撮ります。
馬体重は、410㎏台。
ハート形の額の星は、曲星(きょくせい)。
よく見ないと間違えそうになるキンカメちゃんに見送られながら、馬運車へ。
ここで、我の強さと、繊細な性格が表れ、乗車にかなりてこずりましたが・・・・。
なんとかおさまり、颯爽と、出発していきました。
幼馴染みといつか対決する時が来るのでしょうか。
どんなふうにデビューしてくれるか、今から楽しみです。
遅生まれ牝馬グループからの、最初の旅立ちです。
前日の夕刻、放牧地へ。
仲良し4頭は、一番奥で、草を食べていました。
「あれ?」と、気付いたのは、バゴ。
「どうかしたの?」と、先頭を歩いてきます。
小さい時は、引っ込み思案だったバゴちゃん。
大きくなるにつれ、我が強くなり、積極性が増してきました。
お転婆ぞろいの仲間たちに囲まれてきたせいでしょうか。
角度を変えて撮ろうと、土手の上へ上がった私を見て、「誰?」と警戒する4頭。
いつでも、どんな時も、一緒。
夜、シカか何かに驚いて、みんなで逃げ回ったこともあります。
下りてきた私に、「なんだ!驚かさないでよ!」と、ステイゴールド牝馬を先頭に、駆け寄る仲間たち。
個性派のキングカメハメハ牝馬。
頑丈な体つきのハービンジャー牝馬。
小さい頃から共に過ごした彼女たちとは、特に強い絆で結ばれていました。
涼しくなって、アブや蜂はいなくなったけれど、雨が多く水たまりが増えたことで、蚊が大発生。
常にしっぽを動かしながら、夕日の当たる放牧地を行進しています。
時には、走り、時には、立ち止まりながら。
仲が良かった牝馬たちの最後の放牧風景。
すると、隣の放牧地で、疾走する馬を発見。
離乳したヴィクトワールピサ牝馬のお母さんでした。
時が経つにつれ、乳が張り出したのか、ひとり、我が仔を捜していました。
「どうしたんですか?」
びっくりして、集まる1歳牝馬たち。
夜が明けても、星ピサ母さんは、我が仔を捜していました。
厩舎から顔を出すのは、ダイワメジャー牡馬。
彼女が、昨年産んだ初仔。
そして廊下では、バゴ牝馬が、いよいよ出発の準備です。
幼馴染みのキンカメとハービンが見守る中、写真を撮ります。
馬体重は、410㎏台。
ハート形の額の星は、曲星(きょくせい)。
よく見ないと間違えそうになるキンカメちゃんに見送られながら、馬運車へ。
ここで、我の強さと、繊細な性格が表れ、乗車にかなりてこずりましたが・・・・。
なんとかおさまり、颯爽と、出発していきました。
幼馴染みといつか対決する時が来るのでしょうか。
どんなふうにデビューしてくれるか、今から楽しみです。
(前編より続く)
ワークフォース牝馬たちを厩舎に入れた後、今度は牡馬グループの集牧。
ついでに写真を撮ろうと向かうと、近場にいたダイワメジャー牡馬とエンパイアメーカー牡馬が、やって来ました。
仲良し2頭のツーショット。
移動してきて約1年になるSeaTheStars牡馬と、ダノンシャンティ牡馬は、出入り口近くにいたため、早速、厩舎へ。
中間点にぽつんと立っていた、生産馬のSeaTheStars牡馬は、そんな彼らを背に、こちらへ歩いてきました。
ニンジン好きな、生産シーザくん。目の周りに泥をつけて、愛嬌たっぷり。
それでも、「おーい」と呼ばれると、みんなハッと気付いて、出口へ向かっていきます。
昼夜放牧を終えた彼らは、厩舎に戻って休みたくて、うずうず。
おいしい朝食とふかふかの乾草。
一刻も早く、休みたい・・・と言わんばかりに、駆けていくのです。
こちらの3頭は、4月に移動してきた育成馬。
彼らも、すっかり慣れて、集牧の時間を待っています。
最後に、遅生まれの牝馬グループ。
隣の馬たちが厩舎に入っていく気配を感じ、早速スタンバイしているのが、ステイゴールド牝馬とバゴ牝馬でした。
あらら・・・、遠くで、まだ草を食べているのは、キングカメハメハ牝馬。
ハービンジャー牝馬が加わり、3頭が「早く入れてよ!」と、催促する中、
キンカメちゃんは、ひとり悠々と歩いてきました。
こうして、1歳馬は、皆、厩舎へ入り、ひと段落。
それから、4時間が経過した午前9時。
育成牧場へ出発するワークフォース牝馬に、「どんな動きをするか見てみたい」と、リーダーが、スタッフと共にロンジング。
速歩から駆歩。
左回りから、右回り。
すべての指示を、素直に聞き、スムーズに動くことが出来ました。
これなら、育成牧場へ行っても、大丈夫です。
さすがに初めてのことなので、顔は、緊張気味でしたが・・・。
しっかりとした足取りで、ロンギ場から出てきました。
この先、大きく変わる生活。不安げな瞳は、仕方がありません。
馬体重は、487㎏。
黒鹿毛のワークの特徴は、星・珠目正・髪中。(ほし・しゅもくせい・かみなか)
仲間の前を通り、いよいよ馬運車へと導かれます。
大好きなニンジンを片手にちらつかせて、向かいますが、
直前で、やはり止まってしまいました。
作戦を変え、バックさせて誘導すると、今度は一度で、成功。
箱の中におさまったワークに、最後のニンジン。
いえ、不安いっぱいのワークはそれどころではなく、窓から外を見たり、匂いをかいだり、とにかくそわそわ。
馬運車のエンジンがかかったので、私はあきらめて、小さな横扉を閉めました。
「元気で、頑張るんだよ!」
いななく声に、エールを送ります。
急に寂しくなったのは、残った馬たちが、再び放牧に出された午後のことでした。
昨日までいた放牧地に、ワークの姿だけがありません。
ふっと寂しくなり、「無事に着いたかな」と、遠い育成牧場の様子を頭に思い浮かべます。
新しい場所、知らない人たち。
この試練を乗り越えれば、また一歩、競走馬へと近付いていくことでしょう。
ワークフォース牝馬たちを厩舎に入れた後、今度は牡馬グループの集牧。
ついでに写真を撮ろうと向かうと、近場にいたダイワメジャー牡馬とエンパイアメーカー牡馬が、やって来ました。
仲良し2頭のツーショット。
移動してきて約1年になるSeaTheStars牡馬と、ダノンシャンティ牡馬は、出入り口近くにいたため、早速、厩舎へ。
中間点にぽつんと立っていた、生産馬のSeaTheStars牡馬は、そんな彼らを背に、こちらへ歩いてきました。
ニンジン好きな、生産シーザくん。目の周りに泥をつけて、愛嬌たっぷり。
それでも、「おーい」と呼ばれると、みんなハッと気付いて、出口へ向かっていきます。
昼夜放牧を終えた彼らは、厩舎に戻って休みたくて、うずうず。
おいしい朝食とふかふかの乾草。
一刻も早く、休みたい・・・と言わんばかりに、駆けていくのです。
こちらの3頭は、4月に移動してきた育成馬。
彼らも、すっかり慣れて、集牧の時間を待っています。
最後に、遅生まれの牝馬グループ。
隣の馬たちが厩舎に入っていく気配を感じ、早速スタンバイしているのが、ステイゴールド牝馬とバゴ牝馬でした。
あらら・・・、遠くで、まだ草を食べているのは、キングカメハメハ牝馬。
ハービンジャー牝馬が加わり、3頭が「早く入れてよ!」と、催促する中、
キンカメちゃんは、ひとり悠々と歩いてきました。
こうして、1歳馬は、皆、厩舎へ入り、ひと段落。
それから、4時間が経過した午前9時。
育成牧場へ出発するワークフォース牝馬に、「どんな動きをするか見てみたい」と、リーダーが、スタッフと共にロンジング。
速歩から駆歩。
左回りから、右回り。
すべての指示を、素直に聞き、スムーズに動くことが出来ました。
これなら、育成牧場へ行っても、大丈夫です。
さすがに初めてのことなので、顔は、緊張気味でしたが・・・。
しっかりとした足取りで、ロンギ場から出てきました。
この先、大きく変わる生活。不安げな瞳は、仕方がありません。
馬体重は、487㎏。
黒鹿毛のワークの特徴は、星・珠目正・髪中。(ほし・しゅもくせい・かみなか)
仲間の前を通り、いよいよ馬運車へと導かれます。
大好きなニンジンを片手にちらつかせて、向かいますが、
直前で、やはり止まってしまいました。
作戦を変え、バックさせて誘導すると、今度は一度で、成功。
箱の中におさまったワークに、最後のニンジン。
いえ、不安いっぱいのワークはそれどころではなく、窓から外を見たり、匂いをかいだり、とにかくそわそわ。
馬運車のエンジンがかかったので、私はあきらめて、小さな横扉を閉めました。
「元気で、頑張るんだよ!」
いななく声に、エールを送ります。
急に寂しくなったのは、残った馬たちが、再び放牧に出された午後のことでした。
昨日までいた放牧地に、ワークの姿だけがありません。
ふっと寂しくなり、「無事に着いたかな」と、遠い育成牧場の様子を頭に思い浮かべます。
新しい場所、知らない人たち。
この試練を乗り越えれば、また一歩、競走馬へと近付いていくことでしょう。
昨日今日と、梅雨のようなしとしと雨が降ったりやんだりしています。
バシャバシャという大きな音が聞こえてきたので、放牧地を見ると、水たまりで、4月生まれの当歳馬たちが遊んでいました。
写真を撮ろうと外に出た頃には、母馬たちも参加して、大騒ぎになっていたのですが・・・・。
人の姿に気付いて、みんなが駆け寄ってきたため、わずかにキングズベスト牝馬が口を近付けている、こんな写真しか撮れませんでした。
とにかく元気いっぱいの4月生まれグループ。
小雨の中、3頭で駆け回っています。
隣の放牧地から、キングカメハメハ牝馬とバゴ牝馬がのぞいていました。
よく見ると顔中、泥はねだらけ。
彼女たちも、久々の水たまりに、はしゃいでいたに違いありません。
2頭は、目の前で遊んでいるハービンジャー牡馬とワークフォース牡馬のお姉さん。
キングズベスト牝馬の半姉のステイゴールド牝馬も、ここの仲間。
性格はそれぞれで、似ているような面もあれば、似ていないような面もあり。
ハービンくんの半姉のキンカメちゃんは、今でも牧柵をコンコンとたたいて、人の気をひく癖があり、周りを笑わせてくれます。
1歳馬のほかのメンバーたちも、ますますパワーアップしてきました。
先日の放牧直後の牡馬グループ。
SeaTheStars牡馬2頭と、ダイワメジャー牡馬。
黒鹿毛のエンパイアメーカー牡馬や、
栗毛のダノンシャンティ牡馬も、力強く駆け回っています。
冬場にニンジン大好物だったエンパイアくん。
「今日は、ニンジンないのかなぁ・・・」
シャンティが、シーザにちょっかいをかけている間に、
今度はメジャーも、「くれないの?」
シーザも急いで、「ニンジンちょうだい!」
体は大きくなっても、まだまだ精神的には幼い面があり、楽しい仲間たちです。
また嬉しそうに、みんなで走っていきました。
かけっこは、お手の物。
かじったり、組み合ったり。
闘争本能が旺盛の牡馬たちは、放牧直後はいつも、ダイナミックな動きで、こちらを圧倒させてくれます。
バシャバシャという大きな音が聞こえてきたので、放牧地を見ると、水たまりで、4月生まれの当歳馬たちが遊んでいました。
写真を撮ろうと外に出た頃には、母馬たちも参加して、大騒ぎになっていたのですが・・・・。
人の姿に気付いて、みんなが駆け寄ってきたため、わずかにキングズベスト牝馬が口を近付けている、こんな写真しか撮れませんでした。
とにかく元気いっぱいの4月生まれグループ。
小雨の中、3頭で駆け回っています。
隣の放牧地から、キングカメハメハ牝馬とバゴ牝馬がのぞいていました。
よく見ると顔中、泥はねだらけ。
彼女たちも、久々の水たまりに、はしゃいでいたに違いありません。
2頭は、目の前で遊んでいるハービンジャー牡馬とワークフォース牡馬のお姉さん。
キングズベスト牝馬の半姉のステイゴールド牝馬も、ここの仲間。
性格はそれぞれで、似ているような面もあれば、似ていないような面もあり。
ハービンくんの半姉のキンカメちゃんは、今でも牧柵をコンコンとたたいて、人の気をひく癖があり、周りを笑わせてくれます。
1歳馬のほかのメンバーたちも、ますますパワーアップしてきました。
先日の放牧直後の牡馬グループ。
SeaTheStars牡馬2頭と、ダイワメジャー牡馬。
黒鹿毛のエンパイアメーカー牡馬や、
栗毛のダノンシャンティ牡馬も、力強く駆け回っています。
冬場にニンジン大好物だったエンパイアくん。
「今日は、ニンジンないのかなぁ・・・」
シャンティが、シーザにちょっかいをかけている間に、
今度はメジャーも、「くれないの?」
シーザも急いで、「ニンジンちょうだい!」
体は大きくなっても、まだまだ精神的には幼い面があり、楽しい仲間たちです。
また嬉しそうに、みんなで走っていきました。
かけっこは、お手の物。
かじったり、組み合ったり。
闘争本能が旺盛の牡馬たちは、放牧直後はいつも、ダイナミックな動きで、こちらを圧倒させてくれます。