1月6日、帰省の途中、中山競馬場に立ち寄り、家族で金杯の応援に。
明けて7歳となる、父オルフェーヴルの牝馬、クリノプレミアム。
私にとっては数年ぶりの再会。
「やっと会えた」
落ち着いて周回を重ねる、プレミアムの視線は、気が付くとこちらにありました。
「頑張って!」
ジョッキーを待つ、プレミアムの後ろ姿。
幼い頃、ニンジンがほしくて、仲間を威嚇していたことを思い出すと、「大人になった」と感じます。
レースに集中し、ジョッキーを背に、
くるりくるり。
目の前を通過する折に、また目が合いました。
母の姿、父の姿。
どちらの特徴も受け継いで、ここにいます。
それを知っているのは、生産者である私たちだけでしょうか。
レースは、人混みの中で観ました。
いつものようにスタート良く飛び出したプレミアム。
位置取りを下げ、中団から前めで走る様子をターフビジョンで確認。
直線コースに現れた馬群に目を移し、赤い帽子と、なじみの勝負服を探しました。
「いけーっ!」
存在感を示したレース。
いつもドキドキとワクワクをくれる生産馬たちに感謝しながら、船橋法典駅に向かいました。
明けて7歳となる、父オルフェーヴルの牝馬、クリノプレミアム。
私にとっては数年ぶりの再会。
「やっと会えた」
落ち着いて周回を重ねる、プレミアムの視線は、気が付くとこちらにありました。
「頑張って!」
ジョッキーを待つ、プレミアムの後ろ姿。
幼い頃、ニンジンがほしくて、仲間を威嚇していたことを思い出すと、「大人になった」と感じます。
レースに集中し、ジョッキーを背に、
くるりくるり。
目の前を通過する折に、また目が合いました。
母の姿、父の姿。
どちらの特徴も受け継いで、ここにいます。
それを知っているのは、生産者である私たちだけでしょうか。
レースは、人混みの中で観ました。
いつものようにスタート良く飛び出したプレミアム。
位置取りを下げ、中団から前めで走る様子をターフビジョンで確認。
直線コースに現れた馬群に目を移し、赤い帽子と、なじみの勝負服を探しました。
「いけーっ!」
存在感を示したレース。
いつもドキドキとワクワクをくれる生産馬たちに感謝しながら、船橋法典駅に向かいました。
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関連タグ : オルフェーヴル,
ついに、この日がやって来ました。
3月12日、中山11レース、中山牝馬ステークス。
父オルフェーヴルの5歳牝馬、クリノプレミアムが、優勝!
記憶は、今から16年前にさかのぼります。
2006年4月2日。彼女の母、ダンシングクイーンが誕生しました。
父は、Giant’s Causeway(ジャイアンツコーズウェイ)。
アメリカから、海を越えてやって来た母から生まれたのは、青鹿毛の美しい女の仔。
期待して競馬場へ送り出したものの、新馬戦1着のみの、4戦1勝で引退。
繁殖に上がり、その子どもたちに望みをつなぎました。
彼女が生まれた時に、ジャイアンツコーズウェイについて調べまくった私は、「この血統は、絶対にどこかで走る」と信じ続けて来たのです。
5年前の2017年、3月23日の夜。
その母の5産目で、父オルフェーヴルのクリノプレミアムが誕生しました。
男の仔かと思ったくらい、骨格の立派な女の仔。
(小さい時の様子は、カレンダーから、2017年3月を検索して、ご覧ください)
仲間と共に、のびのび、すくすくと育ったプレミアム。
4年前の今頃。
1歳3月に撮った画像です。
人間にはとても素直ですが、周りの仲間には時折、強気な面を見せていました。
緑いっぱいの5月。
当時の仲間たちと共に。
サマーセールに上場することになり、準備をしてのぞんだものの・・・。
当日の比較展示中に、まさかの放馬。
その直後に会場に到着した私でしたが、彼女を真剣に見る人は少なく、どんよりとした空気が漂っていました。
手塩にかけて育てて来た馬を、気遣うスタッフ。
「オルフェの牝馬は難しいよね」と私に話しかけて来た人がいます。
「いやぁ、普段はとてもおとなしい馬なんですがね」と返すしかありませんでした。
不安は的中し、セリでは一声もかからず、主取り。
その数日後に、リーダーより、今の調教師さんから声がかかったということを聞きました。
移動先の育成牧場でも、トレセンの厩舎でも、その気質から、ちょっとした逸話があるようです。
今から1年前に、2勝目をあげると、夏に連勝して、オープン入り。
ついに、思い描いていた重賞の舞台へ、参戦することになりました。
「いつかは、やってくれる!」
そう信じて、5戦目。
”荒れる牝馬のハンデ重賞”中山牝馬ステークス。
16頭立ての15番人気。
「荒れるなら、うちの馬しかないでしょ」と思ったのに、テレビ番組の予想コーナーには、名前なし。
調子が良く、本来の力が出せれば、チャンスはある・・・。
正座して、スタートを見つめました。
「よし、そうそう」
ただ一点、プレミアムの動きだけを追います。
「よしっ!そう!いけーっ!・・・・」
もう最後は、何を叫んだのか、全く覚えていません。
勝つなら、こういうレースだろうと、思い描いた通りの動き。
まさに人馬一体の、会心のレースでした。
感無量とは、このこと。
家族とスタッフ二人で、こつこつ。
どんなに忙しくても、休みが不定期でも、馬に寄り添い、勤め続けてくれているスタッフ。
80代になってもなお、厩舎作業を手伝ってくれる両親。
そして、責任ある立場にありながら、いつも皆の先頭に立ち、早朝の寝藁上げから、馬運車の運転、夜中の分娩監視まで、常に”馬第一”で働き続けているリーダー。
そんな、表に見えない努力が、報われた瞬間でした。
レース後、たくさんの方からメッセージが届き、玄関先には、お祝いの品が続々。
場はいっぺんに明るくなり、素敵な花の香りでいっぱいに。
感謝しかありません。
同じように頑張っている、この牧場の方々も、ライバルであり、仲間。
みんなに重賞勝利の日が来ることを願います。
気持ち新たに迎えた、日曜日。
リーダーは、早朝から、ひとり種付けに出発。
私は、昼前、スタッフに、珍しい鳥が来ていると聞き、1歳牝馬の放牧地に向かいました。
近年、3月になると、渡り鳥であるハクガンの姿を、近くの採草地で見かけるようになり、それかと期待して近付きます。
正体は、オオハクチョウでした。
雪がとけ、水たまりとなった場所の草を、夢中で食べています。
カモメやマガンよりも大きく、真っ白で目立つオオハクチョウ。
鳴きかわす声も聞きなれないためか、馬たちは、緊張気味。
逆に、ハクチョウたちは逃げもせず、午後にはさらに仲間を増やしていました。
明るい3月の日差しと、渡り鳥の飛来に春を感じ、心うきうき。
さて、今日、改めて、ジャイアンツコーズウェイのレース映像を振り返っていると、あることに気付きました。
栗毛の左肢が、2本とも白いのです。
クリノプレミアムと同じでした。
栗毛という点で、父オルフェーヴルにばかり目が行っていましたが、母の父ジャイアンツコーズウェイの血も、明らかに受け継いでいます。
さあ、これから、どんな走りを見せてくれるのか。
今年の競馬は、まだまだ続きます。
3月12日、中山11レース、中山牝馬ステークス。
父オルフェーヴルの5歳牝馬、クリノプレミアムが、優勝!
記憶は、今から16年前にさかのぼります。
2006年4月2日。彼女の母、ダンシングクイーンが誕生しました。
父は、Giant’s Causeway(ジャイアンツコーズウェイ)。
アメリカから、海を越えてやって来た母から生まれたのは、青鹿毛の美しい女の仔。
期待して競馬場へ送り出したものの、新馬戦1着のみの、4戦1勝で引退。
繁殖に上がり、その子どもたちに望みをつなぎました。
彼女が生まれた時に、ジャイアンツコーズウェイについて調べまくった私は、「この血統は、絶対にどこかで走る」と信じ続けて来たのです。
5年前の2017年、3月23日の夜。
その母の5産目で、父オルフェーヴルのクリノプレミアムが誕生しました。
男の仔かと思ったくらい、骨格の立派な女の仔。
(小さい時の様子は、カレンダーから、2017年3月を検索して、ご覧ください)
仲間と共に、のびのび、すくすくと育ったプレミアム。
4年前の今頃。
1歳3月に撮った画像です。
人間にはとても素直ですが、周りの仲間には時折、強気な面を見せていました。
緑いっぱいの5月。
当時の仲間たちと共に。
サマーセールに上場することになり、準備をしてのぞんだものの・・・。
当日の比較展示中に、まさかの放馬。
その直後に会場に到着した私でしたが、彼女を真剣に見る人は少なく、どんよりとした空気が漂っていました。
手塩にかけて育てて来た馬を、気遣うスタッフ。
「オルフェの牝馬は難しいよね」と私に話しかけて来た人がいます。
「いやぁ、普段はとてもおとなしい馬なんですがね」と返すしかありませんでした。
不安は的中し、セリでは一声もかからず、主取り。
その数日後に、リーダーより、今の調教師さんから声がかかったということを聞きました。
移動先の育成牧場でも、トレセンの厩舎でも、その気質から、ちょっとした逸話があるようです。
今から1年前に、2勝目をあげると、夏に連勝して、オープン入り。
ついに、思い描いていた重賞の舞台へ、参戦することになりました。
「いつかは、やってくれる!」
そう信じて、5戦目。
”荒れる牝馬のハンデ重賞”中山牝馬ステークス。
16頭立ての15番人気。
「荒れるなら、うちの馬しかないでしょ」と思ったのに、テレビ番組の予想コーナーには、名前なし。
調子が良く、本来の力が出せれば、チャンスはある・・・。
正座して、スタートを見つめました。
「よし、そうそう」
ただ一点、プレミアムの動きだけを追います。
「よしっ!そう!いけーっ!・・・・」
もう最後は、何を叫んだのか、全く覚えていません。
勝つなら、こういうレースだろうと、思い描いた通りの動き。
まさに人馬一体の、会心のレースでした。
感無量とは、このこと。
家族とスタッフ二人で、こつこつ。
どんなに忙しくても、休みが不定期でも、馬に寄り添い、勤め続けてくれているスタッフ。
80代になってもなお、厩舎作業を手伝ってくれる両親。
そして、責任ある立場にありながら、いつも皆の先頭に立ち、早朝の寝藁上げから、馬運車の運転、夜中の分娩監視まで、常に”馬第一”で働き続けているリーダー。
そんな、表に見えない努力が、報われた瞬間でした。
レース後、たくさんの方からメッセージが届き、玄関先には、お祝いの品が続々。
場はいっぺんに明るくなり、素敵な花の香りでいっぱいに。
感謝しかありません。
同じように頑張っている、この牧場の方々も、ライバルであり、仲間。
みんなに重賞勝利の日が来ることを願います。
気持ち新たに迎えた、日曜日。
リーダーは、早朝から、ひとり種付けに出発。
私は、昼前、スタッフに、珍しい鳥が来ていると聞き、1歳牝馬の放牧地に向かいました。
近年、3月になると、渡り鳥であるハクガンの姿を、近くの採草地で見かけるようになり、それかと期待して近付きます。
正体は、オオハクチョウでした。
雪がとけ、水たまりとなった場所の草を、夢中で食べています。
カモメやマガンよりも大きく、真っ白で目立つオオハクチョウ。
鳴きかわす声も聞きなれないためか、馬たちは、緊張気味。
逆に、ハクチョウたちは逃げもせず、午後にはさらに仲間を増やしていました。
明るい3月の日差しと、渡り鳥の飛来に春を感じ、心うきうき。
さて、今日、改めて、ジャイアンツコーズウェイのレース映像を振り返っていると、あることに気付きました。
栗毛の左肢が、2本とも白いのです。
クリノプレミアムと同じでした。
栗毛という点で、父オルフェーヴルにばかり目が行っていましたが、母の父ジャイアンツコーズウェイの血も、明らかに受け継いでいます。
さあ、これから、どんな走りを見せてくれるのか。
今年の競馬は、まだまだ続きます。
関連タグ : オルフェーヴル, ジャイアンツコーズウェイ,
8月28日、新潟10レース、長岡ステークスで、父オルフェーヴルの4歳牝馬クリノプレミアムが勝利。
デビューから約1年と11ヵ月。
ついに、オープン馬の仲間入りです!
先月、2勝クラスを勝ったばかり。
この日は、スタートから無理なく先頭に立つと、そのまま逃げ切る強い内容。
上位人気の馬たちが迫って来た、ゴール前の直線は、思わず声が出ました。
2歳時から「強い!」と思っていた馬。
今年になってダートを4戦した後、芝に戻り、ここまで、とんとん拍子。
期待通りの馬に成長してくれ、嬉しい限りです。
陣営の皆さんに、感謝しかありません。
これは、4年前の今頃のプレミアム。
隣の放牧地に、移動してきたばかりの親子が放され、興味津々でした。
小学生だった長男と遊び、
帽子をかじって遊ぶ、夏の楽しいひと時。
この時は、生後4ヵ月。
すっかり大きくなっても、まだ母から母乳をもらいます。
ぶるぶるっと、体を揺らしてアブを追い払う母と一緒に。
青鹿毛と栗毛の、珍しい母子のペアは、どこにいても目立ちました。
これは、その1年後。
3年前のプレミアムの姿です。
普段はとてもおとなしいのに、サマーセールの比較展示中に、まさかの放馬。
「オルフェの仔だ」と初めて実感した瞬間でした。
幼馴染と過ごした夏。
セリの後、また何事もなかったかのように、ケロッとして過ごしていたのが忘れられません。
秘めた才能を開花させ、ついにオープン馬へ。
これから、どんな姿を見せてくれるのか、オルフェの仔だけに、わからないところが、また魅力です。
デビューから約1年と11ヵ月。
ついに、オープン馬の仲間入りです!
先月、2勝クラスを勝ったばかり。
この日は、スタートから無理なく先頭に立つと、そのまま逃げ切る強い内容。
上位人気の馬たちが迫って来た、ゴール前の直線は、思わず声が出ました。
2歳時から「強い!」と思っていた馬。
今年になってダートを4戦した後、芝に戻り、ここまで、とんとん拍子。
期待通りの馬に成長してくれ、嬉しい限りです。
陣営の皆さんに、感謝しかありません。
これは、4年前の今頃のプレミアム。
隣の放牧地に、移動してきたばかりの親子が放され、興味津々でした。
小学生だった長男と遊び、
帽子をかじって遊ぶ、夏の楽しいひと時。
この時は、生後4ヵ月。
すっかり大きくなっても、まだ母から母乳をもらいます。
ぶるぶるっと、体を揺らしてアブを追い払う母と一緒に。
青鹿毛と栗毛の、珍しい母子のペアは、どこにいても目立ちました。
これは、その1年後。
3年前のプレミアムの姿です。
普段はとてもおとなしいのに、サマーセールの比較展示中に、まさかの放馬。
「オルフェの仔だ」と初めて実感した瞬間でした。
幼馴染と過ごした夏。
セリの後、また何事もなかったかのように、ケロッとして過ごしていたのが忘れられません。
秘めた才能を開花させ、ついにオープン馬へ。
これから、どんな姿を見せてくれるのか、オルフェの仔だけに、わからないところが、また魅力です。
関連タグ : オルフェーヴル,
7月3日、福島10レースで、父オルフェーヴルの4歳牝馬、クリノプレミアムが勝利!
ついに準オープン馬となりました。
4年前の7月。
生後3ヵ月のプレミアムです。
顔は、換毛が終わり、若駒らしくなってきた頃。
背中の部分は、まだ産毛が残っていて、私に「掻いて」とアピール。
肩の辺りが、オルフェっ仔らしく、がっしりしっかりしていました。
「ここも痒いから、自分で掻こっと」
この頃になると、母から離れて、友達と遊ぶことが多かったプレミアム。
母乳をもらいに歩いていくと、母がゴロを打ち始め、
「何やってるの?」と、観察。
青鹿毛の母と、栗毛のプレミアムの不思議な組み合わせ。
私の姿を見ると、再びやって来て、
「あーそぼ」と、人懐こい仔でした。
同じ日の小倉1レースで2着に来た、半妹の父トーホウジャッカルの2歳牝馬。
当歳7月の姿は、姉とはまたタイプが違います。
この日は、この姉妹で盛り上げてくれただけでなく、育成馬も大活躍。
クリノプレミアムの2つ前のレースで、父ドゥラメンテの3歳牝馬、スノームーンが、2勝目をあげました。
当歳の10月から1歳の9月まで、約11ヵ月預かった馬。
2年前の7月は、生産馬たちと共に、昼夜放牧の真っ最中でした。
丸みを帯びた体型。
レースをテレビで観戦すると、懐かしく思い出します。
とても賢く、時折ニンジンをくれる私を見て、まっしぐら。
厩舎にいる時も、窓から顔を出し、目で語りかけて来るような仔でした。
2歳、3歳、4歳と年は違いますが、勢いのある3頭に、これからも、ますます注目です。
ついに準オープン馬となりました。
4年前の7月。
生後3ヵ月のプレミアムです。
顔は、換毛が終わり、若駒らしくなってきた頃。
背中の部分は、まだ産毛が残っていて、私に「掻いて」とアピール。
肩の辺りが、オルフェっ仔らしく、がっしりしっかりしていました。
「ここも痒いから、自分で掻こっと」
この頃になると、母から離れて、友達と遊ぶことが多かったプレミアム。
母乳をもらいに歩いていくと、母がゴロを打ち始め、
「何やってるの?」と、観察。
青鹿毛の母と、栗毛のプレミアムの不思議な組み合わせ。
私の姿を見ると、再びやって来て、
「あーそぼ」と、人懐こい仔でした。
同じ日の小倉1レースで2着に来た、半妹の父トーホウジャッカルの2歳牝馬。
当歳7月の姿は、姉とはまたタイプが違います。
この日は、この姉妹で盛り上げてくれただけでなく、育成馬も大活躍。
クリノプレミアムの2つ前のレースで、父ドゥラメンテの3歳牝馬、スノームーンが、2勝目をあげました。
当歳の10月から1歳の9月まで、約11ヵ月預かった馬。
2年前の7月は、生産馬たちと共に、昼夜放牧の真っ最中でした。
丸みを帯びた体型。
レースをテレビで観戦すると、懐かしく思い出します。
とても賢く、時折ニンジンをくれる私を見て、まっしぐら。
厩舎にいる時も、窓から顔を出し、目で語りかけて来るような仔でした。
2歳、3歳、4歳と年は違いますが、勢いのある3頭に、これからも、ますます注目です。
5月29日土曜日、東京4レースの障害未勝利戦で、父キズナの4歳牡馬、ルヴァンギラが勝利しました。
デビューから7戦未勝利の後、転厩し、障害3戦目で、念願の初勝利。
ここまで粘り強く待ち、また育ててくださった方々に、感謝しかありません。
この日は、久々の二場開催。
ゆったりした番組構成で、生中継をじっくり観ることが出来ました。
パドック解説者に、「前走はしぼれて良かったが、今回は・・・」とマイナス評価をされ、がっかり。
それでも、返し馬に移る際に、映ったジョッキーの笑顔に、自信を感じ、光が射した気がしました。
スタート後、中団から、じわっと前へ。
ダートコースに入るとぐんぐん加速し、先頭に立つと、迫り来るライバルたちに、3馬身差をつけての快勝。
思わず、声が出ました。
テレビからは、「東京の障害戦は、最後の直線でガラッと入れ替わる」との声。
ルヴァンギラの真の底力を評価されたようで、嬉しくなりました。
4年前の4月に生まれたルヴァンギラ。
生後2ヵ月頃、3月生まれのオルフェーヴル牝馬と一緒に放れました。
クリノプレミアムです。
キズナ牡馬(ベストジーニスト)がやって来ると、「ヤー!」
オルフェちゃんに怒られながらも、負けずに頑張る、元気な仔でした。
これは、当歳7月の頃。
私の手袋をかじって遊んでいるうちに、他の3頭は、そろって昼寝。
すると、動き出したルヴァンギラ。
前から1頭ずつ、
みんなを起こして歩き、
「遊ぼうよ!」
ところがみんなが母乳を飲み始めたので、自分も・・・と、母のところへ。
「あれ?」
「どこ?」
マイペースで、自由な感じが漂っていました。
そして、この1年後。1歳の夏、サマーセールに、上場。
ルヴァンギラも、
クリノプレミアムも、
共に、主取りでした。
そんな2頭が、まだ中央に残り、レースを続けています。
3歳未勝利戦の終了と共に、競馬場をあとにする仲間が多い中、4歳になって貴重な1勝をあげたルヴァンギラ。
母も、地方競馬を介して、中央に戻り、4歳秋に、中央で初勝利をあげています。
奥手の馬たちにも、チャンスが広がることを、願ってやみません。
デビューから7戦未勝利の後、転厩し、障害3戦目で、念願の初勝利。
ここまで粘り強く待ち、また育ててくださった方々に、感謝しかありません。
この日は、久々の二場開催。
ゆったりした番組構成で、生中継をじっくり観ることが出来ました。
パドック解説者に、「前走はしぼれて良かったが、今回は・・・」とマイナス評価をされ、がっかり。
それでも、返し馬に移る際に、映ったジョッキーの笑顔に、自信を感じ、光が射した気がしました。
スタート後、中団から、じわっと前へ。
ダートコースに入るとぐんぐん加速し、先頭に立つと、迫り来るライバルたちに、3馬身差をつけての快勝。
思わず、声が出ました。
テレビからは、「東京の障害戦は、最後の直線でガラッと入れ替わる」との声。
ルヴァンギラの真の底力を評価されたようで、嬉しくなりました。
4年前の4月に生まれたルヴァンギラ。
生後2ヵ月頃、3月生まれのオルフェーヴル牝馬と一緒に放れました。
クリノプレミアムです。
キズナ牡馬(ベストジーニスト)がやって来ると、「ヤー!」
オルフェちゃんに怒られながらも、負けずに頑張る、元気な仔でした。
これは、当歳7月の頃。
私の手袋をかじって遊んでいるうちに、他の3頭は、そろって昼寝。
すると、動き出したルヴァンギラ。
前から1頭ずつ、
みんなを起こして歩き、
「遊ぼうよ!」
ところがみんなが母乳を飲み始めたので、自分も・・・と、母のところへ。
「あれ?」
「どこ?」
マイペースで、自由な感じが漂っていました。
そして、この1年後。1歳の夏、サマーセールに、上場。
ルヴァンギラも、
クリノプレミアムも、
共に、主取りでした。
そんな2頭が、まだ中央に残り、レースを続けています。
3歳未勝利戦の終了と共に、競馬場をあとにする仲間が多い中、4歳になって貴重な1勝をあげたルヴァンギラ。
母も、地方競馬を介して、中央に戻り、4歳秋に、中央で初勝利をあげています。
奥手の馬たちにも、チャンスが広がることを、願ってやみません。