北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・08-30  ※札幌競馬場にて
 ・07-18  ※セレクションセール
 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 7月17日、”海の日”の朝、1歳オルフェーヴル牝馬が、セレクションセールの前日展示に出発。

12時から、比較展示が始まりました。

7・セール・前日
 

上場馬234頭のうち、最初の40頭が、ずらりと並びます。

7・セール・顔
 

オルフェは、比較的、堂々として、来場者のチェックを受けていました。

7・セール・立つ
 

これまで、仲間と同じく昼夜放牧をしながら、運動や手入れを行ってきたオルフェ。

会場の馬房では落ち着かない素振りを見せていたので心配しましたが、外では穏やか。

約30分の比較展示の最後には、常歩で会場を1周しました。

7・セール・歩く
 

そして、割り当てられた厩舎へ。

7・セール・厩舎へ
 

その後も、購買を検討中の方が来れば、馬房の外へ出て、展示。

7・セール・にわか雨
 

通り雨が過ぎ、晴れやかな太陽がのぞく頃も、外へ。

7・セール・何度か
 

こんな様子で、1日目が終了しました。

「どうかな・・・。売れるかな・・・」

丹念に馬体を見ていく方、設定価格を聞く方がいる一方で、素通りする方ももちろんいます。

期待半分、不安半分。

そして、いよいよセリ当日の朝。

番号は、10番。

1番の馬が、セールリンクに入った頃には、もうすでに待機所で周回を重ねていました。

7・セール・朝
 

慣れない馬房で、一晩過ごした分、若干、やつれたようにも見えます。

7・セール・間近
 

「早過ぎる番号は、お客さんが様子見するからなぁ」

売るために、決して良いとは言えない条件でしたが、あっという間に順番が回って来るのは、気分的に少し楽でした。

セリ会場の上段から、入場してきたオルフェを見つめます。

7・セール・開始
 

ほどなく「800万!」の声。

肩の力が抜けました。

少しずつ競り上がり、最終的には、1400万円で、ハンマーの音。

7・セール・ハンマー
 

セリ人の「番号は、1番のお客様」と聞いたとたん、購買者は「中央競馬会だ!」とわかりました。

”日本中央競馬会”購入の馬たちは、JRAで育成され、来春のブリーズアップセール(2歳調教セール)で、新たにオーナーを探すことになります。

それでも、毎年の高い売却率とその後の活躍を考えれば、大船に乗った気分でいても良いでしょうか。

ひとまず、安心。

これからが、勝負です。

7・セール・退場
 

今回は、今月の新馬戦で早くも初年度産駒の勝利をあげた、父オルフェーヴルの力があったことは言うまでもありません。

7・セール・オル顔
 

父の名に恥じない活躍が出来るよう、彼女にも、しっかり頑張ってほしいと思います。


スポンサーサイト

関連タグ : オルフェーヴル,

 7月16日、函館2レースで、父キングズベストの3歳牝馬、トーホウレジーナが優勝しました。

待ちに待った、彼女の初勝利!

私は、室蘭で、その朗報を知ることとなります。

実は、前日の土曜日、函館にいました。

高2の長女の陸上競技会の応援で、早朝から片道5時間半の道のりを函館へ。

長女の優勝を見届けた後、後ろ髪をひかれる思いで、翌日小4の長男の出場する大会の会場、室蘭へ入りました。

函館の街を運転しながら、すぐ近くの競馬場にいるはずのレジーナに、「明日は頑張れ!」と念じまくったことだけは確かです。

7月に入り、彼女が16日の函館のレースに出走予定だということを聞いて、嬉しいやら、歯がゆいやら・・・。

「あー!15日だったら、函館で会えるのに!16日なら、無理だ・・・」

牧場は、1歳オルフェーヴル牝馬の上場するセレクションセールに向けて、気忙しい時期。

リーダーもスタッフも、誰も競馬場には行けず、「せっかく北海道で走ってくれるのに!」と、もどかしくてたまりませんでした。

函館から室蘭までは、3時間以上かかります。

長男の出場種目が午後からとはいえ、レジーナのレースを観てからでは、どう考えても、無理。

思案に暮れた末、「観戦はあきらめるしかない」と自分に言い聞かせ、この日を迎えました。

そして、どんよりとした曇り空から、細かい雨が降り出した頃、携帯に、彼女の勝利を伝えるメールが!

「えー?勝ったの?うわー!!」

私と長男は、室蘭の空の下で、興奮状態。

長女は、レジーナと同じ函館の空の下。

そして、中2の次女は、浦河の空の下、テレビの前で、涙したそうです。

セリの準備で忙しい父がいないので、1人でテレビをつけ、観戦していたということ。

「すごかったよ!キングちゃん、ポーンと飛び出して!それを岩田ジョッキーがうまくおさえてくれて!最後まで、スピードが落ちなかった!嬉しくて、涙出た!」

電話越しに、その気持ちが伝わってきました。

1頭の馬の勝利に、家族みんなが喜び合えるというのは、本当に素敵です。

誕生から1年半を見守って来た、生産馬。

特に、トーホウレジーナことキングちゃんは、生後2ヵ月で母を亡くし、人間が親代わりとなって、離乳までを過ごしました。

思い入れは、特別。

同じ函館で優勝した長女とレジーナ。かかと痛で不調だったにも関わらず、全道入賞出来た長男。

すべて、遠い空の上の、亡き母、トーホウアスカが、アスリートの先輩として、導いてくれたような気さえしながら、私は帰途につきました。

レジーナの母、アスカは、函館2歳ステークス2着。4歳時には、七重浜特別で2着の実績があります。

その頃のアスカを支えてくださった厩舎の皆さんが、娘のレジーナを函館の勝利に導いてくださったのも、特筆すべきこと。

やはり、私たちと同様、母娘2代にわたり、面倒をみるということは、特別な思いがわかないわけがない・・・と勝手に思っています。

人間ですから・・・。

お世話になった育成牧場の方々にも、やっとお礼が出来ました。

さて、このレースでは、一緒に1歳時を過ごした父Candy Rideのサンシャワーが、隣の枠で出走。

USBを探すと、その頃の画像が出て来ました。

7・祝・サンシャワーとレジーナ
 

左から3頭目がサンシャワーで、一番右がトーホウレジーナです。

この3歳世代の生産馬10頭中、これまで勝ち上がった2頭は、共にキングズベスト産駒。

レジーナが、母と過ごした頃の画像・・・

7・祝・レジーナ母と生後1ヵ月
 

とか、母アスカが小さい頃の写真・・・

7・祝・母トーホウアスカと祖母カガミアスカ
 

とか。色々引っ張り出しているうちに、祖母カガミアスカは、函館のUHB杯2着で、現役引退・・・

など、血統に関することも、次から次へと「なるほど」と思うことを再発見。

このところ、仕事より、小中高3人の子に関わる家事に追われ、日々を費やしていた私。

ブログまで手が回らず、先延ばしになっている記事の更新状況に対して、空の上のアスカが一喝してくれたような気がしてきました。

ということで、空白の6月の記事については、追い追い更新することを誓い、レジーナの今後の活躍と、仲間たちの勝利をさらに願います。

ブログを通じて、応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございました。


関連タグ : キングズベスト, オルフェーヴル,

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。