北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・08-30  ※札幌競馬場にて
 ・07-18  ※セレクションセール
 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて

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ヴィクトワールピサ牝馬の離乳後、母の放牧地にも足を延ばしました。

牧柵から顔を出し、不思議そうに見つめているのは、オルフェーヴル牝馬とクロフネ牡馬。

「なんだか悲しそうだけど、どうしたのかな?」

9・その2・オル&クロ
 

視線の先には、ピサ母さんがいました。

9・その2・ピサ母さん
 

遠くを眺めて、仔馬を捜しています。

まだ、我が仔たちと一緒にいたかったのでしょう。

向かいの放牧地のクロフネくんは、やって来たオルフェーヴル牡馬とグルーミング。

9・その2・グルーミング
 

離乳してほぼひと月となり、仲間との交流が増えました。

仲の良い、早生まれ4頭。

9・その2・仲良し
 

体格の大きいダイワメジャー牝馬が、「私も入れて」と、柵の間から顔を出そうとしています。

9・その2・私も
 

「無理しない方がいいんじゃないの?」

ピサ母さんは、その間、いったん仲間たちの方へ戻っていましたが、再びこちらへさまよい歩いてきました。 

9・その2・ピサ母
 

「どこにいるのかしら?」

9・その2・どこ?
 

わかっている私が、目を凝らして、離乳したピサたちの姿を追うと・・・・。

9・その2・遠景
 

やっぱり、落ち着いています。

不思議なピサちゃん。

そんな彼女に代わって、まだ心配そうに、ピサ母さんを見つめている、オルフェくん・オルフェちゃん。

9・その2・オル2頭
 

さて、午後になり、いきなり風が吹いてきたかと思ったら、天候が急変。

見たこともないような大玉のひょうが降りました。

雨が止んだところで外へ出ると、製氷機で作ったくらいの大きさの、まん丸い氷が、地面にころころ。

9・その2・ひょう
 

急ぎ、集牧を開始します。

9・その2・急な嵐
 

離乳したピサたちの放牧地。

9・その2・ピサたち
 

仲間を先導しているのは、ピサちゃん。

9・その2・先頭のピサ
 

すぐに集まってきました。

9・その2・ぬれて
 

さすがに、厩舎に入れたら鳴くだろうと思っていたのに、この通り。

9・その2・ムシャムシャ
 

ものも言わずに、飼い桶の飼料をムシャムシャ食べていたのには、ちょっと意表を突かれました。

肝っ玉の太い女の仔は、これから、どんなふうに成長していくのでしょうか。

まだまだ不思議な一面を持っていそうです。


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関連タグ : ヴィクトワールピサ, クロフネ, オルフェーヴル, ダイワメジャー,

 いよいよ、今年最後の離乳を迎えた朝。

ヴィクトワールピサ牝馬の母娘の姿も、見納め。

9・ピサ・母仔
 

個性派ピサちゃんは、みんなの先頭を切って、走ります。

9・ピサ・遊ぶ1
 

朝日を浴びて、嬉しそうに跳ねるピサ。

9・ピサ・遊ぶ2
 

仲間たちも、その勢いに誘われて、一緒に走り始めました。

9・ピサ・みんなで
 

ピサ母さんが来ると、なんとなくみんなが続きます。

9・ピサ・まとまり
 

4頭の仔馬たちをまとめるという大役も、今日で終わり。

5ヵ月半の間、しっかり子育てをしてくれました。

9・ピサ・授乳
 

太陽が高く上った頃、スタッフがやって来て、ピサ母さんをひいていきます。

9・ピサ・外へ
 

母の後ろから三番目を歩いていたピサちゃんでしたが、急に前へ飛び出していきました。

9・ピサ・前へ
 

「私の母さんでしょ!」と、みんなに言いたげ。

ところが、母だけ外に出しても、あまり大きな反応はなく・・・・。

9・ピサ・別れ
 

それよりも、ハーツクライ牝馬の方が動揺。

9・ピサ・ハーツ見送り
 

「また、お母さんが行っちゃった!」

9・ピサ・また消えた
 

真っ青のハーツの横で、水を飲んでいるピサ。

9・ピサ・ねえ
 

並んでいるエンパイアメーカー牡馬とキングヘイロー牡馬に、ちょっかいをかけたり・・・。

9・ピサ・牡馬と
 

向こうから歩いてきたミケをみつけて、興味津々に近付いたり・・・。

9・ピサ・あら?
 

いつも通りでした。

目が合って、危険を察知したミケは、柵の外へ移動。

9・ピサ・ミケ
 

「こっちにも、いる!」

9・ピサ・こっちにも
 

「やれやれ・・・」

9・ピサ・やれやれ
 

脇役登場で逸れたカメラの被写体を、今日の主人公に戻します。

ピサ母さんがいなくなり、うろうろするみんなに頼られ、ピサは、いつの間にか先頭を歩いていました。

9・ピサ・みんなに頼られ
 

「ねえねえ、ニンジン持ってる?」

9・ピサ・先頭で
 

何本かかじった後、突然、走り出したピサ。

9・ピサ・走る
 

鳴きもせず、ただ放牧地の奥の方へ向かうと、ついてきたハーツと一緒にまた戻ってきました。

9・ピサ・ハーツと
 

ピサが走っていったのは、その1回きり。

戻ってきたピサは、ニンジンを食べると、

9・ピサ・ニンジン
 

また、元のように静かに、みんなと草を食べ始めます。

9・ピサ・静かに
 

ヒーンと鳴きながら、ピサ母さんを捜すのは、ハーツちゃん。

9・ピサ・ハーツが
 

「戻って来ないの?」

9・ピサ・ハーツだけ
 

一生懸命駆けるハーツ。

9・ピサ・駆けるハーツ
 

「どうして?どうして?」

9・ピサ・荒れるハーツ
 

「どこに行っちゃったのかな?」

9・ピサ・見つめる
 

「そこのふたり、何やってるの!また、いなくなっちゃったでしょ!」

9・ピサ・あんたたち!
 

イライラするハーツちゃんの横で、淡々としているピサちゃんは、やはり”不思議少女”でした。

9・ピサ・いそいそ
 

そして、いつものような静けさが戻った放牧地。

9・ピサ・そして
 

(その2に続く)

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 離乳から数日が過ぎた、ハーツクライ牝馬。

1歳馬たちの放牧地へ移動したので見に行くと、慣れない放牧地を確認するように、歩いていました。

栗毛のオルフェーヴル牡馬とハーツ。

9・経過・栗オル&ハーツ
 

エイシンフラッシュ牡馬が、その後を続き、

9・経過・フラッシュ
 

ノヴェリスト牡馬は、ひとりで草を食べていました。

9・経過・ノヴェ
 

みんな、少しずつ慣れていきます。

残っている1歳馬は、25日に、ディープインパクト牝馬が、育成牧場へ出発していきました。

昨年の2月12日生まれ。

9・経過・ディープ手入れ
 

すでに移動したヴィクトワールピサ牝馬たちと幼い頃を過ごし、1歳になってからは、さまざまな馬たちと交わってきました。

馬の中では、とても気が強く、リーダーシップがとれる仔。

9・経過・ディープ
 

変化に敏感な部分もありますが、この頃は、みんなと仲良く、楽しげに過ごしていました。

栗毛のキングズベスト牝馬に見守られながら、

9・経過・キング
 

馬運車へ。

9・経過・馬運車へ
 

鹿毛のキングズベスト牝馬も、見送っていました。

9・経過・鹿毛キング
 

また会える日まで、持ち前の根性で、どんな困難にも立ち向かってほしいと思います。

さて、馬運車に気が付き、近付いてきたのは、ノヴェくんと栗オルくん。

9・経過・ノヴェ&栗オル
 

仲良くやっています。

あきらめのついた流星ハーツちゃんも、元気が出てきました。

9・経過・4日後
 

夕方には、早生まれメンバーたちが、放牧地を疾走。

9・経過・疾走
 

このグループは、離乳後に、クロフネ牡馬がパワーアップ。

人間に対して、プチ反抗期を迎えています。

走っていても、闘志がむき出るタイプ。

9・経過・牡馬2頭
 

小柄ながら、顔には、気の強さが現れています。

9・経過・気の強いクロフネ
 

「あれ?」

9・経過・あれ?
 

と、気付いたオルフェーヴル牡馬。

こちらは、離乳後も変わることなく、いつも堂々。

9・経過・走る
 

この先、まだまだ変わっていく環境に、みんな柔軟に対応していってほしいと思います。


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 離乳して2日後の遅生まれグループの放牧地。

9・翌日・5頭
 

ヴィクトワールピサ牝馬の母を中心に、仔馬たちは、まとまっています。

その中から、つかつかと歩いてきたのは、まだ離乳していないピサ。

9・翌日・ピサ来る
 

いつも通り、安心して寄ってきました。

「あら?誰もこっちに来ないの?」

9・翌日・振り返ると
 

ほかのメンバーは、ピサ母にべったり。

9・翌日・一団
 

そのうちに、ハーツクライ牝馬は、座り込んでしまいました。

9・翌日・お疲れハーツ
 

少し疲れが出たようです。

これは、帽子を引っ張ろうとしている、ピサの影。

9・翌日・いたずら中
 

いたずらは、お手の物。

座っていたハーツが立ち上がり、やっとこちらへ来ました。

9・翌日・ハーツ
 

キングヘイロー牡馬も、

9・翌日・ヘイロー
 

エンパイアメーカー牡馬も、なんだか寂しそうに寄ってきます。

9・翌日・エン
 

近付いてきたヘイローの腹に、顔を近付けるハーツ。

9・翌日・乳
 

乳を飲む習慣は、ちょっとやそっとでは抜けません。

そして、なんとなく母の影を追うように、ピサ母に集まってしまう面々。

9・翌日・また
 

マイペースなピサちゃんは、好きなところに転がっていますが・・・・。

9・翌日・よっこらしょ
 

みんなは、この通り。

9・翌日・勢ぞろい
 

ピサ母は、怒りもせず、3頭の仔馬の側にいてくれました。

しばらく経ってから、おっとりエンパイアくんの背中を掻いてあげていると・・・・。

9・翌日・エンパイアの背
 

起きてきたピサちゃんが、授乳タイム。

9・翌日・いいな
 

羨ましそうに見ているハーツちゃんが健気で、

母親に代わり、グルーミングをしてあげました。

9・翌日・ハーツちゃん
 

そのハーツ母さん。

9・翌日・ハーツ母
 

エンパイア母さん。

9・翌日・エン母
 

ヘイロー母さん。

9・翌日・ヘイロー母
 

きっと、まだまだ子育てをしていたかったことでしょう。

寂しげな2つの放牧地を見ていると、親子の絆がひしひしと伝わってきます。


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 突然、流星ハーツクライ牝馬たちの放牧地が騒がしくなりました。

9・離2・どうして?
 

ハーツちゃんが走り出し、ほか3頭の牡馬たちも続いたからです。

9・離2・みんなで
 

思いがけない展開でした。

9・離2・走る
 

1週間前に離乳した牡馬たちが、もう少し穏やかだと思っていただけに・・・。

そんな中、隣の放牧地から去る、3頭の母馬たち。

9・離2・去る3頭
 

ひとり残されたヴィクトワールピサ牝馬の母は、ポカンとしています。

9・離2・ぽかん
 

「みんな、どこに行ったの?」

一番最初に反応したのは、ハーツクライ牝馬でした。

9・離2・ハーツ走る
 

「お母さん、いなくなっちゃった!」

9・離2・戻る
 

ひとりで行ったり来たり。

きょとんとしているのは、キングヘイロー牡馬。

9・離2・きょとん
 

必死のハーツちゃんに、

9・離2・ハーツ顔アップ
 

困った顔の3頭。

9・離2・残り
 

末っ子ピサは、ただ1頭母がいるため、とびきりマイペース。

9・離2・余裕のピサ
 

ハーツは、また飛び出していきました。

9・離2・ハーツまた
 

「どこ?どこ?」

9・離2・どこ?
 

走り出したと思ったら、肢がもつれて転倒。

9・離2・あしをとられ
 

即座に立ち上がり、みんなのところへ戻ります。

9・離2・すぐに復活
 

ピサ母さんが動き始めると、その後を4頭が続きました。

9・離2・動き出す
 

途中で立ち止まり、「どこに行ったんだろうね?」

9・離2・どこに行ったのかね
 

走り出す仲間と、一緒に遊ぼうとするピサ。

9・離2・エンパイアたち
 

こちらのグループに気をとられている間に、栗毛のオルフェーヴル牡馬たちは、落ち着きました。

9・離2・落ち着いた栗オルたち
 

とぼとぼと栗オルとハーツの2頭が、母が消えた出入り口へ向かいます。

9・離2・ハーツ&栗オル
 

その時、ハーツ母さんは、遠くの放牧地で、駆け回っていました。

9・離2・ハーツかあさん
 

ベテランといえども、飄々としているように見えても、別れは辛いのです。

風に乗って、遠くから聞こえてくる声に、ハーツちゃんが反応。

9・離2・どこー?
 

黙々と草を食べ始めたエイシンフラッシュ牡馬とノヴェリスト牡馬に寄り添いつつ、まだ、あきらめきれない様子。

9・離2・あきらめつつ
 

そして、ピサちゃんにかじらていた、お人好しエンパイアくんも、

9・離2・わるピサ
 

ヘイローくんとハーツちゃんの必死の走りを見ているうちに、

9・離2・ヘイロー&ハーツ
 

だんだん悲しくなってきました。

9・離2・鳴き出す
 

「お母さん!どこー?」

9・離2・走るエン
 

じっとしていた流星ハーツも、こらえきれなくなり、尻っ跳ね。

9・離2・流星ハーツ
 

ひとりで走り出したハーツちゃんを心配する栗オルくんは、

9・離2・ハーツ見る栗オル
 

その後を追いかけました。

9・離2・追いかける
 

「なんで、いなくなったのよぉ!」

9・離2・なんでいないの
 

怒りモードのハーツちゃんに、寄り添う栗オルくん・・・。

9・離2・まあまあ
 

遅生まれグループも、少しずつ落ち着いてきました。

9・離2・ピサ母と
 

新米ママのピサ母が、期待通りの働きを見せてくれ、一安心。

このグループで同じく新米だったハーツ母さんは、エンパイア母さん・ヘイロー母さんと共に、離れた放牧地に移されていました。

9・離2・初仔のハーツ母
 

こちらは、悲しみに暮れ、大騒ぎ。

見ているのも辛いので、静かにその場を離れます。

夕方になり、栗オル・流星ハーツ・フラッシュ・ノヴェの4頭は、1歳厩舎へ。

9・離2・移動
 

遅生まれのお母さんたちが、急いで駆けてきて、「この仔たちは、うちの仔かしら?」とのぞきましたが・・・・。

9・離2・この仔たちは?
 

ちゃんと、違いがわかるようです。

「ちょっと違うわね・・・」

9・離2・我が仔?
 

我が仔でないとわかると、残念そうに、また歩き出しました。

見慣れない厩舎に到着し、不安を隠せない面々。

9・離2・ハーツ&ノヴェ
 

でも、互いに鳴き合い、存在を確認しながら、励まし合っています。

9・離2・栗オル
 

ここから、また新しい生活が始まっていきます。

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 3月下旬から4月上旬に生まれた馬たちにも、離乳の日がやって来ました。

エンパイアメーカー牡馬と、キングヘイロー牡馬。

9・離1・牡馬2頭
 

ヴィクトワールピサ牝馬と、ハーツクライ牝馬。

9・離1・牝馬2頭
 

このグループは、牡馬どうし、牝馬どうしが仲良し。

末っ子の栗毛のピサちゃんが、一番好奇心が強く、気付くとすぐに寄ってきます。

9・離1・気が付いた
 

そして、ハーツちゃん。

9・離1・ハーツ
 

ヘイローくんは、ちょっと恥ずかしがり屋。

9・離1・ヘイロー
 

かぶっている帽子をピサにとられ、それが地面に落ちると、今度は、ハーツも興味津々。

9・離1・帽子
 

振り回して遊んでいました。

9・離1・ハーツ帽子
 

ピサは、頭にのせても、嫌がることなく、すまし顔。

9・離1・ピサ帽子
 

「あれ?」

9・離1・あれ?
 

向こうからやって来る子どもの姿に、気が付きます。

「何、持ってるの?」

9・離1・何持ってるの
 

自分より小さな人間に、顔を寄せてくる、ピサとハーツ。

エノコログサの茎を、カプッ。

9・離1・カプ
 

「何してるの?」

9・離1・エン来る
 

と、穏やかな性格のエンパイアくんも、顔出し。

みんなで遊ぶ、楽しいひと時でした。

9・離1・ピサ草
 

さて、こちらは、栗毛のオルフェーヴル牡馬と、流星ハーツクライ牝馬のお母さん。

9・離1・栗オル
 

流星ハーツちゃんの離乳も、同時に行われることになり、道路を挟んで、観察に追われました。

1週間、4頭の面倒を見てくれたハーツ母さんも、いよいよお別れ。

9・離1・ハーツかあさん
 

ノヴェリスト牡馬を筆頭に、先に離乳した3頭も、遊ぶ余裕が出てきました。

9・離1・ノヴェ
 

潮時です。

9・離1・4頭組
 

ベテランのハーツ母さんが、出入り口の方へひかれていくと・・・・。

9・離1・いよいよ
 

仔馬たちが続きました。

9・離1・別れ
 

見送っているのは、ノヴェくんと栗オルくん。

9・離1・ノヴェ&栗オル
 

「あれ?行っちゃうの?」

9・離1・焦る栗オル
 

一番焦っていたのは、栗オルでした。

「行っちゃったよ?」

9・離1・あれー
 

「いいの?ねえ!ねえ!」

9・離1・ねえ
 

そして、隣の放牧地にも、別れの時がやって来ます。

9・離1・そして
 

最後まで乳をもらっていたのは、ヘイローくんでした。

9・離1・ヘイロー授乳
 

何も知らずに、ついていく馬たち。

9・離1・別れが
 

こちらは、新米ママでありながら落ち着きのある、末っ子ピサ母さんが、子守りに残ります。

(後編に続く)


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 離乳から2日後の放牧地の様子。

9・その後・母1頭
 

母は1頭になりましたが、すっかり静寂が戻りました。

歩き疲れ、鳴き疲れ、馬房で爆睡したら、少し元気回復したようです。

仔馬4頭。

9・その後・仔4頭
 

その中で、気持ちにゆとりのあるハーツクライ牝馬だけが、いつものように「何しに来たの?」と、やって来ます。

9・その後・ハーツちゃん
 

おでこを寄せてきたり、服を引っ張ったり。

9・その後・余裕のハーツ
 

母がいるからこそ、安心して遊んでいることが、よくわかります。

そのハーツ母さんのそばに、ぴったり身を寄せているのは、栗毛のオルフェーヴル牡馬。

9・その後・ハーツ母さんの横には
 

”寄らば大樹の陰”。

安心するのでしょう。

乳の代わりに、水を飲む回数が増えました。

9・その後・水を飲んでいると
 

一緒に飲んでいるのは、エイシンフラッシュ牡馬。

9・その後・フラッシュくん
 

ハーツ母さんもやって来て、栗オルくんは、じっと柵の外を眺めていました。

9・その後・外を見る
 

いつもの好奇心からなのでしょうか。それとも、まだ母に未練があるのでしょうか。

ハーツ母さんが、動き出すと、一緒に歩き出しました。

9・その後・ハーツ母について
 

フラッシュも、ノヴェリスト牡馬も、一緒です。

9・その後・みんなで
 

キョロキョロすることはありません。

9・その後・来る
 

ノヴェくんは、大好きなニンジンをボリボリ。

9・その後・ノヴェ
 

いたずら好きなノヴェくんに戻ってきました。

あんなにママっこだったノヴェくんですが、いつの間にか母との距離を空けられるようになっていたのです。

初めての子育てを上手に終えられたシルエット。

彼女は、離れた放牧地で、フラッシュ母さんや栗オル母さんと一緒に、のんびりと食事。

9・その後・シルエットたち
 

お腹の仔が順調に育っているため、思ったよりも長く悲しむことはありませんでした。

無事に今年の子育てを終えたフラッシュ母。

9・その後・フラッシュ母
 

ノヴェ母。

9・その後・シル
 

栗オル母。

9・その後・栗オル母
 

その放牧地の向こうに、1歳牝馬たちの姿が見え隠れします。

9・その後・1歳牝
 

秋の色に染まった木々を背景に、残りわずかな仲間との戯れ。

目立つ栗毛は、キングズベスト牝馬。

9・その後・秋の様相
 

時に仲間と走ったり、時にグルーミングをしたり。

9・その後・キングたち
 

それぞれの置かれた場所で、今を生きています。


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 1歳馬の厩舎に移動した早生まれグループは、翌朝から、放牧。

初めて足を踏み入れる放牧地を、探検していました。

クロフネ牡馬とダイワメジャー牝馬。

9・新・クロフネ&メジャー
 

オルフェーヴル牝馬と牡馬。

9・新・オルフェ2頭
 

オルフェくんは、早速、「何しに来たんだよー!」と、駆けてきましたが、ここで不覚にもカメラの電池切れ。

9・新・オルフェくん
 

充電完了の昼前に、再び、放牧地を訪ねると、みんな慣れて、ゆったりと草を食んでいました。

9・新・昼前
 

草に夢中のオルフェくん。

9・新・オルフェ
 

クロフネくん。

9・新・クロフネ
 

そっと観察していると、何やら、奥の放牧地に、大きな物体が見えました。

9・新・誰だ
 

誰かが寝ているようです。

オルフェちゃんと、

9・新・オルフェちゃん
 

メジャーちゃんの横を足早に通過し、

9・新・メジャ
 

その正体を確かめに行くと、予想通り、1歳キンシャサノキセキ牡馬でした。

9・新・キンシャサ
 

大きないびきをたて、熟睡中。

彼は、動くときは動き、寝る時は寝るタイプ。

ほか4頭の仲間たちが、行儀よく、並んで草を食べているというのに、ひとりで大胆な寝姿をさらけ出していました。

9・新・ほか4頭
 

憎めないキャラクターです。

流星のディープインパクト牡馬が気付いて、こちらへやって来ました。

9・新・流星ディープ
 

「むむ?」

9・新・キンシャサ立つ
 

寝ぼけまなこで立ち上がる、キンシャサくん。

「ニンジン?」

9・新・キンシャサこちらへ
 

彼もまた、こちらへ。

寝起きの顔で、目の前に陣取りました。

9・新・キンシャサ顔
 

7月末から預かっているダイワメジャー牡馬。

9・新・メジャーくん
 

来て2ヵ月が過ぎ、ニンジンを好んで食べるようになりました。

周りのみんなとも馴染み、すっかり仲良しです。

先ほどは、草に夢中だった当歳馬たちも、水飲み場へ。

9・新・オルフェ2頭水
 

1歳のお兄さんたちと比べると、まだまだかわいい1年生。

9・新・クロフネ&メジャ
 

新旧交代の時期。

当歳馬は、これから1年をかけて、また、大きく成長していきます。

関連タグ : オルフェーヴル, ダイワメジャー, クロフネ, キンシャサノキセキ, ディープインパクト,

 離乳した母馬たちは、夕方になっても、時折、寂しそうに、我が仔を捜していました。

9・後・母たち
 

乳が張ってくるのでしょう。

動いている方が、乳房炎の予防になるため、昼夜放牧を続けます。

草を食べたと思ったら、

9・後・草を食べ
 

また、我が仔を捜して、右往左往。

9・後・また捜す
 

新米ママがいるため、どうしても落ち着かない放牧地。

そして、仔馬たちの方はといえば・・・・・。

9・後・栗オル
 

今度は、栗毛のオルフェーヴル牡馬が、必死。

9・後・遠景
 

いよいよ母がいないことに気付き、悲しくなってきたようです。

群れに戻ってきても、落ち着きません。

9・後・あきらめきれない
 

ハーツ母さんの元に、皆が集結するものの・・・。

9・後・ぴったりと固まる
 

しばらくすると、こらえきれない栗オルとエイシンフラッシュ牡馬が、顔を上げます。

9・後・フラッシュと栗オル
 

「おかあさーん!」

9・後・きょろきょろ
 

気を取り直して、みんなで草を食べ始めるものの・・・・。

9・後・まとまる
 

たまらず飛び出していく、栗オル。

9・後・たまらず飛び出していく
 

「どこに隠れているの?」

栗オルくんの母は、いつも群れから離れて、ポツンといることが多かったため、

「こっちにいるんじゃないの?」

9・後・奥へ奥へ
 

と、奥へ奥へと、足を向ける栗オル。

「いないなぁ・・・」

9・後・立ち止まる
 

ゆっくりと、追いかけてきたフラッシュとノヴェリスト牡馬。

9・後・後を追ってきたノヴェ達
 

「あっちかな?」

9・後・あっちかな
 

「それとも、こっちかな?」

9・後・こっちかな
 

のぞける限り、体を乗り出して、キョロキョロ。

母がいるハーツクライ牝馬は、ひとり、落ち着いていました。

9・後・余裕のハーツ
 

戻ってきたフラッシュとノヴェ。

9・後・戻ってきた
 

その先には、授乳中のハーツ母さんの姿。

9・後・フラッシュ
 

9・後・飲んでる
 

真横にぴったり立ち、「いいなぁ」と眺めるフラッシュ。

9・後・いいなあ
 

「何してるの!ダメだからねっ!」

9・後・何してんの!
 

威嚇するハーツちゃん。

「ちょっとだけ・・・」と、フラッシュくんが顔を伸ばすと、

9・後・ちょっとだけ
 

耳をしぼって、にらみつけました。

9・後・ダメ
 

厳しい現実です。

「いないなぁ・・・」

9・後・寂しく戻る栗オル
 

寂しく戻ってきた、栗オル。

みんなと一緒にいても、まだあきらめがつかないようで、

9・後・まだ気になる
 

結局、再び、飛び出していきました。

9・後・やっぱり
 

「おかあさーん!!」

9・後・おかあさーん
 

「どこー?」

9・後・さまよう
 

なんだかんだ言って、一番母恋しいのが、栗オルくんでした。

母がいない初めての夜を、幼馴染みと共に過ごします。


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 3月中旬生まれの3頭の牡馬たちにも、いよいよ”離乳”が近付いていました。

栗毛のオルフェーヴル牡馬は、ハーツクライ牝馬のそばで食事中。

9・前・栗オルとフェア一族
 

ノヴェリスト牡馬がいない・・・と思ったら、遠くの方から、ひとりポツンと歩いてきました。

9・前・ノヴェくん来る
 

母シルエットの前を通り、「飲ませて」と要求。

9・前・母の前を通り
 

「これが、最後になるのかなぁ・・・・」と、しみじみ見つめてしまいました。

9・前・授乳
 

離れた場所では、エイシンフラッシュ牡馬も。

9・前・フラッシュ
 

授乳が終わったシルエットと、ノヴェくん。

9・前・シルエット
 

再び、思い思いの方向へ散らばっていきます。

9・前・ノヴェ
 

栗オルくんのお母さんは、はるかかなたで、誰からも邪魔されない生活を満喫中。

9・前・栗オル母
 

「あー、このまま母仔は、別れ別れになるのかなぁ・・・」

そう思って、仕事に戻り、20分後。

「いざ離乳!」 スタッフと放牧地に向かったところ、なんと、栗毛のオルフェーヴル牡馬の母は、授乳の真っ最中でした。

9・前・20分後
 

虫が知らせたのでしょうか。

まさに、のタイミング。

9・前・栗オルと母
 

「どうしたの?・・・」というような顔をして、見つめる2頭。

9・前・いよいよ
 

そして、母だけが、ひかれていきました。

9・前・別れ
 

エイシンフラッシュ牡馬とノヴェリスト牡馬の母も。

9・前・フラッシュも
 

3頭の母が、放牧地から出された瞬間、まず動揺したのは、フラッシュくんでした。

9・前・3頭の母去る
 

「お母さーん!」

9・前・フラッシュ焦る
 

「あれぇ?いなくなっちゃった!」

9・前・フラッシュ必死
 

こちらは、栗オルくん。ハーツ母さんと鼻を合わせ、あいさつ。

9・前・栗オル
 

まったく気付いていないようです。

困った顔のフラッシュは、

9・前・フラッシュ顔
 

とうとうひとりで走り出してしまいました。

9・前・行って
 

フラッシュが戻ってきた頃、

9・前・帰る
 

「あれ?僕の母さんもいないよね?」と、ノヴェ。

9・前・ノヴェ気付く
 

ハーツ母さんにぴったりくっついて、満足している栗オルくんを尻目に、

9・前・栗オルハーツ母に
 

「やっぱり、いない!」

9・前・ノヴェ焦る
 

「いないよ!」と、大騒ぎ。

9・前・いない
 

ハーツと栗オルが、余裕で、水なんか飲んでいる間、

9・前・ハーツ&栗オル
 

2頭は、駆け出しました。

「お母さん、どこ?」

9・前・フラッシュ&ノヴェ
 

「あいつら、何やってるんだ?」

9・前・他人事栗オル
 

他人事の栗オル。

必死で駆け回る2頭に、

9・前・フラッシュ&ノヴェ2
 

「うるさいなぁ」と、横やりを入れ、

9・前・うるさいぞ
 

それでも鳴いているノヴェに、

9・前・ノヴェ目
 

「なんだよ!」と、視線を送る栗オル。

9・前・なんだよ
 

「ねえねえ。どうしたの?」

9・前・何やってんの
 

ここまでは完全に、事の次第を理解していないようでした。

9・前・あれ?
 

けれども、仲良しハーツちゃんに、「あっち行ってよ!これは、私のお母さんよ」と言われ、

9・前・あっち行って
 

ふと、自分の母がいないことに気付いた模様。

9・前・あれ?母さんは
 

「あれー?母さんは?」

9・前・かあさーん
 

「うそ!いないよ!」

9・前・気付いた
 

栗オルくん、それからは、狂ったように騒ぎ始めました。

9・前・あれー
 

「おかしいぞ」

9・前・キーッ
 

「戻って来ない!」

9・前・発狂
 

「あれー?」

9・前・どこ?
 

「そんなこと、ありえないだろ?」

9・前・八つ当たり
 

周りのみんなに八つ当たりしながら、

9・前・いないいない
 

走る!

9・前・焦る
 

走る!

9・前・駆ける
 

同じくまだ母を捜しているフラッシュくん、ノヴェくんとは合流せず、

9・前・ノヴェ&フラッシュ
 

ひとり悩む栗オル。

9・前・ガーン
 

しばらくして、出入り口付近にじっとしていたハーツ母さんが、動き出しました。

9・前・ハーツ母さんについて
 

すると、その後ろにぴったりとくっついて、移動を開始する栗オル。

9・前・ハーツ母さん
 

なぜかハーツちゃんよりも、子どもらしく。

9・前・ハーツ母にぴったり
 

途中で駆け出して行ったフラッシュくんが、また戻ってきます。

ぺったり。

9・前・ハーツ母さんにべた
 

みんなが、また母を捜しに歩き始めると、少し行きかけた栗オルでしたが・・・・、

9・前・捜しに行く
 

再び、ハーツ母さんの元へ戻ります。

9・前・戻る
 

こんなちょっと不思議な光景を見守った後、ミケが寝そべる厩舎を通って、母馬たちの放牧地へ行きました。

9・前・厩舎の廊下で
 

案の定、狂ったように我が仔を呼ぶシルエット。

9・前・シルエットさけぶ
 

栗オルとフラッシュの母たち。

9・前・栗オル母フラッシュ母
 

こちらは、思った通りの姿。

9・前・シル
 

3頭の悲しい鳴き声が、牧場中に響き渡っていました。

(後編に続く)


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 離乳を翌朝に控えた、3月中旬生まれグループを訪ねました。

「あれ?」と思ったら、栗毛のオルフェーヴル牡馬のお母さんと、ハーツクライ牝馬がグルーミング。

急いで駆け付けましたが、近付いた時には、ハーツちゃんのグルーミング相手は、ノヴェリスト牡馬に代わっていました。

9・前日・ハーツ&ノヴェ
 

どうしても、掻いてほしかったのでしょう。

9・前日・ハーツ&ノヴェ2
 

態勢を替えながら、長い間、グルーミングをしていたハーツちゃんでしたが・・・・。

「痛いわねぇ!」

9・前日・痛いわね
 

突然、怒って立ち上がると、怖い顔で、行ってしまいました。

9・前日・強烈
 

ノヴェくんは、困った顔で、やって来ます。

9・前日・ノヴェ
 

ハーツちゃんは、栗オルくんのところへ走っていくと、

9・前日・ハーツ
 

「行くわよ!」

9・前日・行くわよ
 

栗オルくんを引き連れて、目の前をすごい勢いで駆け抜けていきました。

あわてて、追いかける栗オル。

9・前日・栗オルも
 

そして、誘われるように、みんなが、出入り口の方へ向かっていきます。

9・前日・ノヴェも
 

みんなで、こうして集結して走るのも、見納め。

9・前日・みんなで
 

翌日には、3頭のお母さんがいなくなってしまいます。

みんな、生後6ヵ月前後となり、立派に成長しました。

9・前日・栗オル&フラッシュ
 

お母さんの横に並ぶ栗オルくん。

9・前日・栗オル
 

お母さん大好き、フラッシュくん。

9・前日・フラッシュ
 

今回は、ハーツクライ牝馬の母が残ります。

9・前日・ハーツ栗オル
 

母との別れが迫っていることなど知らない栗オルは、いつものように、人間に、いたずら。

9・前日・栗オルアップ
 

フラッシュは、遠くで、母から乳をもらうと・・・・。

9・前日・フラッシュ授乳
 

コロンと座り、

9・前日・ゴロン
 

安心しきって、横たわっていました。

9・前日・安心して
 

こちらは、仲良し3頭組。

9・前日・3人組
 

お母さんたちから離れて、何やら相談中。

子煩悩だった、ノヴェくんの母シルエットも、やっと、余裕が出てきました。

9・前日・お母さんたち
 

いよいよ、初めての離乳。

最後の夜を迎えます。


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 早朝、真っ白い霧に包まれた放牧地から、蹄の音が響いてきました。

9・移動・プリンセス
 

放牧地を替えたばかりの繁殖牝馬たちが、意気揚々と走っています。

目を凝らすと、水たまりの上で、ゴロを打っている”つわもの”を発見。

9・移動・ごろ
 

6歳ディープインパクト牝馬のサクセスセレーネ。

9・移動・バシャ
 

お転婆ディープ姉さんは、泥んこになって、楽しそうに、放牧地を駆けぬけていました。

9・移動・颯爽と
 

そして、隣の放牧地では、1歳牡馬グループのキンシャサノキセキ牡馬が、大喜び。

9・移動・キンシャサ
 

ほかの面々が、厩舎に入ろうと集まっているのに対し、牧柵沿いに、大騒ぎ。

9・移動・元気なキンシャサ
 

馬っ気が強く、牝馬を見ると、たちまち、そちらへ飛んでいってしまいます。

それでも、元気がよく、タフなのは、取り柄。

この後、ニンジンで誘導して、やっとのことで厩舎へ入れました。

午後からは、牝馬の見えない別の放牧地へ。

そして、夕方、離乳した当歳早生まれグループが、1歳厩舎へと移りました。

9・移動・オルフェ&メジャ
 

まずは、オルフェーヴル牡馬とダイワメジャー牝馬。

9・移動・1歳厩舎へ
 

それを見たプリンセスとセレーネが、「なに?なに?」と、駆け寄ってきます。

9・移動・プリン&セレ
 

その騒ぎに、奥の放牧地から、早生まれ組のお母さんたちも。

オルフェ母さん。

9・移動・オルフェ母
 

もう少しで、見つかるところでした。

1歳厩舎に入った、オルフェくんは、不安げに鳴き出します。

9・移動・オルフェ
 

次に、クロフネ牡馬とオルフェーヴル牝馬が、移動しました。

9・移動・クロ&オルフェ牝
 

小さな顔を窓から出して、仲間を捜す、オルフェちゃん。

9・移動・オルフェちゃん
 

キョロキョロと落ち着きのないクロフネくん。

9・移動・クロ
 

メジャーちゃん。

9・移動・メジャ
 

みんな、度重なる試練を乗り越え、大きく成長してくれることでしょう。


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 9月10日、12日と、ここで1年半を過ごした1歳馬3頭が、育成牧場へ旅立っていきました。

昨年3月30日に生まれた、キングズベスト牡馬。

9・牡・キング
 

4月18日生まれのワークフォース牡馬。

9・牡・ワーク
 

3月8日生まれのディープインパクト牡馬。

9・牡・ディープ
 

まずは、10日の朝、ワークが出発。

小さい頃から、肢長でスラッとした体型のワーク。

9・牡・ワーク手入れ
 

気が強く、大好きなニンジンのためなら、友達にも耳をしぼっていました。

どんな競走馬になってくれるでしょうか。

9・牡・馬運車へ
 

午後から出発したのは、ディープ。

9・牡・ディープ馬運車
 

母に似て、気の良い馬でした。

初期馴致では、ディープらしい良い動きを見せたそうです。

期待通りの走りで、1年後には、競馬場を沸かせてくれますように・・・。

そして、12日の朝は、キング。

9・牡・キング馬運車
 

気高く、気難しい馬でしたが、ニンジンを見せると、いつも一番に寄ってきました。

立派に成長し、馬体重は、470㎏台。

順調に、調教が進むよう、祈っています。

頼もしい牡馬3頭を送り出し、ホッとしたその日の午後、中山12レースで、4歳ディープインパクト牝馬のハナフブキが勝利しました。

3歳未勝利で、園田に移って3勝。

中央に戻って、4戦目での勝利でした。

牧場にいた頃は、とても素直で、おとなしい牝馬だったため、「よく頑張った!」という言葉しか出てきません。

10ヵ月前、態勢を立て直すために、育成牧場で修練を積んでいた彼女の姿を思い出します。

11・育成・ハナフブキ
 

たくさんの方々に支えられ、この日を迎えられることが出来ました。

私自身も、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


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 来週には離乳予定の3月中旬生まれ組。

そうとは知らない馬たちの放牧地を訪ねます。

ノヴェリスト牡馬。

9・中・シル
 

エイシンフラッシュ牡馬。

9・中・フラッシュ
 

ハーツクライ牝馬に、栗毛のオルフェーヴル牡馬。

9・中・ハーツ栗
 

みんな、のんびり、ゆったりと草を食んでいます。

「なに?」

9・中・なに?
 

歩きながら、こちらに目をやる栗オルくん。

みんなで、移動していったので、後からついていくと、

9・中・みんなで
 

「だから、なに?」

9・中・なにか?
 

どうしても、気になるらしく、足を止めてくれました。

あいかわらず好奇心の強い栗オル。

それでも、”食欲の秋”には、逆らえません。

すぐに草を食べ始めます。

9・中・馬肥ゆる秋
 

フラッシュくんも、もぐもぐ。

9・中・フラッシュ草
 

ハーツちゃんとノヴェくんは、近付きすぎて、「何よぉ!」なんて、互いの匂いをかぎ合っていました。

9・中・ハーツ&ノヴェ
 

「何しに来たの?」と、帽子を噛みに来るノヴェ。

9・中・ノヴェほか
 

「どいた!どいた!」と、割り込んでくる栗オル。

9・中・栗オルアップ
 

いつも元気いっぱいなマイペース男です。

牧柵の向こうの景色を眺めるのが、彼の最大の楽しみ。

9・中・栗オルのぞき
 

みんなが黙々と草を食べていても、「あれは何?これは何?」と、各方面に目をやってから、みんなのところへ戻ってきます。

「ねえねえ!」

9・中・ハーツと
 

「あ!また、何かが動いた!」

9・中・フラッシュと
 

その時、ノヴェくんは、母に甘えていました。

9・中・ノヴェ
 

授乳してもらえるのも、あと数日。

9・中・ノヴェくん授乳
 

母と子の幸せな時間は、みんなに広がっていきます。

ハーツの様子を見て、いそいそと母の元へ向かうフラッシュ。

9・中・フラッシュも
 

草を食むのをふとやめ、じっと立っているお母さんたち。

9・中・授乳
 

貴重な授乳タイムが終わると、また、元のように、草を食み始めました。

9・中・みんな並んで
 

静かで、ゆったりとした日常。

そこには、以前より少し大人びた仔馬たちの姿が、ありました。


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 8日に、1歳ハーツクライ牝馬が、育成牧場へ向けて出発。

9・ハーツ・馬運車へ
 

癖のない扱いやすい馬でしたが、馬運車乗車に関しては、”断固拒否”。

みんなが見守る中、かなりの時間をかけて、やっと乗っていきました。

9・ハーツ・見送る友達
 

馬体重470㎏台まで大きく成長したハーツちゃん。

調教を積み、1年後には、競馬場に姿を見せてくれることを願っています。

そして、離乳から3日が経過したオルフェーヴル牝馬は、まだ時折、母を思い出しているようでした。

9・ハーツ・オルフェちゃん
 

みんなから離れ、てくてく歩き出したと思ったら、

9・ハーツ・てくてく
 

向かうのは、やはり、母が去っていった出口。

9・ハーツ・出口へ
 

ここから、母が戻ってくるのではないかと、何度ものぞきに行きます。

しばらくすると、あきらめたように、みんなの中に戻るオルフェちゃん。

4頭で草を食べていると、突然草むらから物音がして、ビクッ。

9・ハーツ・物音がして
 

移動を始めました。

9・ハーツ・みんなで
 

リーダーとなる母馬がいなくなった後、仔馬たちは、自分の力で、我が身を守っていかなくてはなりません。

群れとして、小さな力を結束する、仔馬たち。

9・ハーツ・群れとして
 

そんな中、また、ふと立ち止まり、母を捜そうとするオルフェ。

9・ハーツ・ふと
 

「どこに行っちゃったのかなぁ・・・」

9・ハーツ・どこ?
 

オルフェくんは、また、一緒に捜してくれます。

9・ハーツ・オルフェと
 

残されたクロフネ牡馬とダイワメジャー牝馬は、なんとなく寄り添い歩くようになりました。

9・ハーツ・クロフネ&メジャ
 

それでも、草を食べるうちに、だんだんとバラバラになり、静かな朝が戻ってきます。

9・ハーツ・やがて
 

空には、秋らしい、うろこ雲が広がっていました。

9・ハーツ・朝の鱗雲
 

ゴロゴロ背中をこするのは、メジャーちゃん。

9・ハーツ・メジャ
 

こちらに気が付いたオルフェちゃんは、

9・ハーツ・オルフェ
 

オルフェくんと共に、細切りニンジンをおいしそうにガリガリ食べてくれました。

9・ハーツ・ニンジンちょうだい
 

少しずつ、いつもの平穏が戻りつつあります。

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 最初の離乳から1週間後、オルフェーヴル牝馬の母と4頭の仔馬たちは、静かな日々を過ごしていました。

9・ロリー・5頭
 

クロフネ牡馬は、ちゃっかりオルフェ母さんのそばに行き、

9・ロリー・クロフネくん
 

「飲ませてくれないかなあ・・・」

9・ロリー・接近
 

大らかな性格のオルフェ母さんは、怒りもせず、みんなを優しく受け入れています。

ニンジンが大好きで、私の姿を見ると、すぐにやって来るお母さん。

9・ロリー・こちらへ
 

続く、4頭の仔馬たち。

そして、これが、最後のツーショットとなりました。

9・ロリー・ツーショット
 

馬見知りだったダイワメジャー牝馬も、オルフェ母さんは嫌いではありません。

9・ロリー・メジャーも
 

みんなが彼女のそばに集まってきます。

9・ロリー・オルフェも
 

何も知らないオルフェちゃんでしたが・・・。

9・ロリー・オルフェちゃん
 

別れの直前に、最後の乳をもらっていました。

9・ロリー・最後の授乳
 

秋の良く晴れた日、きっと何もかもわかっているオルフェ母さんと、仔馬たちとの最後の行進。

9・ロリー・別れ
 

ひかれるままに放牧地を出たお母さんに、

9・ロリー・行く
 

戸惑う仔馬たちの姿がありました。

9・ロリー・捜すオルフェ2頭
 

オルフェーヴル牡馬と牝馬の2頭です。

駆け出すオルフェちゃん。

9・ロリー・駆け出す
 

そして、それを追いかけるようにオルフェくんも続き、2頭で、大騒ぎ。

9・ロリー・走る
 

ダイワメジャー牝馬とクロフネ牡馬は、落ち着いていました。

9・ロリー・メジャクロ
 

出入り口付近で、母を捜す2頭をよそに、

9・ロリー・捜す2頭
 

静かに草を食べ始めます。

9・ロリー・落ち着いている2頭
 

やはり、実の母と1週間お世話になった友達の母とでは、存在感が違うようです。

それにしても、不思議なのは、オルフェくん。

まるで自分のことのように、オルフェちゃんと一緒に母を捜して、うろうろ。

9・ロリー・キョロキョロ
 

キョロキョロ。

9・ロリー・うろうろ
 

キーッとオルフェちゃんが走り出せば、

9・ロリー・キーッ
 

あとを追いかけ、

9・ロリー・走る2頭
 

必死で母を捜す友達のそばに、

9・ロリー・どこ?
 

立っていました。

9・ロリー・どこなの?
 

やがて草を食べ始めたオルフェくんを置いて、

9・ロリー・オルちゃん
 

ひとりでも母を捜しに行くオルフェちゃん。

9・ロリー・捜す
 

それでも、みんなが動き出すと、「待って」と仲間に入る、

9・ロリー・メジャー先頭で
 

健気なオルフェ。

9・ロリー・後ろ姿
 

こらえきれずに、飛び出していきました。

9・ロリー・飛び出す
 

向かったのは、やはり、母が消えた出入り口。

9・ロリー・出口へ
 

オルフェくんもまた、寄り添います。

9・ロリー・オルフェもまた
 

「どこに行ったんだろうね・・・・」

9・ロリー・ふたりで
 

どうしようもない思い。

9・ロリー・一心不乱
 

悲しい横顔。

9・ロリー・遠くを見つめ
 

その頃母は、思った通り、静かに、元の仲間たちと合流していました。

9・ロリー・母
 

彼女は、先に離乳した母たちを見て、次は自分の番が来ることを悟っていました。

それでも、その後ふとのぞくと・・・・。

9・ロリー・捜す母
 

ひとりで寂しそうに、出入り口に立っている姿も。

そして、また、隣の放牧地の遅生まれの仔馬・ハーツクライ牝馬に、

9・ロリー・よその仔を見て
 

何かを話しかけている姿も、目撃してしまいました。

9・ロリー・寂しさ
 

母にとっても、仔にとっても、辛い離乳に変わりはありません。



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 5日の朝、また1頭の1歳馬が牧場を巣立っていきました。

黒鹿毛のヴィクトワールピサ牝馬。

9・黒・黒ピサ顔
 

ニンジンが大好きで、いつもこの窓から顔を出し、舌をペロッと出しながら、「ちょうだい!」とアピールしていました。

夜間、厩舎に入っていたので、最後のロンジングを行います。

9・黒・ロンギ
 

セリに出すために、5月から馴致を始めていたおかげで、すっかりお手の物。

指示をよく理解し、この日も素早く行動できました。

こうして見ると、立派な競走馬の卵です。

9・黒・終了
 

放牧中のキンシャサノキセキ牡馬が、じっと見つめていました。

9・黒・キンシャサ
 

小さい頃、一緒に育った仲間。

黒ピサは、シャワーで汗を流してもらい、馬房で待機。

9・黒・シャワー
 

その間、牝馬仲間たちの放牧地をのぞいてみました。

朝日を浴びて、皆、悠々と食事中。

9・黒・仲間たち
 

向かいの放牧地から、キングズベスト牡馬が歩いてきたので、そちらへ移動すると・・・。

9・黒・キング
 

ワークフォース牡馬とディープインパクト牡馬の2頭も、ニンジンをくれるのかと、歩いてきました。

9・黒・ワーク&ディープ
 

3頭仲良く、顔を並べて、記念撮影。

9・黒・3頭
 

彼らも、近いうちに育成牧場へ移動する予定です。

気配を感じ、牝馬の放牧地へ戻ると、黒ピサの幼馴染みであるディープインパクト牝馬とハーツクライ牝馬が、やって来ていました。

9・黒・ディープハーツ
 

キングズベスト牝馬の2頭は、まだ遠くで仲良く食事中。

9・黒・キング2頭
 

何も知らない馬たちに、「黒ピサちゃんが、行くからね!」と声をかけ、再び、厩舎へ戻ります。

いよいよ準備が整いました。

9・黒・準備
 

馬運車へ。

9・黒・馬運車へ
 

先に出発した星ピサちゃん同様、すっと乗り込んでいきました。

9・黒・去る
 

競馬場で再会できる日を楽しみにしています。

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昨日の早朝、外には真っ白い霧が立ち込めていました。

太陽が輝き始めると、あっという間に消えていく霧。

馬たちを放しながら、大急ぎでカメラを撮ってきて、パチリ。

9・朝・もや
 

ヴィクトワールピサ牝馬は、勢いよく飛び出していきます。

9・朝・ピサ
 

いったん、カメラを置き、今度は、栗毛のオルフェーヴル牡馬たちを放牧。

きたるべき離乳に備え、端の放牧地へ連れていくと・・・・。

「あれ?ここ、どこ?」

途中の道から、首を高く上げ、キョロキョロ。

観察眼の鋭い栗オルくんは、そこが初めて放れる場所であることに、すぐに気付きました。

人間から離れたとたん、走り出します。

私がカメラをかかえて戻ってきた時には、興奮状態。

9・朝・栗オル
 

霧が消えた草原を、しっぽを高く上げ、目を丸くしながら、歩いていました。

9・朝・興奮栗オル
 

こちらは、ノヴェリスト牡馬とエイシンフラッシュ牡馬。

9・朝・ノヴェ&フラッシュ
 

落ち着きのある2頭に対し、明らかに栗オルくんの態度は、違っています。

「ここ、どこだよ!」

9・朝・どこだよ
 

きょろきょろ。

9・朝・きょろきょろ
 

そして、すばやく身をひるがえすと、仲間たちの方へ走っていき、

9・朝・くるり
 

群れの先頭に躍り出ました。

9・朝・先頭に躍り出て
 

変化に敏感な母馬たちと共に、初めての放牧地を確かめるように、走り回ります。

9・朝・来る
 

「そんなに走るなよ・・・」と、フラッシュくん。

9・朝・フラッシュ
 

そして再び、群れは、飛び出していきました。

9・朝・再び
 

昨日までここに放れていた、早生まれグループは、反対側の放牧地。

こちらも、オルフェーヴル牝馬とその母が、走り始めます。

9・朝・駆け出したオルフェちゃん
 

後から放れた離乳組も、大急ぎで合流。

9・朝・追いかける3頭
 

みんなで、全力疾走。

9・朝・合流
 

ハッスルしているのは、オルフェちゃん。

9・朝・ハッスルオルフェ牝
 

母は、みんなの後を確認するように、走っていました。

9・朝・みんなで
 

ダイワメジャー牝馬とクロフネ牡馬。

9・朝・メジャ&クロフネ
 

オルフェーヴル牡馬。

9・朝・オルフェ
 

もう、母を捜しているのではありません。

母親代わりのオルフェ牝母に、近付いていくオルフェくん。

9・朝・オルフェ母のそばで
 

1頭のお母さんを中心に、ひとつの群れが出来上がりました。

さて、先ほどの栗オルくんたちはといえば・・・・。

9・朝・生き生き栗オル
 

まだまだ、新しい放牧地を探検中。

あいかわらず、先頭きって走っている栗オル。

9・朝・シルエット
 

その白い顔と前肢は、どんなに遠くから見ても、よくわかります。

9・朝・栗親子
 

フラッシュくん親子。

9・朝・フラッシュ親子
 

ノヴェくん親子。

9・朝・ノヴェ親子
 

母との時間は、もうあまり長くはありません。

ハーツクライ牝馬は、微熱でパドック。

9・朝・ハーツ親子
 

元気の良い母は、「私たちも放して!」と、一生懸命鳴いて訴えていました。

このペアが放牧地に戻り、慣れた頃には、離乳です。

早朝の放牧地に、久しぶりに蹄音が響きました。


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 3日、昨年の3月に生まれたヴィクトワールピサ牝馬が、育成牧場へ出発しました。

9・星・星ピサ馬運車へ
 

大親友の黒ピサや、

9・星・黒ピサ
 

キングズベスト牝馬に見守られながら、

9・星・キング
 

乗り慣れた馬運車に、スッと乗車。

「また、戻って来られる」と思ったのか、鳴きもしませんでした。

9・星・馬運車
 

新しい場所で、ひとつひとつ調教を積んで、1年後には晴れて”競馬場デビュー”となるよう祈っています。

通り過ぎた馬運車を見送る面々の中には、2日前に離乳した、クロフネ牡馬母さんの姿もありました。

9・星・クロフネ母
 

どこでゴロを打ったのか、体じゅう真っ白。

離乳から3日目となり、皆すっかり落ち着いています。

夜間に降った雨で、くぼみは水たまりとなり、山から下りてきたアキアカネでにぎわっていました。

9・星・アキアカネ
 

気持ち良さそうに寝ているのは、末っ子ヴィクトワールピサ牝馬。

9・星・末っ子たち
 

離乳組は、やっと落ち着きました。

9・星・離乳組
 

前の晩は、厩舎に入ると、どの仔も騒ぐことなく、疲れてぐっすり睡眠。

再び放牧地に出た時には、もう母を捜すことはありませんでした。

9・星・オル&メジャ
 

朝の太陽は、気分を切り替えた仔馬たちを、明るく照らします。

9・星・葉っぱ
 

子だくさんになったオルフェーヴル牝馬の母。

9・星・子だくさん
 

ニンジンくらい持ってきてあげれば良かった・・・と後悔しました。


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 離乳組は、オルフェ事件の後も、夜間にかけて放牧が続けられました。

狭い馬房に入れておくより、放牧地で仲間と共に過ごした方が良いという判断。

寂しそうな鳴き声が、時折、暗闇から響いてきていました。

次の朝、天気予報では午後から雨とのこと。

馬たちは、雨が降り出してから厩舎に入れることとなり、そのまま放牧地に。

母馬は、乳が張って気になるのか、我が仔を捜すように歩いていました。

9・2日目・母たち
 

「ん?誰だろう?」

9・2日目・ん?
 

歩いてくるオルフェーヴル牡馬の母。

9・2日目・オルフェ母さん
 

ニンジンをあげれば、嬉しそうにボリボリ。

それでも、すぐ我に返り、またいそいそと歩いていきます。

まだ、あきらめきれません。

こちらは、オルフェーヴル牝馬の母と、4頭の仔馬たち。

9・2日目・仔馬たち
 

寂しそうに寄り添っている3頭の中から、ダイワメジャー牝馬が、まず動き出しました。

9・2日目・メジャーちゃん
 

クロフネ牡馬や、オルフェくんも続きます。

9・2日目・オルフェ&クロフネ
 

「あれ?誰か来た!」

9・2日目・オルフェくん
 

もしや母が・・・とでも思ったのでしょうか。

9・2日目・気付く
 

私の姿に気付いたオルフェくんは、速歩でやって来ました。

9・2日目・来る
 

続いて、メジャーちゃんも。

クロフネくんは、オルフェちゃんと一緒に、じっと立っています。

9・2日目・オル&クロ
 

「なんだ。お母さんじゃないの?」

9・2日目・メジャ
 

様子を伺っているクロフネくん。

9・2日目・クロくん
 

オルフェとメジャーは、悲しそうに帰っていきます。

9・2日目・後ろ姿
 

「どこにいったのかなぁ・・・・」

9・2日目・遠く
 

休んでいるオルフェちゃんの前を通過するオルフェくん。

9・2日目・オルフェ&オルフェ
 

やっぱりあきらめきれず、

9・2日目・あきらめきれず
 

また、こちらへ。

9・2日目・再び
 

今度は、メジャーちゃん、クロフネくんも。

9・2日目・再び2
 

「ねえ、ねえ。母さんは?」

9・2日目・ねえ
 

「戻って来ないの?」

9・2日目・クーちゃん
 

そして3頭で、また静かに歩いていきました。

9・2日目・戻っていく
 

誰もいない静かな朝の厩舎。

9・2日目・ミケ
 

猫のミケの小さなシルエットが、寂しさを誘いました。


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 9月1日、いよいよ今年の”離乳”開始。

当歳馬たちは、この日も夜間放牧をしていたため、朝のうちは厩舎で休み、午前10時半頃から、再び外に出ました。

最初に放れたキングヘイロー牡馬とその母が、遠くで走る1歳馬たちを見て、駆け回ります。

9・走る・ヘイロー
 

母とそっくりなヘイローくん。

その後放れた仲間たちと共に、元気よく走っていました。

9・走る・遅生まれ
 

さて、こちらが、今回”離乳”する早生まれグループ。

9・走る・放牧
 

遅生まれたちとは違い、静かに草を食べ始めます。

ダイワメジャー牝馬と母。

9・走る・メジャ親子
 

とにかく仲の良い親子でした。

オルフェーヴル牡馬と母。

9・走る・オルフェ親子
 

自由なオルフェくんと気ままなお母さん。

クロフネ牡馬と母。

9・走る・クロフネ親子
 

離乳に備えて、久々に無口がつけられた、クロフネ母さん。

30分程後に親子の別れがやって来るため、最後の姿をおさめておこうと、意気込んでいたところ・・・・。

クロフネくんが、いきなりゴロン。

9・走る・クロフネくん
 

「何してるの?」と寄ってくる、オルフェくんにもかまわず、

9・走る・何してる
 

気持ち良さそうに、ひとりでゴロゴロ背中を掻いていました。

9・走る・ごろごろ
 

数分経った後、「よっこらしょ!」と、立ち上がると、

9・走る・よっこら
 

みんなのところへ、猛ダッシュ。

9・走る・しょ
 

元気で、いつも面白い行動をとってくれます。

穏やかなメジャーちゃん。

9・走る・メジャ
 

そっと私に近付き、じっとしている甘え上手。

でも、ふと、母を見失うと、「あれ?どこ行った!」

9・走る・あれ?
 

「いた!いた!」

9・走る・いたいた
 

体は人一倍大きいのに、グループ一番のママっこです。

こちらは、クロフネとオルフェ2頭の仲良し3頭グループ。

9・走る・仲良し
 

青空の放牧地には、普段と変わりない空気が流れていました。

9・走る・みんなで
 

そこへ、「あれ?」

9・走る・あれ
 

突然現れたリーダーとスタッフの姿を最初に見つけたのは、クロフネ母さん。

私は、出入り口の開け閉め役だったため、この後、移動して、みんなが来るのを待ちます。

9・走る・いよいよ
 

しっかりと母のそばを歩くメジャーちゃんを止め、なんとか3頭の母馬のみを外へ出しました。

去っていく母3頭。

9・走る・去っていく3頭
 

「え?どうしたの?」

9・走る・え?
 

やはり、一番びっくり顔だったのは、メジャーでした。

「私を置いていかないでー!」

続いて、クロフネくんも、母の姿を追います。

9・走る・うそ
 

「うわー!何があったの?」

9・走る・なぜ?
 

駆け出し始める2頭。

こちらは、オルフェ2頭。

9・走る・オルフェ組
 

オルフェちゃんのお母さんだけが、彼らが落ち着くまでの子守り役として残されたため、ポカンとしています。

必死のメジャーちゃんに対し、

9・走る・メジャー顔
 

「何やってるの?」と、少し間のあったオルフェくんでしたが・・・・。

9・走る・オルフェぽかん
 

クロフネくんの形相を見て、とうとう事の次第に気付いたらしく、

9・走る・クーちゃん
 

走り出します。

9・走る・騒がしい3頭
 

たった1頭、母のいるオルフェちゃんが、「ねえねえ」と近付いても・・・・。

9・走る・オルフェねえねえ
 

まったく目に入らなくなってしまいました。

9・走る・オルフェ気付く
 

土煙を上げ、疾走。

9・走る・土煙をあげ
 

オルフェちゃん母が動き出すと、その周りを、四方八方、やみくもに動く3頭。

9・走る・オル牝母の周りで
 

「お母さん、いない!」

9・走る・オル
 

「どこだよ!」

9・走る・クロ
 

心配そうに見守るのは、オルフェちゃん。

9・走る・オルちゃん
 

再び出入り口の方へ戻ってきた面々を、

9・走る・来る
 

見守るオルフェちゃん。

9・走る・見守るオルフェ
 

3頭のけたたましい声が、響き渡ります。

9・走る・クロフネ顔
 

どれくらい時間が経ったでしょうか。

オルフェちゃんのお母さんが歩き出したのに合わせ、みんながそれについていきました。

9・走る・みんなで移動
 

ぺったり。そして、ひと段落。

9・走る・オルフェちゃんぺったり
 

子守り役も2年目となり、何もかもわかっているかのようなオルフェちゃん母さんに後を任せ、今度は、母馬たちの放牧地を訪ねます。

意外と静かでした。

9・走る・ゆったり
 

どの馬も、子育てベテラン域に入ってきて、自分の置かれた状況について、わかってきているようです。

それでも、納得しきれずに、時折、鳴く姿も。

9・走る・いななく
 

「今年も、始まってしまったなぁ・・・」

そんなふうに、ため息をつきながら、家に戻って数分が経った頃・・・・、牧場史上初、思いもよらない事件が起こりました!

隣から何かを叫ぶ声にハッとして、急いで玄関を開けると、目の前に、走ってくるオルフェくんの姿!

「えー?ど、どうした?」

突然の事態に、どぎまぎ。

オルフェくんが放牧地を飛び出し、母を捜して、家の前まで走って来たことだけは、見てわかりました。

「どうやって、出たの?」と考えるよりも、彼を無事に保護することが先決。

町道に飛び出して行ったら・・・と身震いしながら、昼休み中のスタッフみんなに電話をかけようと、ポケットを探っているうち・・・、騒ぎに気付いた母馬たちが、オルフェくんの声に反応して、一斉に鳴き出しました。

大喜びのオルフェくん。

別れたばかりの母を見つけて、一心不乱に、駆け寄っていきます。

ブブブブブブ!

あの姿は、決して忘れません。

母のいる放牧地の柵越しを、行ったり来たり。

母も、仲間の母たちも、本当に嬉しそうでした。

こうして、電話を受けて急いで駆け付けたスタッフが、無事オルフェくんを確保。事なきを得たのです。

すり傷一つなし。どうやって脱走したのかが、最大の疑問でしたが、この後、彼をどうするかという問題があり、用事で街に出ていたリーダーに連絡。

「みんなのところに、戻して」

「え?大丈夫?また出るんじゃないの!」

様々な意見が飛び交いましたが、結局、元いた放牧地に戻すことになり・・・・。

力いっぱい母のところへ帰りたがるオルフェをなんとか放牧地の出入り口まで連れて行くと、そこには、残された友達3頭とオルフェちゃん母さんの姿。

みんな、出口で首を揃えて、オルフェくんの帰りを待っていたのでした。

その姿に、また感動・・・・。

元の場所へ戻ったオルフェくん。

その後は、心配したほど走り回ることもなく、みんなと一緒に行動。

帰って来たリーダーの、「やっぱり、オルフェだね・・・」の一言に、妙に納得してしまいました。

予想だにしないことをやってのける・・・・それが、オルフェの仔なのかもしれません。

今さらながら、そんなことに気付き、この後に続く、ほかのオルフェ産駒に対しても、より注意を払わねば・・・と、身の引き締まる思い。

結局、牧柵等に壊れた所は見つからず、彼がどうやって放牧地を出たかについては、はっきりとわかりません。

考えられるのは、出入り口の棒の間を、うまくくぐりぬけたということ。

急ぎ、分厚いシートを用意して、出入り口部分にかけました。

わんぱくで、明るい性格のオルフェが見せた、母に対する強い愛情は、これからも心の中にしっかり刻んでおこうと思います。

考えてみれば、彼だけ、もう生後6ヵ月半。

「ちょっと、離乳のタイミングが遅かったんじゃない?」

そんな反省もしながら、ちょっとした笑い話で済んだことに、とりあえずホッと胸をなで下ろしたのでした。


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 土曜の夕方、各放牧地を回った最後に、早生まれクループのところへ行きました。

仲良しメンバー。

9・早・仲良し3頭
 

風邪をひいてパドック放牧中のダイワメジャー牝馬の復活を待って、離乳が行われます。

残り少ない親子の時間を撮っておこうと意気込みますが、なかなか・・・・。

みんな、柵の所まで来てしまいました。

9・早・クロフネ
 

「何してるの?」

9・早・オルフェ2頭
 

四つ葉のクローバー探しに夢中の子どもを、優しく見つめるオルフェーヴル牝馬。

虫取り網に興味津々のオルフェーヴル牡馬。

9・早・オルフェくん
 

のんびり穏やかな時間が過ぎていきます。

ふと顔を上げると、オルフェくんが、母馬とグルーミングをしていました。

9・早・グルーミング
 

「あらあら!」

今まで、あまり見かけなかった光景。

馬社会の一員として、おとなになり始めているオルフェくんの姿です。

母との絆。

いつまでも、静かに見守っていたい光景でした。

月曜日には、当歳馬全頭の削蹄が行われ、離乳の準備が着々と進みます。

9・早・削蹄
 

そして、その後、数日ぶりに、ダイワメジャー牝馬も放牧地に戻り、いよいよ早生まれ組には、最後の夕暮れ。

9・早・メジャ
 

「こうして見ると、親子って、よく似ているなぁ・・・」

クロフネ牡馬とその母。

9・早・クロフネペア
 

2月から3月上旬にかけて生まれた仔馬たちは、生後5ヵ月半から6ヵ月になりました。

もう十分大きくなっています。

今年も、一番大らかな性格のオルフェ牝馬母さんが、子守り役。

9・早・早生まれ4組
 

久しぶりに放牧地に放れ、おおはしゃぎのメジャーちゃんを見ていると・・・・。

9・早・うきうきメジャ
 

翌日に迫った”離乳”を知っている私の心だけが、なんだか重くなってしまいました。


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 土曜の夕方、3月中旬生まれグループの放牧地を訪ねました。

母の横で寝ていたノヴェリスト牡馬が起きて、キョロキョロ。

9・ノヴェ・起きた
 

立ち上がると、ブルブルッ。

9・ノヴェ・ブルブル
 

初秋の爽やかな風に気持ち良さそうです。

栗毛のオルフェーヴル牡馬は、エイシンフラッシュ牡馬にいたずら。

9・ノヴェ・フラッシュ&栗オル
 

仲良しのハーツクライ牝馬が風邪をひき、この日はパドック放牧なので、いつもと違う遊び相手を見つけています。

私の姿を発見したシルエットが、ニンジン目当てで、いそいそ。

9・ノヴェ・シル
 

遅れてやって来た、かじり魔ノヴェくんは、さっと帽子をとると、楽しそうに振り回していました。

9・ノヴェ・帽子
 

お母さんのところに戻った栗オルくん。

9・ノヴェ・栗オルと母
 

絵になる風景に、気をとられていると・・・・。

いつの間にか現れた昆虫好き男子に、ノヴェくんが釘付けになっていました。

9・ノヴェ・虫取り網
 

笑いをこらえながら、

9・ノヴェ・じっと
 

しばし、観察。

9・ノヴェ・しゃがんで
 

「ねえねえ」

9・ノヴェ・どこ行くの
 

「このへんに、何かいるんじゃないの?」

9・ノヴェ・このへん
 

その気になって、参加しているノヴェくん。

9・ノヴェ・ガブ
 

隣の放牧地からは、エンパイアメーカー牡馬も、顔を出してきます。

9・ノヴェ・エン
 

「おっと。今度は、そっち?」

9・ノヴェ・ついていく
 

ノヴェくんは、まるで近所の友達のように、いつまでも一緒に歩いていました。

「おーい!何してるの?」

9・ノヴェ・栗オル&フラッシュ
 

突然気が付いて、走ってくる栗オルとフラッシュ。

9・ノヴェ・栗オル&フラッシュ2
 

好奇心旺盛な男子たちの楽しい時間は、こうして、過ぎていきました。


関連タグ : ノヴェリスト, エイシンフラッシュ, オルフェーヴル, ハーツクライ, エンパイアメーカー,

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