北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・08-30  ※札幌競馬場にて
 ・07-18  ※セレクションセール
 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて

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 4月生まれの放牧地は、生後1ヵ月前後の仔馬たちが、楽しそうに遊ぶ姿が見られるようになりました。

この2頭は、キングズベスト牝馬とワークフォース牡馬。

5・仲良し・キング&ワーク
 

「女の仔だなんて、言わせないわよ!」とばかり、積極的に向かっていくキングちゃん。

5・仲良し・キング&ワーク2
 

どちらも強気で、頼もしくなります。

5・仲良し・キング&ワーク3
 

そして、さらに積極的なのが、ハービンジャー牡馬。

母馬を置いて、さっさと友達のところへ遊びに行きます。

今日は、ワークくんのところへ。

5・仲良し・ワーク&ハービン1
 

丸い星があるワークと、ひょうたんのような流星のハービンは、遠くからでもよくわかります。

5・仲良し・ワーク&ハービン2
 

どちらかというと、ハービンの方が押し気味。

5・仲良し・ワーク&ハービン3
 

得意技は、後ずさり。押し出しで、相手からポイントを奪おうとしています。

5・仲良し・後ずさり
 

一度離れても、またすぐにくっついて、グルーミング。

5・仲良し・グルーミング
 

追いかけっこ。

5・仲良し・追いかけっこ
 

エキサイトして、立ち上がり。

5・仲良し・立ち上がり
 

いつまでも、2頭で楽しそうに遊んでいるので、

5・仲良し・駆けては
 

遠くにいたキングちゃんも、近寄ってきました。

5・仲良し・キング来る
 

「何やってるの?」

今度は、3頭で追いかけっこ。

5・仲良し・みんなで
 

「キャッキャッ」という声が聞こえてきそうなくらい、夢中でとんだり跳ねたりを繰り返します。

5・仲良し・3頭
 

「待てぇ!」

5・仲良し・また追いかける
 

みんなが、母馬の元へ帰っていき、ふと気づいたハービンくんも、母のいる場所へ。

5・仲良し・帰る
 

「あー、面白かった!」

5・仲良し・母の元へ
 

ゆっくりと母乳を飲んだ後、草を食べながら、また「みーつけた!」

5・仲良し・見つけた
 

ワークくんと遊ぼうと思ったら、母馬に見つかり、あわてて、方向を変えます。

5・仲良し・キャー
 

「みーつけた!」

5・仲良し・また見つけた
 

今度は、キングちゃん。

とにかく、友達と遊ぶのが楽しくて仕方がないハービンくん。

放牧地が大好きなわんぱく息子から、これからも、目が離せません。


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関連タグ : キングズベスト, ワークフォース, ハービンジャー,

 土曜日に、カッコウの初鳴きを聞きました。

耳をすませば、そのバックコーラスに、ツツドリ・オオヨシキリ・ノビタキ・ウグイスなどなど。

新緑が増し、1年で最も過ごしやすい時期。

夏鳥たちの到来で、気分は一気に夏モードです。

そんな折、2歳馬たちの移動の情報も舞い込んできました。

調教師さんのチェックを受け、二重丸で栗東へ運ばれることになったのは、2歳ゼンノロブロイ牝馬。

もう1頭、2歳キングカメハメハ牝馬も、別の調教師さんから、高評価を得て、移動が決まったため、急きょ会いに行くことになりました。

雨上がりの育成牧場。

オーナーやトレーナーの出入りの激しい火曜日。

合い間をぬって、最初に見せてもらったのは、2012年生まれのキンカメちゃんです。

5・2歳・キンカメ牝歩く
 

「うわっ、大きくなりましたね!」

リーダーもしばらく見ていなかったため、感嘆の声。

一度も休むことなく順調に仕上がり、とんとん拍子で栗東方面へ向かうことになったそうです。

5・2歳・キンカメ牝
 

”かじり魔”だったキンカメちゃん。どうかこの先も順調に・・・・。

そして、黒鹿毛のロブちゃん。

5・2歳・ロブ歩く
 

性格が良く、動きも良好。母のように、早い時期からデビューできるか、楽しみになってきました。

5・2歳・ロブこちらへ
 

実は、一つ上の半姉が、やっとデビューに向け整ってきたところ。

姉妹で厩舎に・・・ということもあるかもしれません。

5・2歳・ロブ
 

また、ロブの幼馴染みで、一緒にこの牧場にいたディープインパクト牝馬は、すでに美浦へ入厩済み。

順調なら、2歳の筆頭デビューになりそうです。

牡馬は、小さい頃から評判の良かった、ディープインパクト牡馬。

5・2歳・ディープ牡
 

少し休んでいたそうですが、また乗り出しを開始。

5・2歳・ディープ牡顔
 

産地馬体検査の追加も視野に入れ、調整を進めるそうです。

5・2歳・交代
 

入れ替わりに出てきた馬は、キングカメハメハ牡馬。

5・2歳・キンカメ牡
 

昨日、挫石が見つかり、運動を休んだということでしたが、縦に大きくなっていて、驚きました。

5・2歳・キンカメ牡横
 

あいかわらず、スタッフの方が持つ綱で遊ぶなど、やんちゃな面が見え、苦笑い。

それでも、顔はみんな、少しずつ大人っぽくなっていて、成長を感じます。

5・2歳・キンカメ牡顔
 

その後、中期育成をしたディープインパクト牡馬にも会ってきました。

5・2歳・育成ディープ
 

重賞勝ち馬の弟で、評判の良いディープくん。

5・2歳・育成ディープ顔
 

そして、少し離れた1歳育成厩舎に、8日に移動した1歳ファルブラヴ牝馬がいるということで、さらに足を延ばします。

食いしん坊ファルは、21時間放牧の最中で、たくさんの仲間と共に、放牧地で休んでいました。

5・2歳・ファル
 

親切なスタッフさんが、寝ているファルをわざわざ起こし、連れてきてくださいましたが、なんだか寝ぼけまなこ。

5・2歳・ファル来る
 

5・2歳・ファルこちらへ
 

綱を放すと、私のことなど「もう覚えていないよ」というふうに、さっさとみんなのところへ戻っていきました。

5・2歳・ファル去る
 

でも、それで上等。すっかり群れの一員となり、馴染んでいる姿に、ホッとします。

さて、来月からは、いよいよ2歳新馬戦のスタート。

函館や札幌での再会を祈り、皆の活躍を楽しみに待ちたいと思います。



関連タグ : ゼンノロブロイ, キングカメハメハ, ディープインパクト, ファルブラヴ,

 4月30日生まれの今年の末っ子、ハービンジャー牡馬が、4月生まれグループに入りました。

まだ最初なので、互いに距離をとり、様子を伺っています。

それでも、ふと気が付くと、ハービンくん親仔が一緒に昼寝。

5・合流・母仔
 

少し緊張が解けてきたのでしょうか。

近付いても、知らん顔で、寝ていました。

5・合流・背中
 

こちらは、キングズベスト牝馬の親仔。

5・合流・キング
 

栗毛のお母さんは、今年は少しピリピリしています。

種付けに行き、受胎すれば、落ち着いてくるはず。

ハービンくんのお母さんは、そのうちに、ゆったりと横になりました。

5・合流・母のびのび
 

栗毛のキング母より、1歳年上。

年を重ねるごとに、ドーンと落ち着いてきています。

しばらくして、立ち上がった2頭。

5・合流・立って
 

ハービンは、あどけない顔で、人間を見つめました。

5・合流・アップ
 

かと思えば、大あくび。

5・合流・あくび
 

まだ生まれてからひと月経っていません。

どんな仕草も、かわいい盛り。

ワークフォース牡馬の親仔は、隅の方で、これまた横たわっていました。

5・合流・ワーク母仔
 

いつも、ほったらかし子育てをしていたお母さん。

新しい仲間が入ってきたので、緊張して、我が仔の面倒をよくみています。

そんな放牧地の様子を眺めているのは、私だけではありませんでした。

隣に放れた、1歳のワークフォース牝馬、ステイゴールド牝馬、ハービンジャー牝馬が、面白そうにのぞいています。

5・合流・1歳馬たちのぞく
 

そして、仔馬たちも、意外と積極的。

5・合流・興味津々
 

ハービンくんは、母の元を離れ、ちょこちょこと、仲間の様子を伺っていました。

この先、どんな姿が見られるかは、楽しみなところ。

反対側の放牧地には、ハービンくんの半姉のキングカメハメハ牝馬を中心とした、1歳遅生まれ牝馬グループの姿。

5・合流・仲良し3人組
 

彼女たちも、隣の様子が気になるようです。

さて、牧柵に、真っ赤な羽が目立つ、アカゲラの姿が!

5・合流・アカゲラ
 

なんとも器用に逆さになるので、思わず足を止めてしまいました。

5・合流・普通に裏返し
 

野生動物たちの動きも活発になり、新しい発見が嬉しい毎日です。


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 久しぶりに、放牧地を交換した1歳牡馬グループ。

放牧直後、フレッシュな気分で、のびのびと走り回っていました。

しばらく駆け回った後、隣の放牧地の育成馬グループ3頭と柵越しに併走する、SeaTheStars牡馬。

5・1歳牡・併走
 

そして、みんな集合!

5・1歳牡・みんな集合
 

栗毛のダノンシャンティ牡馬が、仲良しの”育成SeaTheStars牡馬”に、アタック。

5・1歳牡・シャンティ
 

昼夜放牧の疲れで、数日間、放牧を休んでいた”育成シーザ”くん。

その彼が戻ってきたので、大喜びなのです。

シャンティに、生産シーザに、エンパイアメーカー牡馬。

5・1歳牡・シャン&シーザ&エン
 

走り終わると、そこらじゅうの匂いをかいで回っていました。

ダイワメジャー牡馬は、シャンティにちょっかい。

5・1歳牡・メジャー
 

シャンティは、育成シーザにちょっかい。

5・1歳牡・シーザとシャンティ
 

元気に絡み合いながら、放牧地を行ったり来たり。

5・1歳牡・シーザに挑むシャンティ
 

特別な匂いを感じたのか、立ち止まってフレーメンをするのは、真っ黒なエンパイアメーカー牡馬。

5・1歳牡・エンフレーメン
 

その後ろで、また育成シーザに向かっていく、わんぱくシャンティ。

5・1歳牡・わんぱく1
 

執拗に追いかける姿に、だんだん仲が良いのか悪いのか、わからなくなってきますが・・・・。

5・1歳牡・わんぱく2
 

たぶん、自分に一番合う相手だと思っているのでしょう。

5・1歳牡・シーザシャンティ
 

これは、ダブルSeaTheStars牡馬。

5・1歳牡・シーザシーザ
 

生産シーザは、ニンジンが大好物。

5・1歳牡・シーザアップ
 

いつも、私を見ると、嬉しそうに駆け寄ってきます。

フレーメンをするメジャー。

5・1歳牡・メジャフレーメン
 

舌に食べたばかりの草をくっつけて、思わず笑ってしまう姿。

メジャーも、シャンティも「ニンジンないの?」と、やって来て、思わずごっつん。

5・1歳牡・メジャー&シャンティ
 

シャンティまで、フレーメン。

5・1歳牡・シャンティフレーメン
 

移ったばかりの放牧地には、ほかの馬たちの匂いが残っているため、小一時間は大騒ぎの面々でした。



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 放牧地を歩いていると、どこでも、仔馬たちが遊ぶ姿が見られるようになりました。

4月生まれグループは、30日生まれのハービンジャー牡馬が加わる前に、ワークフォース牡馬とキングズベスト牝馬が、すっかり仲良しに。

5・仔・遅生まれ
 

キングちゃんは、お転婆の本領発揮。

5・仔・遅生まれ2
 

最近は、ワークくんもたじたじです。

2月生まれグループでは、このディープインパクト牝馬が、自由奔放に駆け回っている姿をよく見ますが・・・。

5・仔・ディープ牝
 

この日は、ヴィクトワールピサ牝馬とキンシャサノキセキ牡馬が、追いかけっこ。

5・仔・ピサ&キンシャサ
 

たいてい、キンシャサくんが先に手を出し、追いかけられます。

5・仔・ピサ&キンシャサ2
 

最後は、本気モードで、牡馬も牝馬も関係なく、大騒ぎ。

5・仔・ピサ&キンシャサ3
 

でも、本当は仲良しで、いつも、こうしてみんなで歩いてきます。

5・仔・ピサピサキン
 

額に星のあるヴィクトワールピサ牝馬は、キンシャサくんの悪友。

一人歩きが好きなディープちゃんのところへ行ったのは、黒ピサちゃん。

5・仔・ピサ&ディープ
 

そして、背後からガブッと噛みついているのは、いきなり現れるキンシャサくん。

5・仔・ディープにキンシャサ
 

彼のいたずらは、とどまることを知らず、今度は、枯れた草を引っこ抜いて、持ち運んで遊んでいました。

5・仔・木を抜いて
 

北の大地の植物は、今、ものすごい勢いで成長を続けています。

ビヨーンと伸びたナズナの味見をしているのは、黒ピサちゃん。

5・仔・ナズナ
 

そして、その向こうでは、ディープちゃんが、隣の放牧地のキングズベスト牡馬をのぞいていました。

5・仔・のぞいて
 

洋風な顔立ちのキングくん。たてがみがかゆくて、ゴリゴリかいていたのですが、みんなに、面白そうにのぞかれます。

5・仔・のぞいて2
 

いつの間にか、ウインナーのように転がって寝ていたのは、キンシャサくん。

5・仔・寝る
 

いつでもどこでも、マイペース。

ひと月前からは比べものにならないほど、母馬から解放され、わんぱくし放題。

いつでも、みんなの中心にいる男の仔です。


関連タグ : ヴィクトワールピサ, ディープインパクト, キンシャサノキセキ, キングズベスト, ワークフォース,

 午前8時半、晴れて穏やかな牧場に、1台の大きな馬運車が入ってきました。

5・帰郷・馬運車到着
 

乗っているのは、7歳サクラバクシンオー牝馬のトーホウプリンセス。

ひと月前のレースを最後に引退し、繁殖生活を送るべく、牧場に戻ってきたのです。

ここを巣立っていったのは、2008年の10月21日。

5・帰郷・2008年10月21日
 

1歳のプリンセスは、日焼けしたたてがみがすっかり尾花栗毛になった、美少女でした。

5・帰郷・プリンセス牧場出発時
 

あれから、5年と7ヵ月。

競走成績は、中央のみ23戦4勝。途中で、関西から関東に移るなど、決して平坦ではない道のりを歩いてきました。

馬運車が止まり、電動の扉が開きます。

ガタンガタンという音がして、バックで出てきたのは、あの懐かしい顔。

5・帰郷・見覚えのある顔
 

激しい競走馬生活を7歳まで過ごし、「やせて疲れている」と聞いていたので心配しましたが、さすが準オープン馬。

朝日を浴びた顔は、凛として、とても美しく映りました。

彼女が生まれた時に介助したリーダーも、思わず「お疲れ様!」と、感慨深げ。

5・帰郷・下車
 

懐かしい育成厩舎に入ったプリンセスを、現1歳馬たちが見守ります。

5・帰郷・厩舎で
 

隣にいるのは、幼馴染みの娘。

7歳ともなれば、先に引退した友達たちが、もう立派なお母さんになっているのです。

5・帰郷・プリンセス顔
 

5年と7ヵ月という歳月は、あまりに長く、彼女がどこまで思い出してくれるかわかりませんが、リラックスして第二の生活が始められるように、頑張っていこうと思いました。

厩舎の休憩室に飾ってある写真は、応援してくださった方からいただいた、貴重な1枚。

5・帰郷・競走馬だった頃

 これからも、ここに飾っておくつもりです。

すぐ近くの放牧地に、14歳になった母と、父キングズベストの半妹。

5・帰郷・母妹そして幼馴染み
 

そして、黒鹿毛の幼馴染みと、その2番仔ワークフォース牡馬。

5・帰郷・母と2頭
 

幼馴染みは、プリンセスの母に自分の仔の子育てを任せ、とても気楽に暮らしています。

5・帰郷・気楽に
 

早生まれの放牧地にも、幼馴染みが2頭。

5・帰郷・幼馴染1
 

5・帰郷・幼馴染2
 

この世代の仲間たちは、強運をつかみ、またオーナーにも恵まれて、計4頭も無事に故郷に戻ってくることが出来ました。

帰ってこられなくても、幸せをつかんでいる幼馴染みが、九州・福岡にいます。

ジャングルポケットの7歳牝馬、チェアフルハイジ。

先月、オーナーから1冊のフリーペーパーが届きました。

毎月1回、全国の高校などで配布されている、「ch FILES(シーエイチファイルズ)」九州版(九州・山口)の3月号。

そこには、牧場にいた頃「牛ちゃん」と呼んでいた、派手顔のハイジが、立派な乗馬となっている姿が!

5・帰郷・チェアフルハイジ
 

2007年の生産馬。

地方・園田で、まだ現役として頑張っている牡馬もいます。

人間のように、同窓会が出来るなら、さぞ盛り上がることでしょう。

亡くなってしまった馬にも思いをはせながら、皆が集まる姿を、つい頭に思い描いてしまいました。

関連タグ : サクラバクシンオー, キングズベスト, ワークフォース, ジャングルポケット,

 放牧地が、セイヨウタンポポの花で、いっぱいになりました。

雑草とはいえ、咲き揃うと、それは見事です。

自転車で通過する人間の姿を見て、駆けてきたのは、キングズベスト牝馬の親仔と、ワークフォース牡馬の親仔。

5・たん・2組
 

それを、隣の放牧地のキンシャサノキセキ牡馬が、不思議そうに見つめていました。

5・たん・キンシャサ
 

2月生まれのキンシャサくんは、顔から体半分にかけて、すっかり換毛を終えています。

勇ましく見える早生まれグループ。

それに対して、4月生まれの仔馬たちは、まだまだ”ひよっこ”。

5・たん・キング
 

ふわふわの産毛に覆われたキングちゃん。

あどけない顔。

好奇心が強いワークフォース牡馬は、今日も、キングちゃんに「あーそーぼ!」と、近付いていました。

5・たん・あそぼ
 

キングも慣れてきたのか、すぐに逃げなくなり、大接近。

5・たん・大接近
 

ところが、突然キング母が迫ってきたので、ビックリ仰天!

5・たん・びっくり
 

お母さんは、大事そうに、キングちゃんを守ります。

5・たん・かわいい我が仔
 

それでも、以前よりは、ガードが緩くなりました。

くるりと向きを変え、再びキングに近付くワーク。

5・たん・あきらめず
 

「ねえねえ!」

5・たん・ねえねえ
 

女の仔は、しつこい男の仔が苦手。

「やーだよっ!」

5・たん・やーだよっ
 

と、しっぽを跳ね上げて、ひょいと逃げましたが、あまり遠くへは行きませんでした。

まんざらでもない様子。

5・たん・まんざらでもない
 

もう一度、近付くワークくん。

5・たん・もう一度
 

「遊んであげても、いいかなぁ・・・」

5・たん・2頭
 

徐々に距離が縮まっている2頭。

「ねえねえ!」

5・たん・もう一度2
 

栗毛のキングと明るい鹿毛のワーク。やっと、仔馬どうしで、会話が出来るようになったようです。

隣の放牧地では、4頭の早生まれたちが、大騒ぎ。

5・たん・隣では
 

みんなで、駆けっこをしたり、飛び跳ねたり、楽しそうに過ごしています。

そして、5歳ディープインパクト牝馬のサクセスセレーネが、2度目の種付けに出発していきました。

遅咲きの桜をバックに、放牧地から出され、馬運車へと向かいます。

5・たん・セレーネ
 

暖かくなり、毛艶も少しずつ良化。

今年の1月に牧場に戻ってから、早4ヵ月。

シーズン終了までに、無理せず、受胎できることを祈っています。


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 5月8日に、1歳のファルブラヴ牝馬が、移動していきました。

昨年生まれた馬たちの中で、初めての移動。

昼夜放牧を終え、厩舎で休んでいる午前9時に、出発の準備が始まりました。

5・ファル・手入れ
 

大柄で、性格もダイナミックな女の仔。

5・ファル・顔
 

とにかくニンジンのためなら、周りの馬のことなどおかまいなし。

我先にとやって来る、食いしん坊でした。

そんな無邪気なファルの一番の友達が、ワークフォース牝馬。

食いしん坊仲間のワーちゃんとは、気が合うらしく、いつも行動を共にしていました。

馬運車に向かう時、その友達のことをふり返って見つめていた姿が、目に焼き付いています。

5・ファル・ワーちゃんと
 

「どうしたの?」

まさか、これが2頭の別れになるとは、互いに思っていなかったことでしょう。

馬運車を嫌がり、後ずさりや抵抗を続けたファルが、ちょっと哀れになりました。

5・ファル・馬運車へ
 

それでも、競走馬になるために、彼女に定められた、新たな一歩を踏み出さなければなりません。

ようやく乗車したファルに、急いで、用意したニンジンをあげましたが、少しだけ口にした後、落ち着かない様子で鳴いていました。

さすがのファルも、ニンジンどころではなかったようです。

「きっと後から追いかけるから・・・」

5・ファル・仲間たち
 

このうちの何頭かと、秋には会えるはず。

それまで、忘れないでいてくれることを願います。

そして、残った仲間たちは、今日、整歯を行いました。

ワークフォース牝馬。

5・ファル・ワーク整歯
 

ディープインパクト牝馬。

5・ファル・ディープ牝整歯
 

ステイゴールド牝馬。

5・ファル・ステイ整歯
 

ハービンジャー牝馬。

5・ファル・ハービン整歯
 

牡馬の中では、エンパイアメーカー牡馬が一番抵抗していました。

そして、SeaTheStars牡馬は、「2頭ともとてもおとなしい」と、ほめられます。

牝馬では、予想通り、ステイゴールド産駒の2頭に時間がかかっていました。

おとなしかったのは、バゴちゃん。

5・ファル・バゴ整歯
 

1頭ずつ、時間をかけて歯を整えてもらったので、この先はより良い状態で、食事が進むことでしょう。

移動していった、食いしん坊ファルに思いをはせながら、1歳馬たちの整歯を見守りました。


関連タグ : ファルブラヴ, ステイゴールド, ハービンジャー, ワークフォース, バゴ, エンパイアメーカー, SeaTheStars, ディープインパクト,

 3月生まれのキングズベスト牡馬。

5・中・キング
 

熱が高かったので、数日治療をした後、再び元気に放牧地に戻ってきました。

いきなりハーツクライ牝馬の母に、「あっちに行きなさい!」と怒られ、びっくり!

5・中・しまった
 

母のところへ行こうとしたのに、大回りをしなければなりません。

5・中・逃げる
 

ハーツ母さんが近道を通してくれないので、

5・中・逃げる2
 

小走りで、ハーツちゃんの前を通り、

5・中・逃げる3
 

大急ぎで、母の元へ。

5・中・母の元へ
 

「あー、良かったぁ」と、胸をなで下ろしたことでしょう。

後ろにいたディープインパクト牡馬が、やって来ました。

彼は、”かじり魔”なので、ポケットにあったニンジンを口に近付けると、早速かじかじ。

5・中・ディープ
 

母、そして兄弟そろって、大のニンジン好きになりそうです・・・。

その頃、キングくんは、母と一緒に横になっていました。

先に立ち上がった母に守られ、なんとも幸せそう。

5・中・キング母仔
 

お母さんは、時折、息子に近付く相手を威嚇しています。

5・中・威嚇
 

それでも、生後ひと月が過ぎた今は、ほぼ放任主義といっても良いでしょう。

お母さんのお尻にくっついてばかりいたキングくんも、そろそろ友達が気になり始めたようで・・・・。

5・中・ハーツ&ディープを観察
 

ディープくんが、キングくんのところへやって来ました。

5・中・ディープがキングへ
 

以前は、逃げ腰だったキングくん。

やっと対等に遊ぶようになりました。

5・中・ディープ&キング
 

しつこいディープくんに追いかけられて、

5・中・駆ける
 

向かい合って、2回戦。

5・中・二回戦
 

「おぬし、なかなかやるな!」

5・中・なかなか
 

体が大きくパワーがありそうなキングくん。いざとなったら、やります。

遊び相手をころころと替えるディープくん。今度は、ハーツちゃんのところへ。

5・中・今度はハーツ
 

ディープの得意技は、低い位置の噛みつき。

5・中・得意技
 

ハーツの得意技は、立ち上がり。

5・中・立ち上がり
 

この2頭は、どちらも積極的な性格で、いつまでも大騒ぎが続きます。

5・中・大騒ぎ
 

母の後ろから見つめているキング。

5・中・見つめるキング
 

ほらほら、またディープがやって来た!

5・中・仲間入り
 

ちょっとずつ、仲間入りが出来ているキングくんも、頑張っています。




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 ふと見ると、いつもこんなふうに寄り添って寝ているディープインパクト牡馬とハーツクライ牝馬。

5・ディープ・いつ見ても
 

微笑ましい光景です。

「どうして、いつも一緒なんだろう?」と気になっていたところ、たまたまこんな場面に出会いました。

爆睡中のディープくんの元へやって来たのは、ハーツちゃん。

5・ディープ・ハーツが
 

「ん?」と気付いたディープが顔を上げると、

5・ディープ・ん?
 

気持ち良さそうに、ゴロゴロ。

5・ディープ・ゴロン
 

「なんだよぅ。邪魔しないでくれよ」と言いたげなディープくんに、

5・ディープ・なんだよ
 

「何かしら?」と、すまし顔のハーツ。

5・ディープ・何か?
 

結局、そのまま2頭とも、夢の中・・・。

5・ディープ・夢の中
 

翌日、同じ場所で、同じように寝そうになっているディープのもとへ、再びハーツが!

5・ディープ・翌日
 

こう見ると、まるで、おしどり夫婦。

5・ディープ・おしどり
 

今度は、ハーツが先に寝てしまいました。

5・ディープ・ハーツが先に
 

いったん横になりかけたディープくん。ハーツちゃんの頭が邪魔で、ぶつかってしまいます。

「仕方ないなぁ・・・」と、もそっと立ち上がったディープ。

5・ディープ・邪魔なんだな
 

「あれ?どこか行っちゃうの?」

5・ディープ・あれ?
 

でも彼は、少し離れたところに、「ここなら、いいや」と、また腰を下ろしました。

5・ディープ・ここならいいか
 

やっぱり、2頭で、夢の中・・・。

5・ディープ・ゴロ寝
 

添い寝が大好きなのは、ハーツクライ牝馬。

そして、お人好しのディープくんが、付き合ってあげているといったところでしょうか。

いつまで添い寝が続くのか、楽しく見守っていきます。


関連タグ : ディープインパクト, ハーツクライ,

 昨日、ハービンジャー牡馬が、初めて放牧地に出ました。

生まれはみんなより遅いけれど、辺りは緑がいっぱい。

早速、うきうき走り回っていました。

5・ハー・放牧地へ
 

彼も、フキの葉に鼻を近付けます。

5・ハー・フキの葉
 

まぶしい太陽の光に照らされて、いい気分。

5・ハー・おすまし
 

実は、お母さんから離れられない”ママっこ”なんです。

5・ハー・ママっこ
 

母が動き出すと、あわてて追いかけます。

5・ハー・遅れないように
 

しばらく目を離していると、眠たくなったのか、丸くなって座っていました。

5・ハー・小さくなって
 

タンポポが咲き始めた緑のじゅうたんは、いい気持ち。

小さな背中が、なんとも頼もしく感じられます。

5・ハー・背中
 

母が、こちらへやって来ました。

その向こうで、ちょっと顔をのぞかせる、恥ずかしがり屋。

5・ハー・母の向こうで
 

そしてまた、いそいそと行ってしまいました。

5・ハー・いそいそと
 

隣の放牧地に、ディープインパクト牡馬のお母さんを発見して、じーっと観察。

5・ハー・あれは?
 

少し移動すると、ディープインパクト牡馬とハーツクライ牝馬を発見。

やはり、じーっと観察。

5・ハー・あれは?2
 

放牧地は、色々な刺激があって、さぞ楽しいことでしょう。

5・ハー・面白いね
 

嬉しそうに跳ね回る、ハービンくん。

5・ハー・きゃっほ
 

いつも元気いっぱいです。

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 満開のエゾヤマザクラをバックに、ワークフォース牡馬とその母。

5・ワー・桜とワーク
 

母馬は、水を飲んだ後、さっさと草の茂る方へと歩いていきました。

置いていかれたことに気付き、「待ってよ!」とあとを追いかけるワークくん。

5・ワー・待って
 

けれども、その先に、キングズベスト牝馬の親仔がいたものだから・・・・。

5・ワー・キングのところへ
 

ついつい気になって、そちらへ。

「ん?」と振り返る相手のお母さんに威嚇されても、ひるむ様子はなく、

5・ワー・こらっ
 

逃げるキングちゃんたちを目で追います。

5・ワー・逃げる
 

「待って!遊ぼうよ!」

5・ワー・追いかける
 

そんなワークの声が聞こえてきそうな放牧地。

5・ワー・追いかける2
 

遠くに逃げられ、あきらめたワークくんは、棒立ち。

「あー、行っちゃった・・・」

5・ワー・行っちゃった
 

そして、「つまんないな」というように、ひとりで跳ねながら牧柵の方へ。

5・ワー・つまんないの
 

そこで、近付いてきた人間に気付いて、「あれ?」

5・ワー・あれ?
 

「なんだろう、この人」と、眺めた後に、とことこと近付いてきました。

5・ワー・近付く
 

蹄が大きく、肢が長く、丈夫そうな体つきのワークくん。

性格は、いたって明るく、4月生まれの3頭の中では、一番前向きだといえます。

飽きっぽいので、すぐに目の前からいなくなってしまいますが・・・・。

桜越しに見える小さな放牧地で、眠くなったら昼寝の自由人。

5・ワー・寝る
 

起きたら、懲りもせず、キングズベスト牝馬のところへ出張。

5・ワー・再び
 

積極的な男の仔に、そのうちキング母娘も慣れることでしょう。

山には、点々と野生のエゾヤマザクラが咲き乱れています。

5・ワー・山の桜
 

今年はここ数年で一番の美しさです。


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牧場の エゾヤマザクラが満開になりました。

11年前の桜花賞で8着だったお母さんと、キングズベスト牝馬。

5・桜・アスカ授乳中
 

やはり桜がよく似合います。

キングちゃんは、伸びてきたフキの葉をいたずら。

5・桜・フキ
 

とことこと歩いてくると、小さな顔を近付けてきました。

5・桜・キングズアップ
 

天気が良くて、温かくて、最高のお花見日和。

嬉しそうに跳ね回る、キングちゃん。

5・桜・跳ねる
 

母にニンジンを見せ、「おいで!」と呼びますが、青草がおいしいのか、少しかじっただけで、行ってしまいました。

5・桜・ニンジンと
 

匂いをかぐ娘。

5・桜・ニンジンアップ
 

まだ歯の力が弱いため、噛むことは出来ません。

また勢いよく、放牧地に飛び出していったキングちゃん。

5・桜・元気に
 

小さな体で、小回りも上手。

5・桜・元気に2
 

あっという間に、戻ってきます。

5・桜・戻ってくる
 

そこへ、猫のミケ登場。

5・桜・ミケ登場
 

牧柵の下の小さなくぼみで、気持ち良さそうに、手入れを開始しました。

5・桜・お手入れ開始
 

栗毛の親子は、食事中。

5・桜・お手入れ中
 

ミケが、ピーンと後ろ足を跳ね上げ、真剣に手入れをしていると、向こうから何やら近付く影が・・・。

5・桜・ワーク現る
 

ワークフォース牡馬です。

キングズベスト牝馬のお母さんに、にらまれて・・・。

5・桜・にらむ母
 

思いきり、怒られてしまいました。

5・桜・追いかけられる
 

母は、仔を連れて、遠くへ。それを残念そうに見守るワークくん。

5・桜・逃げる
 

一部始終を見守っていたミケは、「あらあら」という顔で、振り返っていました。

5・桜・残されたミケ
 




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 4月30日生まれのハービンジャー牡馬は、2日後の5月2日にパドックに出ました。

顔の白がひょうたんのような形のハービンくん。

5・初・ハービン
 

母親にくっついて、人間のところにやって来ます。

匂いをかいで、少しだけ手をかじって。

ママっ仔の恥ずかしがり屋。

体は薄く、肢がひょろりと長いタイプです。

5・初・パドック
 

母馬が、「ニンジンちょうだい!」と、近付くたびに、ハービンくんも接近しますが、母が行ってしまうと、あわてて一緒に去っていきます。

5・初・顔
 

「気になるのは気になるんだけど・・・」

5・初・気になる
 

なんといっても初めてのパドック。

慣れるのは、これから、というところでしょう。

さて、ハービンくんの前に生まれた2頭の仔馬たちが、その日、同じ放牧地に放れました。

母たちは、誕生から2週間の我が仔をかかえ、互いに避けて食事をしています。

5・初・2組
 

手前に寝ているのが、ワークフォース牡馬。奥が、キングズベスト牝馬。

5・初・熟睡
 

まだまだ寝る時間も長く、仲良く遊ぶようになるには、時間がかかりそう。

こちらは変わって、3月生まれの放牧地。

窓からのぞくと、ディープインパクト牡馬とハーツクライ牝馬が一緒に寝ていたので、おかしくてカメラを撮ってきました。

5・初・ディープ&ハーツ
 

それぞれのお母さんと、キングズベスト牡馬は、離れた場所にいます。

5・初・母たち
 

ディープくんとハーツちゃんは、昼寝仲間。

ふと気が付くと、こうしてくっついていることが多く、笑ってしまいます。

先に、ハーツが起きました。

5・初・起きた
 

母のいる方へ、移動する様子。

5・初・ハーツ移動
 

ディープは、置いてけぼり。

5・初・置いてけぼり
 

気配でわかるのか、「あれ?」という顔で、むっくり体を起こしましたが、慌てる様子もなく、また寝入っていました。

半兄に似て、どっしりタイプのディープくん。

頼もしい仲間です。



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 5月3日、新潟9レースで、生産馬レイアロハが勝利しました。

アルデバランⅡの4歳牡馬。

3歳夏までに中央で勝てず、その後、園田で6勝と踏ん張り、再び中央に戻ってきた馬。

その初戦で、14頭中11番人気ながら、悲願の中央初勝利をあげることが出来ました。

とても感慨深い一勝です。

これは、4年前の今頃のレイアロハ・通称バランくんの姿。

5・祝・4年前5月レイアロハ
 

優しく穏やかなタイプで、放牧地では、いつも脇役でした。

そんな彼が主役となった嬉しい日、牧場では、もうひとつ嬉しいことがありました。

3月29日に、二回目の種付けに行ったサクセスシルエット(6歳ディープインパクト牝馬)。

彼女の妊娠5週目が、確認されたのです。

5・祝・5週目
 

初めて妊娠が確認されたのは、4月の中頃のことでした。

仲良しの友達と楽しそうに放牧地を歩くシルエット。

5・祝・シルエット4月
 

今まで以上に落ち着いてきたように感じ、皆「とまったんじゃないか?(受胎したんじゃないか?)」と話していました。

獣医さんのエコー検査の結果は、〇まる。

ホッと安堵の瞬間でした。

その数日後に、シルエットあてに、ファンの方から、「お母さんになれますように」というメッセージカードと、ニンジン・リンゴが届き、まるでお祝いをいただいたような嬉しさを感じたのを覚えています。

早速、放牧地まで届けに行った時の画像。

食べやすいように手提げカゴに詰め替えたニンジンとリンゴ。

まず、嬉しそうに顔を近付けてきたのは、友達でした。

5・祝・仲間が
 

「違うって!シルエットにだって!」と言いながらも、おすそ分け。

やっと、大好物のニンジンに近付いたシルエットは、まず、匂いをかぎ、

5・祝・匂いをかいで
 

「わーい、ニンジンだぁ!」と、大喜び。

5・祝・わーい
 

大満足で食べているところに、

5・祝・おいしい
 

強くてこわーい母の姿。

5・祝・母を見ながら
 

そうです。シルエットは、強気な母に頭が上がらず、いつも2番手。

5・祝・母
 

母がその場を去った後、食べ残したニンジンを、友達と一緒に、もう一度探しに行っていました。

5・祝・友達と
 

交配後、40日以内は、早期胚死滅の恐れもあり、牧場では、必ず再検査を行います。

その再検査で、きちんと胎仔が確認されたシルエット。

今のところ、順調。

5・祝・最近のシル
 

たくさんの方々に応援してもらい、彼女はまた新しい一歩を踏み出しています。

予定日は、3月1日。この先も、まだまだ安心は出来ませんが、まずは無事に5週目を迎えられたことは、大きな喜びです。

気が付けば、牧場の桜と梅が、同時に、開花していました。

5・祝・桜咲く
 

5・祝・梅開花
 



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 30日の晩、乾燥していた大地に、久々の雨が降りました。

翌朝、そのみずみずしい放牧地に、栗毛のキングズベスト牝馬。

5・キング・放牧地へ
 

好奇心旺盛な彼女は、早速母から離れ、通る車や人の動きを観察していました。

母は、ニンジンをもらおうと、こちらへ。

5・キング・そっくり親子
 

こうして並んでいると、母娘そっくり。

まだ産毛がふわふわしていて、何とも言えない感触です。

5・キング・顔
 

「かけっこも、得意だよ!」

そう言わんばかりに、そこらじゅうを駆け回ります。

5・キング・駆ける
 

曇天でも、緑に映える栗毛の馬体。

5・キング・駆ける2
 

遠くまで、楽しそうに駆けて行き、

5・キング・駆ける3
 

移動を始めた母馬の後を、歩き始めました。

5・キング・母と
 

歩いていては追いつかないので、駆け出したキングちゃん。

「ついでに、抜かしちゃえ!」

5・キング・抜かしちゃえ
 

母にぴったり寄り添っているところは、まだ生後12日目の女の仔。

5・キング・ぴったんこ
 

まさに、”おうまの親子”でした。

5・キング・後ろ姿
 

さて、そんなキングちゃんの放牧地の隣には、3月生まれグループの姿が見え隠れ。

ハーツクライ牝馬のところで遊んでいたと思っていたディープインパクト牡馬が、今度は、キングズベスト牡馬に接近中でした。

5・キング・ディープが1
 

匂いをかいで、ちょっといたずら。

5・キング・ディープが2
 

ディープくんは、「遊ぼうよ!」と誘っているつもりですが、人見知りのキングくんは、飛び上がって、

「やめてよ!」

5・キング・やめてよ
 

少しまだ距離がありそうです。

これは、そんな隣の様子をのぞき見しているキングズベスト牝馬。

5・キング・のぞきみ
 

遠くにいたハーツクライ牝馬がやって来て、人見知りのキングくんを観察。

「なんで、この仔、逃げるのかしら・・・?」

5・キング・ハーツ
 

そして、人間のところへ、すたすた。

「ねえねえ!」

5・キング・ハーツちゃん
 

何かを言いたげなハーツちゃんは、本当に面白い性格です。

エゾヤマザクラのつぼみが、急に赤くふくらんできました。

5・キング・桜のつぼみ
 

今年は、例年より早めに開花しそうな桜。

雨と共に、一気に季節が加速しそうな予感です。

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 4月30日午後10時30分に、父ハービンジャーの牡馬が誕生しました。

5・誕生・生まれて
 

その日は、夕方からひと騒動。

キングズベスト牝馬を産んで11日目になる母が、いわゆる”ガスっ腹”(腸にガスがたまって痛がる状態)で、獣医さんのお世話になり、おさまった頃に、今度は、近所の牧場の1歳馬が逃走中との連絡。

車のライトで照らしながら、うちに迷い込んでいたその馬を確保し、迎えの馬運車に無事乗車させ、一件落着。

そんなこんなで、やっと家族が寝静まった頃、モニター画面に、陣痛が始まった母馬の姿が映ったのでした。

予定日から、半月遅れ。

これは、いつもの彼女の出産のパターンで、何の心配もありませんでしたが、さすがに無事に出産し終えるまでは、緊張が走ります。

お湯の用意、酸素吸入の準備などなど、一通りの備えをしている間、母馬は、バタンと寝て、いきみ始めました。

このところ、とても辛そうに、放牧地でも寝ていた母馬。

牡馬に違いないと思っていたのに、少しずつ娩出される前肢は細く、「あれ?牝馬かな」と考え直します。

最後は一気にいきむのが、彼女のパターン。

するすると出てきた鹿毛の仔馬に、胸をなで下ろし、とにかく産後の処置をこなしてから、しっぽをめくりました。

「オトコだった!」

今年、最後の仔馬は、細身の男の仔でした。ギリギリの4月生まれ。

5・誕生・横顔
 

顔には、目立つ白斑があります。

この時、私はある馬のことを思い出していました。

2年前に、目の負傷で亡くなったハービンジャー牡馬。

この仔は、彼の全弟となります。

「また、生まれてきてくれた・・・」

牡馬だとわかった瞬間、彼こそ”生まれ変わり”だと、こみ上げてくるものがありましたが・・・・。

やはり、弟は、弟。

5・誕生・翌朝
 

夜が明けて、改めて見つめていると、顔も体つきも兄とは違います。

5・誕生・授乳
 

ゴムまりのように柔らかく、人懐こい性格だった兄。

せめて、性格だけでも同じだったら、と手を出してみますが、まだよくわかりません。

5・誕生・馬房の中を
 

生まれた瞬間から、ぺろぺろと我が仔をなめていた母馬は、今年もベテランらしい子育てをしてくれることでしょう。

5・誕生・大事そうに
 

新しい命の誕生。

5・誕生・ころん
 

その重みをますます感じた春でした。


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 1歳馬たちは、昼夜放牧を始めて、もうすぐ1ヵ月。

午前中は厩舎に入っているため、手入れや削蹄、写真撮影などを行うこともあります。

先日、その写真撮影の終了後、窓から顔をのぞかせている馬たちを1頭ずつ撮ってみました。

まずは、ダイワメジャー牡馬。昨年の3月1日に生まれたメジャーくん。

5・1歳・メジャー
 

馬体重は370㎏台。あいかわらず、やんちゃ坊主で、いつも楽しそうに歩いています。

SeaTheStars牡馬。昨年の3月6日生まれ。

5・1歳・シーザ
 

馬体重は400㎏に達しました。母に似て、性格が良く、人にもよく馴れているシーザくん。

エンパイアメーカー牡馬。昨年の3月9日生まれ。

5・1歳・エンパイア
 

馬体重は、360㎏台。昼夜放牧でもばてることなく、半月で10㎏ほど、体重を増やしてきました。

ワークフォース牝馬。昨年の2月18日生まれ。

5・1歳・ワーク
 

とても雄大な馬体をしていて、馬体重は、1歳馬の中で一番重い420㎏台。

ステイゴールド牝馬。昨年の3月30日生まれ。

5・1歳・ステイ
 

馬体重は360㎏台。素直で、控えめながら、闘志も秘めている女の仔。

ハービンジャー牝馬。昨年の3月31日生まれ。

5・1歳・ハービン
 

彼女は、ニンジンを鼻に近付けると、まず匂いをかいでから食べる、慎重派。馬体重は、340㎏台。

もう1頭のハービンジャー牝馬。昨年の5月14日生まれ。

5・1歳・ハービン記念写真
 

遅生まれの割には、頑丈な体つきで、馬体重は、350㎏台。

キングカメハメハ牝馬。昨年の4月14日生まれ。

5・1歳・キンカメいたずら
 

いつも元気でニンジンが大好きなキンカメちゃん。馬体重は、370㎏台。

南向きの馬房に入っている馬たち。揃って顔を出していることも、しばしば。

5・1歳・端から
 

北向きの馬房の端にいるのは、バゴ牝馬。昨年の5月5日生まれ。

5・1歳・バゴ
 

馬体重は、330㎏台。集牧時に、いつも颯爽と駆けてくる女の仔。

黒鹿毛のステイゴールド牝馬。昨年の4月3日生まれ。

5・1歳・黒ステイ
 

見ての通り、鋭い眼光の持ち主で、我が道を行くタイプ。それでもニンジン好きな、馬体重330㎏台の小柄ちゃん。

ファルブラヴ牝馬。昨年の3月25日生まれ。

5・1歳・ファル
 

とにかく食いしん坊な女の仔。馬体重は、360㎏台。

そして、昨年の10月から仲間に入っている、ディープインパクト牝馬。

5・1歳・ディープ牝
 

馬体重は、350㎏台。優しい顔立ちのごとく、優しい性格。

同じく、昨年の9月から仲間になった、SeaTheStars牡馬。

5・1歳・シーザ2
 

とても賢く、私の姿を見ると、どんな遠くからでも走ってくるニンジン好き。馬体重は、410㎏台。

ダノンシャンティ牡馬。昨年の4月21日生まれ。

5・1歳・シャンティ
 

ちょっと神経質なところがあり、昼夜放牧を始めてから、体重の増えが小さくなりました。馬体重330㎏台。

早生まれも遅生まれも、それぞれのペースで、成長を続けています。

このほか、離れの厩舎に、4月にやって来た1歳馬が3頭。

青草が茂る季節となり、これまで以上に大きくのびのびと成長してくれることを願っています。


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