北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて
 ・06-01  ※ベストパートナー
 ・05-31  ※2歳戦を前にして

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最初の離乳から1週間が過ぎ、ゆったりと落ち着いた放牧地。

8・ハーツ・青空の下
 

しかし、当然のごとく、残っていたハーツクライ牝馬の離乳の日がやって来ました。

前の日、馬のスケッチをしている子どもに、首を伸ばして、何度もいたずらをしていたハーちゃん。

8・ハーツ・帽子大好き
 

このお転婆娘を母から引き離してしまうとどうなるのか、静か動か、予想はつきません。

今日は、ハクセキレイの幼鳥が、私の前に現れました。

8・ハーツ・セキレイの若鳥
 

あどけない顔をした仔。まだ、母親から餌をとる技を教わっているのでしょうか。

冬を前に、本州へ渡る野鳥たちもまた、ひと通りの子育てを終えています。

午前10時。「誰か来る!」と、顔を上げた、ハーツクライ牝馬とその母。

8・ハーツ・誰か来る
 

自分たちの別れを悟ったかどうかは、わかりません。

スタッフに連れられ、素直に歩く母馬と、それに続く、仔馬たち。

8・ハーツ・連れられて
 

母から少し遅れ、のんびりと歩いていたハーツが、出入り口の前に来ると、突然、無情な横棒が・・・。

8・ハーツ・閉められてしまった
 

母は振り返らずに一度だけ鳴きました。

「お母さん!」

8・ハーツ・お母さん!
 

動揺しているのは、ハーツだけ。

顔を上げて、母の姿を捜すハーちゃんに、静かに近付いたのは、ゴールドアリュール牝馬でした。

8・ハーツ・アリュールがグルーミング
 

まるで「落ち着いて」というかのようなグルーミング。動物は、不思議です。

グルーミングを返しながらも、どうしても母が気になるハーツ。

8・ハーツ・どこに行った
 

「どこへ行ったの?」

8・ハーツ・どこへ行った
 

まっすぐ、こちらへ歩いてきた彼女は、私の帽子をかじり始めました。

8・ハーツ・まっすぐ
 

脱いで渡すと、ぶんぶん振り回し、それは、いつもとまったく変わらないハーちゃんでしたが。

8・ハーツ・帽子をぶんぶん
 

ふっと、帽子を落とすと、「ヒヒヒヒーン」

8・ハーツ・呼ぶ
 

やはり母の行方が気になる様子。

草を食み、ボーっと遠くを見るハーツに、また、グルーミングを始めたアリュール。

8・ハーツ・またグルーミング
 

「私もここ掻いて」と、その間に割って入る、ディープインパクト牝馬。

8・ハーツ・割ってはいるディープ
 

仲間がいることで、気が紛れているのは確か。

水桶に顔を近付け、前肢で、水をかいた後に、

8・ハーツ・水桶に
 

彼女は、それでもおさまらない心の穴を表現するかのように、

突然駆け出しました。

8・ハーツ・駆け出す
 

物も言わずに・・・。

8・ハーツ・駆ける
 

立ち止まったハーツに歩み寄るアリュール。

8・ハーツ・寄り添う
 

もうすっかり落ち着いたけれど、私のところにすぐに甘えに来る、カンパニー牝馬。

8・ハーツ・カンパニ
 

グループで最後の離乳となったハーツも、しばらくは寂しさとの戦いです。

8・ハーツ・捜す
 

そして、いつの間にか、仲間と共に平気な顔をして、歩いてくれることでしょう。

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離乳からまる2日が経過した昨日、母馬たちの放牧地を訪れると、

8・3日目・離乳後の母
 

静かな時が流れていました。

初日は、断乳により乳房が張らないように、夜間放牧を実施。

外ではほとんど鳴くことのなかった馬たちですが、厩舎に入れると、さすがに仔馬を思い出してしまうのか、寂しげな声をあげていました。

悲しみに耐え、試練の時を悟る、ベテラン母さんたち。

そして、こちらは、離乳した当歳馬たちの放牧地。

8・3日目・転がるカンパニー
 

1頭だけ、見守り役となり残っているハーツクライ牝馬の母馬。その隣で草を食むのは、ゴールドアリュール牝馬。

その奥で、ぐったりと寝ているのは、カンパニー牝馬。

あれから一番騒いでいたのが、カンパニーなので、この姿は納得。

放牧地でも、馬房でも、母を捜す姿がけなげでした。「よっぽど疲れたんだね・・・」

ディープインパクト牝馬は、私の姿を見てトコトコと歩いてきて、やはりやって来たハーツクライ牝馬と力比べ。

8・3日目・ハーツ&ディープ
 

「私が先に来たんだってば!」離乳後とは思えない落ち着きです。

しかし、彼女がその後、立ち止まり、見つめた方向は・・・。

8・3日目・ディープ隣を見る
 

昨日まで放れていた放牧地。母の姿を求めているのか、ほかの親仔馬の集団をじっと目で追っていました。

8・3日目・ディープあきらめる
 

「やっぱり、いないか・・・」あきらめて、また歩き出します。

ゴロンと横になっていたカンちゃんは、

8・3日目・カンパニー
 

やっと起き上がりました。

8・3日目・立ち上がり
 

私の姿を見つけて、走ってやって来る、かわいい女の仔。

「お母さんは?お母さんは?」と聞いてくるかのように、追いかけてきました。

8・3日目・カンパニ顔
 

その時、隣を流れる小川から突然、「グェーグェーグェー」という鋭い鳴き声が。

8・3日目・マガモ♀
 

マガモのお母さんが、前にいる子どもたちに危険を知らせる合図。

どこのお母さんも、子育て真っ最中。子どもを守ろうとする姿が、母馬たちの姿と重なり、じんときます。

カンパニちゃん、突然羽ばたいたマガモたちにビックリ!

8・3日目・カンパニびっくり
 

これからは、どんな試練もひとりで乗り越えていかなければなりません。

こちらは、まだ母さんがいて、マイペースなハーちゃん。

8・3日目・ハーツ
 

肝の据わったアリュールとディープ。

8・3日目・アリュールディープ
 

すると、今度は、道端の桜の木から、コツコツコツという音が聞こえてきました。

8・3日目・ヤマゲラ♂若鳥
 

日本では北海道にしかいない、ヤマゲラです。

頭に小さな赤があり、雄だとわかりますが、腹にまだら模様が残っているので、巣立って間もない若鳥でしょう。

木を登る様子もぎこちなく、まだまだ幼い様子。

8・3日目・ヤマゲラ若鳥
 

それでも、空に大きな鳥の影を見つけ、緊張したりと、すでに自分の道を歩き出しています。

「小さな生き物たちも、頑張っているんだなぁ」

ハーツクライ牝馬は、ゴールドアリュール牝馬とグルーミング。

8・3日目・ハーツアリュールグルーミング
 

離乳後によく見られる光景です。

水を飲みに来たのは、ディープちゃん。

8・3日目・水を飲みに来たディープ
 

今までは、大半、乳を飲むことで、のどをうるおしていたので、これからは、水が頼り。

おもむろに歩き出したハーちゃんの行き先は、母のところでした。

8・3日目・こっそり授乳
 

でも、向こうにぐるっと周って飲んでいる姿が、まるで、みんなに遠慮しているようで、微笑ましくなります。

飲み終わって、草をぶらさげながら、「飲んでない!飲んでない!」

8・3日目・カンパニーとハーツ
 

カンちゃんに、そんな話をしているのかなと、勝手に想像してしまいました。

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昨日、当歳早生まれグループの、最初の”離乳”を行いました。

「午前10時頃に、放牧地で離乳する」という予定を聞き、早めに放牧地入りした私。

親仔の最後のツーショットを撮ろうとそっと近付いたつもりでしたが、

8・離乳・ハーツ&ディープ
 

「なに?何しに来たの?」と、首をあげるハーツクライ牝馬とディープインパクト牝馬。

しかも、後ろにいる母馬の1頭は、カンパニー牝馬のお母さんだし、「絵にならない・・・」と思ったら、

8・離乳・カンとアリュール
 

カンパニー牝馬とゴールドアリュール牝馬も、すぐにこちらへ歩いてきてしまい、思い描いた母仔の構図は、もろくも崩れ去りました。

周りにわらわらとやって来る仔馬たちは、数ヵ月前とは大違い。

目線は私と変わらず、肉付きも良く、迫力さえ感じられます。

「ここまで来れば、もうさすがに離乳だよなぁ・・・」

牝馬4頭とはいえ、皆、勝ち気なお姉さま揃いで、近付けば、力比べや競走の始まり。

8・離乳・アリュール&ハーツ
 

「あらぁ、ケンカするのも仲の良い証拠よ!」なんて言いながら、

8・離乳・ハーツとディープ
 

あっちでも、こっちでも。

8・離乳・ハーツディープ
 

少し落ち着いた頃、母のところへ乳を飲みに行き、舌なめずりをするアリュールちゃん。

8・離乳・アリュール親仔
 

我が仔のお尻で、いつもかゆいところを掻く、ディープちゃんの母。

8・離乳・ディープ親仔
 

かわいがり度ナンバーワンのハーツクライ母さん。

8・離乳・ハーツ親仔
 

彼女は、今年、4頭の母親役として、残留決定。今回は、我が仔との離乳を免れます。

さて、カンパニー牝馬が、何も知らずに最後の授乳をしているところで、スタッフの気配がして。

8・離乳・カンパニー親仔
 

私が扉の閉め役となり、3頭のお母さんだけをさりげなく外へ出しました。

ついに、この時が来てしまったのでした。

8・離乳・母たち
 

「さよなら・・・」別れも言えない親仔の代わりに、私が彼女らの背中につぶやいて。

気付いた、一番後ろのアリュール母さんは、この後、後ろを向いて、大きな声でいななきます。

残された仔馬たちは、扉の前で動揺。

「母さんがいなくなった!」と、大騒ぎする3頭。

8・離乳・なぜ?
 

駆けるディープ。

8・離乳・動揺するディープ
 

駆けるアリュール。

8・離乳・アリュール
 

でも、ハーツクライ牝馬の母だけが残っているので、あまり遠くには行かず、すぐに皆のもとへ戻ってきます。

8・離乳・ディープ
 

「どうしちゃったっていうの?」

8・離乳・アリュール顔
 

「母さんは?」

一番困惑していたのは、カンパニー牝馬でした。

8・離乳・カンパニ顔
 

「ヒヒヒヒーン」

出せる限りの声を出し、いなくなった母を呼ぶ、カンちゃん。

やがて、皆が草地へ移動し、ハーツ母を中心に草を食み始めても、落ち着きなく母を呼んでいました。

8・離乳・ハーツ母と取り巻く仔馬
 

「何やってんの?遊ぼうよ」と、ハーちゃん。

8・離乳・ハーツ立ち上がる
 

思い出したように1頭だけポツンと母を捜しに歩き出したディープにも、

8・離乳・グルーミングするハーツ
 

ハーツは近付いて、グルーミングを始めました。

グループすべてを一度に離乳するのではなく、1組でも親仔を残しておけば、早く落ち着くという意味が分かります。

しばらく見守っていましたが、精神的に強く堂々としたタイプのアリュールとディープは、すぐに騒がなくなりました。

ママっ子だったカンちゃんは、もう少し時間が必要なようで。

8・離乳・母を捜すカンパニー
 

競走だと勘違いしたのか、一緒になって走り出した、ハーツクライ牝馬。

8・離乳・一緒に走ったハーツ
 

水たまりに肢をすべらせ、体中泥んこに・・・。

8・離乳・水たまりで転んで
 

「やっちゃった」

柵から顔を出す、哀しげなカンパニーの横では、

8・離乳・顔を出すカン
 

水桶の金具をいじって遊ぶ、ゴールドアリュール牝馬。

8・離乳・水桶で遊ぶアリュール
 

それぞれの性格が見え隠れする、離乳。

今年もまた、当歳馬の試練の時期が始まりました。

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すっかり涼しくなった北海道。

放牧地のアブやハチの勢いも弱まり、馬たちにとって、過ごしやすい毎日が戻ってきました。

シンボリクリスエス牡馬。

8・中・クリス母仔
 

あいかわらずのジャンボサイズ。それでも、お母さんのそばに立っているのが、笑いを誘います。

「あ、いやぁ、来なくていいのに」

8・中・クリス
 

人間の姿を見つけ、のしっのしっとやって来るクリスくん。

噛むのが大好きなので、適当にあしらって逃げることにしました。

ブラックタイド牡馬は、草を食べるのに夢中。

8・中・タイド
 

ニコニコ顔でやって来た、紅一点のディープインパクト牝馬と遊ぼうとすると、またまた追いかけてきたジャンボくんが割り込み。

8・中・ディープに
 

ディープちゃんも、そそくさといなくなってしまいました。

「あーあ!」

8・中・困り顔
 

そこでクリスくんが目をつけたのが、ゴールドアリュール牡馬。

8・中・アリュールに
 

「遊ぼうぜ!」

8・中・アリュール&クリス
 

しばらく相手をしてくれたアリュールくんでしたが、

「しつこいなぁ!もう」と、走り出します。

8・中・逃げる
 

「待ってくれ!」

「ねぇねぇ、君しか相手してくれるやつがいないんだよぉ」

8・中・またアリュール
 

すると、遠くの方で、1歳馬たちが駆け回る音がして、ギョロッ。

8・中・クリス&アリュール1
 

見つめる2頭。

8・中・クリス&アリュール2
 

しかし、すぐにまた、目の前の相手と遊びたいクリス。

8・中・クリス&アリュール3
 

だいたい、いつもこんな調子で、仔馬たちのやりとりが続きます。

牝馬の3月生まれディープちゃん。もうすぐ5ヵ月になりますが、男兄弟の中で育った、たくましい女の子という感じ。

8・中・3月生まれディープ
 

うるさい男子たちと一緒にいつも行動しているのだから、仕方ありません。

8・中・ディープ&アリュール
 

アリュールくんをたまに確認しに来る、新米母さん。

8・中・チェックに来る母
 

彼女も、あいかわらずの子煩悩ぶり。

こうして、アリュールが道草していると、

8・中・アリュール
 

「ほうら来た!」

8・中・ほうら来た
 

すぐに飛んで来る辺りも、いつも通り。

多分、離乳をした日には大騒ぎになるだろうと、今から想像がつく、今日この頃です。

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7月の後半から8月の前半にかけ、約半月におよんだ日照り。

その影響からか、今年は、1歳馬の一部に、次々と蹄のトラブルが発生しています。

乾燥し、地面が硬くなってしまった放牧地。

昼夜放牧で、長時間歩くため、白線裂から蟻洞(ぎどう)になる馬も。

たいていは程度も軽く、数日の舎飼いと手当てで完治しますが、この日は、削蹄のために訪れた装蹄師さんにみてもらいました。

サウスヴィグラス1歳牡馬。

8・受難・ヴィグ
 

やはり、今年は、ほかの牧場でも増えているとか。

患部を削って膿を出し、痛みの軽減につなげます。

ネオユニヴァース牝馬。

8・受難・ネオ牝
 

跛行の程度を見ながら、患部の排膿を行います。

おとなしく立っているネオ。

一番ひどかったのは、アルデバランⅡ牝馬でした。

8・受難・バラン牝
 

あまりの痛みから、前肢を地面に着くのさえ嫌がるバラン。

器用に3本肢でケンケンしながら歩こうとする彼女に、装蹄師さんも絶句。

「でも、バランスとるのうまいですね。ある意味、すごい!」と、妙なことで褒められながら、終了しました。

同じように放牧していても、何のトラブルも起きない馬もいて、歩き方、体のバランス等、個体によって、大きな差があることを実感します。

そして、離乳が迫った、当歳馬の早生まれグループは、風邪引きさん、続出。

雨降り後に一気に蒸し暑くなったことも影響し、発熱と鼻水の症状が広がりました。

カンパニー牝馬。

8・受難・カン
 

元気は元気で、遊びたくてこちらを向いています。

真っ先に熱が出たディープインパクト牝馬は、もうすっかり下がりました。

8・受難・ディープ
 

でも、調子の悪い時は、自分の部屋の飼い葉桶の中身を食べ残し、母のそばで寝ます。

あとわずかとなった母との時間を、まるで察しているかのように・・・・。

お母さんは、すっかり扇風機にはまって、この通り。

8・受難・ディープ牝母
 

我が仔が起きてくると、珍しく、場所を空けてやり、2頭で、涼んでいました。

8・受難・母仔で
 

みんなの体調が整い次第、”離乳”が始まります。

関連タグ : サウスヴィグラス, ネオユニヴァース, アルデバラン, カンパニー, ディープインパクト,

当歳早生まれグループは、生後5ヵ月を過ぎました。

2月18日生まれのディープインパクト牝馬は、あと1週間で満6ヵ月。

”離乳”の時期が近付いています。

彼女たちには、以前から少しずつ、ひとり立ちの準備を進めてきました。

母の馬房の隣に、仔馬だけ入れる単独馬房を用意。

最近は、その部屋に、仔馬専用の飼料を入れた飼い葉桶を設置し、集牧後は、そこで飼い葉を食べるという習慣も身につけています。

8・準備・アリュール
 

こちらは、3月7日生まれゴールドアリュール牝馬。

まさに食事中だった彼女、裏の扉からのぞくと、驚いた顔でこちらを振り返りました。

隣には、3月4日生まれハーツクライ牝馬。

8・準備・ハーツ
 

口をもぐもぐさせながら、突然背後から現れた人間に、びっくり顔。

けれども、好奇心旺盛ハーちゃんは、すぐに裏扉へやって来て、ジーッ。

8・準備・ハーツアップ
 

母馬は、このように、小さな抜け穴の向こう側で、自分用の飼料を夢中で食べています。

8・準備・母
 

「もうお母さんなんかいなくてもへっちゃらよ!」

8・準備・ハーツ顔
 

放牧後に、寝藁を上げると、仔馬の単独馬房にも、大人の半分のサイズのボロが多数転がっていて、厩舎内では、ほとんどの時間をこちらで過ごしていることが分かります。

寂しくないように、隣の馬房がのぞける窓も付いていて、悠々快適なひとり部屋。

8・準備・隣
 

反対側のディープインパクト牝馬も同様。

8・準備・ディープ
 

彼女が、今年一番のお姉さんなので、最初に離乳をすることは必至。

また、今年も”離乳”が始まるのだと思うと、少々胸が詰まりますが、私も心の準備をしっかりして、仔馬や母馬と共に、乗り越えていきたいと思います。


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昨日、小倉でエーシンリボルバーが、新潟でトーホウプリンセスが勝利をあげました。

小さな生産牧場が、1日に2勝するなんて、滅多にないこと。

喜びに沸いたのは言うまでもありません。

惜しいレースが続いていたリボルバー。通称クロフネくん。

今は亡き、幼馴染みのネオユニヴァース牡馬をのぞけば、1歳牡馬仲間だったジャンポケくんもハーツくんも勝ち上がり、ぜひとも後に続きたいところでした。

未勝利戦も徐々に先が見え始め、「本当に良かった!」と、かみしめる勝利。

8・勝利・リボルバー2009年10月
 

これは、2年前の10月。岡山の育成牧場へ出発する数日前に撮ったものです。

初期馴致中で、少々お疲れの顔。

8・勝利・リボルバー2年前
 

でも、真っ赤なカートに興味津々で、後をついて歩く様子がなんともいえませんでした。

8・勝利・プリンセス2008年10月
 

こちらは、4歳サクラバクシンオー牝馬のトーホウプリンセス。

3年前の10月、牧場を出発する直前に撮ったものです。

8・勝利・プリンセス3年前顔
 

今と違い、たてがみだけが金髪でした。

昨日のレースは、昇級戦ながら、5馬身差の圧勝。

「やったー!」次は準オープンとなり、夢が広がる、うきうきの勝利。

放牧地にいる母馬にも、大急ぎで知らせに行くことに・・・。

8・勝利・母と仔
 

今年生まれた、5番仔のディープインパクト牝馬を連れて歩くお母さん。

8・勝利・ディープ顔
 

この仔の出産には、偶然にも、調教師さんが立ち会われたことを思い出します。

夕暮れ時、アブの襲撃にいらだち、その辺りを駆けてまわるディープ。

8・勝利・駆ける
 

そして、母。

8・勝利・草原を
 

プリンセスに乗ったジョッキーのコメントに、「気で走るタイプ」とあり、まさにこの母の血を受け継いでいることを実感しました。

先月末から、Curlin牡馬そしてフジキセキ牡馬の親仔と一緒に放れたディープとグラスワンダー牝馬。

8・勝利・遠景
 

離乳までの貴重な時間をのびのびと過ごしてほしいと願います。

リボルバー、通称クロフネくんのお母さんは、残念ながら、彼が離乳した後に、移動していきました。

多分、彼は、母馬の最後の子どもです。

それだけに、少しでも長く走ってほしいと願っています・・・。

どちらの勝利も、今、馬たちに携わってくださっている方々のおかげと感謝しつつ、巣立った我が仔たちに思いをはせた日曜日でした。


関連タグ : クロフネ, サクラバクシンオー, ネオユニヴァース, ディープインパクト, グラスワンダー, Curlin, フジキセキ,

6月から休養にやって来ていた3歳牡馬のサクセスリアン。

8・若駒・リアン6月
 

あり余る元気を見せ出し、「いざ出陣」を前に、育成牧場へ旅立っていきました。

8・若駒・リアン
 

留守中で見送りは出来なかったけれど、ビオラの花柄摘みをする私をじっと眺めていた、リアンの優しい顔は、忘れません。

できれば、もう一度、いえ、二度三度と、優勝の喜びを味わってほしいと願います。

さて、こちらは、あと数ヵ月で、育成牧場へ足を踏み入れる予定の、1歳牡馬たち。

8・若駒・放牧地
 

7月後半からまとまった雨が降らないため、放牧地の土は、カラカラ。

恵みの雨が待たれる、今日この頃です。

それでも、例年より朝晩は涼しいのが、今年の良いところ。

昼夜放牧中の1歳馬たちは、いつもより虫との闘いが少なく、楽なのではないでしょうか。

近寄ってきたのは、栗毛のアグネスタキオン牡馬とゼンノエルシド牡馬。

8・若駒・タキ&エルシド
 

続いて、ディープインパクト牡馬を先頭に、サウスヴィグラス牡馬、アグネスタキオン牡馬、ブラックタイド牡馬。

8・若駒・ディープたち
 

みんな、周りを取り囲み、挨拶をしてくれます。

ちょっとお疲れ顔の、5月生まれタキオンくん。

8・若駒・タキ
 

やはり、皆、のどが乾くのか、1頭が水場へ移動すると、そろって、水飲み場へ。

8・若駒・水場
 

左から、タキオン、ディープ、タイド。

横から入ってきたヴィグラスくんと、「もういいや」と顔をあげるタイド。

8・若駒・水場2
 

それでもなお、水を飲み続ける、タキオンとディープ。

静かなひととき。

そして、また草を食べ始める馬たち。

8・若駒・草
 

まったりする、栗毛のタキオンくん。

8・若駒・栗毛タキオン
 

ディープ。

8・若駒・ディープ
 

私も、地面に座り込んで、上を見上げていると、突然かぶっていた帽子が宙に浮き、驚きました。

8・若駒・タキオン
 

犯人は、タキオン。

やんちゃ坊主のタキオンも、最近はずいぶん落ち着いてきましたが、こんなところに、性格の一端が垣間見られます。

8・若駒・タキオン2
 

走ってきた子どもの様子をじっと観察する、賢そうな目。

8・若駒・4頭
 

喧嘩したり、仲良くしたり。1歳牡馬たちは、心も体もぐんと成長しながら、短い夏を過ごしています。

関連タグ : ゼンノエルシド, ブラックタイド, サウスヴィグラス, ディープインパクト, アグネスタキオン,

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