北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて
 ・06-01  ※ベストパートナー
 ・05-31  ※2歳戦を前にして

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昨晩、輝くブルームーンの下で、仔馬が生まれました。

3・月・ブルームーン 

父の名は、ディープインパクト

厩舎の真上に存在した強烈な月の明かりは、周りの星々の光をすべてかき消し、夜空を圧倒。

その力強さは、まさに現役時の父の姿を思い起こさせるものでした。

5産目にして、初めて牡馬を産んだ母。

予定日を過ぎてからは、はちきれんばかりのお腹を抱え、いつもより辛そうな仕草ばかりしていました。

「今日かな」「今日かな」と何度、話したことでしょう。

いつも早朝に産んでいた彼女が、苦しみ出したのは、午後9時を過ぎてから。

張り詰めた空気の中、なんとか無事に仔馬が誕生したのは、午後10時のことでした。

1時間後の11時にひとりで起立。

3・月・ディープ誕生 

写真を撮るために、少しドアを開けると、母馬がやって来て。

ふとポケットに好物の飴が入っていたことを思い出し、口元に近付けると、喜んで食べていました。

そして、なぜか、いつもクールな彼女が、私の手をなめ回すのです。

「よく頑張ったね!」と声をかける私に、「頑張ったよ!」と懸命に応えてくれているようで、ほんのひと時の間、何とも言えない嬉しさが込み上げてきました。

12時に、母乳にたどり着き、満腹になった仔馬は、再び夢の中。

3・月・一眠り 

さっきまで、こうしてお腹の中に入っていたかと思うと、不思議な気分になります。

3・月・夢の中 

隣の馬房には、4日前に生まれたネオユニヴァース牝馬。

3・月・ネオ牝 

一夜が明け、今日は、馬房で過ごす、母と仔。

3・月・母と仔 

ピョンピョンと跳ねて、「忙しそうな仔馬だな」と思ったら、私と目が合った瞬間に、ぴたりと動くのをやめました。

3・月・顔 

なかなか賢そうな面構えです。

外では、大きくなったアグネスタキオン牡馬とアルデバランⅡ牡馬が、あいかわらずおおはしゃぎ。

3・月・タキオン&バラン 

母のお腹の下をくぐる、リンカーン牡馬も、いずれはディープくんの友達となるでしょう。

3・月・リンカーン 

新しい命の物語。また、ここに始まりました。

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関連タグ : ディープインパクト, アグネスタキオン, ネオユニヴァース, アルデバランⅡ, リンカーン,

昨日は、朝起きると、再び、一面の銀世界に戻っていました。

3月末にしては、珍しい雪。

太陽の光を浴びて、きらきら輝くパドックには、3日前に生まれたリンカーン牡馬がいました。

3・雪・リンカーン 

初仔なので、いくぶん小柄ながら、凛とした表情をする馬です。

1歳牝馬たちの放牧地も、真っ白。

3・雪・1歳牝馬 

そして、これから出産予定の繁殖牝馬たちの放牧地も、真冬の景色に戻っていました。

3・雪・繁殖牝馬 

手前にいたのは、予定日を過ぎた馬と、”今日が予定日”の馬。

「乳は張ってきたけれど、ヤニは付いていないし、もう少しかかるかな」

そう思って撮った写真の、お腹の中にいた仔は、なんと、その日の夕方に、誕生しました。

午後3時40分の出来事です。

全馬を集牧し終わった時間を見計らったように、分娩を始めたのは、”今日が予定日”だったお母さん。

長い肢を持つ、大柄な仔馬に、少々てこずりましたが、無事、出産。

3・雪・ネオ牝 

ネオユニヴァースの、美しい栗毛馬は、今年初めての女の仔でした。

これが7産目となるベテラン母さんは、すぐに我が子の濡れた体をなめ回します。

3・雪・母と仔 

それに応えるかのように、元気に動き出す仔馬。

額には、大きくてきれいな流星がありました。先に生まれた、ネオユニヴァース牡馬にも、似た感じ。

3・雪・顔 

「肢が長いから、立ち辛いだろう」という大方の予想に反して、あっという間に立ち上がると、すぐに乳を探り始める辺りは、さすが牝馬。

3・雪・立つ 

「ここかな?」

3・雪・ここかな? 

生まれたばかりだというのに、てきぱきと仕事をこなし、夕日が沈む前には、ひと通りの動作をクリア。

3・雪・夕方の月 

安心して厩舎を出ると、いつの間にか、あんなに積もっていたはず雪は、すっかり姿を消し、かわりに上空に、ひときわ目立つ白い月が輝いていました。

関連タグ : リンカーン, ネオユニヴァース,

昨日の早朝、5時55分に、父リンカーンの牡馬が生まれました。

母馬は、予定日よりも半月以上遅れての出産。

初仔なのでこちらは少々緊張しましたが、自然に分娩し、その後もとても落ち着いていました。

念のため、カメラは持ち込まず、時間を置くこと4時間。

初めての仔を迎える母には、ストレスが生まれないよう、出来る限り、静かな環境をつくります。

「そろそろいいかな?」

すっかり明るくなった昼前の馬房には、黒鹿毛らしき小さな仔馬が座っていました。

3・誕生・4時間後 

額には星。後ろ2本の足下に、白があります。

母親らしく、優しく顔を近付ける新米ママ。

3・誕生・母の顔 

普段、繁殖牝馬たちの中では、かなり勝ち気な方だっただけに、この変貌振りには苦笑い。

誰に教わらなくても、上手に授乳し、我が仔を大切そうに見守ります。

3・誕生・授乳 

目が大きな男の仔。スマートでなかなか良い感じ。これから、どんな風に育ってくれるでしょうか。

3・誕生・横顔 

一方こちらは、一足先に、小さな放牧地デビューを果たした、栗毛のネオユニヴァース牡馬。

3・誕生・ネオ親仔後ろ姿 

ひと月近く離れてしまいましたが、弟分が出来ました。

3・誕生・ネオひとりで 

知ってか知らずか、そわそわした感じのお母さんと散歩。

3・誕生・ネオ、母と 

春休みになり、いつもは見慣れない人間の子どもの姿に、興味津々です。

3・誕生・興味津々 

「ねえ、ねえ、遊ぼうよ!」と、屈託なく後をついて歩くネオくん。

3・誕生・付いてくる 

自分と同じ目線、同じサイズの子どもが、気になる様子。

怖がりもせず、噛みもせず、マイペースなネオくんに、すっかりハートを奪われて、「友達」気分。

3・誕生・友達 

牧場は、この後も数頭の出産を控え、緊張の中にも、期待と夢がふくらんでいます。

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強風・交通障害のため、開始時間の遅れた中山競馬場。

こちら北海道も、朝方から風が強くなり、1日、冷たい突風が吹き荒れました。

体の小さい当歳馬たちは、午前中のうちに厩舎へ。

私も、時折、吹き飛ばされそうになりながら、1歳馬たちの放牧地へ向かうと・・・。

3・嵐・1歳牝馬 

体重300kgを超す馬たちは、びくともしないで、草を食べていました。

つい先日まで白かった放牧地は、すっかり様変わり。

気が付けば春分。大地が緑に覆われる季節が、もうそこまでやって来ているのです。

西風にのって、いつもより大きく聞こえるのは、隣の牧場のさらに奥にある田んぼで餌をとる、オオハクチョウの群れ。

3・嵐・オオハクチョウ 

北帰行に備え、栄養を蓄えている様子。

騒がしいハクチョウの声と、強風に触発されてか、牡馬は元気に走り回っていました。

3・嵐・1歳牡馬 

やはり、小柄なくせにみんなを引っかき回しているのは、5月生まれ黒鹿毛ディープくん。

3・嵐・ディープ2頭 

鹿毛の大柄ディープくんを攻撃したと思ったら、

今度は、デュランダル牡馬のところへ行き、背伸び。

3・嵐・デュランに 

「あー、うるさい!うるさい!」と、最近はもっぱら逃げ専門になったのは、デュランくん。ご苦労様です。

3・嵐・デュラン 

もちろん、牝馬も負けてはいません。

3・嵐・牝馬1 

ジャンポケ、シンボリクリスエスブライアンズタイムアドマイヤムーンダイワメジャーディープインパクト

3・嵐・ディープ2 

風に向かって、元気いっぱい。

あいかわらず仲が良いのは、ディープインパクト産駒のこの2頭。

3・嵐・ディープ2&1 

体型は少々違いますが、良い走りをします。

3・嵐・牝馬2 

気に入らない仔を威嚇するのは、今日もやっぱりディープ姉さん。

3・嵐・威嚇 

彼女の中では、生まれて数ヵ月を共にした幼馴染み以外は、いまだに”よそ者”。

「だって、私が一番なんだもん」草を食べ食べ、一休み。

3・嵐・ディープ 

対照的に、誰とでも仲の良いムーンちゃんは、クリスちゃんに、「大丈夫?」

3・嵐・ムーン&クリス 

泥はねだらけのクリスは、「今にみてなさい・・・」なんて、思っているのでしょうか?

関連タグ : ディープインパクト, デュランダル, ダイワメジャー, シンボリクリスエス, , アドマイヤムーン, ブライアンズタイム,

北風の吹きすさぶ寒い日が続いていますが、放牧地の雪は、驚くほど消えてきました。

生後20日目のネオユニヴァース牡馬。

3・タゲリ・ネオユニ 

風にお尻を向けて、じっと立っていると思ったら、こちらにやって来ました。

素直で、かわいい性格。下痢ひとつせず、健康そのもの。

写真を撮ろうとしていると、ふと、隣の放牧地でひょいひょいと動く小さなモノが目に入りました。

3・タゲリ・放牧地に 

「なんだろう?」気付かれないように、そっと近付いていくと、なんと瑠璃色の羽をした鳥の姿が! 

3・タゲリ・タゲリ 

「この冠羽といい、図鑑で見たことのある鳥。あー、タゲリだったかなぁ」

間違いなくそうでした。

本州・四国・九州では、冬鳥として湿地や川原に群れで現れるそうですが、北海道では、まれな旅鳥。

雪解けでぬかるんだ放牧地を見て、田んぼに降りる気分で、立ち寄っていったのでしょう。

久々に珍しい鳥に出会い、「何かが起こる?今年の競馬!」

さてさて、タゲリを観察しながらも、笑ってしまったのが、この光景。

3・タゲリ・遊び相手1 

お母さん1頭に仔馬が2頭。

タゲリが飛び去っていった後、改めて見ていると、こんな状況であることが、分かりました。

友達が気になって仕方がないアグネスタキオン牡馬が、母のもとを離れ、とことこ。

3・タゲリ・遊び相手2 

「ねぇ、ねぇ、遊ぼうよ」

3・タゲリ・遊び相手3 

こちらも遊びたい盛りのアルデバランⅡ牡馬。「よし、相手になってやる!」

3・タゲリ・遊び相手4 

ところが、しばらくすると、お母さんに「あっちへ行きなさいよ!」

3・タゲリ・遊び相手5 

しぶしぶ自分の母のもとへ帰っていく、タキオンくん。

3・タゲリ・遊び相手6 

そんなこんなで、放牧地では、見ていて飽きない、小さなドラマが始まっています。

パドックに戻って、もう一度、ネオくんのところへ。

3・タゲリ・ネオユニ来る 

やっぱり、やって来たので、首筋をかいてあげると、喜んで、体をクネッ。

人懐こくて、かわいくて、「この母が産んだ兄弟の中では、一番良い性格かな?」

3・タゲリ・ネオユニ駆ける 

お父さんの性格でしょうか。そろそろ、育成牧場にいる、2歳のネオくんの様子も見に行きたくなってきました。

関連タグ : ネオユニヴァース, アグネスタキオン, アルデバランⅡ, タゲリ,

人間の手袋をくわえて遊ぶ、アグネスタキオン当歳牡馬。

3・友達・手袋タキオン 

やんちゃ盛りの彼も、とうとう先日から、仲間と一緒に放れることになりました。

ふんふん。「君だあれ?」

3・友達・顔合わせ 

最初から、なんだか相性バッチリのふたり。

性格が似ているのか、お互い、臆することなく、相手に近付きます。

エイッ。ヤー。

3・友達・様子伺い 

顔をつき合わせて、早くも力比べ。

着ている馬服が同じだけでなく、毛色や大きさもほとんど変わらない2頭。

3・友達・全身向かい合わせ 

よく観察すると、肢の下部が白っぽいのがタキオンで、顔が微妙に細いのがアルデバランⅡ

母親どうしがお互いをよく知っていて、どちらも3産目のベテランさんなので、子育てに余裕が見られます。

果敢に、相手の母馬にまで、挨拶しに行った、タキオンくん。

3・友達・挨拶 

さすがに”自分が下”だと分かるのか、口をパクパクしながら、低姿勢でのぞむものの・・・。

ささっと逃げて、「あー、ちょっと怖かったぁ」

3・友達・わー怖い 

様子を見ていたバランくんが飛び出していき、「おっ、競走なら負けないぞ!」

3・友達・走ろうよ 

除雪をしていない雪原地帯にも入り込み、「行くぞ!」「おうっ!」の良い呼吸。

3・友達・雪原で 

勢い余って、立ち上がるのはバラン。駆けるのは、タキオン。

3・友達・立つ 

それぞれが、相手のことを知りたくて仕方なく、距離を置いたり縮めたりしながら、その思いを表現していました。

再び、懐深く接近し、匂いをかぎ合う2頭。

3・友達・懐を 

口が出る(噛もうとする)のは、さすが牡馬。

3・友達・エイッ 

調子に乗りすぎると、相手のお母さんが、たまに静止に入りますが、

3・友達・間に入る 

「ねえねえ、やっぱり、遊ぼうよ!」

3・友達・遊ぼう 

ここに、パドックで駆け回っているネオくんが入ると、また、どうなるか楽しみなところ。

さて、しばらく登場していなかった、1歳牡馬第2グループ。

こちらは、芦毛のディープインパクトくんが中心となって、メンバーを構成しています。

3・友達・芦毛ディープたち 

参謀のように横に控えているのが、サウスヴィグラスくん。

3・友達・こちらへ 

おっとりマイペースなタキオンくんは、ぽつんとひとりでいることもありますが、呼べば来る、かわいい仔。

3・友達・タキオン1歳 

年が明ける前、当歳時とは、顔の大きさもずいぶんと変わりました。

3・友達・ディープ&タキオン 

4月になれば、新しい仲間が加わる予定で、こちらも友達とのやりとりの様子が、楽しみになってきます。

3・友達・タキオン&ヴィグ 

 

関連タグ : ディープインパクト, アグネスタキオン, アルデバランⅡ, サウスヴィグラス,

再び、真冬日が続いています。

幾度か、ホッとする暖かさを味わったものには、辛い寒さ。

”三寒四温”と分かっていても、北の厳しい自然には、いつまでも気が抜けません。

そんな中、お母さんに布団をかけてもらっているのは、アグネスタキオン牡馬。

3・寒・タキオン・居眠り 

思わず、ふき出しました。どうやら、牧草を選り好みして食べている母馬の仕業のよう。

鼻でポイッと牧草をかき分けるため、それが寝ている仔馬の体にうまくかかっていたのです。

「なあに?」と、顔をあげたタキオンは、幸せそうにまた、眠りにつきました。

3・寒・タキオン顔 

寝顔なら、こっちも負けていません。ネオユニヴァース牡馬。

3・寒・ネオ寝顔 

けがれのない、ふかふかの産毛が、何とも言えません。

隣にいる、アルデバラン牡馬のお母さんに、大好物のミントキャンディーをあげると・・・・。

「どれどれ?なんだかいい匂いがするんだけど」と、バランくん。

3・寒・バラン母仔 

一生懸命背伸びをして、匂いをかいでいました。

起きたネオくん。

3・寒・ネオ顔 

のぞくバランくん。

3・寒・バランのぞく 

あちらでは、とうとう親仔で居眠りを始めた様子。

3・寒・タキオン親仔 

画像からは伝わりにくいと思いますが、この日は本当に寒く、耐え切れず、私もすぐさま退散。

・・・のはずでしたが、ふと見た1歳牝馬の放牧地で、珍しく、座り込んでいる馬たちがいて、誰なのか、とても気になってしまいました。

3・寒・1歳牝馬 

立っているのは、左がダイワメジャーちゃん。そして、右がディープインパクト姉さん。

あいかわらず、強気の姉さんは、メジャーちゃんに場所を譲らせ、

3・寒・牝馬2 

威張っている様子。

3・寒・牝馬3 

手前で草を食べているのは、ブライアンズタイム牝馬。

3・寒・牝馬4 

「あ、立ち上がったのは、クリスちゃんだな?」

「じゃあ、君は?」そろり、そろりと近付くと、 

3・寒・誰だ 

最後まで座り込んでいたのは、アドマイヤムーン牝馬でした。

3・寒・ムーン 

「お腹でも痛いのか」と心配しましたが、この後、すぐに立ち上がり、元気にこちらへ。

寒風から身を守るため、小さくなっていたようでした。

新入りの栗毛のジャンポケちゃんも、あいかわらずの強面ながら、すっかり馴染んでいる様子。

3・寒・ジャンポケ 

一番大柄な、2月生まれディープちゃんは、「どうして、こんなに?」と思うほど、つやの良いおでこを近づけてきました。

3・寒・ディープ2 

何だかんだ言っても、3月。もう、しばらくの辛抱です。

~おまけ~

今日は、午後からオオハクチョウの鳴き声がしたので、あわてて上空を見ると、十数羽の群れが飛んでいました。

3・寒・ハクチョウの群れ 

でも、よく見ると、1羽だけ、なんだか黒っぽいのです。

後から、画像を拡大してみると、なんと、ハクチョウの群れにマガンが1羽だけ混じっていました。

3・寒・拡大マガン 

採餌所である田んぼや、ねぐらの湖で、近くにいるのは見たことがありますが、こうして群れになり、空を飛んでいるのを見たのは、初めて。

真っ白い成鳥の間に、うすい灰色の幼鳥が2羽。その間に、まるで自分も仲間であるかのように、入り込んでいるのが、マガンです。

さらなる北国を目指し、次第に北帰行が始まっている渡り鳥たちの迷場面でした。

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3月に入り、少しずつ春の気配がただよってきました。

仔馬たちもそれぞれ成長を続けています。

これは、生後4日目に撮ったネオユニヴァース牡馬。

3・経過・あどけないネオ 

まだ、あどけない顔。

逆に、いたずらっこらしい目をくりくりさせて、のぞいているのは、アグネスタキオン牡馬。

3・経過・タキオンのぞく 

生まれてひと月以上が経ち、すでに母と放牧地へ出ています。

近付くと「待ってました!」とばかりに、服の袖をかじる、やんちゃ坊主。

アルデバランⅡ牡馬も、最初の頃の用心深さはなくなり、そっと近寄るようになりました。

3・経過・バラン 

パドックを駆け始めた、ネオくん。

3・経過・ネオ駆ける 

毛色が違うためか、父の姿となかなか重なりません。

「もしかして、母親似?」

じっと眺めていると、母親の当歳時とそっくりのように思えてきました。

「なあに?何か言った?」と、この地で生まれて早10年になるお母さん。

3・経過・母と仔 

彼女も、重賞に何度か挑戦した馬。母に似ていたとしても、きっと良い走りをしてくれるでしょう。

さて、こちらも父とは毛色の違う、タキオンくん。

3・経過・待ってよ 

出産後二回目の発情が来て、動きが活発なお母さんの後を、一生懸命ついて回ります。

勝手に跳びまわっていた半姉とは、ここがちょっと違うところ。

広いところへ出ると、不安になるのか、母親にピタッ。意外と小心者でした。

「あー、やれやれ。やっと追いついた。この白いのは、歩きづらいなぁ」

3・経過・なんだよ!この雪 

と、また動き出した母に遅れまいと、大慌て。

「よいしょ。よいしょ」

3・経過・タキオン雪の中 

隣で見ているのは、バランくん。「大変そうだねぇ」

3・経過・アルデバラン 

それでも、雪は、牧柵の周りから、少しずつとけ出しています。

太陽に照らされ、わずかに色付いてきた草を、母を真似て、おいしそうに食べるタキオンくん。

3・経過・青い草見つけた 

小さな春をまた一つ見つけ、私も嬉しくなりました。

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2月26日、午後5時40分に、父ネオユニヴァースの牡馬が誕生しました。

2・出産・仔馬 

前日に、小さな乳ヤニがついた母馬。

当日の午後には、その色が白くなり、集牧してしばらく経った、午後4時30分頃に、突然座り込みました。

3年前、産後数日、調子が悪かったこともあり、細心の注意を払って見守ること、1時間。

無理をせず、自然分娩で。

最後の一瞬だけ、仔馬の前肢を引っ張ったリーダーは、「細い。女か?」と、思ったそうですが、

予定日から6日遅れで、無事に生まれてきた仔馬は、またしても男の仔でした!

「良かった」と、喜んだのも束の間、突然、バタンバタンとゴロを打ち出した母馬。

後陣痛の苦しさに、周りの状況が、まったく見えていません。

仔馬が踏まれたり、蹴られたりしないよう、ピンと張り詰めた空気の中、監視。

しかし、それもすぐに止み、「疲れた」という表情の母親は、首をうなだれて、座りました。

2・出産・直後 

栗毛で、母とよく似た大きさの星がある仔馬は、元気いっぱい。

すぐにでも立ち上がりそうな勢いで、今度はこちらが、バタンバタンと壁を蹴り始めると、

急に、我に返った母馬は、「ブブブ」と仔を呼んだ後、精一杯首を伸ばして、愛撫。

2・出産・精一杯 

ようやく感動の瞬間が、やって来ました。

お産馬房を静かに見守っていた、厩猫のミケも一安心。

2・出産・ミケ 

母とよく似た顔の男の仔。

2・出産・母と仔 

とにかく、元気が良く、1時間もしないうちに自分で立ったと思うと、生まれて初めての排便。

2・出産・立って 

しっかりとした体のつくりで、思いのほか頑丈そうでした。

両隣の馬房には、先に生まれたタキオンくんと、

2・出産・タキオン 

バランくん。

2・出産・バラン 

数ヵ月後、緑のじゅうたんの上で、彼らが相撲をとっている姿を想像すると、思わず笑みがこぼれてしまいます。

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