今日は、一日曇り空。牧草を乾かす作業も休止となりました。
栄養いっぱいの良い状態で、乾草ロールが巻けるよう、明日こそ晴れてほしいものです。
ひんやりとした風の吹く曇天の日は、長袖を着て、ちょうど良いくらい。
馬たちには過ごしやすいようで、皆とても元気に活動しています。
中でも、最近、特に活発になってきたのが、クロフネの牡馬。(栗毛)
一番遅生まれのおチビさんは、生後一ヵ月を過ぎてから、仲間とのやりとりを楽しむ余裕が出てきました。
苦手だったネオユニヴァースの牡馬にも、張り合うようになり、頼もしいかぎり!
だけど、どう見ても、約一ヵ月の月齢差は、大きいですね。
並んでも、ひと回り大きさが違うし、ぶつかりあっても、この通り。
必死で対抗している顔がけなげで、思わず応援したくなります。
「早く大きくなって、ネオに負けないオトコになるんだよ!」
牡馬どうしなので、離乳してからも、きっと同じグループになるはず。
この二頭、いつか、立場が逆転する日が来るでしょうか。
最後は母に泣きついているクロフネくんを見ながら、そう思いました。
今ひとつパッとしない天気が続いていますが、一番牧草の刈り取りが始まりました。
からからに乾くまで、どうか雨が降らないでほしい、と願うばかりです。
トラクターの音が遠く聞こえる中、いつもの放牧地には、キタキツネが出現。
人間に気が付くと、すぐ逃げていってしまうので、ディープインパクトの牝馬に帽子をかじられながらも、固まって、カメラを構えていると・・・。
寝ているネオユニヴァース牡馬の横を急いで通過。
「しめしめ、気付かれないぞ」と、私の目の前を通過し、牧柵の外へ。
ディープちゃんと同化して見えるのか、私にはまったく気付いていません。
キツネに気付いたディープちゃんが歩き出し、柵の外をじっと見つめています。
隣の放牧地で、ちょろちょろした後、再び、戻ってきたキツネ。
起きてきたネオとディープは、興味津々で近付いていきました。
「しまった!気付かれた!」と、キツネ。
小走りで来る二頭に、あわてて走り出したので、今度は、寝ていたクロフネ牡馬が、びっくりして起き上がり、「まずは逃げなきゃ!」。
そして、まだまだ追いかけるディープとネオでしたが、「やっぱり、いち抜けたぁ・・・」とディープ。
しつこい性格のネオくんは、牧柵ぎりぎりまで追いかけ、悔しそうに眺めていました。
ちょっとした性格の違いが垣間見られた、キタキツネハプニングです。
馬ロタウィルスに感染し、療養中だったディープインパクトの牝馬。
今朝、獣医さんのお許しが出て、二日ぶりに、放牧地に戻ってきました。
軽い発症で済み、本当に良かったです。
注射嫌いは克服したのか、「ご心配をおかけしました!」と、人間にもすぐに寄って来て、一安心。
しばらく見られなかった太陽も、彼女の復活と同時に出てきてくれました。
やっぱり輝く太陽の下で見るディープちゃんは、凛々しくて最高です。
まだ、どんよりと曇っていた午前中、案の定、彼女を追いかけ回していたのは、ネオユニヴァースの牡馬。
「どこ行ってたのさぁ!」と、どこまでも付いて歩き、
「ちょっとぉ、ディープは病み上がりなんだから、あんまり疲れさせないでよ!」と、私をやきもきさせてくれました。
陽射しが出てくると、少し余裕が出てきて、大あくび。
のこのこと、忘れた頃にやって来るネオくんにも、優しく相手をしてやり、お姉さんの貫禄十分。
「だって、一緒にいると、安心するんだもーん」と、細目のネオ。
いつの間にか、実の姉と弟のように。いえ、こういうのは、幼なじみ、と言うんですよね。
この二頭が、同じレースを走る日が来たら、最高だなぁ・・・と、遠い将来を思いました。
今朝、放牧時に、ディープインパクト牝馬の異変が発見されました。
母の乳を飲んでいないのです。
獣医さんを呼ぶと、予想通り”馬ロタウィルス”に感染していることが、判明。
仔馬に多い、急性の下痢症で、今、この辺りでは大流行しているとのことでした。
幸い、母馬がワクチン接種済みで、母乳から免疫が伝達されているので、軽い発症で抑えられそう。
注射を打たれ、今日は、母と共に、馬房で療養です。
午前中に一度見舞った時には、元気に顔を出してきましたが、昼前には、親仔そろって、居眠り中でした。
早く、普段どおり、外へ出られるといいね。
ディープちゃん不在の放牧地では、ネオユニヴァース牡馬がみんなに八つ当たり(?)。
一番の相棒がいないため、クロフネ牡馬をおどかしたり、ダンスインザダーク牝馬を追いかけたり。
「でも、待てよ。おっと、このおばさんは、怒ると怖いんだった!」と、立ち止まって考えているあたりが、成長しています。
今日は朝から久しぶりの晴天。やっと、半袖でも過ごしやすい気温になってきました。
まぶしい陽射しに、とろんとしたディープインパクト牝馬。
ネオユニヴァース牡馬が、ちょっかいを出しに来ても相手にせず、「今日はのんびりしたいの!」モード。
急に、カラスがうるさく鳴き出したので、そちらを見ると、放牧地の奥をキタキツネが通過中でした。
冬毛が抜け、すっかり細身になった母親ぎつね。
食べ物を探しに歩いているところ、木の上で巣を組んでいるカラスに見つけられ、騒がれていたようです。
どちらも子育て真っ最中。
馬たちも、少し驚いたものの「なーんだ。キツネ?」と、すぐに落ち着きました。
風に乗って流れてきた匂いに、敏感に反応しているのは、ディープちゃん。
なんだか今日は心がふわふわしているようで、一頭だけ、みんなと離れて行動していました。
止まったところでは、「フワワーン」と、大あくび。
漫画に出てくるような顔のディープちゃん。「ちょっとぉ、イメージダウンになるような写真は載せないでよ!」と、怒られてしまいそうですね。
目をしょぼしょぼさせ、こちらを向いた後、静かに歩いてきました。
北のスローライフを満喫中といったところです。
いつも元気なネオユニヴァース・ジュニアくん。
最近、ダンスインザダーク牝馬の母さんに、目の敵にされているようで、少し近付いただけでも、ご覧の勢いで追い回されています。
「ごめんなさーい!助けてぇ」と、口をパクパクさせながら、ひたすら逃げるネオ。
逃げ足だけは速く、絶対につかまりません。
今日のダンス母さんの勢いはすごくて、私もびっくりするほど、遠くまで追いかけていました。
「えーん、お母さーん。隣のおばさんに怒られちゃったよぉ!」と、自分の母を捜し、やり場のない気持ちをぶつけるネオ。
母に思いきり甘えた後、今度はディープインパクト牝馬のところへやって来て、「遊ぼうぜ!」とからんでいる最中・・・。
ドドドッという足音とブヒヒンという鳴き声が。
「あれ、あんたの母さんじゃないの?」「ほんとだ。何やってんだろ?」
我が仔を見失い、キョロキョロしながら走ってきたネオ母さん。
ネオくんに気が付くと、大急ぎで駆けつけ、毛づくろい。
「どこ行ってたの?探したんだから!」「ごめんなさーい」といったところでしょうか。
この親にして、この子あり・・・という言葉がぴったりな二頭です。
生後一ヵ月となったダンスインザダーク牝馬とクロフネ牡馬が、一緒に遊ぶようになりました。
不思議なことに、ディープインパクト牝馬やネオユニヴァース牡馬が近付くと、逃げていきます。
自分と同じサイズの馬だけが、まずは友達。
ひと回り大きいディープやネオは、まだ怖いと見えます。
まるで、幼稚園の年少クラスに入りたての子供のよう。
友達と遊ぶ楽しさをちょっと覚え、母親の側を離れては、相手にちょっかいを出しに行く・・・。
あんまり似ているので、遠目からでは、どっちがどっちか分かりません。
正面を向けば、星の具合で、即、判明。
どちらが強いとかしつこいとかも無く、まだかわいらしく遊んでいるようですが・・・。
これが二頭の性格によるものなのか、幼さによるものなのか、まだ何とも言えません。
これから、お兄さんお姉さんのディープやネオたちとどのように関わっていくのか、楽しみなところです。
最近、ディープインパクトの牝馬は、放牧地にいる私のところへやって来ると、盛んに手をぺろぺろとなめます。
最初は「何か手に付いていた?」と思いましたが、そうでもないようで・・・。
”友情”の意味でもあるのかなぁ、と勝手に解釈しています。
今日は、太陽の下で、ゴロンと昼寝。
「起きてくれないかな?」と静かに待っていると、数分後に顔を上げたので、すかさず手を出してみました。
ぺろぺろぺろ。
しかし、いつもの勢いはなく、やがて止まり、またごろ寝。
まだまだ眠いようです。
では・・・と、今度は後ろ側へ回って、お尻をぽんぽん。
気持ちがいいのか、起き上がろうともせず、細目でぽよよーん。
「このお尻を枕にして寝ることは、もしかして可能かも」と、本気で試したくなりましたが、そこはおさえて。
競走馬は、ペットではありません。
でも、ペットに負けないような、優しい一面を持っていること・・・これは、確かで。
愛情をかければ心が通じてくる・・・これも確かで。
それが馬を育てる、一つの醍醐味でもあるなぁ、とつくづく感じた次第です。
関連タグ : ディープインパクト,
午前中、ひと遊びして疲れた仔馬たちは、みんなお休み中。
と、思ったら一頭足りません。
ディープインパクト牝馬のお母さん、ネオユニヴァース牡馬のお母さんは、我が仔のそばでうたた寝。
ダンスインザダーク牝馬のお母さんは、近くでお食事中。
もう一頭のクロフネ牡馬とお母さんは・・・?
ここは、親仔が逆転。
座り込んだお母さんを、クロフネ・ジュニアくんが、一生懸命起こしている最中でした。
「ねえ、ねえ。起きてよ!」
「ねえ!」
たまりかねたお母さん。しぶしぶ起き上がり、授乳タイム。
お腹が空いていたんだね・・・。
満足して、ころんとすぐに眠りにつきました。
もうすぐ生後一ヵ月。ここまで元気に成長できたのは、母馬のおかげです。
お母さんも疲れが出てきたのかな。
クロフネ・ジュニアくんは、ネオくんと違って、優等生タイプのいい子ちゃんに見えますが、それでも子育てはやっぱり疲れるのでしょうね。
こちらは、今日も、霧雨模様。そろそろまぶしい太陽が恋しくなってきました。
「たまには、僕を主役にしてよ!」
と、やって来たのは、ネオユニヴァースの牡馬。
大きな目をくりくりさせて、とっても表情のある馬です。
すぐに人間に近付くので、”カメラを構える人”泣かせ。おまけに、かじり魔なので、たまりません。
注意をしていないと、服ではなく身をかじられてしまうので、いつも「うわー、君は来なくていいよぉ・・・」と叫んでいます。
「そんなこと言わないでさぁ。遊ぼう!」
彼から逃げるのは簡単。後ずさりしながら、手近なところにいるほかのお母さん馬の側に行けば、怒られると思い、うらめしそうに去っていきます。
「僕だっていつも誰かを追い回しているわけじゃ、ないんだからね!」
あきらめると、草を食べ始め、
ディープインパクトの牝馬に目もくれない時だって、もちろんあります。
最近は、付かず離れず我が仔を見守るようになった、ネオ母さん。
四日前に、ダイワメジャーの受胎が確認され、無事に”おめでた”となりました。
長旅のかいがあって、本当に良かったね。
「あー、かゆい」。そんなことは露知らず、あいかわらずマイペースなネオくんですが・・・。
お互いに「自分の相手はアイツだ!」と思っているのか、どこからでも走ってきて、遊びが始まります。
以前、心配そうに、仔のあとを歩いていたネオ母も、すっかり仔離れして、今は放任主義。
自由な時間が増えて、「しめしめ」とやって来るわんぱくネオを相手に、ここまで張り合えるディープちゃんは、良い意味で、かなり男勝りな性格を持っているのではないでしょうか。
お相撲だって、ご覧の通り、一歩も引けをとらず。
牡馬お得意のかじり攻撃にも、逆にお返し。
ガブリ!
「私は絶対負けない!」と、ネオの攻撃をかわしながら。
時折見せる、この思慮深い顔。
「大物になる素質十分!」と、ついつい自分の牧場の馬は、ひいき目に見てしまいます。
結果の出る競馬場までは、まだまだ長い道のり。
彼女をはじめ、この個性的な仔馬たちが、この先、どのように成長してくれるのか、楽しみはつきません。
昨日、今日と、雨が降ったりやんだりの、落ち着かない天気が続いています。
気温も四月下旬並みとか。
でも、暑いよりひんやりの方が、馬たちには良いのか、雨の合い間に、外へ出ると、みんなとても元気でした。
ちょっと、雨にあたって濡れた感じが、なんともいえずグー!
特に、ディープインパクトの牝馬は、ますます惚れ直すほど魅力的でした。
気持ちよく、走って。
立ち止まり。
何かをじっと見つめる顔。
そこへネオユニヴァースの牡馬、登場。
仲良くしていると思ったら、今度は張り合い。
ものすごいスピードで、追いかけあう最中、跳ね上がり。
再び向かい合って、立ち上がる。
とにかく息つくひまもないほど、活発に動いていました。
「あんたたち、何やってんのよ!」という顔で、のぞいている、ディープ母の顔が、また笑ってしまいます。
この後も続いた展開は、明日に続きます。
久々に、早生まれグループから、ジャングルポケット牝馬の登場です。
もうすぐ生後5ヵ月になる、牧場で一番早生まれのお姉さん。
青々と茂った草木をバックに立つ姿は、すっかり若駒の雰囲気です。
生まれた時は、辺り一面、雪で真っ白。季節の移り変わりの早さを、感じずにはいられません。
仲間と走る様子は、ずいぶん大人っぽくなりました。
あいかわらず仲の良い牡馬とは、いつも一緒。
というより、牡馬が彼女のあとを付け回しているようにも見えますが・・・。
むくむくだった冬毛は、かなり抜け、あとは背の周辺のみになりました。
本格的な夏がやって来る前に、きれいに抜けるといいね。
この辺りは、小学校の運動会シーズンですが、今週末はまた気温が低めになるようです。
牧草の伸びも今ひとつ。
月末になれば、一番草が刈れるようになるでしょうか。
関連タグ : ジャングルポケット,
今日の主役は、ダンスインザダークの牝馬。
もうすぐ生後ひと月となり、動きに余裕が出てきたなぁ・・・と眺めていたところ、いきなり跳ね始めました。
母親相手に、立ち上がったり、横っ飛びをしたり、元気いっぱい。
栗毛のか弱そうなお嬢様だと思っていたら、そうでもないみたいです。
その場でジャンプを繰り返した後、今度は、何か体にみなぎる力を発散するかのように、猛スピードで走り出しました。
「うわっ、元気ぃ!」
ところが、その後、「ヒヒーン」という高い声と共に、もう一頭、疾走する仔馬が出現。
母馬たちもその声に驚いて、辺りは騒然と。
「え?なになに?」突然の出来事に目を丸くしていると、やがて真相がつかめました。
ただ一頭、草の上ですやすやと眠っていた、クロフネ・ジュニアくんが、ダンスちゃんの疾走する地響きに仰天!
あわてて起きたのはいいけれど、母親の行方がわからず、ますます驚いて駆け回り・・・。
おまけにダンスちゃんの母を、自分の親と間違えて、反対方向へ。
大急ぎで駆けつけたクロフネ・ジュニア母さんに、やっと助けられ、一件落着、と相成ったのでした。
「あー、びっくりした。誰だよ。寝てたのにぃ!」とジュニアくん。
母どうし仲良しなので、危険はありませんが、親も仔も栗毛で、サイズも一緒。
遠目から見ると、本当によく似た親仔なので、間違えるのも無理はありませんね。
今日も朝からまぶしくて、目を細めてしまうような好天。
カッコウに加えて、ホトトギスやエゾハルゼミの大合唱が、風にのって流れてきます。
まるで兄弟のように遊んでいる、ディープインパクトの牝馬とネオユニヴァースの牡馬。
放牧地の片隅に、水溜りを発見したネオは、「ひゃっほー!」と、大喜びでジャブジャブしていました。
ひとしきり遊んだ後、どこかへ。
ほどなく、今度はディープちゃんが、水溜りに気付き、接近。
意外と慎重に、少しずつ少しずつ鼻を近付け、くんくん。
「何やってんの!ここは僕が先に見つけたんだから!」と、どこからともなく現れたネオくんに圧倒され。
たじろいだものの、もう一度チャレンジ。
でも、結局、ジャブジャブ入るほどの勇気はありませんでした。
「だって、汚れたらこまるもん!」と、言っているのかな・・・。
女の仔らしい繊細な部分を見せてくれましたが、競馬場で、「お嬢様育ち」と言われないように、頑張ろうね。
今年、最後に生まれたクロフネの牡馬は、今日でやっと生後18日目を迎えました。
みんなが、母親から離れて、友達同士で遊び始めているというのに、彼だけは、いつも母にぴったり。
寝ている時に、そろーりそろりと近付いても、すぐに飛び起きる、敏感な性格で、ディープちゃんやネオくんとは、ちょっとタイプが違います。
「確か、ディープとネオは、この頃もう、人間にべたべた寄って来ていたはず・・・」
生まれながら好奇心旺盛なタイプと、徐々に人間に慣れていくタイプと、仔馬もいろいろです。
クロフネくんより約1週間生まれが早いダンスちゃんも、最近やっと、私に自分から近付いてくるようになりました。
警戒心が強い仔馬も、馴れるのは時間の問題。
集牧後の手入れで、体を触っているうちに、人間との信頼関係が生まれてきます。
先日、初めて削蹄をした時も、おっかなびっくりでしたが、装蹄師さんからは、骨太でしっかりした馬だと、お褒めの言葉をいただきました。
「僕だっていいとこあるんだい!」
骨太だけど、体はとっても柔らかい。
末っ仔は、周りを見て成長するので、これからは精神面もぐんと鍛えられるでしょう。
今日は、朝から雨。予報では、明日の朝まで、降り続くとか。
ちょっぴりやんでいた午前五時半に、全馬いったん放されましたが、再び降ってきた六時半頃、親仔馬だけ、厩舎に戻されました。
昼夜放牧中の一歳馬は、朝、集牧されているので、外に出ているのは、今年こどもを生まなかった繁殖牝馬のみ。
雨とはいえ、気温は暖かで、みな元気に草を食べていました。
先頭にいる黒い馬の愛称は、クロちゃん。馬を相手にするとプライドが高いのに、人間が大好き。
傘を差している私に気付き、一瞬驚いて、走り寄ってきました。
彼女は、昨年の5月に、アグネスタキオンの牝馬を産んだ後、自然な発情が来なかったので、大事をとって、お産は一年お休みに。
今年は、3月に種付けし、無事にディープインパクトの仔を受胎することが出来ました。
黒鹿毛のクロちゃんと、鹿毛のディープの仔なら、やっぱり黒っぽい仔だろうなぁ、と来年の楽しみはつきません。
でも、無事に出産するまでは、何らかの事故が起きないとも限らないので、管理には神経を使います。
雨にお尻を向けて、また草を食べ始めた、繁殖牝馬たち。
この後、本降りになってきたので、すぐに厩舎へ入れられました。
今日も朝から良いお天気。ですが、陽射しが強いのが、少々気になります。
昨日は、数時間、外にいただけで、手の甲が真っ黒に!
この時期の紫外線は、強いんだなぁ、と本当に驚きました。
地球温暖化の影響は、牧場にいても、結構感じられます。
お母さんの体の向こうで寝ているのは、ダンスインザダークの牝馬。
仔馬たちは今、日中のまるまるを、日陰の少ない放牧地で過ごしているので、「大丈夫なのかな?」とつい気になってしまいます。
朝、8時半頃、放牧地では、ひと遊びして疲れた仔馬たちが、あっちでもこっちでも、ゴロンと転がっていました。
「みんな毛むくじゃらだから、紫外線対策の必要ないのかな?」
ディープインパクトの牝馬も、広い空の下でゴロ寝。
遠くからは、夏鳥のさえずりがにぎやかに聞こえてきて・・・。
いろいろ心配していたことなど、すっかりどこかへ飛んでいき、私もつい、草の上で転がってしまいました。
しばらく続いた低温の日々を脱し、今日は朝からぽかぽか陽気。
今日のディープインパクト親仔は、お母さんまでゴロンと横になり、久々にくつろいでいました。
しかし、またまた見てしまいました!
寝た仔を起こす、ディープ母。
これは、間違いなく、毎回やっているはずです。
起こされたディープちゃんは、「うーん!」とひと伸び。まだ眠かったかな?
母は場所を移して、ちょこっと授乳し、また何食わぬ顔で、食事開始。
ディープちゃん、今日は寝起きが良かったようで、側にいたネオユニヴァース・ジュニアくんと遊び始めました。
最近は、以前のように張り合うこともなく、仲良しに。
相手は牡馬とはいえ、まだまだ。先に生まれたディープちゃんに分があるようで・・・。
飽きると、私のところへ。
いつまでも、相手をしていられないので、逃げると、今度は、ダンスちゃんのところへ。
そして、今週から仲間に入った、クロフネ・ジュニアくんも気になるようで、遠くから観察。
おちびさん二頭は、まだまだ相手になりませんが、きっともう少し時間が経てば、四頭で走り回る姿が見られることでしょう。
「早く友達になりたーい!」と、好奇心旺盛な仔ディープは、今も外で歩き回っています。
セレクションセール(7/22)に上場が決まった、クロフネ一歳牡馬の馴致が始まっています。
馬房に入っている午前中、ひき運動と調馬策を約45分程度。
牧場では、今まで何頭も、せりに出すための馴致を行ってきましたが、一番頭が良く、覚えが早いようです。
厩舎前の芝生の上で、素直に、歩く練習をしていました。
この馬のお母さんは、わんぱくネオユニヴァース・ジュニアくんの母で、今まで何度も登場してきていますが、
実は、先日”目黒記念”を勝ったホクトスルタン(栗東・庄野厩舎)の母・ダイイチアピールの半妹。
いとこが重賞を勝ってくれたことで、期待度はますます高まりました。
彼は二番仔で、初仔の牝馬は、年内の新馬デビューを目指して、育成牧場で調教中。
新馬戦といえば、いよいよ今月から開催で、なんとなく気持ちもそわそわしてしまいます。
昨日は、小雨が降ったりやんだりの天気。
気温も低く、気分までどんよりしてしまいましたが、今日は、正午前に、やっと陽射しが戻ってきました。
ディープインパクトの牝馬とネオユニヴァースの牡馬は、お休み中。
母親たちも、側に立って、いねむりです。
ダンスインザダークの牝馬とその母だけは、元気にお食事中。
と思ったら、やはり、久しぶりのまぶしい光に、とろんとしてきたのか、母仔そろって眠りについてしまいました。
子犬のように丸くなって、まだ生まれてひと月も経たないダンスちゃん。
こちらは、ふた月半になるディープちゃん。
愛くるしい寝顔は、どちらも引けをとりません。
かれこれ三十分が経過したでしょうか。
そろそろ退散しようかな・・・と思ったところ、ディープ嬢の母がおもむろに動き出しました。
脚を乗せてトントン。
「あっ、またやってる!」
自分が移動する時に、必ず、仔馬を起こすのです。
そして、乳を飲ませたら(乳を飲ませたくて起こしているのかもしれません)、別の場所へ歩いていきました。
普段はまったく無駄なことをしない、賢いお母さん。
もしかすると、体内時計を持っていて、時間に合わせて、行動しているのかも・・・と、考えたくなります。
起こされたディープちゃんは・・・・。
完全に、寝起きの顔で、ふわふわと歩いておりました。




































































































































