ディープインパクト’11♀4

ここでは、「ディープインパクト’11♀4」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・03-30  ※健康そのもの
 ・03-29  ※母の愛
 ・03-27  ※帰郷
 ・03-26  ※朝日にきらきら
 ・03-24  ※オルフェーヴルの栗毛の牝馬、誕生

 6月3日の昼休み、5歳ディープインパクト牝馬のトーホウスプライトが、帰ってきました。

6・帰郷・馬運車より
 

3歳の秋、屈腱炎になり、長期休養。

先月、1年と8ヵ月ぶりに復帰しましたが、そのレース後、軽い骨折が判明し、繁殖へ上がることとなりました。

4戦1勝。

その成績は決して目立たないものの、私にとっては、誕生から1年半見守って来た”我が仔”。

「よく帰って来たねー!」

と、駆け付けずにはいられませんでした。

馬運車から降りてきた彼女は、とても鋭い眼をしていました。

6・帰郷・スプライト
 

競馬場でレースをしてから、まだ2週間経っていないので、無理もありません。

4年ほど前、過ごしていた厩舎を通り、奥の仮厩舎へ。

6・帰郷・厩舎へ
 

大きな馬運車の到着に、近くに放れていた繁殖牝馬たちが、続々と集まっていました。

「誰?」

6・帰郷・なに?
 

「何が来たの?」

6・帰郷・なに
 

仮厩舎の中では、外を見つめるスプライト。

6・帰郷・外
 

この景色・・・、なんとなく、覚えているはずです。

興奮気味にうろうろして、いきなり、カーンとものすごい音を立てて、壁を蹴りました。

私も、びっくり!

そして、懐かしくもありました。

スプライトの母、アスカが繁殖に上がってきた時も、壁に穴を開けたというエピソードがあります。

「さすが、アスカの仔!」

芯の強さが、ここにも受け継がれています。

6・帰郷・彗星
 

外から青草を摘んで来ると、躊躇なく、食べました。

6・帰郷・草を
 

彗星のような、特徴ある星は、あの頃のまま。

完治するまで、広い放牧地には放せませんが、少しずつ、落ち着きを取り戻してほしいと思います。

繁殖牝馬として、第二のスタート。

いつか、4つ上の半姉と共に、並んで子育てする姿が見たいものです。

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 7月19日土曜日、中京7レース・芝1400mで、生産馬トーホウスプライトが、初勝利をあげました。

2011年生まれの父ディープインパクト3歳牝馬。

2週前に、デビューしたばかり。

ここまで来るのに長い時間がかかっただけに、勝利の瞬間は、爽快でした。

”絶対勝つ”と信じていた馬。

その母は、先月14日に、今年の産駒キングズベスト牝馬を残して、亡くなりました。

これまで競走馬となった産駒のすべてが中央で勝ち上がっている、優秀な母。

彼女の5番仔として、3年前の4月11日に誕生したのが、スプライトです。

7・祝・3年前4月11日誕生後
 

偶然か必然か、現役時の調教師さんが訪問された際に、分娩が始まったことを今でもよく覚えています。

「こんなこと、滅多にないですよ!」

そんなふうに皆で話しながら、約1時間見守りました。

いつもより陣痛が辛かったのか、何度もゴロを打ち、苦しみながらの出産。

感動の瞬間を目撃された後、「生産って、大変やな・・・」とつぶやかれた調教師さんの言葉が、忘れられません。

疲れ切って、休んでいた翌朝の母。

7・祝・誕生翌朝
 

くりっとした目がかわいい、鹿毛の牝馬。

7・祝・翌朝顔
 

生後3日目のパドックでは、母仔そろって、口を動かしていました。

7・祝・2011年4月14日母と
 

生後8日目。

7・祝・生後8日目
 

そして、7月の登録審査。

7・祝・3年前登録審査
 

ちょうど、3年前の今頃の、懐かしい姿です。

7・祝・懐かしい姿
 

今でも時々、あの栗毛の母がふと放牧地に立っているような気がします。

この牧場で生まれ、5つの重賞レースに出走し、戻ってきて、8頭の子どもたちを残したアスカ。

そのうちの1頭、2番仔のプリンセス。

7・祝・半姉プリンセス
 

7番仔となる、父ステイゴールドの1歳牝馬。

7・祝・半妹ステイこちらへ
 

8番仔となる、父キングズベストの当歳牝馬。

7・祝・半妹キングこちらへ
 

彼女たちが、また母の血を継ぎ、大きな存在となってくれることを信じてやみません。

関連タグ : ディープインパクト, ステイゴールド, キングズベスト,

 先週の木曜日、父キングカメハメハの1歳牝馬が、育成牧場へ出発していきました。

10・移動・キンカメ牝
 

彼女は、今年の4月から約5ヵ月預かった育成馬。

10・移動・キンカメ牝横
 

とにかく好奇心旺盛な仔で、気性の激しいタイプ。

以前、放牧直後にオーナーさんが来られ、集牧して馬房へ入れたところ、「なんでまた戻らなきゃならないの!」と、力任せに壁を蹴っていて、皆で苦笑いしたことを思い出します。

気さくに話してくださるオーナーご夫妻。是非、競走馬として活躍してほしいと思います。

見送っていた4月生まれディープインパクト牝馬は、翌日の金曜日に、出発していきました。

10・移動・見送るディープ
 

手を出すと長い舌を出し、ぺろぺろなめてくれる、愛らしい馬。

しかし、変化に敏感で、へそを曲げると手に負えない一面もあります。

10・移動・ディープ手入れ
 

偶然にも、調教師さん立ち会いのもと、生まれてきたラッキーガール。

10・移動・4月ディープ
 

生まれた瞬間を知っている調教師さんのもとへの入厩も確定し、順調に競走馬への階段を上り始めています。

10・移動・馬運車へ
 

と思ったら、出ました!乗車拒否。

10・移動・ストップ
 

まるで牛の歩みのように、一歩一歩ゆっくりとしか前に進みませんでしたが、なんとか箱の中におさまることが出来ました。

見送ってくれたカンパニー牝馬。

10・移動・カンパニー
 

残っている1歳馬は、彼女を入れて5頭になりました。

出発したディープが、手入れをしている間も、撮影をしている間も、ぐっすりと休んでいたのは、グラスワンダー牝馬。

10・移動・ワンダー
 

そして、窓から顔を出しているのは、ディープスカイ牡馬。

10・移動・ディープスカイ
 

馬房の戸口で、お尻をかいているのは、Curlin牡馬。

10・移動・お尻をかきながら
 

真っ黒な顔でこちらを見ているのは、デュランダル牡馬。

10・移動・デュラン
 

まだ昼夜放牧を続けているので、馬房にいる時は、皆静かにしています。

そして、先に1歳厩舎に移動した当歳早生まれ4頭組は、シンボリクリスエス牝馬も加わり、ゆったり放牧中。

10・移動・当歳4頭
 

後から離乳した3頭組も、2頭組も、穏やかに草を食む、いつもの生活が戻ってきました。

1歳馬も、当歳馬も、次なるステップへ。

別れの秋は、成長の秋でもあり、1頭1頭からまだ目が離せません。

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昨年生まれの1歳馬たちは、天候を見ながらの昼夜放牧を始めています。

午後4時半、傾いた夕日に照らされる牝馬グループは、黙々と草を食べていました。

4・霧・夕日を浴びて 

ここは、もともと3頭の生産馬グループだったところ。

4月に入り、別の牧場から移動してきた牝馬が加わり、4頭となりました。

最初に気付いて動き出したのは、昨年の4月生まれディープインパクト牝馬。

4・霧・ディープ4来る 

成長と共に、額の星もくっきりと大きくなり、まさに彗星のごとき顔。

4・霧・彗星のような 

続いて歩いてきたこの馬が、新入りのキングカメハメハ牝馬。

4・霧・キンカメ牝馬 

ディープに遠慮がちだと思ったら、両後肢で蹴られそうになっていました。

まだ”仲間”とは認められてない様子。

3月生まれディープもやって来て、最後にグラスワンダー牝馬が近付いてくる頃、

4・霧・徐々に霧が 

風が急に強くなり、海の方から、さっと霧が流れてきました。

今日は、日中気温が上がったため、暖められた海水が蒸発し、白い霧が発生しているのでしょう。

あっという間に太陽まで隠され、あたり一面真っ白に。

その時、ちょうど家から出てきた幼児が、木の棒を振り回して近付いてきたので、びっくりしたのはキンカメちゃん。

群れの習性で、みんなが走り出してしまいました。

4・霧・走りゆく 

夕日を浴びた馬たちの姿をカメラにおさめようと思っていたのに、急きょ、霧の中での撮影に。

騒ぎをきいた奥の放牧地の4頭牝馬たちも一緒に駆け出し、

4・霧・みんなで 

それはそれで、ダイナミックな馬たちの走りを見られたのは嬉しい誤算でした。

4・霧・牝馬駆ける 

向かいの牡馬4頭も、負けてはいません。

4・霧・牡馬4頭 

ブラックタイド牡馬にかみつこうとしているのは、サウスヴィグラス牡馬。

4・霧・ヴィグ&タイド 

久々登場のシンボリクリスエス牡馬とゴールドアリュール牡馬。
4・霧・クリス&アリュール 

皆、冬にニンジンをあげたことを覚えていて、近付けば寄ってくる、人懐こい面々ですが、体もずいぶん大きくなり、若駒らしくなっています。

動いた後は、次第に皆、首を下げ始め、また静かに草をむしり始めます。

4・霧・牡馬 

厳冬期を乗り越えた1歳馬たち。これからの季節、また一回り大きくなることでしょう。

関連タグ : ディープインパクト, キングカメハメハ, グラスワンダー, サウスヴィグラス, ブラックタイド, シンボリクリスエス, ゴールドアリュール,

昨日より小雪がうっすらと積もり始めています。

いよいよ本格的な寒さがやって来ました。

風も吹きつけ、「こんな日は放牧地に出たくない」のが正直なところですが、当歳馬の顔を見に・・・。

3月生まれディープインパクト牝馬。

11・雪・ディープ3
 

彼女は、今月の5日に幼馴染みの牡馬3頭と別れ、牝馬のグループに入りました。

予想通り、初日は、隣に放れた元のメンバーの方ばかり見て寂しがるので、場所替え。

新しいメンバーの牝馬2頭とは徐々に慣れ、今ではすっかり仲良しになっています。

新メンバーとは、4月生まれディープちゃんとグラスワンダー牝馬。

11・雪・ディープ4
 

もともとさばさばしたタイプの2頭なので、比較的すんなりと仲間になったようです。

父親が同じ2頭。見かけは全然違いますが、何か互いに感じるものがあるでしょうか。

11・雪・ディープどうし
 

黒鹿毛と鹿毛と栗毛の3色グループ。

11・雪・ワンダー&ディープ2頭
 

そして、こちらは、牡馬4頭の新しいグループ。

11・雪・牡馬4頭
 

育成にやって来たホワイトマズルデュランダル牡馬と合流した、Curlinフジキセキ牡馬。

やはり考えていた通り、やんちゃなCurlinが、マズルくんと相撲をとり、良い意味でとてもおとなしくなりました。

「ん?何?」

11・雪・カーリン
 

寒くなると、皆、一心に草を食べ、遊んでいる余裕はありません。

特徴のない真っ黒な顔がよく似ているのは、キセキくんとデュランくん。

11・雪・キセキ&デュラン
 

人見知りデュランは、この頃やっと自分からこちらへやって来るようになりました。

11・雪・デュラン
 

あまりの寒さと、動いてくれない馬たちに、一度退散することに・・・・。

夕刻、集牧の時間が近付くと、マズルと遊んでいるCurlinの姿をやっと発見!

11・雪・カーリン&マズル
 

牝馬3頭は、夕日をバックに、揃って顔を上げてくれました。

11・雪・夕方の3頭
 

冬毛を伸ばし、寒さに対応している当歳馬たち。

感心するほど、いつの間にか、しっかりとひとりで大地を歩いています。

関連タグ : ディープインパクト, グラスワンダー, Curlin, フジキセキ, ホワイトマズル, デュランダル,