キングカメハメハ’13♀

ここでは、「キングカメハメハ’13♀」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・02-15  ※こんな日は
 ・02-14  ※お知らせ
 ・02-13  ※穏やかな日の幸福
 ・02-10  ※父ヘニーヒューズの牝馬、誕生
 ・02-07  ※久々の展示会

 降っていた雨が上がり、太陽の光が射し始めると、それまで暗かった放牧地の景色は一変します。

「しまった!明日は、キンカメちゃんの出発だ!」

最後の放牧風景を撮ろうと思い立った時、すでに太陽は、山の陰に隠れていました。

あわてて外に出ます。

消えた光の代わりに、広がっていたのは、美しい夕焼け空。

9・キン・夕焼け空
 

奥の方に固まっていた3頭の牝馬の中から、真っ先にやって来たのは、1歳キングカメハメハ牝馬でした。

9・キン・キンカメ来る
 

大好物のニンジンをあげます。

続いて、ステイゴールド牝馬やハービンジャー牝馬。

すると、東の方角からスッと白い靄(もや)が、立ち込めてきました。

地表付近に広がっていくもや。

じっとしていると虫が来るため、しっぽを振りながら、歩き出す馬たち。

9・キン・立ち込める霧の中へ
 

それは、まるで水墨画のような、しっとりとした風景でした。

9・キン・霧の中
 

バゴ牝馬が先に移動し、3頭となったこのグループ。

9・キン・仲間たちと
 

個性的なメンバーぞろいながら、行動はいつも一緒。

9・キン・ステイキンハービン
 

仲間たちは、いつも、しっかりとした絆で結ばれています。

9・キン・夕焼けの放牧地で
 

「今日もまた、素敵な風景に会えた・・・」

そんな気持ちで、放牧地をあとにしました。

9・キン・日暮れ
 

そして、今朝。

9・キン・晴天の朝
 

冷たい空気が心地よく、澄んだ空。

集牧前もまた、キンカメを先頭に、歩いてきます。

9・キン・キンカメ先頭に
 

この景色を、再び、皆が見られる日が来るように、願うばかり・・・。

9・キン・朝の放牧地
 

朝飼いをもぐもぐ食べながら、ひょっこり顔を出すキンカメ。

9・キン・朝ごはん
 

「運動しておくと、馬運車に乗る時に楽だから」と、食事もそこそこに、ロンギ場に連れていかれました。

9・キン・ロンギ場
 

指示に従い、右へ、左へ。

9・キン・運動
 

飲み込みが早く、動きもスムーズ。

表情豊かで、何をやっても憎めない仔でした。

9・キン・キンカメ顔
 

これからトレーニングを積んで、まだまだ成長を続けることでしょう。

9・キン・運動を終え
 

午前9時過ぎ。

入念な手入れが行われ、キンカメの出発の準備がいよいよ整いました。

9・キン・手入れ
 

馬体重、420㎏台。

9・キン・横
 

幼馴染みのハービンジャー牝馬に見送られ、

9・キン・ハービン
 

馬運車へ。

9・キン・馬運車へ
 

肝の据わった彼女は、「おー!」と感嘆の声が漏れるほど、スムーズに乗車しました。

9・キン・スッと乗車
 

見つめるのは、黒鹿毛のステイゴールド牝馬。

9・キン・ステイも
 

生産牧場でのキンカメ物語は、これで終わりになります。

育成牧場でも、競馬場でも、新たなストーリーをどんどん作ってくれるように、心から応援しています。


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 まだまだ銀世界の北海道。

このところ、日々の気温の変動が激しく、面食らう毎日です。

寒さが緩むと、厩舎の屋根からドドッと雪が落ちてきて、パドックにいたポニーが大慌て。

「わっ!びっくりした!」と、跳ね回っています。

放牧地の1歳馬たちは、もうそんなことには慣れっこ。

でも、遅生まれ牝馬4頭のグループは、少々繊細な面々で、ちょっとした物音にも反応するクセがあります。

名付けて、「びっくりグループ」。

この日は、静かな牧場にショベルカーが動き出し、それが徐々に近付いてきたものだから、「逃げろ!」。

1・キン・バゴ&ハービン
 

放牧地の隅まで、走っていきました。

中でも、先頭きって逃げ出すのが、バゴ牝馬。

いつもピッとアンテナを張り巡らせ、物見をするピリピリちゃんです。

真っ黒なステイゴールド牝馬と、ハービンジャー牝馬。

1・キン・黒ステイとハービン
 

そして、あいかわらず好奇心が旺盛な、キングカメハメハ牝馬の4頭がメンバー。

キンカメの目が、じっと何かを見つめ始めたので、その先をたどると、

1・キン・キンカメの目
 

キタキツネがいました。

1・キン・キタキツネ
 

放牧地の雪の中に何かを隠しているような・・・・。

キツネが行った後、サッとその周辺に舞い降りたのが、カラス。

1・キン・カラス
 

キツネの様子を木の上から観察し、埋めた何かを掘り起こそうとする知恵者です。

さて、それにも増して知恵者の馬たち。

私がニンジンを持っていることを知っていて、誰よりも早く駆けつけるキンカメ。

1・キン・駆けつける
 

みんながやって来ると、

1・キン・黒ステイ
 

「邪魔よ!誰にもあげないんだから!」

1・キン・凶暴キンカメ
 

と、耳をしぼって、目を三角にして、噛みつき魔に変身。

人間には、「持ってるんでしょ?まだ、あるよね?」と、蹄で催促。

1・キン・前肢で
 

とにかく自己中心的な女の仔なのですが・・・・。

彼女が動くと、必ずその後をハービンが追って歩いていることに気が付きました。

こっちに行く時も、

1・キン・子弟
 

あっちに行く時も。

1・キン・待って
 

好奇心旺盛で、いつの間にかフラフラと歩き始めるキンカメの後ろには、必ずハービンがいます。

幼馴染みの彼女を、”姉”と慕っているのでしょうか。

スタッフが昼休みに車の雪下ろしをしていると、「何?何?」と見に行くキンカメ。

1・キン・観察中
 

「なんだかわからないけど、逃げろっ!」

1・キン・逃げろ
 

妹分のハービンは、大慌て。

1・キン・ハービン&キン
 

「わかんないけど、私も逃げておこうかしら?」

1・キン・黒ステイも
 

という具合にバゴや黒ステイも走り出し、結局みんなで、また放牧地の隅っこへ。

しばらくして、様子を伺いに出てきたキンカメ。

1・キン・大丈夫かな?
 

「なんでもないみたいだね!」

1・キン・再びハービンと
 

やっぱり、彼女の後には、ハービンが続き、乾草のある場所へと帰っていきました。

いえ、寄り道の天才、キンカメちゃんはといえば・・・。

1・キン・今度は雪遊び
 

今度は、キタキツネのように、顔を雪にうずめて、

1・キン・埋まる
 

雪まみれ!

1・キン・雪まみれ
 

その性格は、小さい頃から何も変わっていないようです。


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 昨日、競馬ファンの方から、段ボール箱いっぱいのニンジンが届きました。

細く切ると、みずみずしく、いかにも甘そうなニンジン。

早速、袋に入れて、放牧地に向かいます。

当歳牝馬早生まれグループでは、最初に、ワークフォース牝馬が、かじりつきました。

よく噛んで飲み込んだ後、「まだある?」と催促するお気に入りぶり。

12・ニン・ワーク
 

好奇心旺盛なファルブラヴ牝馬が、続いて口に入れますが、もぐもぐした後、辺りに落としていました。

ステイゴールド牝馬は、匂いをかぐだけ。

ハービンジャー牝馬も、匂いをかいだ後、

12・ニン・ハービン横顔
 

「何、この匂い?」と、何度もフレーメンをしていました。

12・ニン・ハービンフレーメン
 

結局、このグループで、ニンジンを気に入ったのは、ワーちゃんだけ。

もったいないので、ファルが落とした食べ残しのニンジンをポケットに拾い入れ、ポニーにあげることにします。

当歳牝馬遅生まれグループ。

こちらは、案の定、キングカメハメハ牝馬が、妹分を引き連れ、すぐにやって来ると、

12・ニン・キン3頭
 

「何これ?おいしい!」と、大喜び。

12・ニン・キンニンジン
 

小さい頃にあげたことがあるので、食べると思っていました。

食に関しては、貪欲なキンカメちゃん。

ハービンジャー牝馬とバゴ牝馬は、匂いをかぐだけで、やはり食べません。

本格的な冬が来れば、飼い桶の中に千切りニンジンを入れるので、味を覚えるのはそれからになるでしょう。

さて、先ほど拾ったニンジンを持って、ポニーのところへ行くと、2頭は土手の斜面から、目をらんらんと輝かせ下りてきました。

12・ニン・ポニー
 

ニンジン大好きポニーに両脇をはさまれ、あっという間に、袋は空っぽ。

そして、その、どこからでも目立つ派手な色彩に、びっくりして寄ってくる、牝馬たち。

12・ニン・キンバゴ
 

この時期、白い色というのは、本当によく目立ちます。

キンカメ、ハービン、バゴ、そして、遠くで草を食べていた黒鹿毛のステイゴールド牝馬まで、大興奮。

12・ニン・びっくり
 

「面白い色をしてるわね・・・」

12・ニン・のぞく
 

12・ニン・興奮
 

大騒ぎの牝馬に、不思議そうなポニーくん。

12・ニン・のぞきみ
 

みんなは首を伸ばし、観察を続けていましたが、

12・ニン・ハービン顔
 

そのうち落ち着いて、草を食べ始めました。

12・ニン・黒ステイ
 

「ねえねえ、そっちにおいしそうな草があるでしょ?」

前掻きをして、柵に蹄をひっかけて、こちらに草むしりを要求するのは、キンカメ。

12・ニン・キン前足
 

この仕草で、しばらく私の前から動かず、たんまりと、柵の外の草を食べて、満足して戻っていきました。

兄に負けず劣らずの食いしん坊。

この冬のニンジン配りが、また楽しみになってきました。


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 昨日は、気温は平年並みながら、風の強い1日でした。

4月・5月生まれの当歳牝馬グループの放牧地をのぞくと、みんなで泥んこ遊び中。

11・キン・泥水遊び
 

黒鹿毛のステイゴールド牝馬が、水たまりを掻き出し、体に泥はねをいっぱいつけていました。

11・キン・ステイ
 

こちらに歩いてきた黒ステイを追って、キングカメハメハ牝馬。

11・キン・キン顔
 

バゴ牝馬。

11・キン・バゴ
 

ハービンジャー牝馬。

11・キン・ハービン
 

いたずらしてくるキンカメに、厳しい態度でのぞむのは、姉御肌の黒ステイ。

11・キン・厳しいステイ
 

彼女は、幼馴染みから別れ、このグループに入ると、気の強さを前面に出すようになりました。

さすがはステイゴールドの娘。

マイペースなキンカメちゃんは、そんな姉さんにもひるまず、毎度いたずらし放題。

そして、強い風に誘われるように、動き出します。

11・キン・キンカメ動く
 

ほかの馬たちも後ろについていき、次第に速歩に。

牧柵まで行くと、くるっと回って、駆け始めました。

11・キン・4頭
 

最初は、キンカメリード。

11・キン・キンカメリード
 

追いついた黒ステイと、併せ馬の形になり、

11・キン・併せ馬
 

黒ステイリード。

11・キン・ステイリード
 

牧柵の前で、再び向きを変えた2頭は、また出発。

11・キン・再び
 

「ちょっと、待ってよぉ!」

11・キン・バゴ&ハービン
 

後ろから追いかける、5月生まれの2頭、バゴちゃんとハービンちゃんは、のこのこコンビ。

この後、すっと群れから外れたキンカメは、

11・キン・キンカメ1
 

11・キン・キンカメ2
 

11・キン・キンカメ3
 

まさに風に舞う少女のようでした。

妹分のハービンとバゴの2頭が、一生懸命ついていく中、

11・キン・ハービン1
 

黒鹿毛ステイは、もう自分の世界へ。

11・キン・草食むステイ
 

何食わぬ顔で、草を食べ始めています。

スイッチの入ったキンカメは、また放牧地の真ん中へ躍り出ると、

11・キン・キンカメまた1
 

とんだり跳ねたり。

11・キン・キンカメまた3
 

得意の後ろ蹴りを連発。

11・キン・キンカメまた4
 

久々に、幼い頃のお転婆キンカメを思い出させてくれました。

11・キン・戻る
 

みんなのところに颯爽と戻ると、

食事中の黒ステイの横を通過します。

11・キン・黒ステイ
 

そそくさと後を追いかける、妹分たち。

11・キン・バゴ&ハービンまた
 

この様子を、隣の放牧地から、3月生まれのハービンジャー牝馬が見つめていました。

11・キン・ライオン丸ハービン
 

そして、上空からは、オジロワシの若鳥。

11・キン・オジロワシ若鳥
 

力強く空を飛ぶ若鳥と、生き生きと大地を駆ける当歳馬。

どちらも風に舞う、若くて美しい姿でした。



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離乳3日目の朝、キングカメハメハ牝馬は、まだ母を捜して、いなないていました。

10・3日目・母捜す
 

くるりと向きを変え、歩き出したと思ったら、 目の前にあった雑草を引っこ抜きます。

10・3日目・雑草
 

放牧地に、サブソイラー(心土破砕機)をかけたため、とれやすくなっていたのでしょう。

かじるの大好き!

その後は、前肢で転がして、遊んでいました。

10・3日目・前肢で
 

いつでも明るく前向きなキンカメちゃんに、ホッとします。

仔馬だけの新しい生活が始まりました。

10・3日目・4頭で
 

いつの間にか、ナナカマドの実は真っ赤。

10・3日目・ナナカマド
 

深まる秋を感じます。

こちらに気が付き、また帽子遊びを始めたキンカメを見て、バゴ牝馬がやって来ました。

10・3日目・バゴちゃん
 

「あげないわよ!」

10・3日目・バゴ帽子
 

帽子は絶対に渡しません。

今度は、ハービンジャー牝馬が来て、グルーミングを始めます。

10・3日目・ハービンとグルーミング
 

優しい仲間に囲まれ、幸せなキンカメ。

10・3日目・仲良し牝馬
 

ダノンシャンティ牡馬は、少し先で、食事に夢中。

10・3日目・シャンティ
 

離れたところで、そっと見ていると、キンカメが歩き出します。

10・3日目・歩き出し
 

柵の上から顔を出し、きょろきょろ。

10・3日目・遠くを見る1
 

やはりまだ、母馬を捜しているのです。

今度は、こちらへ。

10・3日目・歩き出す
 

立ち止まり、遠くを見つめます。

10・3日目・遠くを見る
 

高い声でいななく、キンカメ。

10・3日目・鳴くキンカメ
 

すると、”離乳”では、少しだけ先輩のバゴちゃんがやって来て、グルーミング。

10・3日目・バゴとグルーミング
 

「ほんとに、ここ、かゆいのよね!」

10・3日目・かゆいよ
 

牧柵の間に首を突っ込み、ごりごり掻き始めるキンカメ。

泣いたり、笑ったり・・・。

まだちょっぴり気持ちの整理がつかないものの、仲間と一緒に、静かに歩み出しました。


関連タグ : キングカメハメハ, ダノンシャンティ, バゴ, ハービンジャー,