ワークフォース’13♀

ここでは、「ワークフォース’13♀」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・02-15  ※こんな日は
 ・02-14  ※お知らせ
 ・02-13  ※穏やかな日の幸福
 ・02-10  ※父ヘニーヒューズの牝馬、誕生
 ・02-07  ※久々の展示会

 (前編より続く)

ワークフォース牝馬たちを厩舎に入れた後、今度は牡馬グループの集牧。

ついでに写真を撮ろうと向かうと、近場にいたダイワメジャー牡馬とエンパイアメーカー牡馬が、やって来ました。

8・ワー・メジャーとエン
 

仲良し2頭のツーショット。

移動してきて約1年になるSeaTheStars牡馬と、ダノンシャンティ牡馬は、出入り口近くにいたため、早速、厩舎へ。

8・ワー・シーザシャンティ
 

中間点にぽつんと立っていた、生産馬のSeaTheStars牡馬は、そんな彼らを背に、こちらへ歩いてきました。

8・ワー・生産シーザ
 

ニンジン好きな、生産シーザくん。目の周りに泥をつけて、愛嬌たっぷり。

それでも、「おーい」と呼ばれると、みんなハッと気付いて、出口へ向かっていきます。

8・ワー・出入り口へ
 

昼夜放牧を終えた彼らは、厩舎に戻って休みたくて、うずうず。

おいしい朝食とふかふかの乾草。

一刻も早く、休みたい・・・と言わんばかりに、駆けていくのです。

こちらの3頭は、4月に移動してきた育成馬。

8・ワー・こちらも
 

彼らも、すっかり慣れて、集牧の時間を待っています。

最後に、遅生まれの牝馬グループ。

隣の馬たちが厩舎に入っていく気配を感じ、早速スタンバイしているのが、ステイゴールド牝馬とバゴ牝馬でした。

8・ワー・ステイ&バゴ
 

あらら・・・、遠くで、まだ草を食べているのは、キングカメハメハ牝馬。

8・ワー・キンカメひとり
 

ハービンジャー牝馬が加わり、3頭が「早く入れてよ!」と、催促する中、

8・ワー・ハービン加わり
 

キンカメちゃんは、ひとり悠々と歩いてきました。

8・ワー・キンカメ来る
 

こうして、1歳馬は、皆、厩舎へ入り、ひと段落。

それから、4時間が経過した午前9時。

育成牧場へ出発するワークフォース牝馬に、「どんな動きをするか見てみたい」と、リーダーが、スタッフと共にロンジング。

速歩から駆歩。

8・ワー・ロンギ場
 

左回りから、右回り。

8・ワー・ロンギ2
 

すべての指示を、素直に聞き、スムーズに動くことが出来ました。

これなら、育成牧場へ行っても、大丈夫です。

さすがに初めてのことなので、顔は、緊張気味でしたが・・・。

8・ワー・終了
 

しっかりとした足取りで、ロンギ場から出てきました。

8・ワー・戻ってくる
 

この先、大きく変わる生活。不安げな瞳は、仕方がありません。

8・ワー・瞳
 

馬体重は、487㎏。

8・ワー・横
 

黒鹿毛のワークの特徴は、星・珠目正・髪中。(ほし・しゅもくせい・かみなか)

仲間の前を通り、いよいよ馬運車へと導かれます。

8・ワー・みんなの横を通り
 

大好きなニンジンを片手にちらつかせて、向かいますが、

8・ワー・いよいよ乗車
 

直前で、やはり止まってしまいました。

8・ワー・ギョロ
 

作戦を変え、バックさせて誘導すると、今度は一度で、成功。

箱の中におさまったワークに、最後のニンジン。

いえ、不安いっぱいのワークはそれどころではなく、窓から外を見たり、匂いをかいだり、とにかくそわそわ。

馬運車のエンジンがかかったので、私はあきらめて、小さな横扉を閉めました。

「元気で、頑張るんだよ!」

8・ワー・行ってしまった
 

いななく声に、エールを送ります。

急に寂しくなったのは、残った馬たちが、再び放牧に出された午後のことでした。

8・ワー・1頭減った放牧地
 

昨日までいた放牧地に、ワークの姿だけがありません。

ふっと寂しくなり、「無事に着いたかな」と、遠い育成牧場の様子を頭に思い浮かべます。

新しい場所、知らない人たち。

この試練を乗り越えれば、また一歩、競走馬へと近付いていくことでしょう。


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関連タグ : ダイワメジャー, SeaTheStars, エンパイアメーカー, ダノンシャンティ, ワークフォース, ステイゴールド, ハービンジャー, キングカメハメハ, , バゴ,

 2月生まれの1歳ワークフォース牝馬が、巣立ちの時を迎えました。

「明日、移動」と言われ、思わず撮った、放牧地の姿。

8・ワー・仲間たちと前日
 

当たり前に思っていたこの風景が、明日には消えてしまうのかと思うと、妙にしんみりしてしまいました。

そして、移動の朝。

早朝4時半に起き、集牧前の放牧地に向かいます。

このところ毎日、曇天の朝でしたが、すっきり晴れ、寒いくらいの気温。

彼女の門出を祝うかのようで、気持ちは晴れやかでした。

私の姿を見つけ、颯爽と歩いてくる牝馬たち。

8・ワー・ステイと共に
 

ワークフォース牝馬と、相棒のステイゴールド牝馬。

ニンジンが大好きだったワークのために、”お別れ”のニンジンを用意していました。

放牧地に一歩入ると、4頭にわさわさと取り囲まれ、大好物の取り合いに。

なくなっても、まだ私から離れないワーク。

8・ワー・集牧前の顔
 

とにかく、意志のはっきりした芯の強い仔でした。

少しずつ太陽は昇っていき、」明るくなる放牧地。

8・ワー・少しずつ陽が
 

すぐ隣に、同じく昼夜放牧を終えた、当歳馬たちがいました。

8・ワー・隣の放牧地
 

しばらく、そちらを眺めた後、再び私の方へ来るワーク。

8・ワー・来る
 

服の袖を引っ張り回すので、そのままにしておくと、油断した瞬間、腕をがぶりと噛まれます。

傷跡は、良い思い出となるでしょう。

8・ワー・ワーク顔
 

ふと気が付くと、隣に彼女の母馬の姿がありました。

8・ワー・隣のお母さん
 

ワークは、彼女の初仔。

半妹のヴィクトワールピサ牝馬と、性格的にとてもよく似ています。

8・ワー・半妹
 

母は、最初に産んだ我が仔が、今日、ここを巣立っていくとも知らず、のんびり、大あくび。

初仔との思い出は、まだ残っているでしょうか。

仲良しの牝馬仲間たちは、グルーミングを始めました。

ステイゴールド牝馬と、ディープインパクト牝馬。

8・ワー・グルーミング1
 

ステイとワーク。

8・ワー・グルーミング2
 

ステイは、私が目の前にいるにも関わらず、なかなか集牧してくれないのに腹を立て、突然走り出しました。

8・ワー・ステイ1
 

彼女は、突発的に、跳ね回ることがよくあります。

8・ワー・ステイ2
 

「さすが、ステイゴールド産駒!」といったところでしょうか。

8・ワー・ステイ&ワーク
 

触発されて、みんなも駆け始め、静かな放牧地が、一気に躍動。

8・ワー・駆ける
 

一番の相棒、ワークのところへ駆けてくるステイ。

8・ワー・仲間たち
 

ワークにとっては、これが、正真正銘、友達との最後の交わりとなりました。

8・ワー・ワーク&ステイ
 

スタッフが、出入り口にやって来たのを見て、反応する2頭。

8・ワー・出入り口を見る
 

賢い4頭は、一斉に出入り口へと駆けていきます。

8・ワー・駆けていく
 

リードするのは、たいていワーク。

行儀よく横一列に並び、集牧を待つ面々。

8・ワー・行儀の良い牝馬たち
 

ちらっと振り返るハービンジャー牝馬。

8・ワー・ハービン牝
 

こうして、ワークと仲間との最後の放牧が終わりました。

(後編に続く)


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8月に入ると、北海道も夏本番。

草木が生い茂り、虫も魚も元気に動き回っています。

8・夏・早生まれ遠景
 

牧場の早生まれグループは、もう生後5ヵ月。

すっかり大きくなりました。

なかなか友達をつくれなかった、紅一点のワークフォース牝馬。

8・夏・3頭
 

このところ、みんなと行動を共にするようになりました。

何しろ、大柄な牝馬。馬格では誰にも負けません。

徐々に、自信がついてきたのでしょうか。

歩いてやって来たのは、エンパイアメーカー牡馬。

8・夏・エンパイア
 

彼は、基本的に穏やかな性格なので、こどもでも大丈夫。


触っても、その場でじっとしているので、噛まれる心配はないのですが・・・。

8・夏・メジャー来る
 

「うわっ、こっちは逃げないとダメだ!」

口に草をくわえつつ、やって来たダイワメジャー牡馬。

彼は、噛むことが大好きなので、すぐに柵の外へ避難します。

先日も、帽子をとられて、この通り。

8・夏・メジャ帽子
 

とにかく遊ぶの大好き、かじるの大好き、人間大好きな牡馬なのです。

エンパイアとメジャー。

8・夏・エン&メジャ
 

柵の外へ出た人間を追いかけてきたのは、SeaTheStars牡馬。

8・夏・シーザ
 

「なーんだ。もう行っちゃうの?」

ちょっと残念そうな顔で、柵から頭を引っ込め、また走っていってしまいました。

そして、ワーちゃん。

8・夏・ワーク
 

牝馬だからと思って安心していたら、口でパクッとやられます。

さすがに、毎日のようにメジャーに噛まれていると、自然とこうなってしまうのかもしれません。

外見も行動も、いつの間にか牡馬のようになってしまった彼女。

8・夏・ワーク&メジャ
 

実は、いまだに、後ろから母乳をもらっています。

”後ろ飲み”スタイル。

8・夏・後ろのみワー
 

きっと離乳まで、このスタイルで、飲み続けることでしょう。

不思議なクセは、5ヵ月経っても直りませんでした。

8・夏・みんなで
 

母と共に草を食む、ダイワメジャー牡馬。

8・夏・親子で
 

SeaTheStars牡馬。

8・夏・親子
 

新米ママたちの子育ても、少しずつ終わりが近付いています。





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ワークフォース牝馬の放牧地。

3・ワー・近寄る
 

この角地は風がさえぎられるため、 馬のたまり場となるところ。

私が入ると、じっと見ていたワーちゃんが、少しずつ近付いてきました。

触られることに慣れてきたので、もう大丈夫。

どこをなでても逃げることなく、じっとしています。

産毛はとても柔らかく、心地よい手触り。

手を出すと、手袋を引っ張って遊び始めたので、嬉しくなっていると・・・。

母馬が、「ブブブブ」と仔を呼び、それに応えたワーちゃんは、すぐに母のもとへ行ってしまいました。

3・ワー・母
 

ちゃんと、親子のやりとりや掟がある様子。

人間に夢中になり始めた我が仔を、「もうそれぐらいにしなさい」とさとす新米母さんに、グッときました。

そして、授乳タイム。

3・ワー・後ろ飲み
 

気付いたら、いつもこの”後ろ飲み”スタイル。

どう考えても飲み辛いはずなのに、こうやって首を曲げて飲むのが、彼女のスタイルなのです。

牧草のところへ親子で移動してからも、人間が気になっているワーちゃん。

3・ワー・気になる
 

「遊びたいよぉ!」

知らんぷりの母の周りを一生懸命跳ねて、アピールしていました。

3・ワー・跳ね回る
 

そして、「またやってる!」

3・ワー・また
 

お得意の後ろ飲み。

「いやぁ、何かおかしいかしら?」

3・ワー・興味
 

またやって来て、今度は帽子の匂いをかいだり、手袋をなめてみたり。

女の子らしい、優しい仔の印象。

そのうちに、母と共に、雪の間から顔を出す青草を食べ始めました。

3・ワー・母と
 

ここで・・・・。

川の方から聞こえてくるミケの声。

「あら?こんなところにいたっけ?」と、何度もミケの名前を呼ぶものの、姿は見えず。

声は同じところからしているので、そちらをよく見てみると、なんと、ミヤマカケスがミケのものまねをしていたのでした。

3・ワー・ミヤマカケス
 

これには、大笑い。

いわゆる猫のまねではなく、まさしく「うちのミケ」の声で鳴いていたカケスくん。

この冬、ずっと牧場で過ごし、いつの間にかミケの声をマスターしたらしいのです。

「君は、まさに牧場のカケスだね!」

春、山に戻り、そこでもミケのものまねをするのかと想像すると、ふき出してしまいます。

そんな私に、また背後から、ワークフォース牝馬。

3・ワー・あそぼ
 

「ねえ、あそぼ!」

本当に素直そうな瞳。また、そこを離れられなくなりました。


関連タグ : ワークフォース,

 生後10日を過ぎたワークフォース牝馬。

母と一緒に、大きめのパドックに移動。

くもり・母と
 

最初のうちは、母について歩きますが、そのうちこらえきれないように、弾け始めます。

勢いよくダッシュ!

くもり・元気よく
 

四つの肢をめいっぱい伸ばして。

くもり・駆ける
 

牧草の山だって、なんのその。

くもり・ひょいっと
 

まるで障害物をジャンプするかのように、華麗に動き回ります。

母馬がやって来たのでリンゴをあげると、不思議そうに凝視。

くもり・瞳
 

リンゴの果汁がついた手を近付けると、くんくんと匂った後に、その手をぺろぺろとなめてくれました。

甘い香りがしたのでしょうか。冷えた手にはとても嬉しいぬくもりでした。

昨夏に収穫した牧草を、母をまねて、一生懸命かじっています。

くもり・牧草
 

まだ上手に食むことはできませんが、この頃は、草を口にする頻度が高くなってきました。

再び思い立ったようにジャンプし始め、辺りを走るワーちゃん。

くもり・ピョン
 

寝起きは上手になり、いきなりバタンと居眠りを始めることもしばしば。

くもり・居眠り中
 

今度は、屋根からの落雪の音で、飛び起きました。

「じゃ、ついでに草でも食べようかな」

くもり・草を食べる
 

動きが活発になった仔馬は、見ていて飽きません。

時折姿を見せるアカゲラが、珍しく雪面に降り立ちました。

くもり・アカゲラの♂
 

3月。雪解けが進むと、こうして里に下りていた野鳥も山へ帰っていくでしょう。

少しずつ春の足音が聞こえてきています。


関連タグ : ワークフォース,