ゼンノロブロイ’12♀

ここでは、「ゼンノロブロイ’12♀」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・02-15  ※こんな日は
 ・02-14  ※お知らせ
 ・02-13  ※穏やかな日の幸福
 ・02-10  ※父ヘニーヒューズの牝馬、誕生
 ・02-07  ※久々の展示会

爽やかな秋晴れの下、馬運車は、育成牧場へ到着。

ゼンノロブロイ牝馬が下りてきました。

9・後編・ロブ下車
 

育成牧場のスタッフの方にひかれ、初めて見る風景。

9・後編・初めて見る風景
 

緊張した様子もなく、静かに歩いていきます。

9・後編・厩舎へ
 

厩舎に入ったのでついていくと、馬房の看板には、もうちゃんと彼女の名前が記してありました。

「ここはどこ?」 そんなふうに鳴き始めるロブ。

隣には、なんと一つ上の半姉、2歳ディープインパクト牝馬。

9・後編・隣に姉
 

あの彗星のような星が特徴の、4月生まれディープがいました。

入厩に備え、最終調整中。

9・後編・ロブの姉
 

来月には、彼女の誕生に立ち会った調教師さんの所へ行く予定になっています。 

そして、一足先にその厩舎へ入るのが、2歳シンボリクリスエス牡馬。

サクセスブロッケンの全弟です。

彼が”来週にも移動”ということで駆け付けたわけですが、会うのは約9ヵ月ぶり。

あいかわらずの巨体、というよりもっと大きくなっていて、迫力満点でした。

9・後編・クリス
 

「大丈夫ですか?危ないから、廊下でもいいですよ」 と、笑いながらリーダーが口をはさんだ通り、外に出ると大暴れ!

9・後編・大暴れ
 

でも、担当の方は慣れたもので、笑顔でクリスを立たせていました。

9・後編・クリス背後から
 

体もパワーも人一倍。

走ってどうなるかは、お楽しみ・・・ということで、デビューの日を待ちたいと思います。

9・後編・馬房へ
 

馬房に戻ったクリスに、持参したニンジンを見せると、喜んで食べてくれました。

表情もおだやかで、「もしかしたらまだ覚えてくれているかな・・・」と、一人にんまり。

さて、この育成牧場には、前日に1歳ディープインパクト牝馬が移動していったばかりでした。

「どこにいるんだろう?」 

スタッフさんに聞くと、サンシャインパドックを案内してもらいました。

9・後編・サンシャインパドック
 

ちょうど厩舎に入る時間だったので、邪魔にならないよう、静かに見守ります。

9・後編・ディープ馬房へ
 

「なんだか、こっちを見ているかも・・・」

前日別れたばかり。カメラをかかえて立つ人間なんて、私しか知らないはず。ピンときたのでしょう。

9・後編・振り返りつつ
 

でも、一日で、しっかりこの牧場の顔となっています。

9・後編・厩舎へ向かう
 

運んだばかりのゼンノロブロイ牝馬と同じ建物でした。

しかも、向かい合わせ。

9・後編・ロブとディープ
 

大親友ロブの声を聞いて、突然ディープが騒ぎ始めます。

互いに鳴き合う2頭。

私は廊下に周り、ディープの担当の方に事情を説明しました。

前日到着したばかりのディープ。

9・後編・馬房で
 

すでに馴致を行っていますが、全姉のフィリアと違い、神経質で扱いづらいということでした。

確かに、変化に敏感で、ピリピリしたところのある馬。

慣れるまで、大変かもしれません。

「こっちのロブロイは、姉と違って、落ち着いていますよ」と私が話すと、姉(彗星ディープ)は、繊細な馬だと教えてもらいました。

姉妹でもいろいろ。その性格が、競馬場に行ってどう表れるのか、注目したいと思います。

帰る頃、飼い葉の準備をしているスタッフさんを見て、暴れている馬がいました。

9・後編・やんちゃクリス
 

もちろん、それは、やんちゃ者のクリスです。

「早くちょうだいよ!」

前肢で馬房をガンガンたたいたり、尻っぱねしたり。

あいかわらず我が強く、人間臭い馬。

個性が強すぎて心配になるほどですが、愛着はますます増します。

どうか、期待通りの走りを見せてくれますように・・・。

そして、すぐ近くの牧場で、2歳ディープインパクト牝馬(3月生まれディープ)とも懐かしの対面。

9・後編・ディープちゃん
 

デビューが近付く2歳馬たちと、調教が始まる1歳馬たちと。

大きな節目に立っている生産馬たちを、これからも遠くから見守っていきます。


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 朝日に照らされ始めた放牧地を歩いてくるのは、ディープインパクト牡馬。

9・育成・ディープ牡
 

いよいよこのグループからも、育成牧場へ出発する者が出てきました。

集牧の合図で、我先にとやって来るのは、いつもキングカメハメハ牡馬とディープ。

9・育成・キンカメほか
 

この2頭を先に出してから、ほかの牡馬たちを厩舎に入れます。

9・育成・タイム&黒ディープ
 

昨日、育成牧場へ出発したのが、左のブライアンズタイム牡馬。

今年の4月から約5ヵ月育成しました。

父はこの春亡くなってしまったので、貴重な産駒。

丸顔で、ずんぐりした体型。友達を噛むのが大好きな、やんちゃ坊主でした。

9・育成・タイム
 

午前6時過ぎ。集牧の後、手入れを行い、記念撮影。

9・育成・タイム横
 

馬運車へ向かうタイムを、同グループの牡馬たちが見送りました。

9・育成・去るタイム
 

そして、午前9時には、昨年の3月に生まれたゼンノロブロイ牝馬。

9・育成・ロブ
 

彼女が向かう育成牧場には、2歳のシンボリクリスエス牡馬(サクセスブロッケン全弟)がいて、来週にも栗東へ移動するという情報が入ったため、急きょ私も同行することに。

素直で穏やかな性格のロブちゃんと共に、馬運車で移動します。

9・育成・ロブ顔
 

直前の手入れをしている最中、ほかの馬房をのぞくと、みんな昼夜放牧明けのまったりモードでした。

ディープインパクト牡馬。

9・育成・ディープ牡馬房
 

キングカメハメハ牡馬。

9・育成・キンカメ牡
 

彼は、ロブロイの幼馴染み。とても仲が良い2頭だったことを、思い出します。

すると、むっくりと立ち上がり、外の景色を眺め始めました。

9・育成・キンカメ外を見る
 

ロブは、出発の準備が整い、体重計へ。

9・育成・ロブ体重計
 

430㎏のしっかりした体型に育った彼女。

記念撮影のために、芝生へ出されるロブを、キンカメくんが見つめます。

9・育成・ロブを見守るキンカメ牡
 

昨年の10月にグループを分けてから、接することのなかった2頭。

もう覚えているはずもないでしょう。それなのに、「もしかしたら」と思わせる、優しい視線でした。

立派に成長し、母や兄・姉と同じ厩舎へ入れることになったロブちゃん。

9・育成・ロブ横
 

堂々と歩き、見事なまでに何の躊躇もなく、馬運車に入っていきました。

9・育成・ロブ馬運車へ
 

「偉い馬だ!」と、リーダーもほめ言葉。

仲間の1頭だったシンボリクリスエス牝馬が見送ります。

9・育成・クリス
 

エンジンがかかり、いよいよ出発。まぶしい太陽に照らされ、この後で久々に再会する2歳馬たちのことを思うと、ワクワクしてしまう私でした。

(後編に続く)


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週間天気予報に雨マークばかり並ぶようになりました。

俗にいう「蝦夷梅雨」。

昨晩は、雷の恐れもあったため、昼夜放牧をやめ、全馬、厩舎の中で過ごしました。

今朝は、休養ばっちりで、さぞ元気に放牧地を歩いているだろうと思った1歳馬。

雨が上がったのでのぞきにいくと、皆で集まって丸くなっています。

7・友・朝の休憩
 

体が昼夜放牧のリズムに慣れてしまったのでしょう。

 朝は、休む時間。

そんなふうに、目をつぶり、静かな時を過ごしていました。

仲間と寄り添い合う姿は、何とも言えません。

実は、3日前にこんなことがありました。

挫せき(石など硬いものを踏み、蹄底を傷めること)で舎飼いとなった、ゼンノロブロイ1歳牝馬。

彼女が放牧地に出て来ないことで、仲間たちは大騒ぎ。

「どうしたの?」「おいでよ!」

そんなふうに、出入り口の前を動かず、鳴き続けるのは、シンボリクリスエス牝馬、ハービンジャー牝馬、ディープインパクト牝馬でした。

7・友・声のする方に
 

彼女たちが離れ離れになるのは、昨年の10月に合流してから初めてのこと。

あの頃は、よそ者扱いされていたロブ。

半年以上を共に暮らしたことで、しっかりと友情が生まれていたのです。

厩舎内のロブちゃん。

7・友・ロブ
 

仲間の呼び声に反応して、鳴き返します。

7・友・鳴くロブ
 

一番の相棒、ディープインパクト牝馬が、一段と大きな声を出していました。

7・友・一番の相棒
 

クリスとハービンも、気になる様子。

7・友・クリスとハービン
 

その後もしばらくは仲間を心配してたたずむ3頭でしたが、翌日には、いつもの平穏を取り戻していました。

7・友・入口で
 

3日間の舎飼いの後、放牧地に復帰したロブちゃんとその仲間たち。

7・友・起きた
 

みんな起きてきました。

隣の放牧地に目をやると、奥の方で、コンデュイット牝馬、キングカメハメハ牝馬の2頭と栗毛のロブロイ牝馬、デュランダル牝馬の2頭が、並んでグルーミングをしている様子も見られます。

7・友・ダブルグルーミング
 

今日はパドック放牧のシルエットも、あの頃、仲間たちと仲良く群れ遊んでいたものでした。

7・友・シルエット
 

1歳牝馬。乙女たちの友情が垣間見える、この頃です。


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日曜日の夕暮れ時、日高山脈の美しい冠雪を発見しました。

11・牝・冠雪
 

そういえば、先日、大量の雪虫(トドノネオオワタムシ) が舞っていたことを思い出します。

山はもう冬。この辺りも、一気に、晩秋の趣に変わってきています。

3月生まれの当歳牝馬グループ。彩りの山をバックに、静かに食事中。

放牧地に一歩入ると、早速、近くにいたハービンジャー牝馬が、歩いてきました。

11・牝・ハービン来る
 

大柄なハービンは、あいかわらずのお転婆。人の姿を見れば、何かいたずらしようとやって来るのです。

こちらは、黒鹿毛のゼンノロブロイ牝馬。

11・牝・ロブ来る
 

彼女の場合は、「やっと来てくれた!」といわんばかり。

まだ”ひとりぼっち”の感覚があるのか、嬉しそうな顔をして、そばでじっとしています。

しかし、目の前にはハービンもいて、彼女の迫力に「うわっ!」

11・牝・うわっ
 

威嚇されているわけではありません。とにかく大きいのです。

もともと一緒のグループだった3頭と後から入ってきたロブ。

互いに少しずつ慣れ、仲間になり始めているのは確か。

紅葉の樹をバックに、ディープインパクト牝馬とロブ。

11・牝・ディープとロブ
 

うまく紅葉を入れようと頑張っている私の横で、先ほどから、ゴトンゴトンと柵をたたいている馬は、ハービンでした。

11・牝・いたずらハービン
 

「遊ぼう!ずるいよ、ひとりだけそっちに行って」とでも訴えているのでしょうか。

上手に、真ん中の柵に蹄をかけると、わざと音を立てます。器用で、不思議な女の仔。

そんな友達をちょっと敬遠気味のロブではありますが、

11・牝・追うクリス
 

ディープには、積極的に近付いているようです。

11・牝・匂いをかぐ
 

シンボリクリスエス牝馬にも挨拶を試みるロブ。

11・牝・クリスに
 

幼馴染みとの仲間意識が強かったクリスも、次第にロブを威嚇しなくなりました。

11・牝・クリス
 

時には、もみくちゃにされながらも、たくましく生きているロブちゃん。

11・牝・仲間と
 

少しずつ、みんなとの距離を縮めていっています。

11・牝・3頭並んで
 

3頭が見ているのは、向かいの放牧地の4月生まれ牝馬たち。

5月生まれの新入りデュランは、またまた目の前で大あくび。

11・牝・あくび
 

マイペースな姿に、思わず、心もなごみました。

関連タグ : ディープインパクト, ハービンジャー, シンボリクリスエス, ゼンノロブロイ,

 3月前半生まれの牝馬グループに、ゼンノロブロイ牝馬が加わりました。

10・試練・4頭
 

3月末生まれのロブちゃん。今まで一緒だったキングカメハメハ牡馬との別れです。

私の姿を見つけると、何か言いたげに、まっすぐ前進。

10・試練・ロブ
 

柵越しに背中をさすってあげていると、すぐにほかの3頭も来たので、いたたまれず移動していきました。

好奇心旺盛のハービンジャー牝馬が、あとを追いかけます。

10・試練・ハービンに
 

大柄でしつこい性格のハービンちゃん。彼女に追われてうんざりする気持ちは、私にもわかります。

知らない仔ばかりに囲まれ、不安そうなロブ。

10・試練・ロブ目線
 

この後、威嚇してきたのは、意外にもシンボリクリスエス牝馬でした。

「あなた、誰?あっちに行きなさい!」

10・試練・クリスに
 

小さく尻っぱねして、少しばかり抵抗するロブ。

10・試練・抵抗
 

「なんだろうね、あの仔」 ハービン、クリス、ディープの3頭は、身を寄せて、考えています。

10・試練・談合する3頭
 

昨日まで一緒だったディープインパクト牡馬がいなくなり、代わりに入ってきたのは知らない女の仔。

混乱するのもわかります。

でも、たったひとりで入れられたロブの心境も、察するに余りあり。

10・試練・ロブの目
 

見つめられ、じっとしていられないロブ。

10・試練・見つめられ
 

呼ぶと本当に嬉しそうに歩いてくるところが、なんともけなげで、たまりませんでした。

10・試練・ロブ来る
 

ずっと見ていると、ただ1頭、ディープインパクト牝馬には、少し心を許している様子がわかります。

10・試練・ディープとロブ
 

最初からすんなりとはいかなかったけれど、徐々に慣れていくはず。

ミケがやって来て、馬たちもそれに気を取られ、時間が過ぎていくと・・・・。

10・試練・ミケ
 

再び皆、草を食べ始めました。

10・試練・草を食べる
 

離乳から再びの試練。日々、キンカメくんに鍛えられたロブなら、すぐに乗り越えてくれると信じています。


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