ハービンジャー’12♀

ここでは、「ハービンジャー’12♀」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて
 ・06-01  ※ベストパートナー
 ・05-31  ※2歳戦を前にして

昨日の朝は、20度以下まで気温が下がりました。

前夜、満天の星から時折降ってくるペルセウス座流星群に歓声を上げ、そのまま抜けるような青空で始まった朝。

放射冷却現象を肌で感じる朝でした。

こんな時は、仔馬たちがはしゃぐはず・・・・と、厩舎作業からちょっと抜け出し、 放牧地へ。

8・秋・放牧地へ
 

当歳馬は、雨の日が続いた頃から夜間放牧をやめているため、朝、放牧地へ出ていきます。

朝日の色に、今年初めて秋の気配を感じました。

8・秋・駆けていく
 

さて、このグループは、早生まれ組。

厩舎では、親仔で、隣り合わせた個室の馬房を使っていますが、仔馬の部屋のボロが、最近、目を見張るほど大きくなりました。

皆、しっかりと成長し、自立の段階へ来ていることを表しています。

ディープインパクト牡馬。

8・秋・ディープ牡走り
 

このグループ唯一の牡馬。

個性の強い牝馬たちに押され気味でしたが、最近はもっぱら男らしくなりました。

シンボリクリスエス牝馬と共に。

8・秋・クリス&ディープ牡
 
ちょっかいをかける相手は、たいていクリスちゃん。

そして、やられる相手は、ハービンジャー牝馬。

8・秋・ドアップ
 

ハービンちゃんの強い個性は、あいかわらずで、暇さえあれば、誰かに何かをしようとうろうろ。

座っている私の帽子をとって振り回した後は、厩舎作業用の軍手まで引き抜き、ブランブラン。

8・秋・今度は軍手
 

とにかく、いつも突拍子もないことをしてくるので、油断が出来ません。

ディープインパクト牝馬は、前日、パドック放牧だったためか、一心不乱に青草をムシャムシャ。

8・秋・ディープ2頭
 

誰が何をしようが、とにかく自分のペースで、ただ黙々と草を食べていました。

こちらでは、またまたハービンちゃんにつかまったディープくんが、逃れようと必死。

8・秋・ディープ牡&ハービン
 

しかし、そんなハービンにも苦手なものはあり、この後ディープちゃんの母にたまたま接近してしまったものだから、さあ大変!

口をパクパクさせて逃げていく様子は、カメラではぼけてしまったものの、あまりのギャップに大笑いしてしまいました。

ちなみに私は、彼女にほどよくなめられているため、

8・秋・ハービン
 

見つかると、突然ダッシュしてきますが、

8・秋・ハービンダッシュ
 

扱い慣れているため、うまくかわすことが出来ます。

この間も、やっぱり今日は、青草を食べるのに夢中のディープちゃん。

8・秋・ディープ牝
 

全姉たちと違って、小顔のすっきりタイプ。どんな競走馬になるのか、注目しています。

さて、そんなこんなで、少しずつ日が高くなり始めた放牧地。

8・秋・みんなで
 

馬たちは、思ったほど気温の低さにはしゃいでくれず残念でしたが、放り出してきた厩舎作業も気になるので、ここで切り上げとしました。



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先週、天気の良い日に、当歳早生まれの放牧地をのぞきにいきました。

6・ハービン・放牧地の風景 

のんびりと寝そべっているのは、ディープインパクト牡馬と牝馬、そしてそのお母さん。

そっと接近して、しゃがんでいると、「おら、おら、何してる?」

6・ハービン・顔 

斜め後ろから、ハービンジャー牝馬。

彼女は、体格が大きく、遊び方が大胆なので、牡馬のような雰囲気。

私が、ちょっと苦手に思っている存在なのです。「見つかったかぁ・・・」

すると、前からは、シンボリクリスエス牝馬。

6・ハービン・クリス 

こちらも大柄ですが、ハービンちゃんほど乱暴な性格ではないので、まだ安心できます。

2頭の相手をしていると、ディープくんは、「何してるの?」という顔で、ふにゃふにゃ。
6・ハービン・ディープ牡 

ディープちゃんは、草を口にしながら、うとうととまた寝てしまいました。

6・ハービン・ディープ牝 

そこへ、ハービンジャー牝馬。

何を思ったか、大胆にも、一緒にうとうとしていたディープのお母さんに接近。

6・ハービン・近付く 

怒られないのをいいことに、前肢を出して、コツコツ・・・なんて、いたずらまで開始。

6・ハービン・大胆 

これには、さすがのお母さんも耐え兼ね、むくっと起き上がりました。

6・ハービン・起きた 

一瞬たじろいだハービンではありましたが、後ろで控えるクリスちゃんを味方につけ、

6・ハービン・二人組 

「あのー、この仔と遊んでもいいでしょうか?」

6・ハービン・遊んでもいいでしょうか 

「あ、起きた!」

6・ハービン・あ、起きた 

しかし、ご機嫌斜めの母馬に「しっ、しっ、あっちに行きなさいよ!」と威嚇され、結局あきらめることになりました。

6・ハービン・あっちに行きなさい 

「あー、つまんない」

6・ハービン・とれた 

と思っているのかどうか、口にした草が、根っこと地面ごとごっそり抜けてしまったので、ブラブラ。

そうこうしているうちに、寝ているディープのそばに誰もいなくなったので、「しめしめ」と、遊びにいきますが、まったく起きてくれなくて、断念。

6・ハービン・ディープ寝てる 

おまけに、先ほどまでの遊び相手だったクリスまで寝てしまい、「あらら・・・」

6・ハービン・こっちも寝た 

静かな静かな放牧地。

6・ハービン・クリス&ディープ 

いえ、ハービンだけは、また次なるターゲット、先に起きていたディープくんのところへいそいそ。

6・ハービン・ディープ牡へ 

生まれた頃の警戒心は、どこへいったのかと思うほど、大胆娘に育ってきています。

関連タグ : ディープインパクト, シンボリクリスエス, ハービンジャー,

3月も残すところあと2日。晴れて暖かい朝となりました。

放牧地では、ディープインパクト牡馬が母を尻目に疾走。
4頭・ディープ牡疾走 

今朝は、ちょっとにぎやかな放牧地。

それもそのはず、ここに先日放されたシンボリクリスエス牝馬に加え、ハービンジャー牝馬も仲間入りしたのです。

お母さんどうしは、出産前まで一緒だったメンバーですが、やはり子連れとなると大違い。

子煩悩なハービンジャー母さんが、とにかく自分の仔を群れから遠ざけようと必死。

4頭・ハービン親仔 

あちらへこちらへと逃げ回り、いつもは静かな放牧地が動いていました。

シンボリクリスエス牝馬もお母さんにぴったり寄り添い、移動。

4頭・クリス母仔 

ディープインパクト牝馬は、賢い母に守られて、少し遠くから様子を伺います。

4頭・ディープ牝母仔 

みんなが慣れるまで、少しの辛抱が必要なのです。

ディープくんも、今度は母に従い歩いていました。

4頭・ディープ牡母と 

落ち着かない母さんの仔、ハービンちゃんは、大わらわ。

4頭・ハービンちゃん 

乾草をかじりながら、またまた急いで移動です。

人間の姿に気付いたディープくん。

4頭・ディープくん 

興味はあるのですが、勇気がなく、こちらまでは来られません。結構慎重派。

そんなディープくんを見つめるディープちゃん。

4頭・ディープくん見るディープちゃん 

彼女は物怖じしない性格で、とにかく誰かと遊びたくて仕方がないのですが、まだ誰も相手にしてくれず、「つまんないの」

「あそこにいる仔は一緒に遊んでくれないかしら?」

4頭・クリスちゃん見るディープちゃん 

今度は、クリスちゃんを見つめます。

そして、今朝は、キングカメハメハ牡馬も小さな放牧地に出ました。

4頭・キンカメくん 

ちょろちょろとネズミのように走ってみたり、

4頭・走るキンカメくん 

流れる川をのぞいてみたり、

4頭・川をのぞくキンちゃん 

気分は、冒険者。

私は、牧柵越しに上着を引きちぎられそうになりました。

こちらは、かなりのわんぱく、間違いなし。

4頭・人懐こいキンカメくん 

続けて生まれた仔馬たちの愛らしさに、目が離せない毎日です。

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一緒に放れていた仲間が次々と出産し、ひとりぼっちになっていた繁殖牝馬。

3・誕生4・ひとり 

とはいえ、まるで「ひとりは気楽」とでも言うように、のんびりゆったり、気まま生活を送っていた彼女。

出産予定日から9日遅れた今朝、いつもと違い、盛んに前掻きをするため、馬房に入れたところ・・・。

汗をかかずにただうずくまったり、ゴロを打ったり。

「どうも様子が違うぞ」と見守っているうちに、ブブブブと大きなおならをして、一件落着。

お腹にガスがたまり、痛くてもがいていたことが分かりました。

その後は、しらっとした顔をして、窓の外を眺めていたお母さんでしたが、午後2時半頃、破水。

しとしとと春の雨が降る中、分娩が始まりました。

仔馬の大きくて太い肢がのぞき、「今年はオトコかなぁ」と、予想します。

でも、朝がた腹痛があったり、順調ではなかったことを考えると、とにかく無事に生まれてほしいと祈るばかり・・・。

そして、母親のいきみと共に、頭が出始め、

3・誕生4・分娩中 

最後の最後だけ、少し介助すると、立派な骨格の仔馬が生まれてきました。

3・誕生4・誕生 

時間は午後2時53分。とにかくホッと安堵の瞬間です。

実は、午後3時ちょうど発走の阪神準メイン”なにわステークス”に、生産馬が出走予定で、しかも1番人気。

これを勝てば、ついにオープン馬となるため、気が気ではなかったのですが、ぎりぎりまで、仔馬を見守りました。

ハービンジャーの牝馬。

3・誕生4・母なめる 

出産後、すぐに立ち上がった母馬は、我が仔を盛んになめ、とにかくそばを離れようとしません。

「大丈夫だね・・・」

後陣痛も痛がらず元気そうなので、そこで大急ぎでテレビの前に駆けつけました。

気になっていた大外枠と重馬場と発汗。

それらが原因かはわかりませんが、人気に応えることが出来ず、5着。

今日もまた、準オープンの厳しさを思い知らされることになります。

がっくりと肩を落として厩舎へ向かうと、生まれたばかりの命は、とにかく前進しようともがいていました。

3・誕生4・20分後 

のびのびとした体つき。先ほどレースで走った馬も、5年前の4月に、ここでこうして生まれました。

時を経て、テレビの向こうで疾走する姿を見る私たち。なんとも不思議な世界です。

3・誕生4・ハービン 

乳を探しながら、母をなめていた女の仔は、1時間後ついに立ち上がり、
3・誕生4・母をなめる 

しばらくすると、本当の乳にありつくことができました。

3・誕生4・乳を探す 

周りでは、雨のため、早く馬房に入っていた仲間たちが、寝たり遊んだり。

「この仔たちが皆メインレースを走れるように頑張ろう!」

気持ちも新たになった午後の出産のひと時でした。


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