ディープインパクト’12♀

ここでは、「ディープインパクト’12♀」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・08-30  ※札幌競馬場にて
 ・07-18  ※セレクションセール
 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて

 先日中京で勝ったレッドアフレイムと同世代・5歳ディープインパクト牝馬のシードパールが、牧場に帰ってきました。

3月24日の朝7時、馬運車到着。

3・帰郷・馬運車より
 

懐かしい顔が、現れました。

牧場を去ったのは、3年半前。

あの頃から比べると大きくなりましたが、面影はそのまま。

到着当初は、不安げに辺りを見回していたパールでしたが、日が経つにつれ、この場所を思い出したようです。

3・帰郷・シード
 

大好きなニンジンをもぐもぐ。

「もっとちょうだい!」と寄って来て、離れません。

3・帰郷・パール
 

ただ一つ残念なことに、どこかで”さく癖”を覚えてきてしまったようでした。

長い競走馬生活の中で、ストレスを感じることもあったのでしょう。

繁殖牝馬として良いスタートが切れるよう、放牧やバンドで、忘れてくれることを祈っています。


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牧草収穫が無事終わり、 再び1歳馬の移動が始まりました。

午前6時に出発したのは、ハービンジャー牝馬。

夜間放牧を終え、厩舎に入って朝飼いを食べ終えたところで、廊下に出されます。

9・移動・ハービン
 

体高のある牝馬。

9・移動・ハービン顔
 

シンボリクリスエス牝馬と仲が良く、いつも一緒に歩いていました。

性格は、馬体のごとく、おおざっぱで強気。

9・移動・ハービン横
 

仲間が見守る中、馬運車にさっさと入っていきました。

9・移動・友達に見送られ
 

長い間、共に暮らしたクリスとゼンノロブロイ牝馬。

9・移動・クリス&ロブ
 

このグループにも別れがやって来ます。

午前9時には、ディープインパクト牝馬。

9・移動・ディープ手入れ
 

朝の雨もやみ、すっきりとした青空が広がっていました。

彼女は、先日勝利をあげたサクセスフィリアの一つ下の全妹ですが、姉とはあまり似ていません。

9・移動・ディープ横
 

こちらは、どんな競走馬となっていくのでしょうか。

9・移動・馬運車へ
 

繊細な性格なので、馬運車の前で少し立ち止まり、しぶしぶ乗車。

9・移動・ディープ
 

仲が良かったロブとクリスの前を通り、育成牧場へ。

9・移動・馬運車
 

さあ、そして、新たな仲間もやって来ています。

3月生まれのSeaTheStars牡馬。

9・移動・新入りシーザ
 

まさか、国内では貴重なシーザスターズ産駒をもう1頭育成することになるとは、思ってもいませんでした。

聞いた時はビックリ。そして、見てみてまたビックリ!

うちのシーザによく似ています。

パドックに行くと、近寄ってきました。

9・移動・シーザ顔
 

手にした青草も食べ、素直で人懐こい性格のよう。

とても楽しみな存在。

もちろん、近いうちに、離乳したシーザたちのグループに入る予定で、これからはダブルシーザの成長を見守ることになります。

秋の風が吹くたびに、牧場の空気が変わっていきます。


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昨日の午後、当歳の新しい仲間が2頭、到着しました。

パドックにいる、その男の仔たちを撮りに行く道すがら、顔を並べて草を食べる2頭の栗毛を発見。

11・新・栗毛2頭
 

デュランダル牝馬と栗毛のゼンノロブロイ牝馬です。

今年は鹿毛馬が多かったので、栗毛のツーショットは、なんだかとても新鮮。

新しく来た馬たちも、少しずつ生産馬たちと馴染んできています。

さて、パドックに近付くやいなや、大きなオジロワシの鳴き声が聞こえてきて、鳥好きな私は、思わずそちらに足を向けてしまいました。

葉を落とした河原の大木の枝に、確かに、冬の使者オジロワシのつがいがいます。

11・新・オジロワシペア
 

「このレンズでは、ちょっと遠い」と、牧柵に沿って、そっと歩を進めたつもりでしたが、非常に警戒心の強いオジロワシは、100m以上先にいる私をすぐに見つけると、さっと反対の方向へ飛び去ってしまいました。

野生動物の研ぎ澄まされた感覚には、手も足も出ません。

あきらめて、パドックへ。

どちらも、同じ牧場から来た、父エンパイアメーカーの牡馬ですが・・・・。

”超”がつくほどの人見知りくんたちでした。

こちらは、鹿毛のエンパイアくん。

11・新・エンパイア鹿毛
 

いつものように、青草をむしって、「おいで」と声をかけますが、来るどころか逃げる始末。

もう1頭は、黒鹿毛のエンパイアくん。

11・新・エンパイア黒鹿毛
 

こちらは、寄って来ていたので、草を差し出すと、ぷいっと横を向いてしまいました。

「うわーっ、久々に来たな!気難しい馬たち!」

そんな気分でした。これから、どこまで人を信頼させることが出来るか、スタッフ全員の腕の見せ所。

馬運車に載せてくる時もひと騒動だったらしく、ひいても我がまま。

とにかく、馴致に時間を要しそうな馬たちですが、皆で頑張ります。

そうこうしているうちに、すっかり太陽が陰ってしまいました。

放牧地に入ると、すぐにやって来たのが、キングカメハメハ牡馬。

11・新・キンカメ牡
 

青いもくしが少しまだ大きいのか、決まっていません。

バゴ牡馬。キンカメくんに、少しいじめられながらも、あいかわらず人懐こく、元気にやっています。

11・新・バゴ
 

こちらは、さすがのディープインパクト牡馬2頭。

11・新・ディープ2頭
 

そろそろ同じ父の匂いに気付いたのでしょうか。

向かいの放牧地から、顔を出しているのは、ゼンノロブロイ牝馬とシンボリクリスエス牝馬。

11・新・ロブ&クリス
 

ロブちゃんは、一段とみんなと仲良くなっている様子。

ディープインパクト牝馬が、「あれ?」という顔で、こちらを気にしているので、「なんだろう?」と思っていると・・・。

11・新・ディープ牝
 

突然、尻っ跳ねして、駆け出しました。

ついていくほかの牝馬たち。

11・新・突然駆ける
 

牡馬たちも、それに反応して駆け出し、ますます疑問に思っていると・・・・。

ようやくその意味がわかりました。

ハービンジャー牝馬とディープが、柵ごしに熱い視線を送っていたのは、

11・新・ハービン&ディープ
 

向かいのディープインパクト牡馬。

11・新・ディープ牡
 

彼も、小さな声でブブブブとつぶやき、「ああ!幼馴染みの顔をまだ覚えているんだ!」と、納得。

11・新・ディープ牝のぞく
 

車が通るほどの道路をはさんでいるので、距離にして、十数メートル離れているのに、相手の顔がきちんと識別できたのでした。

11・新・ディープ鹿毛
 

牡馬と牝馬を分けてから、はや二十日以上経過。彼らの記憶力を侮ってはいけないことを知ります。

さすがに、互いに泣き叫ぶほどの未練はないようでしたが、彼らの持つ研ぎ澄まされた精神に、小さな感動を覚えました。



関連タグ : デュランダル, ゼンノロブロイ, エンパイアメーカー, キングカメハメハ, バゴ, ハービンジャー, ディープインパクト, シンボリクリスエス,

 幼稚園が休園の長男と、栗拾いを兼ねて、出向いた放牧地。ガサゴソと落ち葉をかき分ける音に、ディープインパクト牡馬が反応しました。

11・牡・3頭で
 

ペースメーカーの乗馬を抜き、3頭となった当歳牡馬たち。

どんな様子か、さりげなく観察していると・・・。

寄り添っていることが多いのが、この2頭。

11・牡・仲良し
 

黒鹿毛のディープくんとキングカメハメハ牡馬は、相性が良いと見え、2頭で、仲良く遊んでいます。

鹿毛のディープくんは、その表情と行動から、「どうしてこんなヤツらと一緒にさせられてるんだよぉ!」と、どこか遠くを眺め、2頭に八つ当たりしているようでした。

こういう時は、それぞれの性格が、よく見えてきて、「なるほど」と思います。

馬格があり、自尊心が高い、鹿毛ディープ。

やんちゃながら、大らかで優しいキンカメ。甘えん坊の黒鹿毛ディープ。

11・牡・仲良し2頭
 

少しの時間、観察して感じた印象なので、それが彼らのすべてではなく、これからまたどんどん変わってくるものだとは思いますが、個性的で、それぞれに愛着を感じます。

鹿毛ディープに追われるようにして走り出した面々。

11・牡・走る
 

一見おとなしそうな仔が、闘志をあらわにしたり、もちろん、秘められた部分もたくさんあり。

11・牡・走る2
 

どんな競走馬となっていくのでしょうか。

母の性格、父の性格、環境。色々な背景のもとに、つくり出される彼らの性格。

11・牡・歩く
 

また、小競り合いが始まりました。

11・牡・小競り合い
 

鹿毛のディープくん。小さい頃は、少しひ弱なイメージでしたが、ここ数ヵ月でずいぶん変わりました。

11・牡・ディープ牡
 

勇ましく、元気。それでいて、人間の手をぺろぺろなめる、かわいい一面もあり。

11・牡・ディープ牡顔
 

こちらは、完全に協調ムードの2頭。

11・牡・ディープとキン
 

みんなの表情を見ていると、とにかく面白く、時間が経つのを忘れてしまいます。

先ほどから、「早く行こうよ!」と私をせかしていた長男が静かになったので、ふと見ると、発見したキツネの穴掘りに夢中の様子。

11・牡・何してる?
 

それを見つけた馬たちの様子も面白く、ついつい笑ってしまいました。

近く、新しい牡馬が到着予定で、まだまだ目が離せない、男所帯。

11・牡・3頭
 

深まりゆく秋と共に、彼らの色もどんどん変わってきています。


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1歳馬たちが続々と出発していく中、当歳馬たちにも、いよいよ母との別れが近付いていました。

金曜日、厩舎で母馬の整歯を行った後、 放牧。

早生まれ4頭グループのうち、ディープインパクト牝馬、牡馬、ハービンジャー牝馬の母が、外に出されました。

途端に騒ぎ出す、仔馬たち。
DSC_3589・離乳・ディープ&ハービン 

母親が連れていかれた方向を見て、いなないたり、走ったり。

9・離乳・ハービン
 

今回、子守り役として残されたのは、シンボリクリスエス牝馬の母。

しばらくは、駆け回る仔馬たちに、後ろから付き添っていましたが、

9・離乳・直後
 

ひと段落すると、我が仔にぴったりとくっついていました。

9・離乳・クリス母と仔
 

ディープインパクト牡馬。

9・離乳・ディープ牡
 

ディープインパクト牝馬。

9・離乳・ディープ牝
 

とびきり騒いでいたのが、このディープちゃんです。

「どうしてお母さんがいないの?」 気持ちを示す、アクションの大きいことといったらありません。

彼女についていく、ディープくんとハービンちゃん。

9・離乳・3頭駆ける
 

不安そうに立ち止まる3頭に、クリスも近付いていきますが・・・・。

9・離乳・クリスも加わり
 

やっぱり駆け出すディープ。

9・離乳・ディープ牝走る
 

「お母さんは、どこぉ?」

9・離乳・ひとり走る
 

がむしゃらに消えた母をさがしまわるディープの様子は、見ていて心が痛みました。

9・離乳・探す
 

クリスの母のもとに集まるディープくん、ハービンちゃんをよそに、1頭だけで駆けているのがディープ牝。

9・離乳・少し落ち着いた2頭とディープ
 

向かいの放牧地で、まだまだ母と一緒に歩いている、キンカメ・ロブロイグループが、やけに幸せそうに見えます。

9・離乳・キンロブたち
 

「もしかしてお母さんでは?」と、立ち止まるディープくんに、

9・離乳・ディープ牡顔
 

「何してるのよ。遊ぼうよ!」と、ひとり無邪気に交わろうとするクリスが、対照的でした。

9・離乳・無邪気なクリス
 

我が仔と離されてしまった母馬たちは・・・・。

9・離乳・母たち
 

やはり、初仔であったディープインパクト牡馬の母のショックが一番大きかったようで、一晩中聞こえてくる悲しげな鳴き声に、何度も目を覚ますことになりました。



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