2012年産馬

ここでは、「2012年産馬」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・02-15  ※こんな日は
 ・02-14  ※お知らせ
 ・02-13  ※穏やかな日の幸福
 ・02-10  ※父ヘニーヒューズの牝馬、誕生
 ・02-07  ※久々の展示会

 土曜日に、カッコウの初鳴きを聞きました。

耳をすませば、そのバックコーラスに、ツツドリ・オオヨシキリ・ノビタキ・ウグイスなどなど。

新緑が増し、1年で最も過ごしやすい時期。

夏鳥たちの到来で、気分は一気に夏モードです。

そんな折、2歳馬たちの移動の情報も舞い込んできました。

調教師さんのチェックを受け、二重丸で栗東へ運ばれることになったのは、2歳ゼンノロブロイ牝馬。

もう1頭、2歳キングカメハメハ牝馬も、別の調教師さんから、高評価を得て、移動が決まったため、急きょ会いに行くことになりました。

雨上がりの育成牧場。

オーナーやトレーナーの出入りの激しい火曜日。

合い間をぬって、最初に見せてもらったのは、2012年生まれのキンカメちゃんです。

5・2歳・キンカメ牝歩く
 

「うわっ、大きくなりましたね!」

リーダーもしばらく見ていなかったため、感嘆の声。

一度も休むことなく順調に仕上がり、とんとん拍子で栗東方面へ向かうことになったそうです。

5・2歳・キンカメ牝
 

”かじり魔”だったキンカメちゃん。どうかこの先も順調に・・・・。

そして、黒鹿毛のロブちゃん。

5・2歳・ロブ歩く
 

性格が良く、動きも良好。母のように、早い時期からデビューできるか、楽しみになってきました。

5・2歳・ロブこちらへ
 

実は、一つ上の半姉が、やっとデビューに向け整ってきたところ。

姉妹で厩舎に・・・ということもあるかもしれません。

5・2歳・ロブ
 

また、ロブの幼馴染みで、一緒にこの牧場にいたディープインパクト牝馬は、すでに美浦へ入厩済み。

順調なら、2歳の筆頭デビューになりそうです。

牡馬は、小さい頃から評判の良かった、ディープインパクト牡馬。

5・2歳・ディープ牡
 

少し休んでいたそうですが、また乗り出しを開始。

5・2歳・ディープ牡顔
 

産地馬体検査の追加も視野に入れ、調整を進めるそうです。

5・2歳・交代
 

入れ替わりに出てきた馬は、キングカメハメハ牡馬。

5・2歳・キンカメ牡
 

昨日、挫石が見つかり、運動を休んだということでしたが、縦に大きくなっていて、驚きました。

5・2歳・キンカメ牡横
 

あいかわらず、スタッフの方が持つ綱で遊ぶなど、やんちゃな面が見え、苦笑い。

それでも、顔はみんな、少しずつ大人っぽくなっていて、成長を感じます。

5・2歳・キンカメ牡顔
 

その後、中期育成をしたディープインパクト牡馬にも会ってきました。

5・2歳・育成ディープ
 

重賞勝ち馬の弟で、評判の良いディープくん。

5・2歳・育成ディープ顔
 

そして、少し離れた1歳育成厩舎に、8日に移動した1歳ファルブラヴ牝馬がいるということで、さらに足を延ばします。

食いしん坊ファルは、21時間放牧の最中で、たくさんの仲間と共に、放牧地で休んでいました。

5・2歳・ファル
 

親切なスタッフさんが、寝ているファルをわざわざ起こし、連れてきてくださいましたが、なんだか寝ぼけまなこ。

5・2歳・ファル来る
 

5・2歳・ファルこちらへ
 

綱を放すと、私のことなど「もう覚えていないよ」というふうに、さっさとみんなのところへ戻っていきました。

5・2歳・ファル去る
 

でも、それで上等。すっかり群れの一員となり、馴染んでいる姿に、ホッとします。

さて、来月からは、いよいよ2歳新馬戦のスタート。

函館や札幌での再会を祈り、皆の活躍を楽しみに待ちたいと思います。



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関連タグ : ゼンノロブロイ, キングカメハメハ, ディープインパクト, ファルブラヴ,

 この顔に見覚えあり!

2・育成・キン♂
 

そうです。2012年生まれの2歳キングカメハメハ牡馬。

やんちゃなキンカメくん。

昨日、育成牧場へ立ち寄る機会があり、約5ヵ月ぶりに生産2歳馬たちと対面してきました。

まずは、サンシャインパドックに何頭か出ているというので近付くと、1頭の鹿毛馬がこちらを向いて大騒ぎ。

柵を蹴ってガンガン音を立てたり、伸び上がって頭を出そうとしたり。

「あれ・・・、見た顔だなぁ。もしかして、キンカメ!」

間違いありませんでした。

額に、うっすらと刺し毛が生えていて、ちょっとでこっぱち。

優しい目をしたキングカメハメハ牡馬。

2・育成・キン♂顔
 

覚えているのでしょうか。懐かしさが込み上げます。

あいかわらずのやんちゃぶりで、頼もしくなりました。

首が太くなり、体高も出てきて、まだまだ大きくなりそうな予感。

隣には、悪友の栗毛のバゴ牡馬(約10ヵ月育成)もいて、移動してからも引き続き、心の友となっているようです。

2・育成・バゴ
 

次に向かったのは、牝馬の厩舎。

ここには、3頭の生産馬がいました。

おでこが広くて、いたずら好きなキングカメハメハ牝馬。

2・育成・キン♀
 

外は風が吹き寒いので、廊下での見学。

2・育成・キン横
 

逆光でシルエットしか写りませんでしたが、体は一回り大きくなり、重厚感が増していました。

キンカメちゃんといえば、コンちゃん。仲良しだったコンデュイット牝馬は、ここにはいません。

その代わり、向かいにゼンノロブロイ牝馬がいました。

2・育成・ロブ横
 

彼女は、現時点で、動きや落ち着きなどの面でとても評判が良い馬。

2・育成・ロブ前から
 

私が声をかけ、額に手を載せると、じっと思い出すような顔をして、「やっと来てくれた」というふうに甘えてきました。

馬房に戻された後も、ずっとこちらを見つめています。

その斜め向かいにいたのは、ディープインパクト牝馬でした。

廊下に出そうとしたスタッフさんにお尻を向けてきて、いきなり気難しい面を、目の当たりにさせられます。

2・育成・ディープ牝
 

1歳時も、ピリッとしたところのある繊細な馬でしたが、さらにその性格が表に現れているよう。

この気の強さこそ、”競走本能の現れ”といきたいものです。

2・育成・ディープ牝顔
 

そして、午前の調教を終え、馬房に戻ってきたばかりのディープインパクト牡馬。

2・育成・ディープ牡横
 

評判は上々。単走から併走へと、調教の中身が変わってくると、意外なことに、寄られると嫌がるとか。

現サクセスグローリーこと、シンボリクリスエス牡馬もそういう面があったようなので、今後の練習の積み重ねで、慣れていくものと信じています。

名残惜しくて、もう一度、生産馬たちの馬房を訪ねます。

落ち着いた性格のディープくんは、やはり私のことを覚えていました。

2・育成・ディープ牡顔
 

手袋を軽く噛んでみたり、肩から下げていたバッグをかじってみたり・・・。

半年前と同じような仕草。

甘えん坊のロブちゃん。

2・育成・ロブ顔
 

かじり魔のキンカメちゃん。

2・育成・キンカメ牝顔
 

繊細ディープちゃんは、最後にやっと気付いたようで、少しだけ顔をのぞかせていました。

最後に、別の厩舎にいる育成馬たちのところへ車で移動して、ちょっとだけ見学。

中でも、当歳の秋から11ヵ月半育成した、黒鹿毛ディープくんは、走りの評判が良いようです。

2・育成・黒ディープ
 

愛想がよく、隙間から鼻を出して、「遊ぼう!遊ぼう!」と、元気いっぱい。

2・育成・黒ディープ顔
 

皆の成長をこの目で見て、ワクワク感の増した帰り道、「今度は暖かくなってから、ゆっくり来よう」と思いました。




関連タグ : ディープインパクト, キングカメハメハ, バゴ, ゼンノロブロイ, シンボリクリスエス, コンデュイット,

水曜日、刻々と出発の時間が迫る、キングカメハメハ1歳牡馬に会いに行きました。

昨夜は夜間放牧をやめたため、早朝から放牧地にいます。

友達の黒鹿毛ディープインパクト牡馬と共に、すぐに登場。

9・キン・ドアップ
 

幼い頃から、好奇心旺盛な男の仔でした。

なぜか遠くを見て、いななき始めたので、くるりと振り返ると・・・・。

9・キン・遠くを見て
 

バゴ牡馬。

9・キン・バゴくん
 

彼は、先日、管理予定の調教師さんが見に来られたついでに、もう一方のグループに入れられました。

「なんで、そっちにいるんだよぉ!」

「わかんないよ!」

9・キン・集合
 

みんなで集まり、何か語り合っています。

そのうち、黒鹿毛ディープが、今年の8月からいる新入りディープにアタック!

9・キン・ディープが2
 

今度は、キンカメを攻撃!

9・キン・今度はキンカメに
 

このグループのボスだった、鹿毛のディープインパクト牡馬が移動すると、がぜん強気になった気がします。

かわすキンカメ。

9・キン・かわすキンカメ
 

そして、反撃!

9・キン・反撃
 

「なんだか、あいつ、うるさくなったなぁ・・・・」

9・キン・うるさくて
 

再び、新入りディープを追い始めた黒鹿毛ディープ。

9・キン・今度は新入りに
 

「やれやれだ・・・」

9・キン・やれやれ
 

新入りディープも対抗しますが、黒鹿毛ディープの押せ押せムード。

9・キン・新入りくんも対抗
 

傍観者、キンカメ。

9・キン・傍観
 

なんともしつこい黒ディープでしたが、ここで「水入り」となります。

9・キン・しつこいディープくん
 

そこで、いつの間にか、キンカメが新入りディープに近付いて・・・。

9・キン・キンもディープに
 

真剣勝負の始まり。

9・キン・キン&新入り
 

立ち上がったり、

9・キン・立ち上がり
 

駆け出したり。

9・キン・走って
 

これが、出発前、最後の友達とのやりとりでした。

9・キン・最後の友達
 

時間が来て、先ほどまでの騒ぎはなんのその。

しずしずと、厩舎に向かう馬たち。

9・キン・厩舎へ
 

キンカメだけが外に出され、厩舎の廊下で、最後の手入れ。

9・キン・手入れ
 

ドドドドドドドドッと、ものすごい蹄音が響いたので、放牧地に目をやると、ディープ2頭は、再び競走中。

9・キン・続き
 

そんなこんなで、あっという間にキングカメハメハ牡馬の出発準備が整いました。

9・キン・キンカメ横
 

そしてまた、「恐るべし、キンカメ産駒!」

馬運車乗車、断固拒否!

9・キン・断固拒否
 

1週間前のキンカメ牝馬ほどではありませんでしたが、反抗はとどまるところを知らず。

なんとか乗車した、キンカメくん。

9・キン・馬運車
 

最後まで、めいっぱい暴れて、元気に出発。

思い出多き馬が、また1頭旅立ちました。


関連タグ : キングカメハメハ, バゴ, ディープインパクト,

 木曜日、金曜日と、2頭の1歳牡馬が、育成牧場へ旅立ちました。

昨年の3月に生まれた、ディープインパクト牡馬。

9・門出・ディープ牡
 

当歳時から評判が良く、管理予定以外の調教師さんに「やってみたいな」と言わせるほどの馬でした。

1歳で、クラブの馬になることが決まり、写真撮影・ビデオ撮りなど大忙し。

いよいよ移動の時を迎えることになりました。

9・門出・手入れ
 

当歳時は、病気がちで控えめだったものの、1歳時は、常にグループのボス。

1頭で厩舎にいても寂しがらず、堂々とした馬でした。

人間に対して従順で、賢い馬でもあります。

9・門出・ディープ横
 

育成牧場へ行き、ますます評判を高めてくれることを期待しています。

さて、この日は、サクセスシルエットのファンの方が偶然見学に来られていて、一緒に見送りすることになりました。

「ちゃんと乗ってくれるかな・・・」

9・門出・馬運車へ
 

先日のキングカメハメハ牝馬のように、馬運車前でひと騒動というのは勘弁・・・と思っていましたが、少し立ち止まって反抗した程度で、無事、乗車。

9・門出・乗車
 

ウルッときたとおっしゃるファンの方の横で、私は胸をなで下ろしていました。

9・門出・閉まる扉
 

叔父さんは、菊花賞馬。ほかにも三つの重賞をとり、今シーズンから種牡馬入り。

是非、彼にも頑張ってほしいと思います。

見送る仲間たち。

9・門出・見送る
 

そして、翌日は、今年の4月から預かっているエンパイアメーカー牡馬。

手入れ前に見に行くと、昼夜放牧明けで、まだ休んでいるところでした。

9・門出・エンパイア
 

目をぱちくりさせて、こちらを見つめます。

5ヵ月半という短い間でしたが、ほかの牧場からやって来た仲間たちと共に、元気に成長してくれました。

9・門出・エンパイア手入れ
 

青空の下、記念撮影。

9・門出・エンパイア横
 

馬運車に乗り、町内の育成牧場で、新たな生活を始めます。

9・門出・エンパイア馬運車へ
 

そこには、先に移動したハービンジャー牝馬やブライアンズタイム牡馬も。

皆の活躍を夢見て、1年後2年後を楽しみに待ちたいと思います。


関連タグ : ディープインパクト, エンパイアメーカー, キングカメハメハ, ハービンジャー, ブライアンズタイム,

 昨日、当歳馬3頭の離乳の前に、1頭の1歳馬が旅立ちました。

3月生まれのシンボリクリスエス牝馬。

9・牝・クリス
 

大柄で気が強く、ニンジンに目がない彼女。

9・牝・クリス横
 

目の前にニンジンを出されると、友達なんてなんのその。

蹴散らしたり、噛みついたり、怒りをあらわにして、独占しようとするクセがありました。

そんな個性の強いお姉さま。競走馬として、1年後にどんな姿を見せてくれるでしょうか。

9・牝・クリス馬運車へ
 

クリスを見送った後、残っている牝馬たちのところへ。

9・牝・3頭
 

2グループあった1歳牝馬は、移動と共に、ひとつのグループにまとめました。

生産馬のキングカメハメハ牝馬と、昨年10月から預かっているデュランダル牝馬、そして今年の8月から預かっているディープインパクト牝馬。

徐々に友達が減っていき、寂しいのか、ケンカをすることもなく、仲良く草を食んでいます。

こちらに気付いたデュランダル牝馬を先頭に、

9・牝・3頭こちらへ
 

キンカメちゃん。

9・牝・キンカメちゃん
 

新入りディープ。

9・牝・新入りディープ
 

みんなやって来ました。

育成牧場へ行くまで、あとわずか。今のうちに、仲間との触れ合いを、ゆったり楽しんでほしいと思います。

そして、程なく今日、生産牝馬では最後の1頭となったキングカメハメハ牝馬の移動。

9・牝・翌日キンカメ
 

手入れの少し前に彼女をたずね、思い切り遊んであげました。

コンデュイット牝馬と共に、遊びの天才だった、キンカメちゃん。

9・牝・キンカメ準備
 

暇な冬場に、放牧地の出入り口のカギを開けることを覚えたり、帽子や木の枝で際限なく遊んだり・・・。

9・牝・キンカメ横
 

最近は、私の手のひらをなめることを覚え、会えば首を伸ばしていました。

馬運車へ。

9・牝・馬運車へ
 

と、ここまでは非常に順調だったのですが、「入らない!」と決めたら、それはもう頑固でした。

草で誘ってもダメ。押してもダメ。鞭で追ってもダメ。後ずさりで入れようとしてもダメ。

次第にテンションが上がり、馬運車と馬積み場の間から転落するハプニング!

幸い怪我はなく、再びトライ。

キンカメの仔、恐るべし!

「うちでは、トーホウアラン(育成馬)以来の怪物だ!」と、こぼしながら、鼻ねじを出してきたリーダー。

根負けしたキンカメちゃんを、なんとか馬運車に入れることが出来ました。

おっかなびっくり、友達の一部始終を見守っていた、デュランの顔。

9・牝・デュラン
 

そして、超がつくほど頑固だったキンカメの、馬運車内の姿。

9・牝・馬運車内
 

「なんで私、こんなところに入らなきゃならないの?」

平然と、外の風景を見つめ、去っていきました。

きっと、また会いに行きます。


関連タグ : キングカメハメハ, デュランダル, ディープインパクト, シンボリクリスエス,