1歳牡馬の放牧地に行くと、元競走馬の乗用馬が私を見つけ、まっしぐら。
立派なリードホースながら、こっそり撮影しようと思っている私の計画を、いつも壊してくれます。
この放牧地は、柵で覆われているため、急いで高いところに上がり、撮影開始。
1歳馬の先頭を走って来るのは、ルーラーシップ牡馬。
2番手に、カリフォルニアクローム牡馬。
3番手は、黒鹿毛のダノンレジェンド牡馬です。
後方の2頭、青鹿毛のミッキーグローリー牡馬と、栗毛のエピファネイア牡馬。
もう1頭の栗毛が、ダイワメジャー牡馬。
栗毛の2頭は、昨年の10月に仲間入りし、ちょうど半年が過ぎました。
みんな、ニンジンが大好き。
しかし、ベテランの乗用馬が「邪魔するな!」と威嚇するため、落ち着いていられません。
牝馬と同様、あちこちにニンジンを置いて対応しましたが、あっという間になくなってしまいました。
「ごめんねー」
こちらに来た当初は食べなかったエピくん。
今では大好物で、いつも、みんながいなくなった後、「ねえ、まだあるでしょ?」と顔を出します。
ないことを察した馬たちは、やがて、草を食べ始めました。
今年は雨が少なく乾燥気味ですが、気温の上昇と共に、草が伸びています。
一心不乱。
メジャーくんも、生産馬たちとすっかり打ち解け、この姿。
それでもやっぱり、幼馴染の結束は固く、ルーとクローム。
そして、グローリーとレジェ。
いつの間にか、くっついている様子が、微笑ましく・・・。
”男の友情”というところでしょうか。
放牧地を去ろうとする私を見つけ、再び追いかけて来たみんな。
「じゃあね!」と手を振り、その場をあとにしました。
立派なリードホースながら、こっそり撮影しようと思っている私の計画を、いつも壊してくれます。
この放牧地は、柵で覆われているため、急いで高いところに上がり、撮影開始。
1歳馬の先頭を走って来るのは、ルーラーシップ牡馬。
2番手に、カリフォルニアクローム牡馬。
3番手は、黒鹿毛のダノンレジェンド牡馬です。
後方の2頭、青鹿毛のミッキーグローリー牡馬と、栗毛のエピファネイア牡馬。
もう1頭の栗毛が、ダイワメジャー牡馬。
栗毛の2頭は、昨年の10月に仲間入りし、ちょうど半年が過ぎました。
みんな、ニンジンが大好き。
しかし、ベテランの乗用馬が「邪魔するな!」と威嚇するため、落ち着いていられません。
牝馬と同様、あちこちにニンジンを置いて対応しましたが、あっという間になくなってしまいました。
「ごめんねー」
こちらに来た当初は食べなかったエピくん。
今では大好物で、いつも、みんながいなくなった後、「ねえ、まだあるでしょ?」と顔を出します。
ないことを察した馬たちは、やがて、草を食べ始めました。
今年は雨が少なく乾燥気味ですが、気温の上昇と共に、草が伸びています。
一心不乱。
メジャーくんも、生産馬たちとすっかり打ち解け、この姿。
それでもやっぱり、幼馴染の結束は固く、ルーとクローム。
そして、グローリーとレジェ。
いつの間にか、くっついている様子が、微笑ましく・・・。
”男の友情”というところでしょうか。
放牧地を去ろうとする私を見つけ、再び追いかけて来たみんな。
「じゃあね!」と手を振り、その場をあとにしました。
放牧地の緑が増すにつれ、昼夜放牧中の1歳馬たちの動きが活発になってきました。
ルーラーシップ牡馬と組み合っているのは、栗毛のモーリス牡馬。
タリスマニック牡馬2頭も、ルーラーくんには、積極的。
気心知れたメンバーで、毎日、楽しくやっています。
牝馬の放牧地に行くと、みんなが走って来ました。
ダイワメジャー牝馬と、ダノンシャーク牝馬。
サトノダイヤモンド牝馬。
モーリス牝馬。
ハービンジャー牝馬。
一番体が大きいモーちゃんは、4月生まれにもかかわらず、体重が400㎏に近付いていて、すでに貫禄があります。
誕生日が2日違いのシャークちゃんとは、約100㎏の差。
生まれながらに大きな仔がいれば、徐々に大きくなる仔もいて、千差万別。
競走馬になる頃に、どんな体型になっているかは、まだわかりません。
みんなで走って、競い合い、
闘志を燃やしていきます。
勝気なハーちゃん。
幼馴染とは、いつまでも仲が良く、気が付けば、そばに。
ドゥラメンテ牝馬。
ニンジンが大好き。慌てず騒がず、冷静に様子を伺うタイプ。
それぞれ、まだ成長途上で、この秋に向けての変化が楽しみです。
ルーラーシップ牡馬と組み合っているのは、栗毛のモーリス牡馬。
タリスマニック牡馬2頭も、ルーラーくんには、積極的。
気心知れたメンバーで、毎日、楽しくやっています。
牝馬の放牧地に行くと、みんなが走って来ました。
ダイワメジャー牝馬と、ダノンシャーク牝馬。
サトノダイヤモンド牝馬。
モーリス牝馬。
ハービンジャー牝馬。
一番体が大きいモーちゃんは、4月生まれにもかかわらず、体重が400㎏に近付いていて、すでに貫禄があります。
誕生日が2日違いのシャークちゃんとは、約100㎏の差。
生まれながらに大きな仔がいれば、徐々に大きくなる仔もいて、千差万別。
競走馬になる頃に、どんな体型になっているかは、まだわかりません。
みんなで走って、競い合い、
闘志を燃やしていきます。
勝気なハーちゃん。
幼馴染とは、いつまでも仲が良く、気が付けば、そばに。
ドゥラメンテ牝馬。
ニンジンが大好き。慌てず騒がず、冷静に様子を伺うタイプ。
それぞれ、まだ成長途上で、この秋に向けての変化が楽しみです。
昨年生まれた1歳馬たち。
今年は早い時期から昼夜放牧が始まっています。
夕方、放牧地を訪れると、ニンジンに目がない面々が集結して来ました。
牡馬グループの中にいる元競走馬のあとを追って、まずは2月生まれのモーリス牡馬。
そして、3月生まれのタリスマニック牡馬。
4月生まれのルーラーシップ牡馬。
5月生まれのタリスマニック牡馬。
ちゃんと生まれの早い順に、走って来ました。
この時期はまだ、体格に大きな差があります。
血気盛んなルーラーシップ牡馬とモーリス牡馬。
出会えば、こうして相撲を取ることがしばしば。
それを、隣の放牧地にいるモーリス牝馬が眺めていました。
昨年4月に生まれたモーリスちゃん。
顔も大きければ、体も大きく、幼馴染のハービンジャー牝馬が小さく見えてしまいます。
こちらは、2月生まれのドゥラメンテ牝馬と4月生まれのダノンシャーク牝馬。
そして、シャークちゃんの幼馴染、ダイワメジャー牝馬。
まだ緑の少ない放牧地は、雨が降った後、泥だらけ。
みんな、顔や肢が汚れていました。
4月とはいえ、北海道はまだ寒く、彼女たちの顔も、いくぶん寂しげ。
タリスくん。
ルーラーくん。
ニンジンがなくなっても、皆、しばらくは、その場を離れません。
牡馬と牝馬は分かれていますが、
仲間たちがいることで、暗い夜もなんのその。
精神的に、成長しています。
サトノダイヤモンド牝馬。
早く、この地面がいっぱいの緑で覆われてほしいものです。
牡馬たちが、草を食べるために、奥の方へ去って行きました。
牝馬たちも、サトちゃんを先頭に、それぞれの場所へ散っていきます。
桜の季節まで、もう少しの辛抱です。
今年は早い時期から昼夜放牧が始まっています。
夕方、放牧地を訪れると、ニンジンに目がない面々が集結して来ました。
牡馬グループの中にいる元競走馬のあとを追って、まずは2月生まれのモーリス牡馬。
そして、3月生まれのタリスマニック牡馬。
4月生まれのルーラーシップ牡馬。
5月生まれのタリスマニック牡馬。
ちゃんと生まれの早い順に、走って来ました。
この時期はまだ、体格に大きな差があります。
血気盛んなルーラーシップ牡馬とモーリス牡馬。
出会えば、こうして相撲を取ることがしばしば。
それを、隣の放牧地にいるモーリス牝馬が眺めていました。
昨年4月に生まれたモーリスちゃん。
顔も大きければ、体も大きく、幼馴染のハービンジャー牝馬が小さく見えてしまいます。
こちらは、2月生まれのドゥラメンテ牝馬と4月生まれのダノンシャーク牝馬。
そして、シャークちゃんの幼馴染、ダイワメジャー牝馬。
まだ緑の少ない放牧地は、雨が降った後、泥だらけ。
みんな、顔や肢が汚れていました。
4月とはいえ、北海道はまだ寒く、彼女たちの顔も、いくぶん寂しげ。
タリスくん。
ルーラーくん。
ニンジンがなくなっても、皆、しばらくは、その場を離れません。
牡馬と牝馬は分かれていますが、
仲間たちがいることで、暗い夜もなんのその。
精神的に、成長しています。
サトノダイヤモンド牝馬。
早く、この地面がいっぱいの緑で覆われてほしいものです。
牡馬たちが、草を食べるために、奥の方へ去って行きました。
牝馬たちも、サトちゃんを先頭に、それぞれの場所へ散っていきます。
桜の季節まで、もう少しの辛抱です。
3月1日に、1歳馬の先頭をきって、グレーターロンドン牝馬が移動しました。
セリ上場の準備に入るということ。
人懐こい仔だったので、寂しい気持ちで、出発前日、牝馬グループの放牧地を見に行くと・・・。
かなり遠くにいたのに、すぐに気付いてくれました。
放牧地の脇に積まれた雪山に上って呼んだので、目立ったのでしょう。
牧草の上で、寝ている仲間たちもいます。
歩いて来るグレちゃんの後を追い、1頭また1頭と、こちらへ。
「一番!」と顔を出して来ます。
「早く!早く!」
このところ、ニンジンを見せると、昨年11月にやって来たサトノダイヤモンド牝馬が威張るので、気が気ではありません。
来ました。
牧場に来た当初はおとなしかったのに、慣れると、その強気な性格を表に出し始めました。
3月生まれの彼女より、生まれの早いドゥラメンテ牝馬もたじたじ。
4月生まれのハービンジャー牝馬とモーリス牝馬は、引き気味に顔を出し、「ニンジン!」
同じく生まれの遅い、ダノンシャーク牝馬と、
ダイワメジャー牝馬は、距離を置き、近付こうともしません。
「この場所は、譲らないわよ!」
ニンジンをもらおうとやって来る、うちの生産馬たちを、追い払うサトちゃんには、正直、苦笑い。
「んもー、悔しい!」
大柄で、体重の一番重いモーちゃん、憤慨中。
みんなが目で訴えて来るので、なんとかして平等にニンジンを配ろうと、知恵を絞りますが、
正面には、いつもこの女王様。
どんな競走馬になるでしょうか。
さて、肝心のグレちゃんは、ダイワメジャー牝馬の後ろから、
「ガオー」
意外と強いのです。
「もう、なんで私がやられなきゃいけないの!」
遅生まれでまだ体の小さいメジャーちゃんは、悔しくて、駆け回ります。
そうやって、強くなる面々。
静かな放牧地に、活気が出て来て。
平和に戻る、牝馬たち。
「もう、ニンジンないの?」
落ち着いた頃、再び顔を出したグレーターロンドン牝馬に、別れのグータッチ。
来年以降、元気で走る姿を見られますように。
セリ上場の準備に入るということ。
人懐こい仔だったので、寂しい気持ちで、出発前日、牝馬グループの放牧地を見に行くと・・・。
かなり遠くにいたのに、すぐに気付いてくれました。
放牧地の脇に積まれた雪山に上って呼んだので、目立ったのでしょう。
牧草の上で、寝ている仲間たちもいます。
歩いて来るグレちゃんの後を追い、1頭また1頭と、こちらへ。
「一番!」と顔を出して来ます。
「早く!早く!」
このところ、ニンジンを見せると、昨年11月にやって来たサトノダイヤモンド牝馬が威張るので、気が気ではありません。
来ました。
牧場に来た当初はおとなしかったのに、慣れると、その強気な性格を表に出し始めました。
3月生まれの彼女より、生まれの早いドゥラメンテ牝馬もたじたじ。
4月生まれのハービンジャー牝馬とモーリス牝馬は、引き気味に顔を出し、「ニンジン!」
同じく生まれの遅い、ダノンシャーク牝馬と、
ダイワメジャー牝馬は、距離を置き、近付こうともしません。
「この場所は、譲らないわよ!」
ニンジンをもらおうとやって来る、うちの生産馬たちを、追い払うサトちゃんには、正直、苦笑い。
「んもー、悔しい!」
大柄で、体重の一番重いモーちゃん、憤慨中。
みんなが目で訴えて来るので、なんとかして平等にニンジンを配ろうと、知恵を絞りますが、
正面には、いつもこの女王様。
どんな競走馬になるでしょうか。
さて、肝心のグレちゃんは、ダイワメジャー牝馬の後ろから、
「ガオー」
意外と強いのです。
「もう、なんで私がやられなきゃいけないの!」
遅生まれでまだ体の小さいメジャーちゃんは、悔しくて、駆け回ります。
そうやって、強くなる面々。
静かな放牧地に、活気が出て来て。
平和に戻る、牝馬たち。
「もう、ニンジンないの?」
落ち着いた頃、再び顔を出したグレーターロンドン牝馬に、別れのグータッチ。
来年以降、元気で走る姿を見られますように。
もうすぐ離乳の時を迎える、早生まれ組。
放牧地では、すでに自分たちで、仔馬だけのグループを作ることが多くなりました。
母馬4頭、仔馬4頭。
自然と、自立の道を歩んでいます。
それでも、移動が始まると、母のもとへ。
親子の姿を残しておきたくて、カメラにおさめました。
グレーターロンドン牝馬。
タリスマニック牡馬。
ドゥラメンテ牝馬。
モーリス牡馬。
モーリス母さんは、「私=ニンジン」だと思っているため、すぐにこちらに向かって来ます。
遅れまいとついてくる、モーリスくん。
帰る時も、一緒。
土手の向こうの採草地では、二番牧草の刈り取り作業が始まりました。
目を引くアキノキリンソウ。
初日の作業が終わった、静かな採草地に、エゾシカの群れが訪れていました。
顔を上げているのが、この群れのリーダーでしょうか。
人の姿を見つけると、一声鳴いて、去って行きました。
土手の斜面に咲く、長身のオニユリ。
上から、1歳牡馬の放牧地を見下ろすと、みんな、蒸し暑さのためか、一塊になり、ぼーっと立っています。
日が落ちる前の、静かなひと時。
帰り際に、生後4か月前後の遅生まれ組の横を通ると、ダイワメジャー牝馬が、顔を寄せてきました。
早生まれ組たちも、水飲み場に集まって来ていて、そこに立っていたタリスマニック牡馬が、あまりにも母親そっくりだったので、思わずパシャリ。
ちびっこタリスくん、
ダノンシャーク牝馬も、やって来ます。
こちらは、まだまだ遊び盛り!
幼い顔に、癒されました。
放牧地では、すでに自分たちで、仔馬だけのグループを作ることが多くなりました。
母馬4頭、仔馬4頭。
自然と、自立の道を歩んでいます。
それでも、移動が始まると、母のもとへ。
親子の姿を残しておきたくて、カメラにおさめました。
グレーターロンドン牝馬。
タリスマニック牡馬。
ドゥラメンテ牝馬。
モーリス牡馬。
モーリス母さんは、「私=ニンジン」だと思っているため、すぐにこちらに向かって来ます。
遅れまいとついてくる、モーリスくん。
帰る時も、一緒。
土手の向こうの採草地では、二番牧草の刈り取り作業が始まりました。
目を引くアキノキリンソウ。
初日の作業が終わった、静かな採草地に、エゾシカの群れが訪れていました。
顔を上げているのが、この群れのリーダーでしょうか。
人の姿を見つけると、一声鳴いて、去って行きました。
土手の斜面に咲く、長身のオニユリ。
上から、1歳牡馬の放牧地を見下ろすと、みんな、蒸し暑さのためか、一塊になり、ぼーっと立っています。
日が落ちる前の、静かなひと時。
帰り際に、生後4か月前後の遅生まれ組の横を通ると、ダイワメジャー牝馬が、顔を寄せてきました。
早生まれ組たちも、水飲み場に集まって来ていて、そこに立っていたタリスマニック牡馬が、あまりにも母親そっくりだったので、思わずパシャリ。
ちびっこタリスくん、
ダノンシャーク牝馬も、やって来ます。
こちらは、まだまだ遊び盛り!
幼い顔に、癒されました。