ブラックタイド’11♂

ここでは、「ブラックタイド’11♂」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・02-14  ※お知らせ
 ・02-13  ※穏やかな日の幸福
 ・02-10  ※父ヘニーヒューズの牝馬、誕生
 ・02-07  ※久々の展示会
 ・02-04  ※嬉しい勝利

1歳のシンボリクリスエス牡馬、ゴールドアリュール牡馬が抜けた放牧地。

彼らの悪友であったサウスヴィグラス牡馬とブラックタイド牡馬は、共に昨日出発していきました。

夜間放牧を終え、厩舎に入る前の早朝、大急ぎで彼らのもとへ。

気にならない程度の小雨が降る中、歩いてきたヴィグとタイドは、2頭で帽子の取り合いを始めました。

9・タイド・ツーショット
 

とにかくいたずら好きなヴィグ。

やって来たのは昨年の12月で、ちょうど9ヵ月をこちらで過ごしたわけですが、今ではすっかり仲間入り。

特に、タイドくんが、良い相棒でした。

9・タイド・草を食む
 

仲の良い2頭。

やんちゃなヴィグくんが来てくれたおかげで、このグループは、本当に活気が出ました。

年々、馬たちにかじられながらも生きている大樹。

9・タイド・木に興味
 

こんな写真は、あと何年撮れるのだろうと、まじまじと見つめます。

9・タイド・タイド木
 

さて、そんな中、集牧の時間となり、やって来たスタッフに目をやるヴィグ。

9・タイド・集牧
 

いつもと同じように、厩舎に歩いていきます。

9・タイド・厩舎へ
 

「もう、これで最後だよ!」

後ろから声をかけてあげたい気分で、見送りました。

食事と休憩を終え、最初の出発となったのは、ブラックタイド牡馬。

9・タイド・手入れ
 

思えば彼は、放牧地で生まれた仔で、あの時の騒動が、昨日のことのようによみがえってきます。

しかしその後は、大将のクリスが、あまりにも強烈なキャラクターの持ち主だったため、いつも脇役の存在に。

さあ、実際の勝負の世界では、どちらに軍配が上がるのでしょう。

9・タイド・横
 

馬体重は、440㎏。

馬運車の乗車には、少し手間取りました。「行かない」と駄々をこねるため、時間をかけ、出発。

9・タイド・乗車
 

そして、その馬運車が戻ってくると、今度は、サウスヴィグラス牡馬の番。

9・タイド・ヴィグ手入れ
 

黒い瞳が印象的な、元気な男の仔は、クリスやアリュールたちと同じ牧場へ向かいます。

9・タイド・ヴィグ横
 

ところが、彼も寸前で、乗車拒否。

9・タイド・拒否
 

前進しようとしないので、後ろ向きにして、後退させながら乗車を成功させると、今度は到着先でも動こうとせず、やはり後ろ向きで降りたとか。

経験を積み重ね、大きく成長してくれることを願います。

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昨日の午前10時前のこと。

「なんだかカラスがうるさいなぁ」

みんなが気になって仕事の手を休めたところに、

「仔馬が生まれてる!」という声が響き渡りました。

放牧地へ急ぐと、真ん中辺りで立っている母馬の足下に小さな仔馬が!

横たわっているけれど、頭が動いています。「生きてる!生きてる!」

それにしても、おびただしい数のカラスとトビまでが、周りを取り囲んでいて、仰天しました。

狙いは、母馬の後産。仔馬が攻撃されることもあるので、急いで追い払い、なんとか難を逃れましたが・・・・。

「ほかの馬、つかまえて!」

次なる問題は、同じ放牧地に、出産を控えた妊娠馬たちが、5頭も放れていることでした。

すでに1頭の馬は、産んだ馬のすぐ側にいます。

私は、何も気付いていない4頭の馬にそっと近寄り、とりあえず隣り合う2頭のもくしをつかみました。

「あと2頭。早く誰か来てくれないかなぁ・・・」

しかし、スタッフが集まると共に、異変に気付いたその残りの2頭が走り出したから大変でした。

仔馬のそばに駆け寄ると、自分が産んだ仔だと勘違いしたのか、気が狂ったように騒ぎ出したのです。

私のつかんでいた馬2頭も、力の限り、私を振りほどこうと暴れ出し、腕はパンパンに。

「あー、限界だぁ」とうとう1頭の馬を放してしまいましたが、集まった人間たちで、なんとか興奮気味の馬たちをおさえ、厩舎へ集牧。

そして、その後、立ち上がった仔馬をかかえるようにして歩かせ、厩舎へ。

その道のりの長いことと言ったら・・・・。

無事に馬房へ到着した時には、大きなため息が出ました。

3・タイド・馬房で
 

そもそも、前日に乳ヤニが付いた母馬。

予定日を9日過ぎ、夜の監視は始めていましたが、乳房が小さく、「まだだ」という観念が皆に覆っていました。

放牧地では、いつも通りの気配だったので、まさか昼間生まれるとは夢にも思わず、ノーマーク。

数日前から”昼間放牧地で生まれた”という情報を数件耳にしていたことを思い出し、ただ苦笑。

仔馬の生命力と、母馬の落ち着きに救われた、今回の出産でした。

3・タイド・母と一緒に
 

一生懸命、仔馬をなめるお母さん。実は、なんとこれが初めてのお産。

普段、いばりん坊でわがままなところがあるため、どんな母馬になるのか、とても心配していたのですが・・・・。

授乳をうながす仕草も上手で、驚くほど良い母ぶり。

3・タイド・授乳
 

偶然居合わせた獣医さんも、「放牧地で自然に産んだのが良かったんじゃないの」と言うほどで、本来持っている馬のパワーを見せられた思いです。

明るい太陽の下で生まれたのは、父ブラックタイドの男の仔。

全員が胸をなで下ろした厩舎の端。猫のミケの背中が、なんとも印象的でした。

3・タイド・ミケ
 

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