カンパニー’11♀

ここでは、「カンパニー’11♀」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・08-30  ※札幌競馬場にて
 ・07-18  ※セレクションセール
 ・07-17  ※函館の空の下
 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて

 昨日、今日と2頭の1歳牝馬が、育成牧場へ出発しました。

昨日旅立ったのは、グラスワンダー牝馬。

10・2頭・ワンダー

 おでこが盛り上がっている、大柄な女の仔。馬体重は480㎏。

10・2頭・ワンダー横

 強気な性格で、「かわいい」とは言い難いタイプですが、その迫力で、競馬場を駆け抜けてほしいと願います。

ワンダーの乗った馬運車を見送るのは、最後に残った1歳牝馬、カンパニー

10・2頭・見送るカン

 彼女は、ここから友達たちが何頭も出発していき、再び戻ってこないことを知っています。

最後の友達、ワンダーが行った後、寂しそうに何度も鳴いていたのが印象的でした。

そして、今日、そのカンパニーも、出発。

10・2頭・体重計にのるカン

 おっとりとした顔が特徴のカンちゃんは、体高はあまりないものの肉付きが良く、体重計にのると、450㎏もありました。

10・2頭・カンパニー横

 育成牧場での運動が始まれば、もう少しすっきりした体になれるでしょうか。

馬運車に向かうカンパニー

10・2頭・馬運車へ

 すべての友達が行った後なので、誰も見送ってくれる仲間はいません。

精一杯人間が声をかけ、送り出してあげました。

さて、残る1歳馬は、牡馬3頭のみ。

10・2頭・牡馬3頭

 今日は、昼前から雨が降る予報になっていたため、朝の集牧をせず、そのまま放していました。

眠たそうな牡馬たち。

Curlin牡馬とディープスカイ牡馬は、早く厩舎に戻りたいらしく、人間の姿を見ると、こちらへ歩き出します。

10・2頭・カーリン&スカイ

 デュランダル牡馬も、立ち上がる体勢。

10・2頭・デュラン

 結局みんなが出入り口の前に集結してしまい、「悪いなぁ」と思いながら、べたべた触っていました。

夜間放牧の後なので、少々疲れ気味の顔ながら、仲の良いところを見せる3頭。

10・2頭・デュラン&スカイ

 時折放牧地で駆け回ったり、真剣に草を食べたり、初期馴致も取り入れながら、ゆったりと過ごしています。

10・2頭・スカイ&カーリン

 気温が下がってきたので、天気と相談しながらの放牧。

10・2頭・3頭

 あともう少し、彼らが育成牧場へ出発する日まで、残りの時間を大切に見守っていきたいと思います。


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離乳からまる2日が経過した昨日、母馬たちの放牧地を訪れると、

8・3日目・離乳後の母
 

静かな時が流れていました。

初日は、断乳により乳房が張らないように、夜間放牧を実施。

外ではほとんど鳴くことのなかった馬たちですが、厩舎に入れると、さすがに仔馬を思い出してしまうのか、寂しげな声をあげていました。

悲しみに耐え、試練の時を悟る、ベテラン母さんたち。

そして、こちらは、離乳した当歳馬たちの放牧地。

8・3日目・転がるカンパニー
 

1頭だけ、見守り役となり残っているハーツクライ牝馬の母馬。その隣で草を食むのは、ゴールドアリュール牝馬。

その奥で、ぐったりと寝ているのは、カンパニー牝馬。

あれから一番騒いでいたのが、カンパニーなので、この姿は納得。

放牧地でも、馬房でも、母を捜す姿がけなげでした。「よっぽど疲れたんだね・・・」

ディープインパクト牝馬は、私の姿を見てトコトコと歩いてきて、やはりやって来たハーツクライ牝馬と力比べ。

8・3日目・ハーツ&ディープ
 

「私が先に来たんだってば!」離乳後とは思えない落ち着きです。

しかし、彼女がその後、立ち止まり、見つめた方向は・・・。

8・3日目・ディープ隣を見る
 

昨日まで放れていた放牧地。母の姿を求めているのか、ほかの親仔馬の集団をじっと目で追っていました。

8・3日目・ディープあきらめる
 

「やっぱり、いないか・・・」あきらめて、また歩き出します。

ゴロンと横になっていたカンちゃんは、

8・3日目・カンパニー
 

やっと起き上がりました。

8・3日目・立ち上がり
 

私の姿を見つけて、走ってやって来る、かわいい女の仔。

「お母さんは?お母さんは?」と聞いてくるかのように、追いかけてきました。

8・3日目・カンパニ顔
 

その時、隣を流れる小川から突然、「グェーグェーグェー」という鋭い鳴き声が。

8・3日目・マガモ♀
 

マガモのお母さんが、前にいる子どもたちに危険を知らせる合図。

どこのお母さんも、子育て真っ最中。子どもを守ろうとする姿が、母馬たちの姿と重なり、じんときます。

カンパニちゃん、突然羽ばたいたマガモたちにビックリ!

8・3日目・カンパニびっくり
 

これからは、どんな試練もひとりで乗り越えていかなければなりません。

こちらは、まだ母さんがいて、マイペースなハーちゃん。

8・3日目・ハーツ
 

肝の据わったアリュールとディープ。

8・3日目・アリュールディープ
 

すると、今度は、道端の桜の木から、コツコツコツという音が聞こえてきました。

8・3日目・ヤマゲラ♂若鳥
 

日本では北海道にしかいない、ヤマゲラです。

頭に小さな赤があり、雄だとわかりますが、腹にまだら模様が残っているので、巣立って間もない若鳥でしょう。

木を登る様子もぎこちなく、まだまだ幼い様子。

8・3日目・ヤマゲラ若鳥
 

それでも、空に大きな鳥の影を見つけ、緊張したりと、すでに自分の道を歩き出しています。

「小さな生き物たちも、頑張っているんだなぁ」

ハーツクライ牝馬は、ゴールドアリュール牝馬とグルーミング。

8・3日目・ハーツアリュールグルーミング
 

離乳後によく見られる光景です。

水を飲みに来たのは、ディープちゃん。

8・3日目・水を飲みに来たディープ
 

今までは、大半、乳を飲むことで、のどをうるおしていたので、これからは、水が頼り。

おもむろに歩き出したハーちゃんの行き先は、母のところでした。

8・3日目・こっそり授乳
 

でも、向こうにぐるっと周って飲んでいる姿が、まるで、みんなに遠慮しているようで、微笑ましくなります。

飲み終わって、草をぶらさげながら、「飲んでない!飲んでない!」

8・3日目・カンパニーとハーツ
 

カンちゃんに、そんな話をしているのかなと、勝手に想像してしまいました。

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カンパニー牝馬。生後1週間が経ちました。

今日は、ゴールドアリュール牝馬とその母が、朝一番で種馬場へ行ったので、広いパドックへ。

3・カン・カンパニー
 

冒険心いっぱいのお姉さま方と違い、慎重派の彼女。

まだまだお母さんから離れられず、ぴったりと寄り添っています。

3・カン・ぴったり
 

動くものに興味があって、人間のこともじっと観察。でも、そこから先がなかなか・・・。

3・カン・興味はある
 

「ブヒヒヒン」と鳴いて、メッセージを送ってくるあたりは、かわいくてたまりません。

慣れてくれば、結構面白い存在になるはず。

やることなすこと、母にそっくり。

3・カン・そっくりポーズ
 

一番身近な存在であるお母さんの観察をして、日々成長しているようです。

3・カン・ジャンプ
 

子煩悩な母馬も、ここまでまとわりつかれると、安心を通り越し、うんざり・・・でしょうか。

3・カン・しっぽ
 

「あー、よっこらしょっと」

3・カン・母ゴロ
 

いきなり大きな体を地面におろし、ゴロンゴロンとやり始めたので、カンパニーちゃん、びっくり!

3・カン・びっくり
 

母の周りを飛び跳ねて、「えー、今のは何?どういうこと?」

3・カン・不思議
 

焦っているような顔。そうやって、いろんな仕草を覚えていっているようです。

3・カン・走って
 

といっているうちに、馬運車で種付けに行っていた、アリュールちゃんが帰ってきました。

3・カン・アリュール
 

この仔も少し慎重な性格でしたが、長旅を経て、ずいぶん大人になった様子。

馬房に入ると、「あー、良かった」と安心した顔をして、しきりに乳をせがんでいました。

3・カン・アリュール顔
 

明日からは、先に生まれたお姉さまたちに合流。

放牧地も少しずつ、にぎやかになっていきます。

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まさか、そんな巨大地震が起こるとは、誰が想像したでしょう。

今まで、一度も味わったことのないような大きな横揺れ。

自分の体が揺れることより、飼っている金魚の水槽の水が、大きくうねっていることに目を見張りました。

今思えば、あれが、大津波がやって来ることをまさに暗示させる光景・・・・。

テレビをつけた途端、事の重大さにおののき、そこを動けなくなってしまいました。

被災された方々のお気持ちを思うと、いたたまれません。

幸い、こちらは、地震・津波ともに、大きな影響を受けることもなく、普段どおりの生活が出来ています。

強いてあげれば、大津波警報が出たことで、国道のいたるところが通行止めになり、交通の便が悪くなったことでしょうか。

「種付けがあったら、大変だった」など、苦労のうちに入らない想像です。

3月11日。人々の記憶から消えることがないであろう巨大地震が起こった、その日の朝。

カンパニーの牝馬が生まれました。

夜じゅう騒いで、予定日より3日遅れの、朝6時15分に出産。

そして、なんと15分後の6時30分には、すくっと立ち上がり、覚えている限り、最速の記録となりました。

3・牝・15分後に
 

動物の不思議な能力で、何かが起こることを察知していたのではないかと思うような勢い。

3・牝・カンパニー朝
 

二産めのお母さんは、とても神経質で、人間を威嚇しようとするので、カメラを向けるのは、最小限にとどめました。

夕方再びのぞいた時に、目の大きなかわいらしい女の仔であることが判明。

3・牝・夕方
 

当牧場の記録にも残りそうな、4女の誕生でした・・・・。

生まれて4日で妹分を持つことになったゴールドアリュール牝馬も、元気です。

3・牝・アリュールパドック
 

パドック内を走ったり、バケツをいたずらしたりして、すくすくと成長中。

3・牝・アリュール顔
 

今朝のカンパニー牝馬。
3・牝・カン 

今年は、みんな生まれが近いので、仲良く楽しくの、放牧となることでしょう。
 
3・牝・顔 

お姫様のような、かわいい瞳。

想像を超える大津波や地震が襲ってきた時、この馬たちをどこへ誘導すれば良いのでしょうか。

逆らえない自然の摂理に身を震わし、現実の厳しさを目の当たりにした思い。

防災への備えを再確認し、また新しい気持ちで馬と対したい、そう思います。

関連タグ : カンパニー, ゴールドアリュール,