リンカーン’10♂

ここでは、「リンカーン’10♂」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・03-30  ※健康そのもの
 ・03-29  ※母の愛
 ・03-27  ※帰郷
 ・03-26  ※朝日にきらきら
 ・03-24  ※オルフェーヴルの栗毛の牝馬、誕生

2010年生まれの生産馬の中で、移動の時に、一番てこずったのが、リンカーン牡馬でした。

小さい頃から、好奇心旺盛なやんちゃ坊主。

それでも人間の指示はきちんと聞けるので、心配していなかったのですが、

昨年の秋、育成牧場へ移動する前に写真を撮ろうとすると、てこでも動かず。

なんとか馬運車に乗せて、移動していった経緯があります。

行った先でも、「降りない」「進まない」「入らない」の頑固ぶり。

一時は、「どうなることやら」と心配した問題児が、ついに現れました。

1・育成2・リン
 

「いやぁ、いいんですよね」

厩舎長さんからは、移動後しばらくして聞いた言葉と、同じ言葉が返ってきて、一安心。

当初、迷惑をかけたにもかかわらず、運動を始めると、なかなかの動きを見せ始めたようで、楽しみな存在になってきました。

思い返すと、初めての整歯の時も、暴れていた馬。初めて何かをする時に、どうしても、頑固になってしまう性格なのでしょう。

壁を乗り越えれば、後はポンと一直線。そうなってくれるよう、願います。

1本目の坂路を終えて、2本目の坂路へ。

1・育成2・リン2本目へ
 

小顔で、きりっと男らしい顔は、また少したくましくなっているように感じました。

今度は、併せ馬。

1・育成2・リン坂路
 

隣の2歳馬は、以前のような覇気が無くなったとかで、調教にも試行錯誤を重ねているようです。

デビューまで、早いものでもあと数ヵ月。

育成牧場では、そこに持っていくまでの長い時間をどのように費やすか、1頭1頭に合わせたメニューを考えています。

話を聞きながら、これまでの経験と知識を重ね、日々馬と対する牧場の方々の努力には、頭が下がりました。

さて、馬場に入り、ゲート通過。

1・育成2・リンゲート
 

問題なく、メニューをこなしたリンカーン牡馬が、戻ってきました。

1・育成2・リン馬場にて
 

みんなと同じように、手入れをしてもらいます。

1・育成2・リン手入れ
 

クリッとした大きな目。これからも、自分のペースで一歩ずつ歩んでくれるでしょう。

同じく生産馬である、プリサイスエンド牝馬は、別の厩舎で会うことができました。

1・育成2・プリサイス
 

中期育成をしたフジキセキ牝馬。

1・育成2・フジキセキ牝
 

ブラックタイド牡馬も、順調です。

1・育成2・タイド
 

今後の成長を楽しみにしつつ、まだ遠い春を待ちたいと思います。

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2日間で、3頭の1歳馬が出発していきました。

昨日は、昨年の10月からまる1年預かったフジキセキ牝馬。

10・移動・キセキ牝 

親仔でやって来て、母だけ連れて帰られたため、いつまでも寂しそうに鳴いていた記憶が蘇ります。

少し内気な性格だったけれど、徐々にこちらに気を許してくれるようになり、堂々と落ち着いた仔になりました。

10・移動・キセキ馬運車へ 

彼女の相棒として、同じ時期に離乳した、プリサイスエンド牝馬。

10・移動・プリサイス見送り 

1歳牝馬は次々と移動していき、最後に残っていたキセキちゃんともお別れ。

動き出した馬運車から聞こえてきた「ヒヒヒヒーン」といういななきに応え、大きな声で鳴き返していました。

でも、ご心配なく。彼女も、同じ育成牧場に、今朝、出発していったのです。

10・移動・プリサイス横 

お天気に恵まれなかったのは、残念でした。

10・移動・プリサイス馬運車 

小雨の降る中、馬運車へ向かうと、1歳厩舎へ移動してきた、当歳早生まれ4人娘がお見送り。

北向き窓からは、ゴールドアリュール牝馬とカンパニー牝馬。

10・移動・アリュール&カン 

南向きの窓からは、草の実を前髪にいっぱい付けたハーツクライ牝馬と、

10・移動・ハーツ 

ディープインパクト牝馬。

10・移動・ディープ牝 

まだひと回りもふた回りも小さな彼女たちですが、ちょこんと窓から顔を出し、先輩の退厩を見守ります。

当歳馬には、10月から、新しい仲間も加わりました。

ホワイトマズルの牡馬。

10・移動・マズルくん 

彼は、なんともいえず穏やか。初めてやって来たにもかかわらず、まったく動じず、太い性格をしています。

今から、牡馬グループとの合流が楽しみなところ。

さて、午後からは、昨年の3月に生まれた、リンカーン牡馬が出発ということで、最後の放牧風景を撮っておきました。

10・移動・リンカーン放牧地 

無心で草を食む、リンカーン牡馬。

小さい時は、わんぱくだったリンくん。

10・移動・メジャー&リン 

負けん気は今でも変わりませんが、新しいことに臆病で頑固な性格・・・。

昼前に手入れをすることになり、人の気配を察知して、出入り口を見つめるリンくん。

10・移動・リン顔 

駆け出していく辺りは、とても賢く良い仔でしたが・・・・。

10・移動・リン集牧 

案の定、洗い場に入るのを嫌がり、ひと騒動。

写真を撮るために外へ出るのも、断固拒否。

馬運車へは、後ずさりで入れるという裏技を使い、なんとか出発にこぎつけましたが、到着した先でも、「降りない」「進まない」「入らない」のあれやこれやで、すっかり先方の手を焼かせるはめになってしまいました。

精神的に、成長してくれることを願います。

どんどんと移っていく1歳馬。明日は、黒鹿毛ネオユニヴァース牡馬と、生産馬では最後となるディープインパクト牡馬の出発。

明るい太陽の下で送り出したいものだと、空を眺めて思いました。

関連タグ : フジキセキ, プリサイスエンド, リンカーン, ホワイトマズル, カンパニー, ゴールドアリュール, ディープインパクト, ハーツクライ, ネオユニヴァース,


13日の夕、哀しげないななきが響き始め、今年3頭目の”離乳”が行われたことを知りました。

アグネスタキオン牡馬、アルデバランⅡ牡馬に続いて離乳したのは、リンカーン牡馬。

厩舎に駆けつけると、いつもはいたずら坊主のリンカーンが、必死の形相で、母を捜していました。

8・離乳・前掻き
 

「リンくん」声をかけると、いったん静止。

8・離乳・どこ?
 

母が現れたのではないかと、聞き耳をたてますが、違うと分かると、また馬房の中をうろうろ。

久しぶりに照りつける西日が、彼の体をせわしなく映し出します。

とうとう狭い窓から顔を出し、あてもなく、母を呼ぶリンカーン

8・離乳・叫ぶリン
 

1頭だけの離乳。ほかの仔馬たちは、思い思いに飼料を食べていて、静寂の中に、ただ1頭の切ない叫び声だけが響きました。

そして、こちらは、リンカーン牡馬の母。

8・離乳・呼ぶリン母
 

初めての仔だっただけに、動揺は予想通り、相当なもの。

実は、本来ならば、リンカーン牡馬よりも先に、ネオユニヴァース牡馬を離乳するはずでした。

しかし、このリンカーン母さん、先に離乳したタキオン&バランの2頭を、時々追ったり噛み付いたりするため、早生まれ組の母として、最後まで残すことを断念。

ベテラン母さんのネオユニヴァース牡馬母にその役を代わってもらうことになり、離乳の順が入れ替わったのです。

翌日の放牧地。

8・離乳・仲間と
 

離乳から半日後のリンカーンは、ほか3頭の仲間に囲まれて、ほぼいつも通りの生活に戻っていました。

こちらの期待通り、ネオユニヴァース牡馬母さんにくっついて歩く、リンくん。

8・離乳・ネオ母さんに付いて
 

今年は、オトコばかり4頭の母親になった、ネオ母。

8・離乳・4頭の母
 

繁殖牝馬たちの中で、立場は強い方ではありませんが、仔馬たちに優しい母さん。

時折、思い出したかのようにひとりで歩き出し、立ち止まると遠くを見つめるリンカーンの後ろ姿は、とても寂しそうでしたが、このネオ母や仲間のおかげで、すぐにひとり立ちできることでしょう。

8・離乳・リンカーンくん
 

悲しいけれど、乗り越えなければならない壁。彼はもう、半分以上を乗り切りました。

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当歳早生まれグループ一番のいたずらっこは、リンカーン牡馬。

6・リン・フレーメン
 

好奇心旺盛で、いつも「面白いことはないか」と、辺りをキョロキョロと見回しているタイプ。

そんなリンくんを苦手に思っている、ネオユニヴァース牡馬。

6・リン・迷惑そうなネオくんに
 

寄って来られると、「逃げるが勝ち」と、お尻を向けますが、追いかけられて、ガブッ!

6・リン・ネオにガブッ
 

まだ毛が抜け切っていない、まだら模様の黒鹿毛の男の仔。いつも心はボス気分。

本当のボス格、1月生まれのアグネスタキオン牡馬に対しても、

6・リン・タキオンに乗る
 

自分が上だと思っています。

あらら、背が足りなくて、ずり落ちちゃった・・。

6・リン・ずり落ちる
 

「何やってんだよ!」と、何度怒られても、へのカッパ。

6・リン・怒られる
 

仲良し親仔のアルデバランⅡ牡馬は、大きくなっても一緒にいることが多い、甘えん坊。

6・リン・アルデバラン
 

リンカーンくんも、母のそばに行き、バタンと居眠りをし始めたかと思ったら、

「あれ?お母さん、どこ?」

6・リン・あれっ
 

草を食べるのに夢中で、いつの間にか、いなくなった母を捜して、猛ダッシュ。

6・リン・どこだ
 

「いないなぁ・・・」

6・リン・タキオン母さん
 

と、思っているうちに、隣の放牧地の女の仔が気になり始めました。

「君、何しているの?」興味深そうに、観察。

6・リン・君誰?
 

とにかく、草を食べているより、誰かと関わっていたい、やんちゃ坊主です。

みんなに少々煙たがられながらも、まっしぐらに生きている、リンカーンくん。

6・リン・タキオン&リン
 

どんな競走馬になってくれるでしょうか。

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大きくなった、アグネスタキオン牡馬とアルデバランⅡ牡馬。

4・早生まれ・2組 

先日仲間入りしたネオユニヴァース牡馬に加え、リンカーン牡馬もこのグループに入りました。

初めての仔を産んだ、リンカーン母さん。

神経質になるかと思いきや、意外にも、落ち着き払った、肝の据わった母さんでした。

既存の母馬たちに堂々と振舞い、リーダーの雰囲気。

そこへ、おっと、果敢にも、平気な顔をして、挨拶に行ったのは、命知らず男、アグネスタキオン牡馬!

4・早生まれ・タキオン、リン母に 

一蹴されることを予想しましたが、仔馬には優しいリン母。

何事もなく、終えることができました。

黒鹿毛リンカーンくん、この仔がまた、ちっちゃいくせに、”超”が付くほど好奇心旺盛な、やんちゃ男。

4・早生まれ・リンカーン 

ねずみのように、ちょろちょろと動き回る、個性派なのです。

牧場のスターの座を我がものにしてきたタキオンくんも、少々ピンチ。

4・早生まれ・タキオン顔 

「そんなことない!」と、駆け回ってアピールした後に、私のそばへやって来て、服の袖をかみかみ。

4・早生まれ・タキオン駆ける 

だんだんエスカレートしてくると、腕をガブッ。大きくなった牡馬に油断は禁物です。

と思ったら、今度は、遠くの方で、ネオユニヴァース牡馬に逆襲されている、タキオンくんを目撃。

4・早生まれ・ネオの逆襲 

やっぱり、このグループは、多士済々です。

翌日、再び、のぞいた放牧地。

4・早生まれ・リンカーンとタキオン 

自分に近寄ろうとしていたタキオンに気付かず、私にまっしぐらのリンカーンでしたが・・・・。

4・早生まれ・リンカーン近寄る 

とうとう接近。

いたずら大好き、リンカーンくん。

4・早生まれ・いたずら 

またもや接近。心配する母など、まったく眼中になし。

4・早生まれ・また 

嬉しくてうきうき。

4・早生まれ・リンカーン駆ける 

4・早生まれ・リンカーン顔 

なんだか、勝手が違い、困ってしまうタキオンは、「俺はやっぱり、こいつの方がいいや」と、バランくんのところへ。

4・早生まれ・バランと 

思わずふき出してしまいそうな光景が、たくさん転がっている放牧地。目が離せません。

関連タグ : アグネスタキオン, アルデバランⅡ, リンカーン, ネオユニヴァース,