クロフネ’08♂

ここでは、「クロフネ’08♂」 に関する記事を紹介しています。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・06-09  ※水たまり発見
 ・06-02  ※私も入れて
 ・06-01  ※ベストパートナー
 ・05-31  ※2歳戦を前にして
 ・05-29  ※綿毛の朝

 今日、台風のため1日延期となった阪神競馬が行われ、その最終レース。

生産馬エーシンリボルバーが、最後の直線で先頭に立つと、そのまま押し切り、完勝。

9月9日の前走からの連勝で、とうとう1600万円クラス”準オープン馬”になることが出来ました。

集牧中、テレビの前に集まったスタッフ一同、大興奮。

管理してくださっている方々に感謝の気持ちでいっぱいになり、そして頑張った2008年生まれの末っ子クロフネに大きな拍手を送りたい気分でした。

「ありがとう!」

レース直後は、いつものように、古くから付き合いのあるフォトグラファーさんから、ありがたい祝福の電話をいただき、そしてファンの方からはメール。

平日にも関わらず、応援してくださった皆さんにも、感謝感激の瞬間でした。

このクラスまでくれば、夢がますます広がります。

今日は、朝から台風の影響で大雨。しかし、午前8時前には雨がやみ、9時に全馬を放牧したため、寝藁上げには昼前まで時間を費やしました。

その疲れも吹っ飛ぶ、大勝利です。

うきうき気分で、古い画像の数々を探すと、リボルバーが1歳だった頃の画像が次々と出てきました。

以前、ブログで掲載したことがありますが、仲の良かった4頭グループの4ショット。

10・連勝・リボルバー1歳8月
 

この1枚が、忘れられません。

左から、メルトアウェイ、エーシンリボルバー、サクセスパシュート、ジャックバローズ。

いつも元気だったグループ。その中では、控えめだったクロフネくんが、3年の時を経て、一番先頭に立っています。

10・連勝・リボルバー1歳8月歩く
 

ちょうど3年前の同日。ハーツクライ牡馬ことサクセスパシュートが、育成牧場へ出発する日でした。

10・連勝・3年前パシュート
 

馬運車に吸い込まれる彼を見送るクロフネくん。

10・連勝・リボルバー1歳10月見送り1
 

前髪に、いっぱい草の実をつけて、鳴いていたことを懐かしく思い出しました。

10・連勝・リボルバー1歳10月見送り
 

翌日、調馬策やドライビングをこなし、ふっと一息ついた顔のクロフネくん。

10・連勝・3年前りぼるばー
 

突然やって来たおもちゃの車に興味津々。

10・連勝・3年前パドックで
 

穏やかな仔でした。

最近、競馬場に行かれた方から、彼を担当してくださっている厩舎スタッフの方が、ウィナーズサークルで笑顔でファンサービスをしてくださっているという情報を聞き、嬉しくなりました。

まったく面識はありませんが、温かい方々に囲まれ、幸せな気分でいるクロフネくんを想像しています。

厳しい競争の世界を生きていかなければならない競走馬。

そばに立つ人間のあり方で、きっと大きく変わることもあるのでしょう。

それは、生産者とて同じ。馬たちの可能性を信じ、私たちもさらに真剣に向き合っていこうと思いました。

皆が一つでも上のクラスに上がれるよう、ここから始めていきます。


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関連タグ : クロフネ, ハーツクライ,

土曜日、阪神7レースに出走した、父クロフネの4歳牡馬、エーシンリボルバーが勝利。

嬉しい今年の”生産馬3勝目”となりました。

昨年の8月に、3歳未勝利を勝ってから休養していたリボルバーくん。

今月12日にレースに復帰し、なんと34kg増の536㎏で出走しましたが、6着。

中1週でのぞんだ土曜日は、8㎏を減らし、見事、勝利をつかむことが出来ました。

5月生まれのクロフネくん。休んでいた3歳の秋から冬にかけ、成長した様子です。

彼には、ここを離れた2年4ヵ月前から一度も会ったことはありませんが、陣営の皆さんにしっかり管理され、この日を迎えることが出来たのでしょう。

2008年5月21日。この年の最後に生まれた、末っ子クロフネくん。

2・祝・リボルバー誕生
 

当ブログ開設後に生まれたため、2009年10月までの間に、何度も登場してきますが、どちらかというと、脇役的存在でした。

性格は、控えめ。それでも、生後3日目にして、この立派な骨格。

2・祝・リボルバー生後3日目
 

装蹄師さんにも、「骨太でいいね!」とほめられ、楽しみな存在であることは確かでした。

生まれた時から緑に囲まれ、また丈夫だったので、放牧地デビューもすぐでした。

2・祝・リボルバー当歳6月初旬 

 1頭で放れている時は、母親のしっぽが遊び道具。
2・祝・リボルバー生後1週間 

群れに入ると、一番生まれの近いダンスインザダーク牝馬が、最初の友達。

2・祝・リボルバー当歳6月下旬
 

夏を過ぎると、少しずつ顔が大人びて。

2・祝・リボルバー当歳9月
 

秋の離乳時は、やはりダンスちゃんと一緒で心強かったのか、無難に山を越えることが出来ました。

2・祝・リボルバー当歳離乳時
 

とねっこ4頭の生活となった10月。3月生まれのディープインパクト牝馬にリードされて。

2・祝・リボルバー当歳10月
 

水たまり遊びが大好きだったこのグループ。でも、クロくんだけは、やはり控えめ。

2・祝・リボルバー当歳10月シルエットと
 

4月生まれのネオユニヴァース牡馬にも、鍛えられました。

2・祝・リボルバー当歳10月水遊び
 

この仲間と12月まで一緒に過ごし、

2・祝・リボルバー10月4頭
 

早生まれ牡馬と合流した時は、威嚇されてしまったことも・・・・。

2・祝・リボルバー1歳1月攻撃
 

でも、目立たず、落ち込まず、控えめながら、淡々としたところが、彼の良いところ。

2・祝・リボルバー1歳1月
 

1000万条件に上がったこれからが正念場ですが、さらに力を発揮してくれることを願います。

日曜日には、1歳時に約半年預かった、3歳ディープインパクト牡馬、ミッキーシャインが未勝利を優勝。

2・祝・シャイン1歳6月
 

新馬戦で負けた相手が、前週の東京・セントポーリア賞を競走中止し、予後不良となっていたことを知り、複雑な気持ちで、彼の分まで頑張ってほしいと思いました。

現役の馬たちの活躍は、何よりの励みになります。

休養中の馬たちの復帰も、ゆっくりと楽しみにしながら、迫ってきた出産シーズンを乗り越えていきます。

関連タグ : クロフネ, ディープインパクト, ネオユニヴァース, ダンスインザダーク,

「無事、到着した」という知らせに、胸をなで下ろしました。

フェリーで海を越え、遠い岡山の育成牧場まで移動していったのは、クロフネ牡馬とキャプテンスティーヴ牡馬。

10・海・クロフネ&キャプテン 

出発したのは、土曜の夕方。

夕焼け空が、だんだんと暗くなり、寂しさの増した厩舎。

10・海・いちょう 

遠くから、エゾシカの鳴き声が響き、余計、もの悲しい気分にさせられた時、真っ赤な大型馬運車が、そーっと入ってきました。

中からは、ドタンバタンというすごい音。

いくつかの牧場で、ほかの馬たちを積んだ後、最後にここに寄ると聞いていたので、「暴れん坊がいるな?」と、推察。

車が止まると、冷や汗をかきながら、なまりのある運転手さんが出てきて、「いやぁ、ここに来る前に、ひっくり返っちゃって」と、一頭、手のかかった馬がいることを、教えてくれました。

「でも、1回やったら、もう絶対しませんよ」と、笑いながらリーダー。

プロとはいえ、若い馬を預かり、責任重大の運転手さんにエールを送りながら、今度は、自分の牧場の馬たちの乗車準備に入ります。

先に乗る、キャプテンスティーヴ牡馬。

輸送用の縄もくしを結び、プロテクターを装着。

10・海・縄もくし 

約1年過ごした厩舎の、長い廊下を通って、馬積み場へ。

10・海・廊下 

暴れん坊君の横をすんなり通り、本当に素直に、乗り込みました。

次は、クロフネ牡馬。

見たこともない縄もくしに、少々驚きながらも、馴致のかいあって、こちらも、すんなり。

10・海・馬運車へ 

あっという間に閉められる、電動の扉を見ていると、急に切なさが込み上げてきましたが、ぐっと気持ちを切り替えて・・・。

10・海・扉が 

「暴れた馬、のど渇いてるはずだな・・・」と、横の扉を開け、バケツの水をやろうとする運転手さん。

けげんそうな顔をして、水を飲まなかった黒い馬は、隣に馬が乗ったためか、来た時よりは、落ち着いて。

10・海・車内の馬 

あいさつをして、出発。

小窓からわずかに見える、クロフネくんの頭だけを見つめ、去っていく車に、大きく大きく、手を振りました。

10・海・去る車 

初めての長距離移動。生まれも育ちも当牧場の2頭は、新しい景色を、どんな思いで、眺めているのでしょう。

先週の金曜に、ファンタスティックライトの1歳牝馬も移動しました。

10・海・ファンタ 

こちらは、同じ町内の牧場。早速、初期馴致が始まっていることでしょう。

関連タグ : クロフネ, キャプテンスティーヴ, ファンタスティックライト,

親友がみんな行ってしまった、クロフネ1歳牡馬。

彼は、当牧場で、初期馴致を行うことになっており、ただ今、進行中。

素直で、物覚えがよく、トントンと進んでいます。

10・馴致・立ち姿 

ロンギ場のわずかなすき間からのぞくと、

10・馴致・砂の上 

懸命に指示をきくクロくんの姿がありました。

10・馴致・芝の上で 

芝の上も、アスファルトの上も、問題なく歩行。

馬具を装着することに、少しずつ慣れ、人間の指示通り、きちんと動いています。

今日は、初めて、人を乗せることも経験。

スタッフが飛び乗りした瞬間、ビクッと逃げ腰になりましたが、声をかけつつ、落ち着かせます。

まずは、狭いところで、軽く、乗り慣らし。

10・馴致・乗せる 

「よくやった!」と、ほめてあげることも肝心。

予定のメニューをこなし、馬具を外されたクロは、サンシャインパドックに放されました。

汗をかき、くたくた。体力的にではなく、精神的に疲れた感じで、声をかけても落ち着かない様子・・・。

10・馴致・パドック 

すると、そこへ、ガラガラガラと音を立て、乗り物を引っ張る、小さな子供が登場。

「あれれ?何、してるの?」とでもいうように、赤い車の後を、一緒についてまわるクロフネ

10・馴致・あれれ? 

そして、ピタッと止まって、何かをし始めた子供に、そうっと、顔を近づけ、見守るクロ。

10・馴致・何してるの? 

いつもの彼に戻りました。

ガラガラという音に、向かいの放牧地の牝馬たちも、駆けてきて。

10・馴致・牝馬 

1年前まで、一緒に放れていた、ディープインパクト牝馬。

10・馴致・ディープ 

そして、一番の幼なじみ、ダンスインザダーク牝馬。

10・馴致・ダンス 

みんな見違えるほど成長して・・・・、この後また、それぞれの道を歩んでいきます。

関連タグ : クロフネ, ディープインパクト, ダンスインザダーク,

今日から、十月。1歳馬の移動が、本格的にスタートしていきます。

晴れわたる青空の下、出発していったのは、アグネスタキオン牝馬。

10・門出・タキオン 

ミントキャンディーが大好きな、クロちゃんの仔。

手入れをしてもらった後、馬運車へ向かいました。

生まれた時から、少し神経質なところのあった、彼女。

「すんなり乗るかな?」との心配どおり、何度か、嫌がる素振りを見せましたが、3人がかりで、無事に誘導。

10・門出・タキオン馬運車 

牝馬では、今年第一号の船出となりました。

そして、今日は、もうひとつ、新しい船出を迎えた、当歳馬たちを紹介しなければいけません。

昨日離乳した、ダンスインザダーク牝馬、クロフネ牡馬を含む、当歳・遅生まれ組。

にわか雨の上がった午後二時過ぎ。すっかり落ち着いて、草を食べる4頭。

どうやらリーダーは、一番お姉さんのディープインパクト牝馬のよう。

思い出したように、立ち止まって、母を捜すクロフネ牡馬。

10・門出・クロフネ 

つられて、ダンスインザダークも、歩き出しましたが・・・・。

10・門出・2頭 

ほどなく、ディープ&ネオのいる方向へ、戻ってきました。

母親から十分な愛情を受け、友達との仲間意識もしっかり出来上がっている模様。

5月生まれだから、かわいそう・・・という考えは、この二頭には当てはまりませんでした。

太陽が顔を出し、輝きを取り戻した二頭。

10・門出・離乳馬陽射し 

これは、悲しい別れではなく、新たなる出発であることを、私に知らせてくれました。

関連タグ : ダンスインザダーク, クロフネ, ディープインパクト,