北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・03-30  ※健康そのもの
 ・03-29  ※母の愛
 ・03-27  ※帰郷
 ・03-26  ※朝日にきらきら
 ・03-24  ※オルフェーヴルの栗毛の牝馬、誕生

 1月29日、京都3レースで、父キングズベストの3歳牡馬、ボナパルトが優勝しました。

昨年7月の新馬戦デビューから、7戦目での初勝利。

ダートに替わったここ2戦は惜しいレースが続いていたため、「ついに!」という思いがわきました。

一昨年の9月に、育成牧場へ旅立ったボナパルト。

1・祝・ボナ馬運車へ
 

大柄で、独特の風貌の馬でした。

1・祝・ボナ顔
 

長めの距離で、実力を発揮したのが、うなずけます。

これは、出発前の姿。

1・祝・ボナ横
 

今後も成長し、さらなる飛躍を遂げてほしいと願っています。

この出発の約2ヵ月前に、彼の半妹ノヴェリスト牝馬とヘニーヒューズの仔を受胎した母は、牧場を移りました。

7・ノヴェ・母も
 

「みんな元気にしているのかなぁ」と、ふと懐かしくなりました。

また、今日2月4日、東京11レースで、父メイショウサムソンの4歳牝馬、フロンテアクイーンが勝利。

彼女は、本州の育成牧場へ出発する前の約2ヵ月間預かっただけの馬ですが、とうとうオープン馬に!

10・移動・サムソン横
 

馴致を担当したスタッフ共々、喜んでいます。

それにしても、12戦2勝。

1勝馬だった3歳春、重賞2着をステップに、オークス出走。秋には、トライアル3着で秋華賞出走。

年が明けたとたん、準オープン快勝。

少ないチャンスを確実にものにして、頂点のグループに仲間入りした彼女とその陣営には、頭が下がります。

この先、どんな世界を見せてくれるのでしょうか。

応援したいと思っています。


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関連タグ : キングズベスト, メイショウサムソン, ノヴェリスト, ヘニーヒューズ,

 昨日は、気温10℃まで上がり、今日は、雨。

日陰に残っていた雪が、すっかりとけ、また黄土色の世界が戻ってきました。

12・祝・雨
 

草を食べていた当歳牝馬たちは、雨に濡れたためか、いつもの元気はなく、とぼとぼと、こちらへ。

12・祝・牝馬たち
 

けれども、大好きなニンジンを見ると、我先にと顔を出してきます。

仲良しメンバーにも、個性が出てきて・・・。

ダイワメジャー牝馬が、みんなに噛みつくようになりました。

12・祝・メジャー
 

右も、

12・祝・オルフェに
 

左も、

12・祝・また
 

「邪魔よ!」とばかりに、ガブリ。

小さい頃から比べると、たくましくなったなぁ・・・と、ついつい微笑んでしまいます。

さて、そんなメジャーちゃんの2つ上の半姉と少しだけ一緒に過ごした、父メイショウサムソンの2歳牝馬が、日曜日の中山4レースで、勝利しました。

競走馬名は、フロンテアクイーン。

昨年の8月末に、初期馴致を依頼され、約1ヵ月間、ここで過ごしました。

来たばかりの頃は、戸惑いぎみ。

12・祝・クイーン1歳9月
 

それでも、1週間が過ぎると、

12・祝・顔
 

パワーアップしてきました。

12・祝・1週間
 

メジャーの半姉ステイゴールド牝馬と共に。

12・祝・徐々に
 

彼女が、先に育成牧場へ移動してしまうと、今度は、別の2頭と合流。

12・祝・合流直後
 

その時にはもう、我が物顔で、元気よく跳ね回っていた記憶があります。

初期馴致で、またがったリーダーは、「背中がしっかりしている」と、好感触を持ったとか。

12・祝・運動後
 

育成牧場は関東ということで、フェリー輸送のため、麻の無口を準備。

12・祝・本州へ
 

しっかりとした、横顔。

12・祝・馬運車へ
 

見送ったあの日から、1年と1ヵ月。

12・祝・あの日以来
 

8月にデビューし、4戦目での初勝利でした。

同世代の牝馬たちの中で、中央勝ち上がり、1番乗り。

まだデビューしていない仲間にも、是非頑張ってほしいと思いました。


関連タグ : メイショウサムソン, ダイワメジャー, ステイゴールド,

 高い山から始まった紅葉が、少しずつ里に下りてきました。

昨日は、気持ちの良い晴天となり、フラッと放牧地へ。

中ほどに、今年生まれたハクセキレイの若鳥を見つけます。

10・秋・1年目の若鳥
 

近付くと、いっせいに十数羽のハクセキレイたちが、飛び立ちました。

「こんなにたくさん、なぜ、こんなところに?」

そう疑問に思っていると、キングズベスト牝馬が、歩いてきます。

10・秋・キング
 

ふと、横を見ると、おびただしい数のアキアカネが!

しかも、すべてペアになって、放牧地の水たまりに、産卵していました。

10・秋・アキアカネ
 

その数、数百匹!

「すごーい!」

これを餌にしようと、ハクセキレイが集まってきていたのでしょう。

秋ならではの光景。

しかし、こんな小さな生き物たちには、まったく目もくれず、馬たちは淡々と草を食べています。

10・秋・ハービンワーク
 

離乳後、しばらくは、母をきょろきょろ捜していたワークフォース牡馬も、静かになりました。

キングちゃんが、「掻いて」と、執拗に追いかけてくるので、「あとでね」と逃げていると、ワークもこちらへ。

10・秋・ワーク
 

離乳した仔馬は、なんとなくけなげに見え、ついまた立ち止まってしまいます。

赤みが増してきた山を横目に見ながら、今度は、当歳牝馬たちの放牧地へ。

10・秋・少しずつ紅葉
 

ハーツクライ牝馬は、ディープインパクト牝馬と共に、やって来ました。

10・秋・ハーツ
 

こちらは、ヴィクトワールピサ牝馬の2頭。

10・秋・ピサ2頭
 

やはり、いつも一緒。

黒ピサちゃんの大あくび。

10・秋・大あくび
 

水を飲みに行ったハーツに、ディープが並びます。

10・秋・ハーツ&ディープ
 

穏やかな日常。

メイショウサムソン牝馬が抜けた、1歳牝馬グループは、4頭になりました。

10・秋・サムソンが抜けた1歳牝
 

あいかわらず、元の仲間どうし・2頭ずつで固まっている姿が、何とも言えません。

やがて来る厳しい冬に備え、草を食べるのに夢中。

先に育成牧場へ移動していった仲間たちは、元気にしているでしょうか。


関連タグ : キングズベスト, ハーツクライ, ディープインパクト, ワークフォース, ハービンジャー, ヴィクトワールピサ, メイショウサムソン,

 初期馴致のため、1ヵ月少々預かったメイショウサムソン牝馬が、10月2日に出発していきました。

業者の馬運車が、午前6時ごろ到着予定ということで、午前5時過ぎに、当歳馬を放牧した後、撮影。

10・移動・サムソン横
 

馬体重420㎏台。

目の前の放牧地の当歳牡馬3頭が、嬉しそうに走り回っていて、思わずそちらに目が行ってしまいます。

10・移動・牡馬3頭
 

「うわっ、転んだ!」

10・移動・転んだ
 

おっちょこちょいなキンシャサノキセキ牡馬が、勢い余って転倒。

気を取り直して、再びみんなと。

10・移動・気を取り直して
 

隣の放牧地の1歳牝馬グループも、刺激されて、併走していました。

10・移動・併走
 

気温が低くなると、馬たちは、元気いっぱいです。

サムソンが、ロンギ場での運動を終え、帰ってくると、

10・移動・運動を終え
 

今度は、同時に出発するディープインパクト牡馬が出て来ました。

10・移動・ディープ牡
 

彼は、4月から約7ヵ月をここで過ごし、初期馴致までをすでに終えています。

10・移動・騎乗
 

馬体重は、460㎏台。

管理予定の調教師さんの指示で、千葉の育成牧場へ。

その大きな馬運車がやって来て、興味津々のディープインパクト牝馬。

10・移動・馬運車到着に
 

斜面に上がっているのは、星のあるヴィクトワールピサ牝馬。

星ピサちゃんは、いたずら好き。

10・移動・いたずら星ピサ
 

上がった斜面を一気に駆け下りたり・・・、やることが、周りのみんなと一風変わっています。

10・移動・駆け下り
 

その当歳牝馬たちの前を通り、まず、ディープインパクト牡馬が、馬運車へ。

10・移動・ディープ牡馬運車へ
 

フェリーに乗るため、輸送用の麻のもくし(頭絡)をつけ、いざという時のために備えるスタイル。

10・移動・縄もくし
 

大きな馬運車に少し躊躇しながら、入っていきました。

10・移動・内部へ
 

その様子を鶴首で見つめるのは、やっぱりディープちゃん。

10・移動・見守るディープ
 

サムソン牝馬も、馬房で、輸送用もくしをつけます。

10・移動・サムソン準備中
 

最初のうちは、猫をかぶっていたけれど、結構お転婆な女の仔でした。

10・移動・サムソン顔
 

冬は、暖かい本州の地で、育成。

10・移動・馬運車へ
 

山のふちから、やっと太陽が顔を出し始めた頃、馬運車は動き出しました。

10・移動・出発
 

いつかきっと会える日が来るように、この2頭にも、活躍を期待しています。

関連タグ : メイショウサムソン, キンシャサノキセキ, ディープインパクト, ヴィクトワールピサ,

 キングカメハメハ牝馬が育成牧場に移った後、残っている1歳牝馬たちをすべて一緒に放しました。

その時の騒ぎといったら・・・・。

9・1歳・合流
 

黒鹿毛のステイゴールド牝馬と5月生まれハービンジャー牝馬。

9・1歳・ステイハービン
 

この2頭に、3月生まれハービンジャー牝馬と育成中のディープインパクト牝馬、メイショウサムソン牝馬がおそいかかります。

9・1歳・ディープハービン
 

数で有利なためか、強気な性格だからか・・・。

隅の方で、静かに草を食もうとしている2頭。

9・1歳・遠くで静かに
 

「誰?あの仔たち!」

と、興奮気味のサムソンとディープ。

9・1歳・サムソンディープ
 

彼女たちも、来た当初は、仲間外れにされ、辛酸をなめたはずなのに、今ではすっかり一致団結。

3月生まれハービンと共に、

9・1歳・ハービン
 

わざわざ攻撃しに向かっていきました。

9・1歳・わざわざ
 

「何してるの!」

9・1歳・攻撃に
 

争いを避けようと、逃げる黒ステイ。全力疾走。

9・1歳・黒ステイ
 

どこまでも追いかける、ディープにハービン、サムソン。

9・1歳・ディープハービンサムソン
 

黒ステイと5月生まれハービンの2頭は、これまでそんなに仲が良いわけではありませんでした。

9・1歳・黒ステイハービン
 

でも、キンカメ牝馬やバゴ牝馬がいなくなった今、頼れる仲間は互いに1頭のみ。

9・1歳・黒ステイハービン2
 

どこまでも、一緒に逃げ回ります。

9・1歳・ドキドキ
 

「あー、疲れたぁ」

元気の良い3頭は、まだ興奮気味。

9・1歳・興奮の3頭
 

ちらっと、相手の方を見ながら、しばらくは緊張状態。

9・1歳・ハービンちらり
 

ディープが、水たまりで泥遊びを始めたので、なんとか落ち着きました。

9・1歳・泥遊び
 

そして、その日の午後、4月から5ヵ月間預かった、ディープインパクト牡馬が町内の育成牧場へ出発。

9・1歳・ディープ牡横
 

ワークフォース牡馬が移動してから、最近は、もう1頭のディープインパクト牡馬と2頭で放れていました。

9・1歳・預託ディープ
 

すっかり馴れましたが、ちょっと敏感なところがあります。

9・1歳・仲良し2頭
 

馬体重は、450㎏台。

9・1歳・馬運車へ
 

彼を送り出した夕方、再び1歳牝馬たちの様子を見に行くと、互いにお尻を向けながらも、徐々に距離は縮まっているようで、一安心。

9・1歳・3対2
 

馬たちの仲間意識の強さには、毎回、”脱帽”です。


関連タグ : ハービンジャー, ステイゴールド, メイショウサムソン, バゴ, キングカメハメハ, ディープインパクト,