牧草を収穫した後の放牧地に、5月生まれの親仔馬たちを放しました。
合流初日、ダイワメジャー牝馬の母さんは、予想通り、きりきり舞い。
初めて顔を合わせる相手ではないのに、警戒心むき出しで歩き、
かわいい我が仔に「あっちへ行ってはダメよ!」と、さとします。
しかし、遊びたい盛りのメジャーちゃんが、じっとしているわけがありません。
みんなのいる方へ走り出すと、あわてた母は「待ちなさーい!」
ぴったりと寄り添い、「よそのおばさんは怖いんだからねー!行ったらダメよ」
周りの馬たちがきょとんとする中、一頭だけ興奮気味。
「なんだか今日は騒がしいなぁ」と、舞い降りたカモメも、不思議顔です。
余計な騒動は避けようと、賢い母馬たちは、遠くへ子どもたちを誘導。
シンボリクリスエス牝馬は、収穫しそびれた長い牧草を噛みながら、「なんだろね?」
さてさて、戻って、こちらはメジャーっ仔。
「広いところに来たし、みんなと遊びたいのにさぁ!」と私に訴えるので、
「こっちへおいで」と、少しずつみんなのところへ連れて行こうとすると、何食わぬ顔をした母がぬっと現れ、進行方向をさりげなくシャットアウト。
とにかく、我が仔をよその馬に近づけたくない模様。
仕方なく、長靴遊び。「そうそう、この長靴は、昨日お兄ちゃんがかじった長靴だ!」「ネオ兄さんも、昨年は、みんなと合流する時、大変だったよ・・・」
再び動き出したメジャーちゃんに、「こっちはダメ!」
「いやいや、こっちも行ってはダメ!」と、付きまとう母。
「もう、やだー!!」と、ついに堅いディフェンスを突き破り、疾走!
「あらあら」
みんなが目を丸くして見守る中、母と格闘する仔馬。
「しばらくすれば、お母さんも慣れるから、頑張ってね・・・・」
ドドッ、ドドッと地響きを立てながら、移動しているのは1歳の牡馬・第2グループ。
なぜかというと、半血種の芦毛の乗用馬を一緒に入れたため。
真っ白い馬に、興味津々で近寄るものの、強気の乗馬に「カッ」とにらまれると、「ヒエー」と逃げ腰。
なんだか、思わず笑ってしまう光景です。(乗馬は、サラブレッドたちに害は与えないので、ご心配なく)
刺激になって、芦毛くんが向こうに行った後も、走り続ける馬たち。
生産馬のキャプテンスティーヴくんとMr.Greeleyくん(右)。
走り疲れて「のどが渇いたぁ」と、ゴクゴク水を飲んでいました。(真ん中が、3月にやって来たハーツクライ2くん)
またまたやって来た芦毛くんに、「何者だぁ?」とけげんそうに近寄るのは、走って汗をかいたキャプテン。
と、隣の放牧地にいた1歳牡馬・第1グループから、こちらに気付いた馬が一頭。
「やっぱり来たかぁ!」・・・ネオユニヴァースくん。
先日、せりに出すための”四肢レントゲン検査”と”上部気道内視鏡検査”(ノド鳴りでないか調べる)を受けてきましたが、どちらも異常なく、終了しました。
7月21日のセリまで、あとひと月を切りましたが、どうか無事に経過してほしいところ。
牧柵の向こうであくびをしている、のんびり屋は、クロフネくん。
育成馬のハーツクライくんとジャングルポケットくんは、あいかわらずの仲良しペア。
ネオには、どうしても頭が上がらないようですが、みんなどんどん成長しています。
せっかくのイケメン顔(先日の訪問者の女性に言われた)が、なんだか微妙・・・と思ったら、クロは、前髪を散発されていました。
「もう少し、かっこよくしてくれれば良かったのにね」
長靴をかじっているのは、ネオ。
馬たちと会話していると、時が経つのを忘れてしまいます・・・・。
関連タグ : ディープインパクト, ネオユニヴァース, クロフネ, ジャングルポケット, キャプテンスティーヴ, Mr.Greeley, アドマイヤドン, ハーツクライ,
晴天が続いています。
金曜の宵、何層にも色分けされた空と細く輝く月がありました。
翌朝は、もちろんピカピカの晴れ。
牧草の収穫作業は順調に進み、一番おいしい草を、雨に当てることなく厩舎の2階へ上げることが出来ました。
せっせと動くトラクターを不思議そうに眺めているのは、ダイワメジャー牝馬。
まるで、働く車が大好きな小さな男の子のようです。
こちらに気が付くと、駆け足でやって来て、牧柵の間から「こんにちは!」
額をなでると嬉しそうにし、体中で喜びを表現するかのように、突然、疾走!
「速い!速い!」
体がかゆくて、ゴロを打ち始めたお母さんと、メジャーちゃんとトラクターのスリーショット。
とにかく、元気いっぱいで、遊びたくてたまらない様子。
トラクターの前で、「はい!ポーズ」なんて、少年みたいな女の仔。
一方、お母さんと仲良く毛づくろいをしている女の仔は、シンボリクリスエスの牝馬。
隣の放牧地の牧草作業が終われば、遅生まれのグループ放牧が始まります。
ちょっと子煩悩母さんとメジャーちゃん、みんなと仲良くできるでしょうか。
待ちに待った晴天!
安定した天気が続くという予報をもとに、昨日から、いよいよ一番牧草の刈り取りが始まりました。
前日までの大雨で、地面の乾き具合が心配されましたが、状態の良い場所から、順次スタート。
トラクターがひっきりなしに動き、1年で一番忙しい時期の到来です。
昨日は、特別に、昼夜放牧の1歳馬たちを集牧しませんでした。
昼休みにのぞきに行くと・・・・。
ぐんぐん上がった気温に少々バテ気味の様子。
「今日は暑いからねぇ」
太陽をさえぎる樹のない放牧地のすみで、かたまっている1歳牝馬たち。
と、その近くで、なにやら小さく動くものを発見!
「キツネだ!」
何年も前から、この放牧地の奥に巣穴があるので、そこで生まれた仔ギツネたちでしょう。
母ギツネの帰りを待つ間、ちょっと冒険してみたくなり、ここまで出てきた様子。
遅ればせながら、気がついた、マンハッタンカフェ&アグネスタキオン牝馬。
いつも仲良し黒鹿毛ペアが、びっくりして、みんなに知らせると・・・・。
ディープインパクト牝馬たちも、「なに?なに?」
でも、「あらぁ、キツネじゃないの」と、すぐに落ち着きました。
馬たちにとって、キツネは同じ家の住人みたいなもの。
近くまで行ってみようと、そーっと、放牧地を歩いていると、突然バサバサッと音がして、
キジが飛んでいきました。
その向こうには、すっかり夏毛に換わったユキウサギもいて、ここは、まさに自然の楽園。
木陰に隠れて、キタキツネを観察していると、同じ兄弟でも、好奇心旺盛な仔と怖がりな仔がいるのがよく分かり、「馬と一緒だ!」と笑ってしまいました。
「さてさて、もう時間だ。帰らないと・・・」
柵の外へ出ようとすると、水を飲みに来た馬たちの中から、ダンスインザダーク牝馬が歩いてきてくれました。
「よしよし」
馬たちは、ここのところ、またぐんと大きく成長しています。
そして、やっぱり、ディープインパクト牝馬。顔を出して、手をペロペロ。
「水を飲む順番は、きちんと守ってね!」と、目を光らせながら、始まった夏の日を過ごしています。
昨日、1日中、風雨が続いたので、放牧できなかった馬たち。
今日は、午前中にやっと外へ出ることができ、おおはしゃぎでした。
大きな水たまりを見つけた、アドマイヤムーン牝馬親仔。
周りの仔馬たちが見守る中、ムーンちゃんは、水をぺろぺろ。
「あらー、水たまりって、こうやってバシャバシャすると、もっと楽しいのよ!」と、お手本を見せる母。
デュランダル牡馬の母も、どこからか駆けつけて・・・。
とうとう、泥浴びが始まりました。
「いやぁ!何やってるの?お母さん」と、逃げ出すムーンちゃん。
興味津々で見守る、デュランくんたち。
「うわっ!気持ちいい!」
「ひー、やめてよぉ!」
ムーン母さんは、泥浴び大好き馬でした。そして、たまらず、デュラン母さんも、バシャバシャ。
少し離れたところで、静観しているのは、2月生まれディープインパクト牝馬の母仔。
今日は、ふたつ上のお姉ちゃん(2歳)が、浦河で産地馬体検査を受けました。
父は、あのアグネスタキオン。
今朝知った悲報に心を痛めましたが、産駒たちが、まだまだ活躍してくれると信じています。

























































