9月2日土曜日、新潟4レースの障害オープン戦で、父ノヴェリストの8歳せん馬、シャンボールナイトが勝利。
6頭立てながら、騎手が落馬した空馬に絡まれ、終始ハラハラする展開でした。
それでも最後は力強く伸び、7月8日の中京4レースに続く、連勝。
1番人気に応えてくれました。
シャンボールナイトは、当歳の10月末から1歳の10月末まで預かった、育成馬。
7年前の9月は、仲間たちと共に、昼夜放牧を続けていました。
早朝5時に、厩舎へ入ります。
ちゃんとわかっていて、薄暗いうちから、出入り口の前に集合。
「ねえ、早く!」と目で訴えて来る、賢い仔でした。
この日の朝は、冷え込んだため、みんなで嬉しそうに走り回った後、
再び、出入り口へ。
スタッフの動きをじっと見つめ、今か今かと、厩舎に入る時を待ちます。
あれから7年。
現在の牧場では、1歳馬の移動が次々と進み、牡馬は、5頭となりました。
リードホースの元競走馬が入り、6頭の集団。
暑い夏が続いたため、すっかり色あせてしまった仔もいます。
左から、スワーヴリチャード牡馬、栗毛のスワーヴリチャード牡馬、キズナ牡馬。
ミッキースワロー牡馬、サートゥルナーリア牡馬。
早生まれと遅生まれに分けていたグループも、1つになりました。
それでも、なんとなく、元のメンバーで、くっついています。
特に仲が良いのは、4月生まれのキズナくんと、スワ―ヴくん。
誕生日が一日違いの幼馴染は、いつも一緒。
互いに初仔ですが、身体も次第に大きくなってきました。
みんな、シャンボールナイトのように、長く活躍できる馬になってくれるように願っています。
6頭立てながら、騎手が落馬した空馬に絡まれ、終始ハラハラする展開でした。
それでも最後は力強く伸び、7月8日の中京4レースに続く、連勝。
1番人気に応えてくれました。
シャンボールナイトは、当歳の10月末から1歳の10月末まで預かった、育成馬。
7年前の9月は、仲間たちと共に、昼夜放牧を続けていました。
早朝5時に、厩舎へ入ります。
ちゃんとわかっていて、薄暗いうちから、出入り口の前に集合。
「ねえ、早く!」と目で訴えて来る、賢い仔でした。
この日の朝は、冷え込んだため、みんなで嬉しそうに走り回った後、
再び、出入り口へ。
スタッフの動きをじっと見つめ、今か今かと、厩舎に入る時を待ちます。
あれから7年。
現在の牧場では、1歳馬の移動が次々と進み、牡馬は、5頭となりました。
リードホースの元競走馬が入り、6頭の集団。
暑い夏が続いたため、すっかり色あせてしまった仔もいます。
左から、スワーヴリチャード牡馬、栗毛のスワーヴリチャード牡馬、キズナ牡馬。
ミッキースワロー牡馬、サートゥルナーリア牡馬。
早生まれと遅生まれに分けていたグループも、1つになりました。
それでも、なんとなく、元のメンバーで、くっついています。
特に仲が良いのは、4月生まれのキズナくんと、スワ―ヴくん。
誕生日が一日違いの幼馴染は、いつも一緒。
互いに初仔ですが、身体も次第に大きくなってきました。
みんな、シャンボールナイトのように、長く活躍できる馬になってくれるように願っています。
8月5日土曜日、札幌3レースにマテンロウアネモスが出走。
リーダー、長男と共に駆けつけました。
彼女は、当歳の11月から1歳の9月まで、約10ヵ月預かった育成馬。
父サトノダイヤモンドの3歳牝馬です。
当歳時から品があり、バランスのとれた体型は目立っていました。
来て1ヵ月経った頃には、生産馬よりも優位に立つ姿が見られ、苦笑いしたものです。
これは2年前の8月。
仲間たちと昼夜放牧で鍛えられ、
少し涼しくなった9月に、育成牧場へ。
賢い仔で、期待をもって送り出した1頭。
これまで6回走って、2着2回、3着2回。
惜敗続きだっただけに、「今日は勝てるだろう!」と。
相手も前走惜敗のメンバーばかりでしたが、3キロ減の騎手を背に、ここは負けられないところでした。
2レース終了と同時に、パドックに現れた出走馬たち。
馬番10番がアネモス。
当歳の頃から、端正な顔立ちでしたが、やはり引き締まった良い顔をしていました。
がっちりとメンコをかぶっているので、面影が見えづらいのが残念。
汗びっしょりの馬、飄々と歩く馬がいる中で、程よく気合が乗って、良い雰囲気…のわりに、単勝人気は10倍超え。
「えー?」とつぶやきながら、アネモスが目の前に来るたびに、シャッターを押します。
「とまれ」の合図の後、ジョッキーを待ち、
やる気十分のアネモス。
もう1周すると思いきや、彼女だけが視界から消え、慌ててターフへ。
返し馬の紹介が始まる前に、1頭だけ、逆方向へ走っていってしまいました。
ターフビジョンには、返し馬ではなく、待機所で歩く姿が映し出されます。
久しぶりの競馬場。
きれいに整備された芝や、花々。
今か今かとスタートを待つ私には、少し長く感じられましたが、いよいよファンファーレ。
スタート。
向こう正面は見えづらいので、ターフビジョンで確認すると、3番目に10の数字が点滅し始め、先団にいることがわかりました。
コーナーを出て来た一団の中から、抜け出したアネモス。
「やったー!!」
叫びながらのシャッターでした。
嬉しそうに帰って来たジョッキーとアネモス。
「あー、良かった」
コロナ禍で競馬場へ行ったのも久々だったのに、目の前で勝利の瞬間に立ち会うことが出来、こんなに嬉しいことはありません。
払戻金額を見て、「あれー?」
パドック周回時は、10倍以上で推移していたのに、単勝890円に。
締め切り間近で、評価が上がったようです。
撮影を終え、
戻っていくアネモスの後姿に、「また頑張って!」と心の中で声をかけました。
リーダー、長男と共に駆けつけました。
彼女は、当歳の11月から1歳の9月まで、約10ヵ月預かった育成馬。
父サトノダイヤモンドの3歳牝馬です。
当歳時から品があり、バランスのとれた体型は目立っていました。
来て1ヵ月経った頃には、生産馬よりも優位に立つ姿が見られ、苦笑いしたものです。
これは2年前の8月。
仲間たちと昼夜放牧で鍛えられ、
少し涼しくなった9月に、育成牧場へ。
賢い仔で、期待をもって送り出した1頭。
これまで6回走って、2着2回、3着2回。
惜敗続きだっただけに、「今日は勝てるだろう!」と。
相手も前走惜敗のメンバーばかりでしたが、3キロ減の騎手を背に、ここは負けられないところでした。
2レース終了と同時に、パドックに現れた出走馬たち。
馬番10番がアネモス。
当歳の頃から、端正な顔立ちでしたが、やはり引き締まった良い顔をしていました。
がっちりとメンコをかぶっているので、面影が見えづらいのが残念。
汗びっしょりの馬、飄々と歩く馬がいる中で、程よく気合が乗って、良い雰囲気…のわりに、単勝人気は10倍超え。
「えー?」とつぶやきながら、アネモスが目の前に来るたびに、シャッターを押します。
「とまれ」の合図の後、ジョッキーを待ち、
やる気十分のアネモス。
もう1周すると思いきや、彼女だけが視界から消え、慌ててターフへ。
返し馬の紹介が始まる前に、1頭だけ、逆方向へ走っていってしまいました。
ターフビジョンには、返し馬ではなく、待機所で歩く姿が映し出されます。
久しぶりの競馬場。
きれいに整備された芝や、花々。
今か今かとスタートを待つ私には、少し長く感じられましたが、いよいよファンファーレ。
スタート。
向こう正面は見えづらいので、ターフビジョンで確認すると、3番目に10の数字が点滅し始め、先団にいることがわかりました。
コーナーを出て来た一団の中から、抜け出したアネモス。
「やったー!!」
叫びながらのシャッターでした。
嬉しそうに帰って来たジョッキーとアネモス。
「あー、良かった」
コロナ禍で競馬場へ行ったのも久々だったのに、目の前で勝利の瞬間に立ち会うことが出来、こんなに嬉しいことはありません。
払戻金額を見て、「あれー?」
パドック周回時は、10倍以上で推移していたのに、単勝890円に。
締め切り間近で、評価が上がったようです。
撮影を終え、
戻っていくアネモスの後姿に、「また頑張って!」と心の中で声をかけました。
関連タグ : サトノダイヤモンド,
7月11日、火曜日。
セレクトセール2023当歳において、2月生まれのコントレイル牝馬が、5800万円にて落札されました。
彼女の母、ヴァラディヤは、2年前の秋に、リーダーがフランスから輸入した馬。
自身は未出走ですが、半姉のヴァリラは、仏オークス馬。
祖母ヴァドラウィサは、昨年の仏ダービー馬ヴァデニの四代母ヴァドラミクサの妹。
フランス競馬界で長年培われてきた牝系で、活躍馬を多数輩出しています。
これまで、ヴァラディヤから、その血を感じる瞬間が幾度かありました。
食欲旺盛で、一見、のほほんとした性格。
でも、人に対して時折見せるプライドの高さ。
何とも言えない、独特の雰囲気があります。
その彼女に、コントレイルを種付けしたのは、昨年3月。
一度で受胎。
予定日より6日遅れて、今年の2月13日午前5時に、無事、牝馬が誕生したのです。
初仔ということもあり、当初は「イメージと違った」と話していたリーダーでしたが、みるみるうちに馬が変化。
背中のしっかりした、筋肉隆々タイプ。
男勝りの性格。
手入れを重ねるにつれ人への信頼が増し、扱いやすくなった、賢い仔。
セレクトセールへの上場が決定した後も、仲間と一緒に、変わらず昼夜放牧を続けたおかげで、精神的にも肉体的にも、立派に成長出来ました。
セール当日は、午前4時に出発。
8時、展示開始。
日本人購買者はもとより、母の父Siyouni(シユーニ)産駒が好調なことから、外国人購買者の下見も目立っていました。
昼夜放牧の疲れから、次第にうとうとし始めるコンちゃん。
(会場での写真撮影は厳禁のため、画像はありません)
展示終了後は馬房に戻り、約5時間後の出番まで、本当に冷静に、淡々と。
(セリの模様は、こちらをクリックしてご覧ください。上場番号440番)
多くの方から高い評価をいただき、無事にオーナーが決まりました。
その日のうちに、牧場へ戻ったコンちゃんは、またみんなの所へ。
悪友のシルバーステート牡馬と一緒にこちらへ。
背中を掻いてほしくて、私の横に静止しました。
「おつかれー」と話をしながら、その幅のある背中を、しっかり愛撫します。
セリの長い一日を経て、また一段と大人になったコンちゃん。
牧場の深い緑に包まれて、仲間と共に。
幼馴染のミッキーアイル牝馬が駆け出し、つられるように、その柔らかい体をくねらせ。
ゆったりと、周りの様子を達観。
リオンディーズ牡馬、ミッキーアイル牝馬、シルバーステート牡馬。
この3頭の幼馴染と、来月には、離乳の時を迎えます。
セレクトセール2023当歳において、2月生まれのコントレイル牝馬が、5800万円にて落札されました。
彼女の母、ヴァラディヤは、2年前の秋に、リーダーがフランスから輸入した馬。
自身は未出走ですが、半姉のヴァリラは、仏オークス馬。
祖母ヴァドラウィサは、昨年の仏ダービー馬ヴァデニの四代母ヴァドラミクサの妹。
フランス競馬界で長年培われてきた牝系で、活躍馬を多数輩出しています。
これまで、ヴァラディヤから、その血を感じる瞬間が幾度かありました。
食欲旺盛で、一見、のほほんとした性格。
でも、人に対して時折見せるプライドの高さ。
何とも言えない、独特の雰囲気があります。
その彼女に、コントレイルを種付けしたのは、昨年3月。
一度で受胎。
予定日より6日遅れて、今年の2月13日午前5時に、無事、牝馬が誕生したのです。
初仔ということもあり、当初は「イメージと違った」と話していたリーダーでしたが、みるみるうちに馬が変化。
背中のしっかりした、筋肉隆々タイプ。
男勝りの性格。
手入れを重ねるにつれ人への信頼が増し、扱いやすくなった、賢い仔。
セレクトセールへの上場が決定した後も、仲間と一緒に、変わらず昼夜放牧を続けたおかげで、精神的にも肉体的にも、立派に成長出来ました。
セール当日は、午前4時に出発。
8時、展示開始。
日本人購買者はもとより、母の父Siyouni(シユーニ)産駒が好調なことから、外国人購買者の下見も目立っていました。
昼夜放牧の疲れから、次第にうとうとし始めるコンちゃん。
(会場での写真撮影は厳禁のため、画像はありません)
展示終了後は馬房に戻り、約5時間後の出番まで、本当に冷静に、淡々と。
(セリの模様は、こちらをクリックしてご覧ください。上場番号440番)
多くの方から高い評価をいただき、無事にオーナーが決まりました。
その日のうちに、牧場へ戻ったコンちゃんは、またみんなの所へ。
悪友のシルバーステート牡馬と一緒にこちらへ。
背中を掻いてほしくて、私の横に静止しました。
「おつかれー」と話をしながら、その幅のある背中を、しっかり愛撫します。
セリの長い一日を経て、また一段と大人になったコンちゃん。
牧場の深い緑に包まれて、仲間と共に。
幼馴染のミッキーアイル牝馬が駆け出し、つられるように、その柔らかい体をくねらせ。
ゆったりと、周りの様子を達観。
リオンディーズ牡馬、ミッキーアイル牝馬、シルバーステート牡馬。
この3頭の幼馴染と、来月には、離乳の時を迎えます。
7月8日、中京4レース障害オープンで、父ノヴェリストの8歳せん馬、シャンボールナイトが優勝しました。
当歳の10月から、1年間預かった育成馬。
マイペースな性格で、とても人間臭い、賢い仔でした。
牧場を出発したのは、7年前の10月。
デビューから5年の、8歳にして、約2年ぶりの勝利。
ここまで、じっくり向き合って来られた関係者の方々に、頭が下がります。
同世代の馬たちは、早々に中央の舞台から姿を消し、そのうち牝馬3頭は、繁殖牝馬としてすでに出産を重ねています。
感慨深い、一勝。
さて、今日は、今年一番の蒸し暑さとなりました。
全馬が、昼夜放牧中。
夕暮れの放牧地には、アブを嫌い、しっぽを頻繁に振る馬たちの姿。
1歳牡馬は、早生まれと遅生まれの2グループに分かれています。
こちらは、遅生まれグループ。
3月生まれのサートゥルナーリア牡馬と、キズナ牡馬。
みんなニンジンが好きなので、すぐに集まって来ます。
気付くのが遅れ、慌てて走って来る、スワーヴリチャード牡馬。
4月生まれの2頭は、キズナ牡馬と、栗毛のスワーヴリチャード牡馬。
合流当初、気弱だった4月生まれ組も、成長と共に、3月生まれと対等に渡り合うようになりました。
一番牧草を収穫し終えた採草地には、エゾシカの群れ。
1歳牝馬の放牧地には、リードホースの半血2歳牝馬、ペロちゃんがいて、呼ぶと、皆が走って来ました。
ミッキーアイル牝馬、レイデオロ牝馬、キタサンブラック牝馬、モズアスコット牝馬。
ペロちゃんに、ルーラーシップ牝馬。
いつもは仲の良いメンバーも、ニンジンを前にすると、性格が出ます。
気が強いのは、レイちゃん。とことん首を伸ばしてくる、食いしん坊なアイちゃん。
堂々としているアスちゃん。あきらめの早いルーちゃん。みんなに蹴散らされながらも、芯の強さを見せるブーちゃん。
楽しい面々です。
こちらは、当歳早生まれ組。
1月から2月の前半にかけて生まれた仔馬たち。
ミッキーアイル牝馬を先頭に、リオンディーズ牡馬、コントレイル牝馬、シルバーステート牡馬。
生後5ヵ月を過ぎ、産毛もすっかり抜けています。
とにかくニンジンが好きなアイちゃん、色男のシルバーくん、ママっこリオンくん、根性娘コンちゃん。
個性豊かで、それぞれがたくましいメンバー。
ここは、2月後半から3月にかけて生まれた牝馬のグループ。
繊細なモーリス牝馬は、手入れを重ね、今ではすっかり人間を信頼するようになりました。
雪の上で生まれたリオンリオン牝馬は、なぜか換毛が進まず、毛むくじゃら。
人間が大好きな、レイデオロ牝馬。
隣の放牧地への移動中、袋角のエゾシカが、じっとこちらを見ていました。
さて、ここは5頭の牡馬グループ。
3月生まれのスワーヴリチャード牡馬2頭。
栗毛と鹿毛で、体型もまったく違いますが、性格は、どちらも前向き。
栗リチャは、今年一番の人間大好きっ仔で、来る人来る人に大人気。
鹿毛リチャは、ものすごいパワーの持ち主で、けんかも強く、いつも大将格。
クリソベリル牡馬は、お母さんが大好きな、やんちゃ坊主。
遊び好きなキズナ牡馬と、優しく素直なダノンスマッシュ牡馬。
先ほどの牝馬の放牧地を見下ろすと、仔ジカを見学するレイちゃんの姿。
そして、最後に、1歳牡馬早生まれグループ。
預託馬のサートゥルナーリア牡馬を追いかける、フィエールマン牡馬。
リードホースのゴーストを先頭に、栗毛はトーホウジャッカル牡馬、派手な流星は、ミッキースワロー牡馬。
サートゥルくんは、シャンボールナイトのように、昨年秋に加わった仲間ですが、今ではすっかりとけ込んでいます。
どの仔も、末永く活躍できますように。
これが生産者の願いです。
当歳の10月から、1年間預かった育成馬。
マイペースな性格で、とても人間臭い、賢い仔でした。
牧場を出発したのは、7年前の10月。
デビューから5年の、8歳にして、約2年ぶりの勝利。
ここまで、じっくり向き合って来られた関係者の方々に、頭が下がります。
同世代の馬たちは、早々に中央の舞台から姿を消し、そのうち牝馬3頭は、繁殖牝馬としてすでに出産を重ねています。
感慨深い、一勝。
さて、今日は、今年一番の蒸し暑さとなりました。
全馬が、昼夜放牧中。
夕暮れの放牧地には、アブを嫌い、しっぽを頻繁に振る馬たちの姿。
1歳牡馬は、早生まれと遅生まれの2グループに分かれています。
こちらは、遅生まれグループ。
3月生まれのサートゥルナーリア牡馬と、キズナ牡馬。
みんなニンジンが好きなので、すぐに集まって来ます。
気付くのが遅れ、慌てて走って来る、スワーヴリチャード牡馬。
4月生まれの2頭は、キズナ牡馬と、栗毛のスワーヴリチャード牡馬。
合流当初、気弱だった4月生まれ組も、成長と共に、3月生まれと対等に渡り合うようになりました。
一番牧草を収穫し終えた採草地には、エゾシカの群れ。
1歳牝馬の放牧地には、リードホースの半血2歳牝馬、ペロちゃんがいて、呼ぶと、皆が走って来ました。
ミッキーアイル牝馬、レイデオロ牝馬、キタサンブラック牝馬、モズアスコット牝馬。
ペロちゃんに、ルーラーシップ牝馬。
いつもは仲の良いメンバーも、ニンジンを前にすると、性格が出ます。
気が強いのは、レイちゃん。とことん首を伸ばしてくる、食いしん坊なアイちゃん。
堂々としているアスちゃん。あきらめの早いルーちゃん。みんなに蹴散らされながらも、芯の強さを見せるブーちゃん。
楽しい面々です。
こちらは、当歳早生まれ組。
1月から2月の前半にかけて生まれた仔馬たち。
ミッキーアイル牝馬を先頭に、リオンディーズ牡馬、コントレイル牝馬、シルバーステート牡馬。
生後5ヵ月を過ぎ、産毛もすっかり抜けています。
とにかくニンジンが好きなアイちゃん、色男のシルバーくん、ママっこリオンくん、根性娘コンちゃん。
個性豊かで、それぞれがたくましいメンバー。
ここは、2月後半から3月にかけて生まれた牝馬のグループ。
繊細なモーリス牝馬は、手入れを重ね、今ではすっかり人間を信頼するようになりました。
雪の上で生まれたリオンリオン牝馬は、なぜか換毛が進まず、毛むくじゃら。
人間が大好きな、レイデオロ牝馬。
隣の放牧地への移動中、袋角のエゾシカが、じっとこちらを見ていました。
さて、ここは5頭の牡馬グループ。
3月生まれのスワーヴリチャード牡馬2頭。
栗毛と鹿毛で、体型もまったく違いますが、性格は、どちらも前向き。
栗リチャは、今年一番の人間大好きっ仔で、来る人来る人に大人気。
鹿毛リチャは、ものすごいパワーの持ち主で、けんかも強く、いつも大将格。
クリソベリル牡馬は、お母さんが大好きな、やんちゃ坊主。
遊び好きなキズナ牡馬と、優しく素直なダノンスマッシュ牡馬。
先ほどの牝馬の放牧地を見下ろすと、仔ジカを見学するレイちゃんの姿。
そして、最後に、1歳牡馬早生まれグループ。
預託馬のサートゥルナーリア牡馬を追いかける、フィエールマン牡馬。
リードホースのゴーストを先頭に、栗毛はトーホウジャッカル牡馬、派手な流星は、ミッキースワロー牡馬。
サートゥルくんは、シャンボールナイトのように、昨年秋に加わった仲間ですが、今ではすっかりとけ込んでいます。
どの仔も、末永く活躍できますように。
これが生産者の願いです。
一般の方の牧場見学を再開します。事故防止のため、見学の際は、牧場スタッフが案内します。必ず、事前連絡をお願いします。
初回の方は、メールフォームをご利用ください。スマートフォン版でご覧の方は、PCビューに切り替えると、右下にメールフォームが表示されます。本文欄に、希望の日時をご記入ください。返信が遅れる場合もあるため、早めの連絡をおすすめします。
初回の方は、メールフォームをご利用ください。スマートフォン版でご覧の方は、PCビューに切り替えると、右下にメールフォームが表示されます。本文欄に、希望の日時をご記入ください。返信が遅れる場合もあるため、早めの連絡をおすすめします。