北の小さな牧場から、競走馬を目指す仔馬の成長を、写真と共に綴ります。
■牧場の1年

誕生 雪・早春親仔 仔馬の顔
牧場のは、仔馬の誕生と共に始まります。

春・仔馬2頭 牧柵のぞき顔 夏の風
風の中、仲間と共に駆け回る

紅葉 秋・とんぼ 秋・朝もや
母と別れる、試練の

雪景色 1歳冬 白鳥
、真っ白い世界の中で、ひたすら春を待ち・・・。

1歳夏 牧草風景 出発
大きく成長した若駒は、二度目の秋に育成牧場へと巣立っていきます。

 ・07-09  ※眠くてたまらず
 ・07-08  ※ちびっこ3頭
 ・07-07  ※今年の登録審査
 ・05-26  ※祝!三勝目
 ・05-25  ※6年前のこと

 2月生まれ、3月生まれの5頭と、その母たちが、同じ放牧地に放れています。

7・早・1
 

今年一番の派手顔が、ハービンジャー牡馬。

7・早・2
 

四肢が長白で、どこからでも目立ってしまう、その姿。

見た目通りの性格ですが、このところ、昼夜放牧の疲れか、まったりしていることが多くなりました。

同じく2月生まれのドゥラメンテ牝馬が横を通っても、反応なし。

7・早・3
 

「あー、眠い」

7・早・4.5
 

すっかり換毛したドゥラちゃんも、同じ。

7・早・4
 

「あら、向こうで何やってるのかしら」

7・早・5
 

決して、のんびりした性格ではないのですが、生後5ヵ月ともなれば、行動が落ち着いて来ます。

ハービンくん、母乳をもらおうと母に近付くものの、相手にされず。

7・早・6
 

こんなに大きくなっても、まだ飲みたいのです。

7・早・7
 

母を置いて、速足でやって来ると、

7・早・8
 

「あれ?何やってるの?」

7・早・9
 

「いや、そうじゃなかった。お腹空いてるんだった!」

7・早・10
 

くるりと向きを変えると、母まっしぐら。

7・早・11
 

今、遊ぶ暇はないようでした。

7・早・11・5
 

こちらは、母乳を飲み終えたドゥラちゃん。

7・早・12
 

「甘くておいしいのよねー」と、舌なめずりすると、

7・早・13
 

「ふわわー」と、大あくび。

7・早・14
 

「眠くて、眠くて・・・」

7・早・15
 

何度か大きな口を開けて、目もうつろになって来ました。

ちびっこ組と比べると、お兄さんお姉さんたちは、気ままムードが漂っています。


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関連タグ : ハービンジャー, ドゥラメンテ,

 今年最後に生まれたのは、タリスマニック牡馬。

7・遅生まれ・タリス
 

それでも、もう生後2ヵ月となり、昼夜放牧を行っています。

長時間の放牧で疲れが出て、元気がなくなる頃ですが、人懐こい彼は、すたすたとやって来ると、ニンジンをぽりぽり。

7・遅生まれ・人参
 

この顔がたまりません。

横から、スーッと入り込んできたのは、ダイワメジャー牝馬。

7・遅生まれ・横から

 彼女も、母から離れて歩くのが大好き。

「私にも!」と、割り込んできました。

7・遅生まれ・メジャ
 

この2頭、毛色と流星がよく似ていて、放牧当初は、親も間違えたほど。

7・遅生まれ・似てる
 

「掻いて」とお尻を向けてくるメジャーと、服の袖口を引っ張ってくるタリスと。

ごちゃごちゃ7・遅生まれ・
 

2頭の相手は大変でした。

このグループにいる、もう1頭は、ダノンシャーク牝馬。

7・遅生まれ・シャーク
 

こちらは、母に母乳をおねだり中。

しつこく私と遊んでいたメジャーちゃんが、いきなり、みんなのところへ猛ダッシュ。

7・遅生まれ・みんなのところへ
 

すると、タリスくんも、ぴょんぴょん。

7・遅生まれ・タリスも
 

放牧地が一気に活気づきました。

「ねえねえ、遊ぼうよ!」

7・遅生まれ・あいさつ
 

つい最近まで、母馬の監視がきつくて遊べなかった仔馬たち。やっと自由になりました。

元気のいいメジャーは、あっちへ行ったかと思えば、今度はこっち。

7・遅生まれ・こちらへ
 

タリスが、シャークに「あそぼ!」

7・遅生まれ・タリスとシャーク
 

みんなとても仲良しです。

7・遅生まれ・仲良し
 

病み上がりで、ちょっと元気のなかったシャークちゃんと対照的に・・・。

7・遅生まれ・シャーク顔
 

いつでもパワー全開のメジャーちゃんは、とにかく、走る!走る!

7・遅生まれ・走る
 

「どいて、どいてー」

7・遅生まれ。走る走る
 

「見て、見てー」

7・遅生まれ・見て
 

カメラ目線で、走りまくりのひと時でした。

関連タグ : タリスマニック, ダイワメジャー, ダノンシャーク,


 ※ブログ再開のお知らせ
長い間、多忙を理由に、記事更新をお休みしていましたが、時折いただくメッセージや馬たちへの人参プレゼントに力をもらい、今月から再開することにしました。これまで、温かく見守っていただいた方々への感謝の気持ちを込めて、出来る範囲で、更新を続けます。ストップした時は、「忙しいんだな」と思って、ご容赦ください。毎月撮りためていた画像については、余裕がある時に差し込んでいきます。過去の日付もご覧いただければ幸いです。

5日の日曜日、今年の血統登録審査が行われました。

4月15日生まれのダイワメジャー牝馬。

7・審査・メジャ
 

母は、初めての出産と子育てを上手にやってのけてくれています。

とても元気のいい、お転婆娘!詳細は、後日改めて。

2月19日生まれのハービンジャー牡馬。

7・審査・ハービン
 

母は、シルエットの半妹で、ハッピーアワーのいとこになります。

見てのごとく、派手な顔立ちで、行動も大胆。

先月、災難に襲われましたが、今ではすっかり復活してパワー全開です。

今年の審査員の方々は、マスクを着用。それをじろりと眺める、ハービンくん。

7・審査・ハービンぎろ
 

次も、シルエットの半妹の仔。2月28日生まれのモーリス牡馬。

モーリス7・審査・
 

初出産の母は、当初、人間を寄せ付けず、大変でした。

今では、完全放任主義で、あの頃の出来事が嘘のようです。

3月27日生まれのグレーターロンドン牝馬。

7・審査・ロンドン
 

母は最古参の大ベテラン。娘も、我が道を行く、個性派です。

3月22日生まれのタリスマニック牡馬。

7・審査・タリスマ
 

昨年生まれた半兄に似て、おおらかで、物静かなタイプ。

2月1日生まれのドゥラメンテ牝馬。

7・審査・ドゥラ
 

今年、最初に生まれた仔馬で、もう5か月となり、すっかりお姉さんです。

そうこうしている様子を、そばで眺めるミケちゃん。

7・審査・ミケ
 

厩舎で子育て中のスズメから、うるさく鳴かれても、動じず。

4月10日生まれのモーリス牝馬。

7・審査・モーちゃん

 モーリスの仔は、毎年、繊細という印象を受けますが、この仔も例外ではありませんでした。

当初、母にぴったり。時を経て、やっと人間や友達と遊ぶようになりました。

4月12日生まれのルーラーシップ牡馬。

7・審査・ルーラー
 

彼は、天性の明るい性格で、牧場の人気者。

人間大好きで、いつも誰かと遊びたくて、うずうずしています。

さて、血統登録審査は、体の特徴をとった後、マイクロチップの番号を確認し、たてがみの毛を数本採取するのですが・・・。

「いたーい!!」

7・審査・シル
 

と、のけぞっているのは、シルエットの仔。

4月28日生まれのハービンジャー牝馬です。

7・審査・ハーちゃん
 

元気いっぱいで、遊び好き。母の小さい頃とよく似ています。

今年の一番遅生まれ、5月7日生まれのタリスマニック牡馬。

7・審査・タリス
 

彼も、遊び好きで、3月生まれのタリスマニックくんとは性格が違いますが、見た目はよく似てきました。

移動して、反対側から見守る、ミケ。

7・審査・三毛
 

最後に、4月12日生まれのダノンシャーク牝馬。

7・審査・シャーク
 

生まれた時、とても小柄でしたが、すばしっこく、よく動き回る子です。

当歳登録審査の後、繁殖登録審査も行われました。

今年は、2頭が仲間入り。

オルフェーヴルの5歳牝馬と、

7・審査・キス
 

キングカメハメハの5歳牝馬です。

7・審査・ニコ
 

馬体の特徴とマイクロチップの番号をチェックして、終了。

来春、無事、出産できることを祈っています。

関連タグ : ドゥラメンテ, ハービンジャー, モーリス, タリスマニック, グレーターロンドン, ダノンシャーク, ルーラーシップ, ダイワメジャー, オルフェーヴル, キングカメハメハ,

 5月23日土曜日、新潟8レースに続き、東京12レースでも、生産馬シネマソングスが3勝目をあげました。

ハーツクライの5歳牝馬。

昨年の8月に、札幌で2勝目をあげた際には、応援に行っていました。

5・シネマ・横断幕の前を
 

鮮やかな青いメンコや馬具がよく似合い、釘付け。

5・シネマ・見たよね
 

パドックで、目が合ったようにも感じました。

騎手を背にすると、「見ててよ!」と言わんばかりに、気合いが入り、

5・シネマ・行くわよ
 

颯爽と、先頭ゴールイン。

5・シネマ・トップで
 

やはり、目の前で見る勝利は、格別でした。

あれから、9ヵ月。

2勝クラスは、厳しい戦いが予想されましたが、牝馬限定戦で、そのスピードに対応し、好走。

ついに、母と同じく、3勝目をあげることが出来ました。

母が牧場にやって来たのは、9年前の初冬。

翌年から、繁殖馬として種付けを試みるものの苦戦し、2年続けて不受胎。

3年目にようやく受胎し、翌春生まれて来たのが、シネマソングスでした。

最初は不安そうに子育てをしていた母。

5・シネマ・5年前
 

徐々に慣れてくると、仔馬をほったらかしで草を食べていることも・・・。

その間、遊びに夢中になれるシネマソングスは、すくすくと育っていきました。

5・シネマ・当歳7月
 

母はその後、3産目となるオルフェーヴル牡馬と共に、オーナーさんの牧場へと移動していったため、今はここにいません。

やっと生まれた最初の女の仔、シネマソングス。

これからも一歩ずつ、母を超える活躍を見せてほしいと思います。


関連タグ : ハーツクライ, オルフェーヴル,

 5月23日土曜日、新潟8レースで、父キングズベストの6歳牝馬、トーホウレジーナが、3勝目をあげました。

新型コロナウイルスの影響で、無観客。

でも逆に、牧場には、中・高・大の子供たちが、休校で勢ぞろい。

普段なら、部活動などで忙しい土曜の午後。

慣れないオンライン授業やタブレット学習に振り回されつつも、時間的には余裕が生まれ、生産馬が走る時間には、必ずテレビの前に集まるようになっていました。

「今日は、まずレジーナ!」と、応援に力が入ります。

得意のコースで、優位な外枠。

人気があるということは、体調面も問題ないと見て、スタートの時刻が近付くと、もうドキドキ。

「がんばれっ!」「いけいけっ!」「そのままー!!」

今から思うと、それぞれが何を叫んでいたかはわかりませんが、とにかく、ゴールを過ぎるまで大合唱。

そして、勝利を確信すると、「やったー!」「良かったー」と大興奮。

幸せの時が流れました。

6年前の4月に生まれたレジーナ。

5・レジーナ・あそぼ
 

人懐こく、みんなの人気者。

タンポポ咲く今時分は、母と一緒に歩いていたのに・・・・。

5・レジーナ・6年前
 

その半月後の6月半ばに、母急死。

生後約2ヵ月だったため、乳母はつけずに、人間がミルクをあげ、他の親子たちと放して、育てました。

5・レジーナ・バケツで
 

ひとりぼっちになる馬房へ入るのが嫌で、しばらく立ち止まっていたことが、昨日のことのように思い出されます。

5・レジーナ・馬房は
 

それでも、牧場中みんなの愛を受け、立派に成長。

1歳の秋、育成牧場へ送り出せた時は、感無量でした。

それから、多くの方々にお世話になり、今のレジーナがいます。

期待しても活躍できず、ひっそりと姿を消してしまう馬が多い中、彼女は懸命に走り、私たちに歓びを与えてくれました。

レジーナが生まれた年に、牧場へ戻って来た半姉のプリンセスは、今年で5産目。

5・レジーナ・プリンセスと
 

3つ上の半姉、スプライトは、今年、3産目の牡馬を産みました。

5・レジーナ・姉の仔
 

母アスカの血は、脈々と受け継がれています。

レジーナにも、そんな日が来るように祈りながら、見守っていきたいと思います。

関連タグ : キングズベスト,